マルチパーパスに着回せる「triton light jkt」が 豊富なカラーバリエーションで登場

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、2014年の発売以来、ユーザーから安定した支持を得ているマウンテンパーカー「triton light jkt(トライトン ライト ジャケット)」と、バイカラーデザインの「triton light jkt mix(トライトン ライト ジャケット ミックス)」を発売。

両製品ともにUVカット・防風性・撥水耐久性を兼ね揃えた生地TASLAN NYLON(タスランナイロン)を採用した、洗濯も型崩れを防ぐタフな仕様。また、コットンライクな風合いとソフトでしなやかな着心地を実現しました。タウンユースはもちろん、多様なアウトドアアクティビティにも対応できるマウンテンパーカー。

製品は2019年5月1日より全国のカリマー取扱店・カリマーのWebサイトで発売。

耐久性撥水加工(DWR)を施したTASLAN NYLON(タスランナイロン)生地を採用
綿のような柔らかな着心地ながら型崩れしにくいしっかりとした作り。胸元の切り返しが特徴的なデザイン
UVケアとしては最高値のUPF50+を実現
トライトン ライト ジャケット=16,200円(税込)Color: Beige
トライトン ライト ジャケット ミックス=17,280円(税込) Color: Beige x Red
トライトン ライト ショーツ=11,880円(税込)
トライトン ライト キュロット スカート(Women’s)=9,720円(税込)

11回目のライドライクキングはZwiftとSNSコンテスト

世界最大級の自転車メーカー、ジャイアント創業者のキング・リュー(劉金標)を発起人とする国際イベント「RIDE LIKE KING(ライドライクキング)」が5月24日(金)、25日(土)、26日(日)の3日間開催される。ライドライクキングは毎年一度、全世界のサイクリスト、ジャイアント販売店、ジャイアント社員が、それぞれの国や地域でライドするグローバルなイベント。

RLK × Zwiftライド。青いジャージがキング・リュー

「サイクリングで人生を楽しもう!」というキング・リューの理念とサイクリングへの情熱を分かち合うという主旨で2009年に始まった。その2009年に北京〜上海を走破するツール・ド・チャイナでキング・リューが発した「多くの人は窓を閉め切った車で高速移動していますが、自転車なら常に声をかけ合うことで人間関係を築き、平和な社会にもつながります」という言葉は、今ではイベントの骨子となっている。

11回目となる2019年のライドライクキングでは「RLK × Zwiftライド」と「SNSフォトコンテスト」を全世界で開催し、参加者の中から選ばれた人に素敵な賞品をプレゼントする。さらに日本国内では、全国のジャイアント/リブストアを拠点に「RLKライド」を開催。また、恒例の「RLKステッカー」も全国のジャイアント/リブストアで配布する。 キング・リューの理念に共感し、ZwiftやFACEBOOK、Instagramでライドをシェアしよう。

RLK x Zwift ライド

オンライン・トレーニングゲームのZwiftと提携したバーチャルライドは2018年にスタートした。キング・リューが参加した2018年は、世界で1300人以上がライドを楽しんだ。

2019年もライドライクキングの期間中、3つのタイムゾーンでRLK x Zwiftライドを開催する。また2019年はメイン開催に先駆けて、RLKトレーニングライドが5月12日(日)より開催される。

ライドは「グループワークアウト」で構成され、すべての参加者は特別に設定された「RLKジャージ」、「GIANT TCR」、「Liv LANGMA」を使用し、世界中のライダーと一緒に走ることができる。またメインイベント参加者の中から、抽選で各日5名にキング・リューのサイン入りRLKジャージ、全参加者の中から1名に2020年モデルのGIANTまたはLivロードバイクをプレゼント。

ジャイアントTCR
リブ・ラングマ

開催日時(日本時間)
【RLKトレーニングライド】
5/12(日)~
【RLK メインイベント】
5/24(金)19:00
5/25(土)21:00
5/26(日)8:00
RLK x Zwift ライドの詳細ページ

SNSフォトコンテスト

SNSフォトコンテスト

楽しいライドの写真をハッシュタグ「#RideLikeKing」をつけて、FacebookやInstagramに投稿するだけでエントリー完了。素敵な投稿の中から、抽選でRLKジャージを10名にプレゼント。投稿後は、ハッシュタグ「#RideLikeKing」検索で、世界各地のライド写真が閲覧できる。
開催期間 : 2019年5月24日(金)~26日(日)

