大野均がフランス観光親善大使に…W杯フランス大会を盛り上げる

元ラグビー日本代表の大野均氏が2023年度フランス観光親善大使に就任した。2023年はラグビーのワールドカップがフランスで開催されるが、その事前プロモーションとして大野氏が起用され、日本戦の会場となる開催地を精力的に回っていた。

大野均さん

フランス観光親善大使のタイトルは2000年、フランス観光開発機構の前身であるフランス政府観光局が創設し、フランスに縁のある著名人の個人的な視点からフランスの魅力を発信してもらうことを目的にこれまで46人が任命されている。

フランスは2023年にラグビーワールドカップ、2024年にオリンピック・パラリンピック競技大会と二つの国際スポーツイベントの開催を控えることから、スポーツを観光プロモーションの主テーマに据え、スポーツ関連の著名人を観光親善大使として任命することを決定した。

大野均さんとフィリップ・セトン駐日フランス大使

任命されたのは元ラグビー日本代表で、現在は東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーを務める大野氏。大野氏は三度のワールドカップ出場と、国際試合98回の出場記録から、選手時代に遠征や合宿でルアーブル、ボルドー、リヨン、トゥールーズなどフランス各地に滞在した経験を持つ。

また2022年には、フランス観光開発機構が実施したラグビーワールドカップ2023年大会の開催地域への視察旅行(トゥールーズを含むオクシタニー地方、ニースを含むプロバンス・アルプ・コートダジュール地方、ナント)に参加し、さまざまなメディアを通じて滞在地の魅力を発信した。

フレデリック・マゼンク在日フランス観光開発機構代表、大野均さん、フィリップ・セトン駐日フランス大使

ワールドカップイヤーとなる2023年、フランス観光開発機構は大野氏を「2023年度フランス観光親善大使」に任命し、観光立国フランスの広報活動へさらなる協力を依頼した。


2023年5月31日にフランス大使館で行われた任命式では、フィリップ・セトン駐日フランス大使、カロリーヌ・ルブシェ フランス観光開発機構総裁が署名する任命状が、セトン大使より大野氏へ手渡されました。

ケアンズなら時差1時間…マラソンやMTBレースに参戦するのも悪くない

日本から1番近いオーストラリアの都市ケアンズで、日本人も参加できるマラソン、トライアスロン、自転車レースなどが開催されている。時差が1時間で、日本人には好条件。自然体験や観光だけにとどまらず、スポーツイベントもプランのひとつ。

ケアンズマラソン

2022年7月ジェットスターによる直行便の再開に加え、2023年6月にはヴァージン・オーストラリアによる羽田〜ケアンズ便の新規就航が予定され、アクセスがさらによくなるという。

ケアンズマラソン2023(7月16日開催)

フルマラソンの他にハーフマラソン、10km、5km、5kmウォーク、キッズも多く参加する2km ミニマラソンなどの種目に参加できる。海を眺めながらのフラットなコースは初心者から経験者まで楽しめる。

ケアンズマラソン

2022年の大会ではアンバサダーである福島和可菜さん・舞さん姉妹がレースに参加し、見事女子で1位と2位を受賞。

2023年はアンバサダーの福島姉妹をはじめ、日本からの参加者も含めた約2500人が参加予定。オンライン締め切りは7月14日(金)日本時間16:00、現地時間17:00まで、現地でのエントリー締め切りは開催前日の7月15日(土)16:00までなので、まだまだこれからのエントリーも間に合う。

クランクワークス ケアンズ マウンテンバイクフェスティバル ©Crankworx

●ケアンズマラソンのホームページ

クランクワークス(5月17〜21日開催)

クランクワークス ケアンズ マウンテンバイク フェスティバルは、2023年に開催される「クランクワークス 2023ワールドツアー」の中で2番目の開催地で、熱帯雨林のトラックで行われる レースが特徴。

ダウンヒル、デュアルスラローム、スロープスタイル、スピード&スタイル、公式オーストラリアウィップオフ選手権など、5日間にわたるイベントスケジュールはマウンテンバイク愛好家にとって見逃せない。

自由自在にマウンテンバイクを操り競い合う姿は、初めて見る人でも超人技だと分かるほど迫力満点。公式YouTubeでは、前回大会で優勝となったダイナミックな技を見ることができる。

●クランスワークスの公式YouTube

アイアンマンケアンズ
グレートバリアリーフ・マスターズゲーム ©GBRマスターズゲーム_1 (c)


2日で獲得標高1万mを目指すヒルクライマーを全国から募集

群馬県利根沼田地域で、5つのコースを2日間で走破して獲得標高10,000mを目指すチャレンジDayが開催され、全国から「脚」に覚えのあるチャレンジャーが募集されている。利根沼田サイクルツーリズム推進委員会委員会が主催する「ツール・ド×10,000UP in Gunma」 のコースを利用した特別企画。

チャレンジを達成した猛者は「10,000UP マイスター」と認定され、自転車メディアでの特集記事 や達成報酬を受け取ることができます。

また、同アプリを利用したキャンペーン期間中にコースを各自走行する「ツール・ド× 10,000UP in Gunma」も 2023年5月27日(土)から開催。

10,000UP チャレンジ Dayとは?

