シクロクロス世界選手権の日本代表応援Tシャツ発売

2020シクロクロス世界選手権「日本代表選手団 応援Tシャツ」がAJOCC・一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会から発売され、インターネットで販売される。1枚3000円(税込み)、送料1枚370円 (複数枚オーダーの場合は送料が割引に)。

デザインは世界選手権の開催地でスイス・デューベンドルフをイメージ。デザインコンセプトは日本からスイスへ挑戦する選手たち。スイスと日本の共通点である国旗の色(赤&白)を採用し、熱い戦いにしたたる汗をイメージし、ボデイカラーは燃え盛る魂の赤でまとめた。シクロクロス会場で応援Tシャツを着て熱い応援よう。

売り上げを派遣費に充当するドネーション

●コンセプト
現状、世界選手権に参加する代表選手団とスタッフは、多額な金額を負担して挑戦している状況。その負担が少しでも軽減されるようにと考え、応援(ドネーション)Tシャツを作成するに至る。制作にかかる経費を除いた全額を代表選手団に贈る。

●申し込み方法・価格
申し込みフォームから
振込先を記載した受理メールが申し込み者に送信される。

価格:1枚 3000円(税込)
送料:1枚 370円 (複数枚オーダーの場合は送料が割引になります)
納期:受注日から2週間程度
販売期間:生産予定枚数に達し次第終了

●問い合わせ
一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会(AJOCC)
info(アットマーク)cyclocross.jp

トレックのProject Oneキャンペーンは最大2万円オフ

トレック・ジャパンがカスタムバイクプログラムであるProject Oneが最大2万円オフとなるキャンペーンを実施する。この機会にProject Oneを賢くオーダーして、世界に1台だけの目立つバイクでライドを楽しもう。

■キャンペーン概要
Project One完成車:税抜価格から2万円引き
Project Oneフレームセット:税抜価格から1万5000円引き
■キャンペーン期間
2019年12月1日~2020年1月31日
※Project One Nowでのオーダーは対象外。※Supercaliberは対象外。

●Project Oneキャンペーンの詳細ホームページ

小林優香がトラックワールドカップのケイリンで3位に

競輪選手の小林優香が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位になった。小林は今季のワールドカップ初参戦。優勝はイ・ヘジン(韓国)。

小林優香がトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位 ©JCF

●レース結果
女子スプリント
13位:小林優香(ドリームシーカー/日本)
16位:太田りゆ(日本)

トラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンを走る小林優香 ©JCF

女子ケイリン
優勝:イ・ヘジン(韓国)
2位:リウボフ・バソワ(ウクライナ)
3位:小林優香(ドリームシーカー/日本)

女子スクラッチ
14位:鈴木奈央(日本)

深谷知広がワールドカップのスプリントで2大会連続3位

競輪選手の深谷知広が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位になった。深谷は2大会連続となる銅メダルを獲得した。優勝はハリー・ラブレイセン(オランダ)。

深谷知広がトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位 ©JCF

深谷知広のコメント
前回よりもうれしい気持ちがあります。2大会連続のメダルなので、前回がまぐれではなかったことが証明できたと思います。この2連戦で世界トップの2人との力の差は感じたので世界選手権までには埋めたいと思います。次はもっといい色のメダルを目指して頑張りたいと思います。

●レース結果
男子スプリント
優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:ジェフリー・ホーフラント(オランダ)
3位:深谷知広(日本)

深谷知広(右)がトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位 ©JCF

男子ケイリン
5位:新田祐大(日本)
10位:河端朋之(JPC/日本)

男子スクラッチ
10位:沢田桂太郎(ブリヂストンサイクリング/日本)

男子オムニアム
11位:窪木一茂(ブリヂストンサイクリング/日本)

男子チームスプリント
6位:日本(雨谷一樹、新田祐大、深谷知広)

男子チームパーシュート
7位:ブリヂストンサイクリング(今村駿介、窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎)

男子マディソン
10位:ブリヂストンサイクリング(今村駿介、窪木一茂)

梶原悠未がオムニアム優勝…トラックワールドカップ第3戦

梶原悠未(筑波大)が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで優勝した。今シーズン初優勝。梶原は同種目のアジアチャンピオン、日本チャンピオン。

トラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで逆転優勝した梶原悠未 ©JCF

梶原悠未のコメント
最初の2種目がうまくいきませんでしたが、後半の2種目で盛り返せてよかったです。ここ数日はオムニアムの夢を見るほどオムニアムのことを考えていました。第2戦が終わってから持久力を鍛えてきたので、最後は自信を持って走れました。

女子オムニアムの最終種目ポイントレースを走る梶原悠未 ©JCF

女子オムニアム
優勝:梶原悠未(日本)
2位:マリア・マルティンス(ポルトガル)
3位:ジョリエン・ドホール(ベルギー)

