南野拓実を送り出したFCレッドブル・ザルツブルクが感謝のPV

欧州サッカーシーンで旋風を巻き起こしているFCレッドブル・ザルツブルク。リバプールに移籍した南野拓実やドルトムントに移籍したエルリング・ハーランドなどの選手たちと、2019年に行われたCLでの激闘やリーグ7連覇に向けた戦いの舞台裏に迫る全9話のドキュメンタリー映像「JEDER.MANN(イェーダーマン)」を公開した。

WSGチロル戦 ©GEPA pictures/ Mathias Mandl
2019年のUEFAチャンピオンズリーグ、リバプールFC戦 ©GEPA pictures/ Mathias Mandl
2019年のUEFAチャンピオンズリーグ、ベルギーのゲント戦 ©GEPA pictures/ Mathias Mandl

●JEDER.MANN(イェーダーマン)

その日本語字幕付き映像は1月20日(月)9:00以降にRed Bull TV(ブラウザ)およびRed Bull TV(アプリ)で公開する。(下記URLは時間になると有効になる)

●日本語字幕付き映像

©Markus Berger / Red Bull Content Pool
©Markus Berger / Red Bull Content Pool
©Markus Berger / Red Bull Content Pool
©Markus Berger / Red Bull Content Pool

サッカー日本代表FWの南野拓実(24)が5シーズンを過ごしたレッドブル・アリーナを去り、名実ともに世界最強のサッカークラブへ移籍した。ヨーロッパ王者を6度経験し、2019年12月にはカタールで開催されたFIFAクラブワールドカップも制したリバプールFCが日本代表FWをアンフィールドへ招き入れたというニュースは、日本だけではなく世界のサッカーファンを喜ばせた。

南野が日本・大阪からオーストリア・ザルツブルクへ渡った時、まだ彼は発展途上の若者だったが、今や世界が注目するFWのひとりとしてイングランド北部に向かうこととなった。FWとしての総合力が高く評価されている南野は、今の自分を作り上げてくれたのはオーストリア・ブンデスリーガでの5シーズンだったとし、FCレッドブル・ザルツブルクに感謝の気持ちを示した。

「レッドブル・ザルツブルクでリーグ優勝5回カップ戦優勝4回を経験しました。どのタイトルも僕にとっては特別でしたし、一生忘れることはありません。レッドブル・ザルツブルクでの5シーズンで選手としてだけではなく、人間としても成長することができました」

2019年10月、チャンピオンズリーグに旅立つ ©GEPA pictures/ Mathias Mandl

2019年は南野拓実とレッドブル・ザルツブルクがクラブ史上初のチャンピオンズリーグ・グループステージ進出を果たした記念すべき年になった。オーストリアリーグチャンピオンとしてヨーロッパを戦った彼らは6試合16ゴールを決め、南野もアウェイでのリヴァプール戦1ゴールを含む2ゴールを記録した。

「これから人生の新しい1ページが始まります。リヴァプールFCはトップ中のトップクラブですし、加入できるのは光栄です。レッドブル・ザルツブルク時代と同じように全力を尽くすつもりです」

©GEPA pictures/ Harald Steiner

このように新天地への思いを語る日本代表通算22試合出場11ゴールを誇る若きFWは2019-20シーズンも好調で、移籍前はレッドブル・ザルツブルクで22試合9ゴールを決めていた。リバプールFCでもクラブと街に早く馴染んでファンの信頼を勝ち取りたいとしている南野はレッドブル・ザルツブルク時代を次のように振り返っている。

「ザルツブルクは本当に綺麗で暮らしやすい街ですし、コーチやチームメイトから多くのことを学びました。ファン・ヒチャンと一緒に過ごす時間が長かったので、彼に会えなくなるのが寂しいですね」

「キャプテンのアンドレアス・ウルマーにも本当にお世話になりました。レストランへ一緒に行ってドイツ語を教えてもらいました。オーストリア料理も好きですね。シュニッツェルやターフェルシュピッツをよく食べました」