◆達成報酬
達成の暁には「10,000UP マイスター」に認定され、チャレンジの様子がバイシクルクラブの記事で紹介される。10,000UP 達成記念品を贈呈。

◆募集要項
【募集数】猛者最大20名
※応募内容から事務局でチャレンジャーを選考
※応募要件に満たない場合は、20名以下になることがある
【参加費】3000円
※中止となった場合は、中止のタイミングに関わらずスポーツエントリー利用料を除いた参加費を返金。ただし申し込み後、自己都合によるキャンセルは返金対象外
【応募要件】求める人物像
登りたい気持ちが抑えられない方
とにかく坂が好きな方
周りから「変態」と呼ばれがちな方
すぐ何かに挑戦したくなる方
1 日 5,000mUP したことがある方
仲間とロングライドが終わって解散した後、自宅まで100kmくらい自走で帰っちゃう方
サバイバル能力が抜群に高い方

●10,000UP チャレンジ Dayのホームページ

ツール・ド×10,000UP in Gunmaも同時開催

【キャンペーン期間】2023年5月27日(土)~11月19日(日)
【参加費】無料
【参加方法】サイクリングアプリ「ツール・ド」を利用し、期間中に自転車でコースを各自走行。

◆完走特典
各コース完走後、発着地点に設置されている「宝箱」を解錠して、コース完走記念品(オリジナ ル木製メダル、完走証)をゲット(各コース先着200名) ※宝箱はコースごとに設置しており、解錠する「ナンバー」も個別に設定されている。

全5コース制覇の「特製マスタートロフィー」は、アプリ上に表示される「完走証明」画像を事務局に送信すると、事務局で確認後に送付。また、先着50名に「木製メダル」 と「マスタートロフィー」を飾る「台座」を贈呈。

サイクルベースあさひ戸塚下倉田店が5月25日にオープン

快適な自転車ライフを提供するあさひが2023年5月25日、神奈川県横浜市戸塚区に「サイクルベースあさひ戸塚下倉田店」をオープンさせた。

戸塚下倉田店では、シティサイクルをはじめ、幼児・子供用、電動アシスト自転車など幅広い自転車を取り扱うとともに、修理・点検などの各種サービスを提供、地域の人に「わくわく」「安心」「便利」な自転車ライフを届けていきたいという。

戸塚下倉田店のオープンを記念して5月25日(木)から6月25日(日)までの期間、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなどがお得に購入できるオープニングセールを開催。また、同期間中、戸塚下倉田店近隣の港南台北店、泉中田店でも協賛セールを実施。

セールは、サイクルベースあさひ公式アプリ登録者を対象としている。

サイクルベースあさひ戸塚下倉田店

店舗名:サイクルベースあさひ戸塚下倉田店
住所:〒244-0815 神奈川県横浜市戸塚区下倉田町179-1
営業:土日祝10時~20時/平日11時~20時
定休日:年末年始、棚卸日(2月と8月に、各1日)
TEL:045-864-1800
駐車場:あり
アクセス:
 電車:JR線・横浜市営地下鉄ブルーライン「戸塚」駅から徒歩約21分
 バス:江ノ電バス『下倉田』停留所から徒歩約2分
 車 :県道203号線(大船停車場矢部線)「豊田立体入口」交差点から南へ約100m
店舗情報:https://store.cb-asahi.co.jp/detail/1052
※状況により、営業体制に変更が生じる可能性がございます。詳しくはホームページの店舗営業情報をご確認ください。

オープニングセール

セール情報:https://www.cb-asahi.co.jp/contents/category/campaign/renewal_sale/
実施期間:2023年5月25日(木) ※オープン日~ 2023年6月25日(日)
対象店舗:戸塚下倉田店、港南台北店、泉中田店

クロスバイク全品が20%OFFのワイズロードキャンペーン開催

ワイ・インターナショナルが5月27日から7月17日までの期間、ワイズロード全国の店舗とワイズロードオンラインで「スポーツバイク購入応援キャンペーン」を開催。

今回の「スポーツバイク購入応援キャンペーン」は、昨今の社会情勢の影響により価格が上昇したスポーツバイクを、これから乗り始める人や買い替えを考えている人の購入をサポートするために、求めやすい価格で提供するもの。

キャンペーンはワイズロードの在庫車約8000台が対象となり、クロスバイク全品が表示価格から20%OFFになるほか、一部のロードバイク完成車は購入価格の20%をY’s Clubポイントとして還元。

この他にもウェア(上下セット)、ビンディングシューズ、グローブ、アクセサリーなど全ジャンルの商品を特別価格で提供。対象品や価格は店舗もしくはワイズロードオンライン(要ログイン)で確認することができる。

