渦中の野中生萌と原田海が一般ボルダリング大会にゲスト参戦

スポーツクライミングの野中生萌(みほう)、日本代表候補の原田海と井上祐二が11月9日に三重県の熊野ボルダリングエリアで開催されるボルダリングコンペティションの決勝戦Red Bull Asura Exhibition Session(レッドブル・ アシュラ・エキシビション・セッション)にゲストチームとして参加する。

2018ワールドカップ年間ランキング1位の野中⽣萌もゲスト参戦 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

エナジードリンクブランドのレッドブルが主催する大会で、女性クライマーを含む3人1組のチーム形式で行うボルダリングコンペティションの決勝戦。宮城、東京、⻑野、名古屋、大阪、福岡で開催した予選を勝ち抜いた21チーム63人とゲスト3人が参加する。

ファン(8〜5級)、ミドル(4〜3級)、オープン(2級以上)の3カテゴリーで開催され、決勝ラウンドでは各カテゴリー3課題をこなす。オブザベーションタイム(下見時間)の後、メンバー全員が同時に課題にトライ。時間内に3人のメンバーがどれだけ多くの課題を完登できるかを競う。

ボルダリングW杯優勝など世界トップレベルの実力を有する野中生萌 © Jason Halayko/Red Bull Content Pool

会場となるのは熊野ボルダリングエリア(三重県熊野市紀和町湯ノ口10)。外岩に挑む一般参加型のボルダリング大会はレッドブルアスリートでもある野中自らが発案。2018年に開催され、2020東京五輪代表を目指す野中と原田が参加している。

●大会の公式サイト

Red Bull Asura Exhibition Session にはゲストクライマーとして野中生萌が参加 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
野中⽣萌が難所に挑む © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

レオニダス…ベルギー王室ご用達のチョコレートは日本上陸20年

創業から100年以上の歴史をもつベルギー王室ご用達のチョコレートブランド、レオニダスは2019年、1999年の日本での発売から20周年を迎え、日本初上陸となる高級チョコレートコレクション「セレクシヨン」を発売することとなった。

ベルギー、フランスに続いて日本で発売された「セレクシヨン」

1913年にベルギーの地に創業したレオニダス・ケステキディスは、「誰もがアクセスしやすく、最もおいしい最高品質のプラリネを作る」という1つの使命を持ち、良質なベルギーチョコレートをより多くの人に気軽に楽しんでもらうため、ブリュッセルに1号店をオープンした。

今日、レオニダスの名は地元ベルギーのみならず、世界中に1400を超えるショップを展開して最高品質のチョコレートを届けるようになり、ベルギーの代表的なチョコレートとして支持されている。レオニダスで人気のプラリネは、パーム油を使わず100%ココアバターを使用したコクのある味わいが特徴的で、ベルギーの専属ショコラティエによってていねいに作られている。 また、レオニダスは王室ご用達の称号を得たチョコレートブランドで、この権威ある称号は、レオニダスがその称号にふさわしい贅沢で芳醇な味わいを届けるアンバザダーの役割を担うことができることを証明している。

ショコラティエと呼ばれる職人が芸術作品のようなチョコを作り上げていく

現在レオニダスは、40カ国以上で店舗を構えるまでに至り、世界中で広く愛され続け、日本では、東京をはじめとした主要都市に35店舗ものショップを展開し、この20年間日本で愛され続けている。

菓子職人レオニダス・ケステキディスにより1913 年にベルギーで創業

古代ギリシア・スパルタのレオニダス王もチョコレートに

1900年代初頭、米国へ移住したギリシア人の菓子職人レオニダス・ケステキディス氏によって、1913年にベルギーの地に創業した。この年、レオニダス氏はベルギーのゲントで開かれた万国博覧会でギリシア代表として出品し金賞を受賞。良質なベルギーチョコレートをより多くの人に気軽に楽しんでもらいたいという思いのもと、ブリュッセルに1号店をオープンした。跡を継いだ甥のバジル・ ケステキディス氏が創業者の功績を称え、同名を持つ古代ギリシア・スパルタのレオニダス王の肖像をロゴマークに取り入れ現在に至っている。

ブリュッセルの象徴であるオブジェもチョコで

創業者の思いを受け継いだバジル氏は、現在もレオニダスで一番人気を誇るマノンカフェなどさまざまな新しいチョコレートを作り出した。その作りたてのフレッシュな商品を店のショーウィンドウに並べてカウンター式店舗として、販売する方法を考案。フレッシュな香りが通りがかる人の足を止め、たちまち行列となるその様子は今も変わっていない。この 画期的な販売方法が大成功を納め、レオニダスはベルギー全土へと広まっていく。

小さな菓子店から始まったレオニダスは、1970年に有限会社へ。1940年にベルギーへ渡ったアレクサンドロス・ケステキディス氏は1998年に会長の役目を終えるまでバジル氏とともに新たなフレーバーのチョコレートを求めて試行錯誤を重ね続けた。家族経営からスタートしたレオニダスは、今でも思いを一つにして、世界中の人のためにレシピを作り、素材と新鮮さの風味にこだわって全世界へ製品を届けている。

ベルギーのインターネット投票でチョコレート部門3年連続1位

今日、レオニダスの名は地元ベルギーの人々や世界中のレオニダスファンによってベルギーの代表的なチョコレートとして支持されている。現在ではベルギーはもちろんパリ、ロンドン、ニューヨーク、東京をはじめとする主要都市で幅広くショップ展開し、変わらぬ量り売りで、フレッシュな製品を届けている。

チョコレート通の多いことで知られるベルギーにおいて「好きなベルギーのチョコレートは?」との問いに、多くの人が、誰もが認める美味しいチョコレートにレオニダスを挙げて下る。ベルギーで行われたインターネ ット投票ではチョコレート部門で3年連続1位を勝ち取るなど、その人気の高さを物語っている。

ベルギー大使館の庭でコーヒーとともにいただく

●レオニダスのホームページ