2019年のUEFAチャンピオンズリーグ、ベルギーのゲント戦 ©GEPA pictures/ Mathias Mandl

レッドブル・ザルツブルク時代を通じて136試合出場42ゴール(UEFA EL/CL/両プレーオフ通算11ゴールを含む)を記録した南野は、2019-20シーズン後半からはユルゲン・クロップ監督の下でフィルジル・ファン・ダイクサディオ・マネモハメド・サラーをはじめとするワールドクラスの選手たちと共に同レベルの活躍を狙うことになる。

©GEPA pictures/ Mathias Mandl

進化したインドアトレーナー体験会が2月4日渋谷で開催

2020年、スマートローラーの革命で新潮流が生まれる。インドアトレーニングはここまで進化した。ワイズロードがSARISのバイクトレーナー部門の国内総輸入販売店となり、2020年2月中旬より順次発売。発売前の2月4日(火)にSARIS 「H3」と「MP1」を日本最速で体験できるイベント「SARIS H3&MP1 驚異の実走感を体験せよ!」をワイズロード渋谷本館で開催する。

2020年、スマートローラーの革命が始まる

前世代のSarisトレーナーの5倍の静粛性=時速32kmで59dbを誇る「H3 Direct Drive Smart Trainer」と、インドアトレーナーにライディング本来の動きを再現する全く新しいトレーナープラットフォーム「MP1 Nfinity Trainer Platform」の最強コンビがワイズロード渋谷本館に日本初上陸する。Sarisの革新的なインドアトレーニングの実走感が体感できる。

「SARIS H3&MP1 驚異の実走感を体験せよ!」Supported by Cannondale / MAVIC
開催日:2020年2月4日(火)
時間:11:00~一般向け体験会
※体験会は2月4日(火)から2月11日(火)までワイズロード渋谷本館SARIS特別コーナーで開催
場所:ワイズロード渋谷本館

●Sarisの日本語ホームページ

H3 Direct Drive Smart TrainerとMP1 Nfinity Trainer Platformの最強コンビ

実走しているように身体と自転車が動くサイクルトレーナー

ワイ・インターナショナルが米国発スマートトレーナー、サイクルキャリアパーツのメーカーSARIS社と、現SARISブランドのバイクトレーナー部門(旧ブランド名CycleOps) の輸入総代理店となり、2020年2月中旬より全国のワイズロードとスポーツサイクル専門ショップで発売することになった。

H3 Direct Drive Smart TrainerとMP1 Nfinity Trainer Platformの最強コンビ

ライディングの楽しさを屋内に持ち込める

初めて固定されたトレーナーに乗ったときに「動き」の窮屈さを感じることがある。もちろん無理やり動こうとすれば身体はサドルを超えて左右に動くことができるが、バイクは止まったままで反応せず、ライダーの動きを制限する。

屋内で自転車を安全に乗るためには、長い間この「固定」が必要だった。バイクはトレーナーに固定され、アスリートはバイクに固定され、トレーナーは最もハードなトレーニングに耐えることができた。その結果、屋外よりも不快な乗り心地となり、最終的には「乗り物」のようには感じられなかった。

台が前後左右に稼動することでライディング本来の動きが再現できる

自転車のトレーナーと一緒に多くの時間を過ごすサイクリストで構成されるSarisは、これまで見たことも感じたこともないトレーニング体験を作り出すことができると考えた。そして、屋内バイクトレーナーの製造で20年以上の経験を持つ専門家、エンジニア、 アスリートのチームがこの挑戦に立ち向かったという。

MP1 Nfinity Trainer Platform による“動きの革命”

物理学に基づき工夫が凝らされた構造は没入感があり、快適で本物のトレーニング体験が 得られる。左右の動きだけでは不十分で、湾曲したレールによる前後運動が2次元の動きを加えて実際のライディングのようなライダーとバイクの動きを再現した。前後の可動域は重力の作用により中心位置に戻る構造となっている。

H3 Direct Drive Smart Trainer。12万8000円(税別)

H3 Direct Drive Smart Trainer

時速32kmで59dbの静音性、前世代のSarisトレーナーの5倍の静かさ

インドアトレーナーにおいて最も多い質問は「どれくらい静かなのか?」というもの。Saris社開発チームはこの課題を重要な問題と考え、チェーンの駆動音しか聞こえないほど静かなトレーナーを生み出した。時速32kmで59db、前世代よりも5倍静かな静粛性を実現させたバイクトレーナーの開発に成功した。

