デニスが再びTT制覇…首位はサイモン・イェーツ…ブエルタ・ア・エスパーニャ第16S

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日(火)、サンティリャナデルマル~トレラベガ間の32kmで第16ステージとして個人タイムトライアルが行われ、BMCのローハン・デニス(オーストラリア)が初日の個人タイムトライアルに続いてトップタイムをたたき出して優勝した。

ローハン・デニスがブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

この種目を得意とする同選手は、すでに23日に開幕する世界選手権タイムトライアル種目に照準を合わせ、「その準備のために家に帰るつもりだ」とコメントした。

総合成績では首位のサイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)が1分28秒遅れの区間13位と善戦してその座を死守。「いい走りができたが、最終日まではまだ長い。攻撃は最大の防御だが、状況を見極めて明日からの山岳を冷静に走りたい」とイェーツ。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ © Luis Ángel Gómez

上り坂には強いが平たん路のスピードに劣るモビスターのナイロ・キンタナ(コロンビア)は2分10秒遅れで、総合3位から4位に後退した。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージで首位を守ったサイモン・イェーツ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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ベルギービールウィークエンド…フィナーレはやっぱり六本木ヒルズアリーナ

多様な味わいのあるベルギー産ビールを心ゆくまで飲めることで毎年の恒例行事となった「ベルギービールウィークエンド」。2018年のフィナーレとなる東京での2会場目の開催が、9月19日(水)〜9月24日(月祝)に六本木ヒルズアリーナで開催される。

4月の名古屋から始まったベルギービールウィークエンド2018。その後5月に横浜・山下公園、6月に大阪城公園と札幌・大通公園、8月に東京の日比谷公園と神戸・メリケンパークで開催され、いよいよ19日にスタートする六本木でフィナーレを迎える。猛暑だった2018年は、残暑もまだまだ続いていて、アウトドアで飲むベルギービールは最高の味わい。

前売りチケットは当日価格より200円お得な2900円。そしてグループチケット(スターターセット4人分)はさらにお得となる1万1200円で好評発売中。ホームページから手軽に購入できるお得な前売りチケットをぜひ手に入れていこう。

ベルギービールウィークエンド東京には、Goose、Bent Van Looy、Shunguの人気アーティストがベルギーから来日。最高のパフォーマンスが目撃できる。ベルギービールをますます美味しくさせるライブステージもお楽しみに。

ベルギービールウイークエンドのホームページ

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2019ツール・ド・フランスの開幕地はベルギーのブリュッセル

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EQADS2019選手募集…世界のロードレースで活躍する23歳未満を募集

ツール・ド・フランスを目指すエキップアサダプロジェクトの一環である若手選手発掘・強化チーム「EQADS」が、その目標を達成すべく世界トップクラスで戦える若き優秀な才能(23歳未満)を募集している。締め切りは10月5日。

EQADSは2018シーズンに国内外で数々の栄冠を手中にした

自転車選手なら誰もが憧れるツール・ド・フランスを頂点とする自転車ロードレース。欧米ではメジャースポーツの一つとして確立されていて、世界175カ国で日々レースがTV中継されている。日本はこれまでもゆっくりながら着実に世界最前線のレベルに向けて進み続け、2009年以降は新城幸也や別府史之らが世界の大舞台で活躍。2016年からは「U23選手のツール・ド・フランス」とされるツール・ド・ラブニールに出場できるまでになった。そして今日グローバル化した世界の自転車ロードレース界において、日本はもちろん世界で待たれているのは日本選手・チームによる組織的な世界の舞台での活躍だと同プロジェクト。

エキップアサダ/EQADS代表 浅田顕のコメント
ツール・ド・フランスを代表とする華やかな世界のプロロードレース界。しかしそこに到達するには、コツコツと地道な努力が必要です。国際大会で活躍できるまでは華やかさもご褒美もありません。あるのはプロを目指す連中との激しい競争です。本気で世界のロードレースを目指す勇気と体力のある若者を待ってます。エキップアサダ一同

●EQADS(エカーズ)とは? 世界への挑戦機会を提供するチームです
世界のロードレース界や五輪にて活躍できる選手を日本から輩出するには、できるだけ若く才能あふれる選手を早い段階で見い出し、世界の舞台に向けた取り組みを行わせることが必須。それに向けての具体的な活動をする日本のチーム、それがエキップアサダ(プロチーム。現在休止中)そしてその若手発掘強化EQuipe Asada Développement Système(エキップアサダ強化システム)=EQADS(エカーズ)システム。EQADS(エカーズ)では22歳までの若く才能のある選手に対し、極めて厳しい世界ロードレース界に到達するための具体的道筋を示し、そこに至るために必要な技術・環境を備え、本質的な力を伸ばす・確認するための「挑戦」機会を与える。

●EQADSスタッフ
実績のある監督(JCFロードヘッドコーチ浅田顕)、日体教公認コーチ、プロメカニック、UCI公認選手代理人など、日本と世界の自転車界を知り尽くしたスタッフが在籍し、有能な選手には惜しみないヘルプをする。