日本国内イベント概要

1. RLKライド
全国のジャイアント/リブストアが、各店おすすめのコースアレンジでライドイベントを開催。だれでも参加可能(バイクメーカー不問)で、定員数や走行距離などはストアによって異なる。参加者には、RLKステッカーをプレゼント。

2. RLKステッカー配布
全国のジャイアント/リブストアに来店した人にRLKステッカーをプレゼント。RLKの期間中は、ステッカーを愛車に貼ってサイクリングを楽しもう。なくなり次第配布終了。

開催日程 : 2019年5月24日(金)~26日(日)
開催場所 : 全国のジャイアント/リブストア(一部店舗を除く)
ライドイベントの開催については各店舗のホームページを確認

旭⽇中綬章を受賞した劉⾦標(左)

キング・リュー(劉金標:りゅう・きんひょう)
キング・リューはGIANTの創始者としてビジネスに人生の多くを費やしてきたが、2007年、73歳で総走行距離927kmにおよぶ台湾一周サイクリング(=環島/ファンダオ)を達成した。それ以降は、ヨーロッパ、中国、日本とさまざまなエリアでロングライドに挑戦し、人々の健康や環境保護につながるサイクリングの魅力を発信し続けた。
キング・リューは走るばかりでなく、各地のサイクリストや政治家、行政担当者らと自転車インフラやスポーツサイクル文化の発展について議論を交わすことで、サイクリング文化を盛り上げてきた。80歳となった2014年には自身2度目となる台湾一周を完遂。そして2016年末をもって創業から44年間舵をとり続けてきたGIANTの会長職を引退。
2017年、日本の地方自治体と自転車による地域振興を推進したことを評価され、旭日中綬章を受賞。現在も自転車新文化の象徴としてさまざまな分野への働きかけを続けている。

初山翔と西村大輝がジロ・デ・イタリア初参戦…日本勢として3年ぶり8、9人目

イタリアが世界に誇る世界三大ツールの一つ、ジロ・デ・イタリア(2. UCIワールドツアー)に、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネが、2016年以来3年ぶりに主催者招待枠(ワイルドカード)を獲得して出場する。

ジロ・デ・イタリアに参戦するNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの8選手

ワイルドカードでの出場となるNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネは、区間優勝を目標とした布陣で挑む。チームの軸となるのは2014年のジロ・デ・イタリアで区間優勝の経歴をもつマルコ・カノラと、長年トップチームで活躍してきたフアンホセ・ロバト。勝負勘に優れる2人のオールラウンダーがエースとして貪欲に勝利を目指す。また急成長を遂げる若手ニコラ・バジョーリの活躍にも期待が高まる。

そしてベテランクライマーのイバン・サンタロミータ、今季アジアで2勝している若手スプリンターのジョバンニ・ロナルディ、アシストの要としてダミアーノ・チーマが選考された。

西村大輝

日本人選手はチーム史上最多となる2選手、西村大輝と初山翔がメンバー入り。チーム加入2年目、24歳の西村は、チームに所属する日本人選手のうち最年少。今後のキャリアを見すえ、アシストとして一つでも多くの経験を積み上げることがミッション。現在30歳、2016年の全日本チャンピオンである初山は、2018年のチーム加入以後、ヨーロッパのハイレベルなレースで経験を積み、今季もシーズン序盤よりジロ・デ・イタリアのメンバー候補として、エース選手のかたわらでレースを重ねてきた。

また今季よりチームに加入した水谷壮宏監督が第二監督として、日本人監督初となる3週間フル参戦し、ベテラン監督のマンゾーニとともに、選手を率いて長く厳しい戦いに挑む。他に、メカニック研修生の南野求とマッサージャー研修生の森井章人も3週間帯同し、スタッフとしても数えられるほどの日本人しか経験していないグランツールで本場の仕事を学ぶ。