しかし、隣接環境において大切なのは静粛性だけではない。リアルな走行感をもたらす 非常に大きな9kgの回転体は1点1点ドリル加工により精密に重量バランスがとられ、振動 の発生を最小限に抑えている。H3は2000w 20%登坂の再現性、優れた安定感の躯体と収納時のコンパクトさと反応性のいい電磁抵抗など、ハイエンド機に求められる性能を高いレベルで備えたSarisのフラッグシップスマートトレーナーだ。

H3はSarisの製品の伝統にならい、高い信頼性と耐久性を備えている。米国本土で供給された鋳造および機械加工されたアルミニウムから作られていて、内部の電力、速度、ケイデンスを測定するための部品は細心の注意を払って調整されている。

●H3 Direct Drive Smart Trainer のイメージ動画

MP1 Nfinity Trainer Platform。15万8000円(税別)

MP1 Nfinity Trainer Platform

Saris Nfinity Technologyを搭載したMP1は、屋内でのトレーニングに屋外でのライド感のような“自由”をもたらす。
・Saris Nfinity Technology がインドアトレーニングに新しいムーブメントをもたらす・実装に近い筋肉を有効に活用でき、楽しく効果的なトレーニングが可能
・大多数の固定式トレーナーやSaris製デスクに対応

2020年、Nfinity TechnologyはMP1に落とし込まれ製品化された。美しいバーチとスチールのMP1は最大級にハードなトレーニングもしっかりとサポートする。バイクトレーナーが始まって以来、Sarisは一つの課題を解決するために進化してきた。それはアウドドアのライディングをインドアで再現することだ。そうしてスマートトレーナーができあがり、インドアサイクリングアプリができ、バーチャルレースやグループライド、管理されたワークアウトが発達し、修練を行うアスリートはインドアトレーニングにも熱心になっていく。

ほぼすべてのバイクトレーナーに対応

インドアトレーニングの進化はまだ終わっていない。その体験をよりよいものにし屋内トレーニングのメリットを最大限に活用するためには快適で熱中できる方法が必要。「MP」とは Motion Platform(モーションプラットフォーム)の略だ。Sarisによって考案された“Nfinity Technology”は固定されたトレーナーに新たな運動軸を加えモーショントレーニングを可能にした。MP1は、先駆的な技術革新をもたらすスマートトレーナーのベストパートナーになる。

キナンが集団コントロール…ニュージーランド・サイクルクラシック第3S

KINAN Cycling Teamが出場しているニュージーランド・サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)は第3ステージを1月17日に行った。平坦基調のコースで争われたレースは、スプリントに挑んだ中島康晴が6位でフィニッシュ。レース中盤に大人数の逃げが生まれたが、KINAN勢が中心に立ってメイン集団をコントロール。追撃ムードを高めてライバルたちの逃げ切りを許さなかった。

KINAN勢気迫の集団コントロール。チームの存在感を示したニュージーランド・サイクルクラシック第3ステージ ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

大会は中盤戦へ。ここまでの2日間、積極的に前線でレースを展開。第2ステージでは山本元喜が逃げに加わったほか、中島がスプリントに挑んで10位となるなど好走。個人総合でもトップが見える位置に山本大喜、トマ・ルバらがつけ、この先のチャンスをうかがう。

第3ステージは、大会拠点となっているマスタートンからマーティンバラまでの127km。スタートからしばしワンウェイルートを進み、おおよそ中間地点から1周7kmの周回コースへ。これを9周回してフィニッシュを迎える。前半に唯一の山岳ポイントが控えるが、以降は平坦基調。定石通りのスプリント勝負となるか、要所でのアタックなどからレースに変化が生まれるのか、駆け引きが見どころともなった。

迎えたレースは、ここまでの2日間同様にリアルスタートから出入りの激しいものに。数人の飛び出しが決まるかに思われた場面もあったが、いずれも決定打とはならず、アタックと吸収を繰り返しながらレース前半が進行していった。

