サイモン・イェーツがステージを制し総合成績で首位を奪還

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月9日(土)、システィエルナ~レスプラエレス間の171kmで第14ステージが行われ、ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が総合優勝を争う有力集団のグループから残り1kmで抜け出し、2年ぶり2度目の区間優勝を果たした。

サイモン・イェーツがブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

峠の頂上にゴールする過酷な山岳レース。首位のヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)は大きく遅れ、イェーツは2日前に手放した総合1位の赤いリーダージャージ、マイヨロホを再び手中にした。

5月のジロ・デ・イタリアでは大会の半分以上を首位堅持したが、終盤に大きく崩れたイェーツ。
「あのときと同じ選手で、同じ名前さ。でも今回は準備が違う。23日間の長丁場レースでは徐々に調子を上げていくのがいいんだ」と語る。しかし僅差でモビスターの強敵2選手がピッタリとマークしている。優勝争いはこれからが正念場だ。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez
総合1位に立ったサイモン・イェーツ。ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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前田佳代乃が全日本選手権女子スプリントで10連覇達成

自転車競技トラックレースにおける日本一を争う第87回全日本自転車競技選手権大会トラックレースが9月9日、静岡県の伊豆ベロドロームで開催され、男子スプリントで深谷知広(競輪選手)が優勝した。

前田佳代乃が女子スプリントで優勝 ©2018 JCF

前田佳代乃(中央)が女子スプリントで10連覇 ©2018 JCF

女子スプリントは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が10連覇。女子オムニアムではジャカルタ・アジア競技大会で金メダルを獲得した梶原悠未(筑波大)が優勝した。

女子オムニアムで1位になった梶原悠未(先頭) ©2018 JCF
女子オムニアム優勝の梶原悠未(中央) ©2018 JCF
男子スプリントで優勝した深谷知広(左) ©2018 JCF
男子スプリントで1位になった深谷知広(中央) ©2018 JCF

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