2019年のジロ・デ・イタリアはおもにイタリア国内を巡るコースレイアウトで、5月11日(土曜日)にイタリア中部ボローニャでの個人タイムトライアルで開幕し、トスカーナ地方を通過しながら南下。その後、チームスポンサーのファルネーゼヴィーニ社が本社を構えるアブルッツォ州に立ち寄ったのち、アドリア海側を北上。そして2週目からはフランス国境に近いアルプス山脈や北部のドロミテ山塊で山岳決戦が繰り広げられ、6月2日(日曜日)に美しいベローナでの個人タイムトライアルでフィナーレを迎える。

3週間、全21ステージでの総走行距離は3518.5km、総獲得標高は4万6500mに達し、山岳ステージは世界屈指の厳しさを誇る。

初山翔

ジロ・デ・イタリア出場選手
初山翔
西村大輝
マルコ・カノラ(イタリア)
フアンホセ・ロバト(スペイン)
イバン・サンタロミータ(イタリア)
ニコラ・バジョーリ(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
ジョバンニ・ロナルディ(イタリア)
監督 マリオ・マンゾーニ、水谷壮宏、アレッサンドロ・ドナーティ

ツアー・オブ・ジャパン出場予定選手
5月19日(日曜日)〜26日(日曜日)※メンバー変更の可能性もあり
伊藤雅和
吉田隼人
中根英登
イメリオ・チーマ(イタリア)
フィリッポ・ザッカンティ(イタリア)
ジョアン・ボウ(スペイン)
(リザーブ)ルーベンダリオ・アコスタ(コロンビア)
監督 バレリオ・テバルディ

西村大輝のコメント
「この上なく大きな舞台に立てることに対し、使命感や緊張などさまざまな感情があふれてくるが、まずは自分を起用してくれたチームへの感謝の気持ちを忘れず、ステージごとに与えられる役割に対し全力で取り組んで、少しでも多く役に立てる走りがしたい。 応援よろしくお願いします」
西村大輝
西村大輝(にしむらひろき) 略歴
1994年10月20日生まれ(24歳)
ジュニアカテゴリーで好成績を残し、将来の活躍が期待されていた2013年に腰を痛め、手術を繰り返し回復までに約2シーズンを費やす。しかし、現役復帰を諦めることなく長く苦しいリハビリを続け、2017年に完全復活。2018年より本チームに加入し、活動の場を世界へと移し、世界のトップレースで貴重な経験を積む。登りを得意とするオールラウンダー。

2012年 アジア選手権ロードレース ジュニアカテゴリー優勝
2013年 シマノレーシングチーム(日本、コンチネンタルチーム)加入
2017年 全日本選手権ロードレース エリートカテゴリー5位
              NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア、プロコンチネンタルチーム)へトレーニーとして加入
2018年 NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ 正選手として加入
2019年 ツアー・オブ・タイランド(UCIアジアツアー2.1)個人総合成績9位
初山翔のコメント
去年からジロ・デ・イタリア出場の可能性があることを伝えられており、少なからず意識していた。このモンスター級にどデカイ規模のレースで3週間という長丁場。不安がないわけではないが、参加できることをありがたく思い、毎日しっかりと走りたい。 スマートでなくても泥臭くても、自分を選んでくれたチームに後悔されないような走りがしたい。
初山翔
初山翔(はつやましょう) 略歴
1988年8月17日生まれ(30歳)
アンダー23時代をイタリアのアマチュアチームで過ごし、2011年に宇都宮ブリッツェンでプロデビュー。逃げや山岳を得意とするオールラウンダーで積極的な走りも持ち味。2018年に初出場したクラシックレース・ミラノ〜サンレモでは250kmほど逃げ続けた。2016年全日本チャンピオン。今季はシーズンインよりヨーロッパツアーを転戦。

2011年 宇都宮ブリッツェン(日本、コンチネンタルチーム)加入
2013年 ブリヂストンアンカー(日本、コンチネンタルチーム)加入
      ツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)優勝
2016年 全日本選手権ロードレース エリートカテゴリー優勝
2017年 ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)山岳賞獲得
2018年 NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニに加入
水谷壮宏監督のコメント
今回のジロ・デ・イタリア参戦について、本当に心の底から嬉しく思い、そしてここまで協力して下さった方々に対しての感謝の気持ちで一杯。 選手時代に目標だったツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアへの参戦、しかし夢への道のりは険しく達成できなかったことを悔やんでいたが、監督としてフル参戦する任務を頂けたことに感謝している。