状勢が一変したのは、周回コースに入る直前でのこと。数人のアタックが容認され集団のペースが落ち着きかけたタイミングでさらに1人、また1人と飛び出しを図る。やがて先行するのは14人に膨らみ、そのまま逃げの態勢へ。KINAN勢もたびたびチェックに動いたが前方までは乗り切れず、メイン集団から先行する選手たちを追う流れとなった。

その状況下で、集団の追撃ムードを高めたのはKINAN勢6人だった。全員が集団前方へと上がってペーシングを開始。椿や新城に加え、終盤に入ってからは山本兄弟とトマも効果的なコントロールを見せ、サーキットコースに入った段階で約3分あったタイム差は、周回を経るごとに減っていく。しばらくして、逃げにメンバーを送り込まなかったチームもローテーションに加わり、着実に先頭グループを射程圏にとらえていった。

懸命の追走が実り、残り2周で逃げていた選手たちをキャッチすることに成功。その後もKINAN勢が集団先頭をキープしながら最終周回へと突入した。

スプリントに向けては、中島で勝負する態勢で他のメンバーがリードアウト。ライバルチームにも一歩も引くことなく、前方を固めながら最後の局面を迎える。そして前方から加速した中島は、トップまでは届かずも6位とまとめてのフィニッシュに。

劣勢になっても不思議ではなかった状況を一気のペースアップで打開し、中島でのスプリントまで持ち込んだKINAN勢。リザルトそのものはベストとはいかずも、プロトンに対してチーム力と存在感を示すには十分なレースであった。

総合成績では、ここまでを終えて山本大がチーム最上位の24位。同29位のトマとともにトップとは31秒差。山本元は同じく38秒差、新城も39秒差としており、上位陣が見える位置を保っている。

翌18日に行われる第4ステージは、今大会の最難関。今回最長のレース距離175.6kmもさることながら、次々とやってくるタフな上りが選手たちの脚を試す。スタートから3周回する51kmのコースでは登坂距離6.5km、平均勾配4.8%のテ・ワラウ・ヒルがそびえ、これを3回クリア。そのうえでアドミラル・ヒルの頂上フィニッシュを目指すことになる。フィニッシュまでの上りは距離4.1km、平均勾配6.2%。残り1.5kmでいったん緩斜面となり、フィニッシュ前数百メートルで再び急坂を駆け上がる。このステージの攻略こそが、総合争いに生き残る絶対条件。KINAN勢も上位進出にかけて、もっとも重要な局面に挑むこととなる。

ニュージーランド サイクルクラシック2020 第3ステージ(127km)結果
1 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) 2時間39分51秒
2 ブレイク・クイック(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +0秒
3 アーロン・ゲート(ニュージーランド、ブラックスポークプロサイクリングアカデミー
4 コルビン・ストロング(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム) 
5 ルーク・マッジウェイ(ニュージーランド、ブラックスポークプロサイクリングアカデミー) 
6 中島康晴(KINAN Cycling Team) 
45 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 
51 新城雄大(KINAN Cycling Team)
56 山本大喜(KINAN Cycling Team) 
71 山本元喜(KINAN Cycling Team) 
87 椿大志(KINAN Cycling Team) +18秒

個人総合
1 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) 8時間5分27秒
2 アーロン・ゲート(ニュージーランド、ブラックスポークプロサイクリングアカデミー) +6秒
3 ディラン・ケネット(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +11秒
4 エイデン・トゥーヴェイ(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) +16秒
5 キャンベル・スチュワート(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム)+17秒
6 コルビン・ストロング(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム) +21秒
24 山本大喜(KINAN Cycling Team) +31秒
29 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 
34 山本元喜(KINAN Cycling Team) +38秒
47 新城雄大(KINAN Cycling Team) +39秒
76 中島康晴(KINAN Cycling Team) +1分21秒
85 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分10秒

ポイント賞
1 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) 24pts
15 山本元喜(KINAN Cycling Team) 1pts

山岳賞
1 ボリス・クラーク(ニュージーランド、ユーロサイクリングトリップス・CMI) 10pts
6 山本元喜(KINAN Cycling Team) 4pts