●フランス・日本に合宿所
レースの本場フランスに合宿所を設け、世界でも有数なトレーニング・レース出場環境を提供可能。

●日本一の実績
過去にUCI1クラスレースで10勝以上、全日本選手権4回優勝、五輪選手3名輩出、日本ナショナルチームへの選手派遣、ツール・ド・フランス出場の新城幸也輩出など、日本およびアジアでもトップの実績・ノウハウを持つチーム組織。

●プロジェクトを率いる浅田顕の紹介
エキップアサダプロジェクトを率いるのは浅田顕(あさだあきら)。1990年ロード日本チャンピオン、選手引退後も約20年に渡り日本ロード界の一線で監督・指導者として活動。2007年からはエキップアサダ監督、その運営会社シクリズムジャポン代表を務める。現在は日本ナショナルチームヘッドコーチも兼任し、海外での代表選手(世界選手権、五輪)の監督を務める。

フランスでの活動が中心となるEQADS

■世界自転車ロードレース界の現状

【23歳未満時代の重要性】
世界の自転車ロードレース界で活躍できるか否か?の鍵は、すでに23歳未満の活動内容・成績で決まるといっても過言ではありません。ただでさえ世界のトップクラス国から出遅れている日本の選手たちにとっては、1日でも早く欧州の環境に適応し、本場でのキャリアをスタートさせることが重要。エリート世代(23歳以上)になってからの世界デビューは日本よりもはるかに厳しい欧州レース界への肉体的な順応面や、生活環境の適応面で圧倒的に不利となります。また、人生のより早い段階で海外視野の活動を始め、選手それぞれの可能性や実力を測ることは、選手本人及び彼らを支える家族の人生キャリアプラン設計にとっても有利です。

【世界のプロ選手になれる確率はどの程度か?】
毎年野球の甲子園(春&夏)に出場できる選手数は約650名、難関とされる東京大の入学者数は毎年3000人。そして世界トップのUCIプロチーム所属選手数は現在約630名、毎年度新たにプロとなる選手数は世界でたった50名程度です。なおフランスにおいては約7万1000人の登録ロードレース選手がいますが、プロ選手として雇われているのは50名程度に過ぎません。つまり日本でも難関とされる甲子園や東大受験の比ではないほど激しい競争を勝ち抜かなければ世界のプロにはなれません。よってそれに挑戦する選手には、尋常ではない精神力、才能、努力、運、そして覚悟が求められます。

【2019年EQADS選手募集要項】
■1:EQADSの目的
日本を代表し世界のロードレースで活躍する選手の輩出

■2:応募対象者
A:U23カテゴリー(1997年~2000年生まれの男子)
EQADSの目的を理解のうえチーム拠点に通える地域に在住し競技活動を最優先した生活が可能な事(大学生は学業との両立のための調整をおこなう)
(1)競技実績による応募
全国大会入賞経験者 ブロック大会優勝経験者
(2)その他
本格的に自転車競技を始め2年未満の選手

B:ジュニア&U17カテゴリー(2001~2004年生まれの男子)
(1)正所属選手
  毎週末の強化活動に参加できる選手
(2)準所属選手
次期EQADS所属を希望する高体連登録の高校に所属する選手で所属先の承諾が得られる選手

C:ユーストレーニング生
基礎を学ぶための定期開催のユーストレーニングに参加を希望する高校生以下の男女

■3:募集期間
A及びB:~2018年10月5日24時まで
C:随時

■4:申込み方法
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、志願書(書式自由)を電子メール(メール題名「EQADS2019」)にてお送りください。
送信先:office(アットマーク)cyclisme-japon.net

■5:採用方法
(1)1次選考(書類選考) 選考結果を10月中旬に通知
(2)2次選考(面接と体力テスト、実走チェック)時期は相談の上決定致します
(3)採用時は2019年1月1日からの入団となります。

日本スポーツプレス協会が報道写真展…トークイベントも開催へ

AJPS・日本スポーツプレス協会が2018年11月9日から14日まで東京・新宿のオリンパスプラザ東京で「AJPS報道展2018」を開催。トークイベントも合計8回行われる。

●AJPS報道展概要
●AJPSトークイベント概要

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多摩川サイクリングコースでパールイズミが無料走行会

自転車ウエアメーカーのパールイズミが9月30日に多摩川サイクリングコースで第14回ライドイベントを開催。その参加者を募集している。

同社が手がけるライドイベント”PI RIDE”。今回はビギナーを対象に、ゆっくりと多摩川サイクリングコースを2時間ほど、約40km走る。ライド後にはドリンクを飲みながらの参加者同士の交流の時間も設定。

<イベント概要>
開催日 2018年9月30日(日)
時間 09:00〜12:00
場所 BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ
http://www.blue-tamagawa.jp/
コース 多摩川サイクリングコース
対象 クロスバイクまたはロードバイクをお持ちのビギナーサイクリスト
講師 大西勇輝(Pearl Izumiブランドアンバサダー)
参加費 無料

申し込み方法
以下のメールアドレスあてに必要な情報を記載して送付
pi_ride@pearlizumi.co.jp
名前、メールアドレス、住所、電話番号、職業、生年月日、性別、自転車走行の経験歴
応募後、同社にて受付・抽選(定員を超えた場合は抽選とし、当選者に順次メール連絡)

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