監督としてジロ・デ・イタリアに参戦することは、多くのプレッシャーに耐え、各選手のパフォーマンスを最大限に引き出し、チームを目標とする区間優勝へと導くこと。言うのは簡単であるが、容易ではないことは確か。まず自分として21ステージあるこの大会でどのように対応を行うかが一番の課題で、疑問も数多くある。自分が経験した他のステージレース同様、単に期間が長く疲労が蓄積するだけなのか、それともフル参戦しないとわからない自分の想像を遥かに超える何かが待ち受けているのか? とても楽しみでありながら不安要素もある。しかし選手も同様に感じているので焦ることはなく、期間中は優秀なスタッフと選手でチームワークを活かし、目標に向かっていきたい。特に第一監督マリオの言うことをしっかりと聞き、サポート出来るように心務めるのが今回のキーポイント。

期間中はワールドツアー勢の動きをレース内側から見られるので、たとえば、いつどこで超級エース勢がアタックするか、どのあたりでグルペットが形成されるか、各選手のペース配分など、各チームの戦略やレース前後のチームスタッフの動きなどを、実戦を通して多く学び、今後に繋げたいと思う。

今回、ジロ・デ・イタリア出場が決まった初山選手と西村選手には全力でサポートし、この大会を走ることにより大きく成長してもらいたい。グランツールは特別であり、極限まで肉体と精神を追い込み完走さえも困難となるが、活躍して選ばれた日本人選手であることを世界に向けてアピールし、今後さらに強い選手になってほしい。そして彼らの熱い走りが日本の自転車競技界に刺激を与え、将来、さらに多くの日本人選手とスポンサーがグランツールで活躍できるように力になれれば最高です。
 
大門宏マネージャーのコメント
ジロ・デ・イタリアは、2015、16シーズンと2大会経験したが、当時と大きく違う点はスタート人数が各チーム9人から8人に減ったこと。レベルも明らかに上がっている。クネゴからも良く聞かされたが、近年のグランツールは以前のようにに中ダルミ(優勝候補選手にとっても息抜きのような)ステージはなく、毎日スタートから速い。誤解を恐れずに言うなら、完走ギリギリの選手(アシスト要員やピュアスプリンター)に対してのレギュレーションも以前と比べて厳しくなっている。

もちろん今回もツアー・オブ・ジャパンのメンバーと共に目標とバランスを考慮して選考したことは言うまでもない。オリンピックに向けてUCIポイント獲得を最優先させるために主要メンバーをツアー・オブ・ジャパンに選考するのでは? という見方もあるとは思うが、我々にとってポイント対象レースは11月まで多くプログラミングされている。そこまで傾倒することはチームのフィロソフィーにも反するし、チームの一番の目標ではない。それよりも最優先させなければならないのは、メインスポンサーをはじめ、日本のスポンサー、ファンの方々のお膝元で魅力溢れるレースを披露できるか否かに尽きる。

オリンピックの代表選考に関しては「欧米の強豪の中でどれだけ戦えるか」がナショナルチームから求められている焦点。アジアから離れると簡単なレースなど1レースも存在しない。エースとアシストが明確なハイレベルのレースにおいて、たとえ数ポイントでも獲得するのは決して簡単なミッションではないが、シーズンを通して正攻法で挑んでいきたい。

我々のような若いメンバーが主体のチームにとってグランツールは、まさに「当たって砕けろ」が参加するコンセプトとして最も相応しく、挑戦の修羅場だと捉えている。主催者からも連日エスケープにメンバーを送り込む積極的な姿勢がワイルドカードのチームに求められるが、チームの思惑としてはやはりステージ優勝が大きな目標となる。

チームの二本柱はカノラとロバト。もちろん当初はモゼールも当確メンバーであったが、体調不良からの回復が遅れ、メンバーから外すことを余儀なくされたのは、スポンサーを含むイタリアの首脳陣にとっては大きな誤算だった。

期待を担う3人目は若手の筆頭バジョーリ。決してステージレース向きの選手ではないが、チームの陣営から見て正直、イタリア国内でも実績のある彼をを外す理由はどこにも見当たらなかった。