チーム総合
1 ブラックスポークプロサイクリングアカデミー 24時間17分29秒
9 KINAN Cycling Team +33秒

中島康晴

中島康晴のコメント
「スプリント勝負を予測しながら、危険な逃げには注意しながらスタートした。力のある選手のアタックにはトマや(山本)大喜がしっかり反応してくれて出足はよかった。ただ、逃げが決まったかに思ったところでさらにアタックがあって、自分たちがそこに乗ることができなかったのは反省点。何度か前への合流は試みたが上手くいかず、早めの判断で集団牽引をすることにした。

椿と(新城)雄大が素晴らしい働きで先頭とのタイム差を縮めてくれたことや、集団コントロールに協力してくれたチームもあったことで、前の選手たちを吸収できた。大きなミスこそあったが、ハイレベルのレースでこのような経験ができたことはポジティブに捉えたい。

今日は自分も集団牽引に加わったが、脚を使いながらでも最後のスプリントでは6位とまとめられた。集団内でのポジショニング1つ見ても、自分たちが他チームからリスペクトされていることを感じるし、スプリントだけに集中できればもっと結果を出せる手ごたえもつかめた。

(次のスプリントチャンスは第5ステージ)チーム力を示すことができているので、組織的な動きでスプリントに持ち込みたい。個人的な目標は表彰台に上がること。それを実現したい」

別府史之と岡篤志が1月20日開幕のアミッサボンゴ参戦

NIPPOデルコ・ワンプロバンスの2020シーズン初戦は、1月20日から7日間にわたって開催されるアフリカ・ガボン共和国でのラ・トロピカル・アミッサボンゴ(UCIアフリカツアー2.1)となり、別府史之と岡篤志が出場する。

同大会の初開催は2006年。2008年よりUCI1クラスのステージレースとして開催されていて、アフリカでは比較的歴史のある大会。2020年はガボンの北側に位置する隣国カメルーンからの国外スタートが組み込まれた。

コースは細かな起伏はあるものの、平坦ステージが多く組み込まれていて、NIPPOデルコ・ワンプロバンスは、集団ゴールスプリントの展開を想定してミナーリやジュル、そして岡の3名のスプリンターがメンバー入り。さらに経験豊富なオールラウンダーである別府史之とナバルダウスカス、2019年に18歳にして同大会区間優勝を挙げたアフリカのギルマイというメンバーでシーズン初戦ながら“結果”を求めて戦う。

大会には、ワールドチームのコフィディス・ソルシオンクレディやプロチームのトタル・ディレクトエネルジーら強豪チームも参戦。また未知なるポテンシャルを秘めた地元アフリカ勢の活躍も期待されている。

ジュスタン・ジュル(フランス)
岡篤志(日本)
ラムナス・ナバルダウスカス(リトアニア)
リッカルド・ミナーリ(イタリア)
ビニヤム・ギルマイ(エリトリア)
別府史之(日本)
監督:水谷壮宏

水谷監督のコメント
「初めて参戦するガボンでのレースになるが、このメンバーでいつもどおりのレースができれば結果が出ると思う。プロフィールをみるとスプリンターが勝つコースだし、じっさいに去年もスプリントが多かった。まずはスプリンターのミナーリ、さらにアフリカでのレースのため、ギルマイも頑張ると思うので、その二人を軸にレースを進めたい。さらには裏をかいたような逃げ切る展開も考えている。そのような逃げに岡やナヴァルダウスカスが入ったら面白いと思う。ほかの欧州チームとうまく協力しながら、レースを優位に進めていきたい。トレーニングキャンプを通じて、メンバー一人一人の特長を把握した。いまはこのチームで一刻も早く結果を出したいという気持ち。2020シーズンの良いスタートを切れるように願っている」

La Tropicale Amissa Bongo
ラ・トロピカル・アミッサボンゴ


日時 2020年1月20日(月)〜26日(日)
開催国 ガボン共和国
レースカテゴリー UCIアフリカツアー2.1
ウェブサイト https://www.tropicaleamissabongo.com/fr
フェイスブック https://www.facebook.com/tropicaleamissabongo/
ツイッター https://twitter.com/tropicale2020