梶原悠未がトラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで優勝 ©JCF

女子チームパーシュート
6位:日本(梶原悠未、鈴木奈央※予選は古山稀絵、上野みなみ、吉川美穂)

女子マディソン
11位:日本(梶原悠未、古山稀絵)

イタリアが使用するピナレロの最新トラックモデル登場

ピナレロは、イタリアナショナルトラックチームの技術パートナーとして、11月29日に香港で開幕したUCIトラックワールドカップ第3戦で、イタリアナショナルチームが使用する最新トラックモデル、MAATを発表した。

MAATフレームセットは90万円(税別)、MAATハンドルバーは9万8000円(税別)。2020年4月上旬頃よりデリバリー開始予定。

MAATは、2020東京オリンピックに焦点を当てて、まったく新しくハンドルバーも含めたフレームの技術的特徴とジオメトリの研究が行われ、その過程においてイタリアナショナルチームの技術者や選手たちから多くの意見を取り入れて開発された。

MAATは特にマディソンとオムニウムレースのために設計されているが、横剛性も強化されていることからたスプリントレースで使用することができる。ジオメトリーはこれらのレースのために最適化され、選手がレーシングポジションを維持しやすいようトップチューブが長くステムは短くデザインされているが、UCI規則を遵守している。

ピナレロのロードフレームの特徴となっているアシンメトリック(非対称)の概念はまた、トラックフレームにも生かされている。アシンメトリックデザインは、フレーム剛性およびパワー伝達を最適化するためのチェーンステー強化に生かされている。エアロダイナミクスプロファイルは、BOLIDE HRを起源にもち、フォークとシートステーは、更新された「3:1ルール」を超える可能性を活用することにより、極端なデザインになった。フォークとチェーンステーは、スタンダードなホイールとディスクホイールどちらも使用できるよう最適化されている。

連続したエアロダイナミクスプロファイルを得るために革新的なヘッドチューブデザインを採用し、ヘッドチューブがフォークヘッドを完全に隠している。トラックバイクはフォークが自由に回転するため、ロードTTバイクに用いられるソリューションよりデザインの自由度が高く、自転車のエアロ性能と機能をキープすることができる。

革新的なハンドルバー
リーチとドロップは125/80のコンパクトドロップ、エアロダイナミックセクション、芯~芯38cm幅で8.5°のフレアアウトを持つ。新しいタイムトライアルポジションを用いるためにハンドルバーのショルダーに手や指のためのアナトミックグリップを採用し、タイムトライアルポジションの際に手首に快適なポジション与えるためにバーの上部表面を平坦化している。ハンドル上部をグリップする際に制御しやすくするためステムに近い部分はエアロ形状を緩やかにしている。MAATは23mmタイヤを使用するようにデザインされている。

初山翔が引退…今後の活躍も期待されるなかでの決断

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネに所属する初山翔が今シーズンをもって現役引退を決意した。現在31歳の初山は、U23時代をイタリアのアマチュアチームで過ごし、その後国内コンチネンタルチームでプロデビュー。2016年には伊豆大島で開催された全日本選手権ロードレースを制し、全日本チャンピオンに輝いた。そして、2018シーズンにイタリア籍のUCIプロコンチネンタルチームであるNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニに移籍し、再び活動の舞台をヨーロッパへと移した。

初山翔がジロ・デ・イタリアで獲得したマリアネーロは最下位ジャージだが、それと同時に完走の証しだ ©NIPPO-Vini Fantini-Faizane

2018シーズンは初めて出場するイタリアの名門クラシック・ミラノ〜サンレモ(UCIワールドツアー)で250kmにわたる距離を逃げ続け、その後のティレーノ〜アドリアティコ(UCIワールドツアー)でも逃げに乗るなど、世界のトップレースで活躍を続けた。

ジロ・デ・イタリアではマリアネーラ受賞

2019シーズンも序盤よりヨーロッパのトップレースを転戦し、5月には世界三大ツールの一つ、ジロ・デ・イタリアへ出場すると、第3ステージでは単独で144kmに渡り逃げ、世界最高峰の舞台でイタリアをはじめ全世界から大きな注目を集めた。その後、チームの区間優勝にも貢献しながら、3週間の過酷なレースを走破。個人総合成績最下位での完走だったが、初山の力走に敬意を表して、大会側からマリアネーラ(非公式、かつて存在した最下位の選手に贈られる黒色のジャージ)を贈呈されるシーンもあった。

欧州トップレースで健闘を続け、今後の活躍も期待されるなかでの現役引退となったが、感謝と「幸せな競技人生だった」という気持ちのもと新しいステップへと進む。

ジロ・デ・イタリアで単独アタックを決めてゴールを目指す初山翔 ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2019