アシストの要はチーマ兄弟の兄、ダミアーノ。当初から不可欠なメンバーとして監督陣営からも信頼され認識されていた。勝ってるとは言え、まだ弱冠20才のロナルディは、当初ジロ・デ・イタリアのメンバー構想には全く入ってなかったが、モゼールの欠場の穴を埋めるだけでなく、トルコでも見せ場を演出したようにロバトのアシストを期待してのメンバー入りとなった。

サンタロミータは、グランツールに6回出場するなど最も豊富なキャリアを有し、今回のメンバー構成にとって必要不可欠であったが、4月に3回クラッシュに巻き込まれ大ケガを負った。本人にとっても万全とは言えず、不安材料は多いと思うが、ワールドツアーチームに10年以上在籍した圧倒的な経験で今回のメンバーを支えてくれることを期待している。

西村大輝は昨年と比べて日本人の中でも最も成長したメンバー。だからといってジロ・デ・イタリアのメンバーとして相応しいか?と問われれば「NO」だが、たとえ21日間走り切れなくても、エースからの要求を果たしながらグランツールを経験することが彼の新たなモチベーションに繋がり、日本の同世代の若者や子どもに勇気と希望を与えるキャラクターに成長することを期待している。

初山翔は、昨シーズン、的確で積極的な走りで春先のティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ等のビックレースでチームに大きく貢献し、今年はシーズンインの頃からジロ・デ・イタリアのメンバーとして有力視されていた一人。昨年と比べてもパワーアップした自覚、自信が周りにも伝わっていたが、シーズンイン当初からクラッシュをはじめとする不運に見舞われ、幸先の悪いシーズンに苦しんでいた。4月に入りリズムを取り戻す兆しが出て来たところで、予定されてたツアー・オブ・クロアチアが直前にキャンセルになり、重要なプログラムを前に評価される対象レースを失ったことは、本人の気持ちを思えば思うほど残念な状況だった。それぞれのキャラクターを活かした8名のメンバー構成を考えると、同じ脚質タイプのサンタロミータとオゾリオのケガからの回復次第というある意味、本人にとっては困惑させられる立場だった。出場有力候補として見守って来ただけに、結果的に8人のメンバーに選ばれ、本人の気持ちを聞く前に今はホッとしている。本来のパフォーマンス的には実力さえ発揮できればエースからも信頼が厚く、若い西村より優れている点が多いのは間違いない。各ステージで監督から与えられたミッションに応えながら、エースの傍らで「初山の持ち味」を精一杯アピールし貢献してくれることを期待している。

ツアー・オブ・ジャパン伊豆ステージ応援ライドツアー

宇都宮ブリッツェンが出場する国内最大規模の自転車ロードレース『2019 ツアー・オブ・ジャパン』の第7ステージ伊豆を観戦する応援ライドを、チームのメインスポンサーを務めるミヤタサイクルが5月25日に開催する。

宇都宮ブリッツェン

ミヤタサイクルは、日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)の試乗・展示施設 『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』(静岡県伊豆の国市)に『MERIDA CYCLING ACADEMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)』を開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催。今回のライドツアーもその一環。

この応援ライドは、MERIDA X BASEでMERIDAバイクをレンタルして、元宇都宮ブリッツェンフェアリーの杏寿沙さんと一緒にレース会場となる日本サイクルスポーツセンター(修善寺)を目指してサイクリングする。

現地ではレーススタート前に宇都宮ブリッツェンと交流を行い、レース中は応援ライド参加者のみの観戦スポットを用意。杏寿沙さんによるコース解説、レースの見どころ解説などもある。また宇都宮ブリッツェンオリジナルグッズ、選手のサイン入りポストカードの特典付き。

レース観戦後には、MERIDA X BASE と併設されているIZU VILLAGE HESO HOTEL の源泉掛け流し温泉も楽しめる。宇都宮ブリッツェンファンはもちろん、レース観戦が初めての人でも安心して楽しめる内容。参加予約は5月10日(金)よりMERIDA X BASE 公式HPの予約ページで受付を開始。

【講座概要】
2019 年5 月25 日(土) (MERIDA X BASE 集合)
受講料 8000 円(税込)
宇都宮ブリッツェングッズ特典付き
最少催行人員 5 名
講座の詳細・申込は、MERIDA X BASE 公式サイト