1月20日 Stage 1 – Bitam › Ebolowa (149k) ※カメルーン
1月21日 Stage 2 – Bitam › Oyem (107k) ※カメルーン
1月22日 Stage 3 – Mitzic › Ndjolé (186k)
1月23日 Stage 4 – Lambaréné › Mouila (190k)
1月24日 Stage 5 – Lambaréné › Kango (143k)
1月25日 Stage 6 – Port Gentil › Port Gentil (127.2k)
1月26日 Stage 7 – Nkok › Libreville (132.2k)

ジロ・デ・イタリアと姉妹レースが出場全チームを発表

イタリアのRCSスポルトが主催大会のジロ・デ・イタリアティレーノ〜アドリアティコミラノ〜サンレモストラーデビアンケのワイルドカード(主催者推薦)を含む出場全チームを1月16日にミラノで発表した。

ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse

ジロ・デ・イタリア(5月9〜31日)

UCIワールドチーム19、ワイルドカード3、全22チーム、1チームは8人編成

●UCIワールドチーム
AG2Rラモンディアール(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・マクラーレン(バーレーン)
ボーラ・ハンズグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
コフィディス(フランス)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
EFエデュケーションファースト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イスラエル・スタートアップネイション(イスラエル)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
NTTプロ(南アフリカ)
イネオス(英国)
ユンボ・ビズマ(オランダ)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)
●ワイルドカード
アンドローニジョカトリ・シデルメク(イタリア)
バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)
ビーニザブKTM(イタリア)

プリモシュ・ログリッチェがティレーノ〜アドリアティコ第4ステージで積極果敢な走りを見せる ©POOL/BETTINI/LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ(3月11〜17日)

UCIワールドチーム19、UCIプロチームランキング上位1、ワイルドカード4、全24チーム、1チームは7人編成

●UCIワールドチーム
AG2Rラモンディアール(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・マクラーレン(バーレーン)
ボーラ・ハンズグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
コフィディス(フランス)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
EFエデュケーションファースト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イスラエル・スタートアップネイション(イスラエル)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
NTTプロ(南アフリカ)
イネオス(英国)
ユンボ・ビズマ(オランダ)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)
●UCIプロチーム1位
トタル・ディレクトエネルジー(フランス)
●ワイルドカード
アンドローニジョカトリ・シデルメク(イタリア)
バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)
ガスプロム・ルスベロ(ロシア)
アルケア・サムシック(フランス)

ミラノ〜サンレモの終盤は紺碧の地中海リビエラ海岸を走る ©LaPresse/Fabio Ferrari

ミラノ〜サンレモ(3月21日)

UCIワールドチーム19、UCIプロチームランキング上位2、ワイルドカード4、全25チーム、1チームは7人編成

●UCIワールドチーム
AG2Rラモンディアール(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・マクラーレン(バーレーン)
ボーラ・ハンズグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
コフィディス(フランス)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
EFエデュケーションファースト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イスラエル・スタートアップネイション(イスラエル)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
NTTプロ(南アフリカ)
イネオス(英国)
ユンボ・ビズマ(オランダ)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)
●UCIプロチーム
トタル・ディレクトエネルジー(フランス)
サーカス・ワンティゴベール(ベルギー)
●ワイルドカード
コレンドン(ベルギー)
ガスプロム・ルスベロ(ロシア)
アルケア・サムシック(フランス)
ビーニザブKTM(イタリア)

イタリア語で「白い道」という意味のストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari

ストラーデビアンケ(3月7日)

UCIワールドチーム17、UCIプロチーム1、ワイルドカード5、全23チーム、1チームは7人編成

●UCIワールドチーム
AG2Rラモンディアール(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・マクラーレン(バーレーン)
ボーラ・ハンズグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
EFエデュケーションファースト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イスラエル・スタートアップネイション(イスラエル)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
イネオス(英国)
ユンボ・ビズマ(オランダ)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)
●UCIプロチーム
サーカス・ワンティゴベール(ベルギー)
●ワイルドカード
アンドローニジョカトリ・シデルメク(イタリア)
バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)
B&Bホテルズ・ビタルコンセプト(フランス)
コレンドン(ベルギー)
アルケア・サムシック(フランス)