脇本雄太が競輪S級協力選手を代表して医療従事者に寄付

東京五輪代表でもある競輪選手の脇本雄太が、協力選手を代表して、 競輪選手養成所や東京五輪自転車競技の開催地である静岡県伊豆市を通じて、日本赤十字社静岡支部に138万8889円を寄付した。

競輪の脇本雄太と伊豆市の菊地豊視聴

これは脇本が発起人となり、新型コロナウイルスに関連する医療従事者を支援したいという思いから、高松宮記念杯競輪(6月18~21日・和歌山競輪場)に出場したS級S、1、2班の選手たちにユニホームをはじめ、競輪競技に関連した私物を提供してもらい、チャリティーオークション(※ヤフオク!利用期間:6月29日~8月4日)に出品したもの。

伊豆市役所を訪問した脇本は、日本赤十字社静岡県支部伊豆市地区長である伊豆市の菊地豊市長に、「新型コロナウイルスの影響でなかなか走れない状況が続いていました。加えて、私の姉が看護師をしていたこともあり、医療現場が厳しいことも知りました。そのような中で、競輪選手たちが一致団結してできることを考え、チャリティーを行いました」とメッセージ。

「138万円という金額が集まり、ユニホームなどを提供していただいた選手たちには感謝しかないです。今回の寄付金を医療用ベッドやマスクなど、医療現場に必要なもののために使っていただければと思います」と続けた。

このチャリティー活動には、脇本を含め30名の競輪S級選手が参加。現在、感染者が増えている状況の中、脇本は競輪選手の間でも感染者を出さないように予防を徹底しているとも話した。 

 【チャリティーオークション参加選手一覧】
佐藤慎太郎、 新田祐大、 吉田拓矢、 木暮安由、 平原康多、 森田優弥、 黒沢征治、 鈴木竜士、 根田空史、 郡司浩平、 堀内俊介、 渡邉雄太、 簗田一輝、 浅井康太、 脇本雄太、 野原雅也、 村上博幸、 村上義弘、 稲垣裕之、 三谷将太、 稲毛健太、 稲川翔、 松浦悠士、 清水裕友、 小倉竜二、 原田研太郎、 小川真太郎、 松本貴治、 山田英明、 中川誠一郎(敬称略)
(※高松宮記念杯競輪に出場したS級選手たち)

●脇本雄太のプロフィール