走り屋じゃなくても特産物が獲得しやすくなったライドアラウンド東京多摩

多摩地域を対象として「ライドアラウンド in 東京多摩」が開催される。2022年で3回目となり、今回は上位のみならず多くの人に地域の特産物が届けられるよう参加特典を拡充した。本格サイクリング層からご近所サイクリング層まで幅広い人が楽しめそう。

ライドアラウンド

ライドアラウンドは期間型エリア探索サイクリングイベント

多摩地域30市町村の観光地などに設定したスポットを巡ってポイントを集め、賞品をゲットする期間型エリア探索サイクリングイベント。事業を受託した一般社団法人ルーツ・ スポーツ・ジャパンが展開する新しい形のサイクルツーリズムコンテンツで、宮城県から熊本県まで全国で展開している。

●実施期間は9月17日(土)~11月30日(水)
●参加無料

イベント終了時点での「総獲得ポイント」に応じ、希望賞品の申し込みができる。絶品多摩グルメは数量限定だが、抽選に外れた場合でも必ず賞品がもらえる

参加方法
モバイルライフジャパンが提供する位置情報サービスアプリ「Map Life」にある専用のイベントページにアクセスすることで地図上に表示されるスポットを、イベント期間中(今回のイベントは1カ月半)に自転車で巡り、訪れたスポットにチェックインすることで獲得できるポイント数を競う。 自転車を持っていればだれでも気軽に参加できる。

●ライドアラウンド in 東京多摩のホームページ

トレックから第4世代としてフルモデルチェンジのドマーネ登場

トレック・ジャパンは、第4世代としてフルモデルチェンジを果たしたエンデュランスカーボンロードのDomane(ドマーネ)を発売する。最高グレードのOCVL800カーボン素材にアップグレード(SLRのみ)され、IsoSpeedがシンプルになり、約300gもの軽量化を実現。

DomaneSLR7

シームレスなフレーム構造とケーブルルーティングも見直され、エアロ効果も向上。これまでの優れた快適性と多様性を保ちつつ、新型Domaneは軽くそして速く進化した。

DomaneSLR7
石畳の悪路を走るパリ〜ルーベ

【各グレードの特徴】

・RSL:トレック最上位グレードのOCLV800カーボンで、軽量でアグレッシブなH1.5フィット。レース志向の人に最適。

パリ〜ルーベを走ったドマーネSLR

・SLR:トレック最上位グレードのOCLV800カーボンで、多様性を高めるマウントとストレージあり。レースのみならず長時間最高のライドフィールを求める人に最適。

・SL:OCLV500カーボンで、拡張性も高くお求めやすい。普段からロングライドを好む人に最適。

DomaneSL5
アクセスしやすい内蔵ストレージ


【ラインナップ】
SLRグレード:初回入荷完成車
・Domane SLR 9
・Domane SLR 7
・Domane SLR 6
※プロジェクトワンでの受注開始日は未定

ワイヤレスのSRAM Rival AXS電動ドライブトレイン

SLグレード
・Domane SL 6 eTap
・Domane SL 6
・Domane SL 5
※RSLグレードはプロジェクトワンのフレームセットのみ受注開始。(開始日未定)

改良されたIsoSpeedが軽量化を実現。路面の振動を吸収し、長く力強く走り続けられる

●トレックの詳細ページ

エベネプールが史上最年少でブエルタ・ア・エスパーニャ制覇

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日、ラスロサス〜マドリード間の96.7kmで第21ステージが行われ、レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)が史上最年少の22歳で初の総合優勝を飾った。2分02秒遅れの総合2位はエンリク・マス(スペイン、モビスター)。4分57秒遅れの総合3位はフアン・アユソ(スペイン、UAEエミレーツ)。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のレムコ・エベネプール ©Unipublic Charly López

ポイント賞はトレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)、山岳賞はイネオスグレナディアーズのリチャル・カラパス(エクアドル)、新人賞はエベネプール。

総合優勝のエベネプールを中央に、左が総合2位エンリク・マス、右が同3位フアン・アユソ ©Unipublic Sprint Cycling Agency

ベルギー勢のグランツール総合優勝は1978年にヨハン・デミュインクがジロ・デ・イタリアで勝って以来。

バルベルデ(左)とニバリ引退の花道 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

チームにとって、ベルギーにとって、そして自分にとって歴史となった

「正式に総合優勝となって、ようやく落ち着くことができた。昨日はすでに、感情はかなり高かった。ボクたちはほぼ確実に勝てる状況だったけど、それでも安全でいいい形でレースを終えなければならなかった。ボクたちは完璧にやったと思う」とエベネプール。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージ ©Unipublic Charly López