※XPERIENCE チケットが使用可能です。
※レンタル代、HESO HOTEL 温泉入浴代は含まれています。
※レンタルバイクはロードバイク、e-BIKE 等からご自由にお選びいただけます。
※食事代、サイクルスポーツセンター入場料を含まれません。MERIDA X BASE までの往復交通費、宿泊費等は各自で負担。
※スタートは早朝を予定しておりますので、MERIDA X BASE 周辺にご宿泊されますことを推奨いたします。

ゲストライダー杏寿沙さん

【ゲストライダー:杏寿沙さん】
2015年~2016年 宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部所属。現在はラジオパーソナリティ、栃木県内のイベントMC、スポーツジムでのインドアバイクトレーナー、J プロツアーイベントMC、自転車イベントのゲストライダー、宇都宮ブリッツェンコラムを担当するなど自転車を中心に幅広く活動中。心拍計POLAR アンバサダー、サイクルアパレルブランドASSOS アンバサダー。

【注意事項】
※MERIDA X BASE にてロッカー利用をご利用いただけます。
※下記の備品を無料でご使用いただけます。
ヘルメット/グローブ/フロントライト/テールライト/サドルバック(チューブ&タイヤレバー入り)/ボトルケージ/携帯ポンプ
※SPD/SPD-SL はお貸出し可能ですがシューズはご持参ください。上記以外のビンディングペダルをご利用の場合は、ペダルとシューズをご持参ください。
※早朝のサイクリングとなりますので、ウィンドブレーカー等の防寒着のご持参を推奨いたします。
※食事代、サイクルスポーツセンター入場代は含まれておりませんので、小銭の携帯を推奨いたします。
※中学生以下の方は必ず保護者の同伴が必要です。

第102回ジロ・デ・イタリア出場176選手

ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

●モビスター(スペイン)
1 ミケル・ランダ(スペイン)
2 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
3 リカルド・カラパス(エクアドル)
4 エクトル・カレテロ(スペイン)
5 ルイス・マス(スペイン)
6 アントニオ・ペドレロ(スペイン)
7 ホセ・ロハス(スペイン)
8 ヤシャ・ズッタリン(ドイツ)

ミケル・ランダ、リカルド・カラパス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●AG2Rラモンディアル(フランス)
11 トニー・ガロパン(フランス)
12 フランソワ・ビダール(フランス)
13 ニコ・デンツ(ドイツ)
14 ユベール・デュポン(フランス)
15 ベン・ガスタウアー(ルクセンブルク)
16 ナンス・ピーターズ(フランス)
17 ラリー・ワーバス(米国)
18 アレクシー・ビエルモーズ(フランス)

トニー・ガロパン、アレクシー・ビエルモーズ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●アンドローニジョカットリ・シデルメック(イタリア)
21 フランチェスコ・カバッツィ(イタリア)
22 マヌエル・ベレッティ(イタリア)
23 マティア・カッタネオ(イタリア)
24 ミゲルエドアルド・フロレス(コロンビア)
25 マルコ・フラッポルティ(イタリア)
26 ファウスト・マスナダ(イタリア)
27 マッテーオ・モンタグッティ(イタリア)
28 アンドレア・ベンドラーメ(イタリア)

●アスタナ(カザフスタン)
31 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)
32 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
33 マヌエーレ・ボアーロ(イタリア)
34 ダリオ・カタルド(イタリア)
35 ヤン・ヒルト(チェコ)
36 ヨン・イサギレ(スペイン)
37 ダビデ・ビレッラ(イタリア)
38 アンドレイ・ツェイツ(カザフスタン)

ミゲルアンヘル・ロペス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
41 ビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)
42 バレリオ・アニョーリ(イタリア)
43 グレガ・ボーレ(スロベニア)
44 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
45 アンドレア・ガロシオ(イタリア)
46 クリスティアン・コレン(スロベニア)
47 アントニオ・ニーバリ(イタリア)
48 ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア)

