ブルックスも厚底…ハイペリオンエリート世界同時発売

米国ランニングシューズブランド「BROOKS」がトップモデルとしてHYPERION ELITE(ハイペリオンエリート)の世界同時発売する。日本ではアキレスが2月29日(土)から新宿西口ハルクや主要店舗10店のほか、「BROOKS」公式サイトで220足を限定発売する。

ブルックスのハイペリオン エリート

「HYPERION ELITE」は「BROOKS」がトップランナーとともに4年の歳月を経て開発したトップモデル。世界のトップランナーに寄り添うことをテーマに、彼らが求めていた速さと安定感を両立させることに成功した。独自のミッドソール材とカーボンプレートを搭載しているため、走行中の足首やその付近のブレが競合品より少なく、レース後半までの走力を少しでも温存し、より速くより長く走れるという。


ハイペリオンエリートの3大特性

伸縮性に富むメッシュアッパーが快適なフィット感を生み出す

① ミッドソール材「DNA ZERO」フォーム

軽量(従来モデルから45%軽量化、15%ソフト化)なのに必要十分な硬度と反発力を持ち 、足首の内反やブレを軽減。ランニングフォームの安定に加え、エネルギーロスの軽減にもつながる。試走したアスリートから「足首 が安定し、力を伝えやすい」という声も聞かれた。

強力な推進力を生む可変形状カーボンプレートを内装

② 強力な推進力を生む可変形状カーボンプレート搭載

その復元力で踏み蹴り動作を助けふくらはぎ部・下腿三等筋(かたいさんとうきん)の筋活動を軽減。レース後半までの走力を温存できる。

③ 着地時の安定感をサポートするソール形状

接地面積を最適化したソール形状が安定した着地を生む

ドロップ(シューズのつま先と踵のソールの厚さの差)8mmで自然な前傾姿勢と体重移動を生み出す。

【価格】 2万7000円(税別)
【サイズ】 25.0~28.0cm
【ソール厚さ(大―小)】 35mm-27mm
【ドロップ】 8mm
【重量】 196g (27.0cm/片足)


ブルックスとは

「BROOKS」は1914 年の創業以降、数々の革新的技術を搭載したランニングシューズでビギナーからトップアスリートまで、多くのランナーたちをサポートしてきた。2018 年には米国ランニングシューズ専門店における大人用ランニングシューズカテゴリー(販売価格100ドル以上)で No.1のシェアを誇る。日常のランニングが身体と心にいい変化を与える“RUN HAPPY”をブランドアイデンティティに、ランニングがライフスタイルとして根付く米国で支持されている。また製造工程におけるブルーサイン認証の取得や昨今の環境問題にも配慮したミッドソールの開発など、サスティナブルな取り組みも高く評価されている。

脇本雄太が世界選手権男子ケイリンで2位…東京五輪にはずみ

東京五輪出場枠をかけた2020UCI世界選手権がドイツのベルリンで2月26日に開幕。大会2日目の27日に開催された男子ケイリンで脇本雄太が2位になった。同種目の銀メダル獲得は3年連続3個目。2018年は河端朋之が、2019年は新田祐大が獲得。

脇本雄太 ©JCF

脇本雄太のコメント
「メダルを獲れてホッとした気持ちと、なんで金じゃないんだという悔しい気持ちもあります。これで満足せず、次はオリンピックで金メダルという目標に変えて頑張りたいと思います!」

世界選手権ケイリンでハリー・ラブレイセン優勝、脇本雄太が2位 ©JCF

日本からは脇本とともに新田、河端の3選手が同種目に出場した。新田は12位、河端は13位に終わった。

脇本雄太 ©JCF
脇本雄太 ©JCF

男子ケイリン最終成績
優勝:ハリー・ラブレイセン/ LAVREYSEN Harrie(オランダ)
2位:ワキモト ユウタ/脇本雄太(日本)
3位:アジズルハスニ・アワン/ AWANG Mohd Azizulhasni(マレーシア)

世界選手権ケイリンでハリー・ラブレイセンを中央に、左が2位脇本雄太、右が3位アジズルハスニ・アワン ©JCF
©JCF

●日本自転車競技連盟のTwitter(速報配信中)

UAEツアー参戦中のチームスタッフが新型肺炎…大会中止

2月23日に開幕した7日間のステージレース、UAEツアーの主催者は2月28日早朝、レース参戦中のチームに所属する2人のイタリア人スタッフが新型コロナウイルス感染したとして、残る2ステージを打ち切ることを発表した。

UAEツアー第5ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「すべてのレース参加者の健康を確保するために決定した」とUAEツアーの高等組織委員会は述べ、「安全はすべての優先事項のトップにくる」と付け加えた。

UAEの保健予防省は、レース参加選手、運営スタッフ、主催者の継続的・定期的なスクリーニングと検疫を実施すると述べた。ウイルス拡散を防ぎ、国内のすべての保健関係当局と協調してその流行の広がりを抑制するための措置が講じられる。

アダム・イェーツ、タデイ・ポガチャル、アレクセイ・ルツェンコらが総合優勝を争っていた ©LaPresse – Fabio Ferrari

同省は同国社会の保護とその安全と保全を確保するために、2人のイタリア人スタッフと接触した人々の検診を実施。厳格な予防対策を確保するために必要なすべての措置が講じられていると付け加えた。

大会は第5ステージを終了してミッチェルトン・スコットのアダム・イェーツ(英国)が首位に立っていた。大ケガから復帰したイネオスのクリストファー・フルーム(英国)やバーレーン・マクラーレンの新城幸也が参戦していた。

第5ステージが終わってアダム・イェーツが首位に立っていた ©LaPresse – Massimo Paolone

THE STAGES 
Stage 1: Marjan Island Stage (158km), Zabeel Park – Marjan Island
Stage 2: Dubai Municipality Stage (203km), The Pointe – Hatta Dam
Stage 3: Sharjah Stage (198km), Sharjah – Rafisah Dam 
Stage 4: Dubai Stage (171km), Dubai Design District – Dubai City Walk
Stage 5: Al Ain Stage (162km), Al Ain – Jebel Hafeet 
Stage 6: ADNOC Stage (158km), Al Ruwais – Al Mirfa
Stage 7: Abu Dhabi Stage (127km), Al Maryah Island – Abu Dhabi Breakwater

●UAEツアーのホームページ