「ボクたちは最終日をできるだけ楽しむつもりだったが、ゴールして本当に楽しむことができる。マドリードはテクニカルなコースだったので、考える時間があまりなかった。1周ごとに緊張感が増していた。ここまで生き延びることができてうれしかった。それはチームにとって、ボクの国にとって、そして自分自身にとっての歴史となった。この3週間でやったことを本当に誇りに思う」

史上最年少の22歳でブエルタ・ア・エスパーニャを制したエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency
最終ステージはフアン・モラノが初優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

左から山岳賞のカラパス、総合優勝と新人賞のエベネプール、ポイント賞のピーダスン ©Unipublic Charly López

第20ステージにもどる

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エベネプールがブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を確実に。区間Vは山岳王カラパス

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、モラルサルサル〜プエルト・デ・ナバセルラダ間の181kmで第20ステージが行われ、イネオスグレナディアーズのリチャル・カラパス(エクアドル)が優勝。第12、14ステージに続く今大会3勝目。山岳賞の獲得も確実にした。

山岳賞ジャージを着るカラパスが第20ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)わずか2秒遅れたが、前日までのタイム差を利して総合1位を死守。初の総合優勝に王手をかけた。

エベネプールが2022ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を確実にした ©Unipublic Charly López

自転車競技最強国ベルギーのグランツール制覇は1978年以来

すべての山岳とタイムトライアルを終えたレースは最終日にマドリードでの凱旋パレードを残すのみ。エベネプールは史上最年少の総合優勝者となるのは確実で、ベルギー勢のグランツール総合優勝は1978年にヨハン・デミュインクがジロ・デ・イタリアで勝って以来となる。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Charly López

「ステージ優勝はまったく狙っていなかった。総合1位のポジションを守りたかっただけだ。そのために自分の力をコントロールし、すべてを信じて流れに乗ることだけに務めた。最終的にレースは非常に厳しいものになったが、ボクたちのチームは本当にうまくやった」とエベネプール。

「ボクの人生で最も美しい日になった。そして素晴らしい年になった。モニュメントのリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで優勝し、サンセバスティアンでも優勝し、このブエルタ・ア・エスパーニャでは2つのステージと総合1位。冬に結婚する。願うことができる最高の年だと思う」

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022年で引退するバルベルデが積極的な走りを見せ、敢闘賞を獲得した ©Unipublic Sprint Cycling Agency
最後の山岳ステージでマイヨロホを死守して総合優勝を確実にしたエベネプール ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

2022ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ3勝目のカラパス ©Unipublic Charly López

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ピーダスンがステージ3勝目でポイント賞獲得に大きく前進【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月9日、タラベラデラレイナ〜タラベラデラレイナ間の138.3kmで第19ステージが行われ、ポイント賞トップのマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)が優勝。第13、16ステージに続く今大会3勝目を挙げた。

前日に英国のエリザベス女王が死去し、英国選手が国旗を掲げて哀悼の意 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)と同タイムでゴール。マイヨロホを守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
ポイント賞トップのピーダスンがステージ3勝目 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

第19ステージを終えてエベネプールが首位を堅持 ©Unipublic Charly López

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エベネプールが総合Vに前進、ブエルタ・ア・エスパーニャ区間2勝目

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月8日、トルヒーリョ〜アルトデルピオルナル間の192kmで第18ステージが行われ、首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)が総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)を振り切って優勝。第10ステージに続く今大会2勝目を挙げた。

首位エベネプールが総合2位マスを突き放してゴールスプリント ©Unipublic Sprint Cycling Agency

エベネプールはこの日マスに2秒差をつけるとともに、区間1位のボーナスタイム10秒を獲得。マスのボーナスタイムは6秒で、2選手の差は2分01秒から2分07秒に開いた。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency

山岳賞は第8ステージからトップに位置していたジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)がこの日の序盤に落車負傷してリタイア。リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)が1位になった。

第10ステージの個人タイムトライアルに続いて2勝目を挙げたエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

引退を表明しているアレハンドロ・バルベルデがラストイヤーとなる2022ブエルタ・ア・エスパーニャを走る ©Unipublic Sprint Cycling Agency

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