ビンチェンツォ・ニーバリ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●バルディアーニCSF(イタリア)
51 エンリーコ・バルビン(イタリア)
52 ジョバンニ・カルボーニ(イタリア)
53 ルカ・コビリ(イタリア)
54 ミルコ・マエストリ(イタリア)
55 ウンベルト・オルジーニ(イタリア)
56 ロレンツォ・ロタ(イタリア)
57 マヌエル・センニ(イタリア)
58 パオロ・シミオン(イタリア)

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
61 ラファウ・マイカ(ポーランド)
62 パスカル・アッカーマン(ドイツ)
63 チェーザレ・ベネデッティ(イタリア)
64 ダビデ・フォルモロ(イタリア)
65 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア)
66 パウェル・ポリャンスキー(ポーランド)
67 ミヒャエル・シュバルツマン(ドイツ)
68 リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ)

●CCC(ポーランド)
71 アマーロ・アントゥネス(ポルトガル)
72 ヨセフ・チェルニー(チェコ)
73 ビクトル・デラパルテ(スペイン)
74 カミル・グラデク(ポーランド)
75 ヤコブ・マレツコ(イタリア)
76 ルーカス・オウシアン(ポーランド)
77 ローレンス・テンダム(オランダ)
78 フランシスコ・ベントソ(スペイン)

●ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー)
81 エリア・ビビアーニ(イタリア)
82 エロス・カペッキ(イタリア)
83 ミケルフレーリク・ホノレ(デンマーク)
84 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
85 ジェームス・ノックス(英国)
86 ファビオ・サバティーニ(イタリア)
87 フロリアン・セネシャル(フランス)
88 ピーター・セリー(ベルギー)

エリア・ビビアーニ、ボブ・ユンゲルス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●EFエデュケーションファースト(米国)
91 サーシャ・モドロ(イタリア)
92 ショーン・ベネット(米国)
93 マッティ・ブレシェル(デンマーク)
94 ネイサン・ブラウン(米国)
95 ヨナタン・カイセド(エクアドル)
96 ヒュー・カーシー(英国)
97 ジョセフ・ドンブロウスキー(米国)
98 タネル・カンゲルト(エストニア)

●グルパマFDJ(フランス)
101 アルノー・デマール(フランス)
102 ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)
103 イグナタス・コノバロバス(リトアニア)
104 オリビエ・ルガック(フランス)
105 トビアス・ルドビグソン(スウェーデン)
106 バランタン・マデュア(フランス)
107 マイルズ・スコットソン(オーストラリア)
109 ラモン・シンケルダム(オランダ)
*108は欠番

アルノー・デマール ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●イスラエルサイクリングアカデミー(イスラエル)
111 ダビデ・チモライ(イタリア)
112 アウェット・アンデメスケル(エリトリア)
113 ギヨーム・ボワバン(カナダ)
114 コノール・デューン(アイルランド)
115 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
116 ルーベン・プラサ(スペイン)
117 ガイ・ニーブ(イスラエル)
118 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア)

イスラミックサイクリングアカデミー ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ロット・スーダル(ベルギー)
121 カレブ・ユアン(オーストラリア)
122 ビクトール・カンペナールツ(ベルギー)
123 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)
124 トーマス・デヘント(ベルギー)
125 アダム・ハンセン(オーストラリア)
126 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)
127 イエール・ファネンデル(ベルギー)
128 トッシュ・バンデルサンド(ベルギー)

ビクトール・カンペナールツ、カレブ・ユアン、トーマス・デヘント ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
131 サイモン・イェーツ(英国)
132 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
133 ブレント・ブックウォルター(米国)
134 エステバン・チャベス(コロンビア)
135 ルーク・ダーブリッジ(オースラトリア)
136 ルーカス・ハミルトン(オースラトリア)
137 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
138 ミケル・ニエベ(スペイン)

サイモン・イェーツ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ(イタリア)
141 マルコ・カノラ(イタリア)
142 ダミアーノ・チーマ(イタリア)
143 ニコラ・バジョーリ(イタリア)
144 フアンホセ・ロバト(スペイン)
145 ジョバンニ・ロナルディ(イタリア)
146 西村大輝(日本)
147 初山翔(日本)
148 イバン・サンタロミータ(イタリア)