初山翔のコメント

まずこのような時期まで皆様へのご報告が遅れたこと、大変申し訳なく思っております。来季の活動について皆様にお尋ねいただいたとき、うやむやな回答しかできずにとても心苦しかったです。ご容赦ください。しかし急遽決めたことではなく、時間をかけながら考え、決断したことです。ですので、とても前向きな気持ちでこのタイミングを迎え入れることができました。

特にこの2年間は選手を目指したときからの目標であった欧州プロチームの一員として活動することができました。幸せな選手生活であったと心から思っております。皆様のおかげです。到底ひとりではたどり着けない大舞台をいくつも経験させていただきました。今までご支援、ご声援いただいたすべての皆様に心から御礼申し上げます。また今後もサイクルスポーツは趣味として続けていければと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

初山翔 略歴

1988年8月17日生まれ(31歳)、神奈川県出身
U23時代をイタリアのアマチュアチームで過ごし、2011年に宇都宮ブリッツェンでプロデビュー。逃げや山岳を得意とするオールラウンダーで積極的な走りが持ち味。UCI通算3勝(UCIレース)

2011年 宇都宮ブリッツェン(日本、コンチネンタルチーム)加入
2013年 ブリヂストンアンカー(日本、コンチネンタルチーム)加入
               ツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)優勝
2016年 全日本選手権ロードレース エリートカテゴリー優勝
2017年 ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)山岳賞獲得
2018年 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ
            (イタリア、プロコンチネンタルチーム)加入

初山翔

大門宏マネージャーのコメント

初山には「これからが人生の本場!これからも勇気を忘れず、覚悟して挑戦し続けろ」と言いたい。近年では、宮澤崇史、福島晋一、橋川健(NIPPOの出身選手ではなかったが)、ならびに日本人選手の成長に多大な貢献をしてくれたイタリア人ら外国籍選手の引退を割と近くで見届けた。初山も決して彼らに引けを取らないチャンピオンの1人。今後どのような道に進むにせよ、これからも自分の好きなことに没頭し続けて、人間としてさらに成長してほしい願っている。人生においては、選手としての“引退”よりもっともっと価値のある“節目”があるからだ。

昔から世界のトップレベルで挑戦させたくてもさせられなかった選手が多くいるなかで、10代後半から日本代表として、またイタリアのクラブチームで過ごしていた初山を、最後の2年間、この“奇跡的なチーム環境”で走らせることができて、本当にラッキーだったと思っている。ラッキーと言うのは単に運が良いと言うのは意味ではない。その真意は初山自身が誰よりも一番感じてるはずだ。

日本選手は実力があっても欧州チームが契約する理由がない

だからこそ、このレベルで走り続ける可能性をギリギリまで追い求めていたと思う。彼はプロのレースにおいてコミュニケーション能力も全く問題ないある意味“人気者”だったので、ステップアップの意味も込めてワールドチームを含む他のプロチームを本人と探したが、芳しい回答は得られなかった。プロチーム以上で走る続けることはヨーロッパ人にとっても物凄く厳しい世界だ。

余談だが、今回ワールドチームの現役監督、代理人にも初山の件を相談した。口々に言われたことは、「フランスでもベルギーでも自国の選手を最優先に選手を集める。日本人なら日本人選手に関心を持つNIPPOのような日本のスポンサーが現れない限り、たとえ実力があったとしてもヨーロッパのチームが契約する理由がない」だった。フランスのワールドチーム、プロチームの選手も約半数はまずフランス人だからと言う理由で契約できており、選手自身だって解ってる。それはフランスのスポンサーにとっても当然のこと。

そう言う“当たり前の事情”は、もう20年以上現地で聞き飽きているが、改めて日本のスポンサーの存在意義を痛感させられた。ヨーロッパのロードレース界を支えているスポンサーのように、企業の威信を掛けて本気で(10代後半からの育成を含めて)ワールドクラスで活躍する日本人選手に関心を抱くパトロンが日本にも求められている。チーム、選手側から“探す”と言うレベルではなく、かつて浅田監督(エキップアサダ)に惚れ込んで、スポンサーを自ら名乗り出た梅丹本舗の松本氏のように積極的に手を挙げる日本のスポンサーが現れない限り、今後このカテゴリーで日本人選手の発掘、強化に携わっていくのは無理だと断言したい。それは、決して我々(NIPPO)のサブスポンサー、または取って代わるスポンサーを求めてる、と言う意味ではなく、ヨーロッパの知人からの助言にもあるように“自国”のスポンサーが、世界中のレースを舞台に色々なチームに分散し、若手からベテランまで、それぞれのカラーで切磋琢磨できる環境が構築されていくことが理想だ。

●ジロ・デ・イタリアのホームページ