ジロ・デ・イタリアに参戦するNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの8選手

●ディメンションデータ(南アフリカ)
151 ベン・オコーナー(オーストラリア)
152 スコット・デービス(英国)
153 エンリーコ・ガスパロット(イタリア)
154 アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(エリトリア)
155 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)
156 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
157 マーク・レンショー(オーストラリア)
158 ダニーロ・ビス(スイス)

ベン・オコーナー ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●イネオス(英国)
161 パベル・シバコフ(ロシア)
162 エディ・ダンバー(アイルランド)
163 タオ・ゲオゲガンハート(英国)
164 セバスティアン・エナオ(コロンビア)
165 クリスティアン・クネース(ドイツ)
166 ジョナタン・ナルバエス(エクアドル)
167 サルバトーレ・プッチョ(イタリア)
168 イバン・ソーサ(コロンビア)

タオ・ゲオゲガンハート ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ユンボ・ビスマ(オランダ)
171 プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)
172 クーン・ボウマン(オランダ)
173 ローレンス・デプルス(ベルギー)
174 セップ・クス(米国)
175 トム・レーゼル(オランダ)
176 パウル・マルテンス(ドイツ)
177 アントワン・トールク(オランダ)
178 ヨス・ファンエムデン(オランダ)

プリモシュ・ログリッチェ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●カチューシャ・アルペシン(スイス)
181 イルヌール・ザカリン(ロシア)
182 エンリーコ・バッタリーン(イタリア)
183 イエンセ・ビエルマンス(ベルギー)
184 マルコ・ハラー(オーストリア)
185 レト・ホレンシュタイン(スイス)
186 ビアチェスラフ・クズネツォフ(ロシア)
187 ダニエル・ナバーロ(スペイン)
188 ディミトリ・ストラコフ(ロシア)

●サンウェブ(ドイツ)
191 トム・デュムラン(オランダ)
192 ヤン・バークランツ(ベルギー)
193 チャド・ハガ(米国)
194 クリストファー・ハミルトン(オーストラリア)
195 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア)
196 サム・オーメン(オランダ)
197 ロバート・パワー(オーストラリア)
198 ルイス・ブルバーグ(ベルギー)

トム・デュムラン ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●トレック・セガフレード(米国)
201 バウケ・モレマ(オランダ)
202 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)
203 ジュリオ・チッコーネ(イタリア)
204 ウィリアム・クラーク(オーストラリア)
205 ニコラ・コンチ(イタリア)
206 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)
207 マイケル・イリサル(スペイン)
208 マッテオ・モスケッティ(イタリア)

トレック・セガフレードのバウケ・モレマ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●UAEエミレーツ(アラブ首長国連邦)
211 フェルナンド・ガビリア(コロンビア)
212 トム・ボーリ(スイス)
213 シモーネ・コンソンニ(イタリア)
214 バレリオ・コンティ(イタリア)
215 マルコ・マルカート(イタリア)
216 フアン・モラノ(コロンビア)
217 ヤン・ポランツェ(スロベニア)
218 ディエゴ・ウリッシ(イタリア)

🇮🇹2019ジロ・デ・イタリア特集サイト

Zwiftでジロ・デ・イタリア第1ステージに挑戦できる

オンライントレーニングのZwift(ズイフト)がジロ・デ・イタリアと提携。5月11日の第102回大会開幕に合わせて、ボローニャで開催される第1ステージの8.2km個人タイムトライアルのコースに、自宅などにいながら挑戦できる。

ジロ・デ・イタリア出場選手とまったく同じコースを世界中のオンライン参加者がバーチャル走行できる。スタートから6km走ると、サンルーカ聖堂までの2.1kmのアップヒルに突入。平均勾配9.7%、最大16%の激坂がスマート固定ローラー台に負荷をかける。

オンラインチャレンジがスタートするのは5月11日。マッジョーレ広場をスタートするコースは1mの単位でゲーム上に再現されている。しかも実在する数チームはZwiftのゲーム上でコース試走するという。このようにグランツールとゲームが合体するのは初めての試み。実際の選手らの所要時間と、自らのバーチャルタイムを比較してみると面白い。

Zwiftに利用には月間利用料1500円、規定のパソコン接続環境、スマートサイクルトレーナーなどが必要。7日間無料トライアルあり。

●Zwiftのジロ・デ・イタリア挑戦サイト