「スポーツバイク購入応援キャンペーン」
実施期間:2023年5月27日(土)~7月17日(月・祝)
※オンラインは、5月26日(金)20:00~7月18日(火)10:00
対象商品(一部):
◇クロスバイク全品 表示価格から20%OFF
◇ロードバイク完成車(一部)の購入価格から20%をY’s Clubポイントとして還元
◇ウェア上下セット購入値引き パールイズミ、カステリ、Bicycle Line、シマノ
※店舗の会計のみ対象、インナーは除く
◇ビンディングシューズ(全ブランド)の購入価格から10%をY’s Clubポイントとして還元
※一部特価品など対象外あり
※ワイズロードの在庫品が対象

ログリッチがジロ・デ・イタリア初優勝…最終日前日に逆転

第106回ジロ・デ・イタリアが5月6日から28日まで開催され、ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチが最終日前日の個人タイムトライアルで逆転。スロベニア選手として初優勝した。緊急出場の新城幸也(バーレーン・ビクトリアス)はチーム優勝に貢献した。

マリアローザのログリッチ ©Fabio Ferrari/LaPresse

ローマを発着とする距離126kmの第21ステージはゴールスプリント勝負となり、アスタナ・カザクスタンチームのマーク・カヴェンディッシュ(英国)が優勝した。2位はトレック・セガフレードのアレックス・キルシュ(ルクセンブルク)、3位はグリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネのフィリッポ・フィオレッリ(イタリア)。

新城幸也を擁するバーレーン・ヴィクトリアスがチーム優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

全23日間の長丁場でスロベニア選手として初の総合優勝を達成

ヨーロッパ大陸出身の選手が総合優勝したのは2017年のトム・デュムラン(オランダ)以来となる。スロベニアはイタリアと接する国ながら、ステージ初優勝は10年前のルカ・メスゲツ。ここ10年でロードレースの強豪国の仲間入りを果たしたが、同国の自転車ロード界を牽引してきたのはもちろんログリッチだ。

ログリッチはツール・ド・フランスこそ勝っていないが、ブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇(2019、2020、2021)に続くグランツール制覇を達成した。

「ローマの街を走るのは本当に楽しかったけど、ジロ・デ・イタリアで総合優勝することの意味をまだ理解できていなかった」とゴール直後にログリッチは語っている。

「昨日起こったことの後、私は自分の感情を封じ込めようとした。ローマは壮観な街だ。すべての勝利は特別であり、この勝利を獲得できたことに感謝している。それは私の人生の残りの間もずっと心にとどまるはずだ」

「昨日のタイムトライアルで優勝した後、とても多くの感情があふれてきた。最終日のローマは初めてだった。景色は素晴らしい。総合1位というこのポジションで歴史の一部になれたことをうれしく思いし、関係者全員に心から感謝したい。すべてのグランツールはチャレンジだ。ジロ・デ・イタリアでの勝利をツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャと比較することはできない。今年はジロ・デ・イタリアを狙っていた。もっと簡単に勝てたらいいのにと思うが、私のよき友人であるゲラント・トーマスと戦うことができて光栄だった。ここで彼を倒したからといって、私たちの関係に影響を与えることはないよ」(ログリッチ)

トーマスと健闘をたたえあうログリッチ ©Massimo Paolone/LaPresse

最終ステージの舞台はイタリアの首都ローマだ。ジロ・デ・イタリアはツール・ド・フランスとは異なり、最終到着地が固定されていない。そのためローマが最終ステージとなるのは今回で5回目。ローマがステージのゴールとなるのは49回目。

コースはローマ郊外を出発した後、一路海へ。そこからUターンしてローマ市街地の13.6km特設サーキットを6周回してフィナーレとなる。レースは平坦ステージ特有のゴールスプリント勝負となり、アスタナ・カザクスタンチームのマーク・カヴェンディッシュ(英国)が優勝した。2位はトレック・セガフレードのアレックス・キルシュ(ルクセンブルク)、3位はグリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネのフィリッポ・フィオレッリ(イタリア)。

最終ステージのローマはカヴェンディッシュが優勝 ©LaPresse

カヴェンディッシュにとっては2023シーズン初優勝。そしてこの大会の休息日に今季限りでの引退を表明していて、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝するラストチャンスでもあった。

大会通算17勝目であり、38歳と7日でのステージ優勝は、2015年にパオロ・ティラロンゴが樹立した37歳10カ月9日を上回る最年長記録となった。カヴェンディッシュが初勝利したのは2008年で、この日の最後の勝利との月日はなんと15年と15日。ジーノ・バルタリが1935年から1950年に記録した15年と9日という快記録も更新した。

「とても幸せだし、信じられないような1日だった。私のチームメイトは素晴らしい仕事をした。私の最初の勝利は2008年で、再び勝者の位置に立ったことは信じられないほど。ゲラント・トーマスをはじめ、フィニッシュ後に多くの同僚や友人が私のために喜んでいるのを見るのはとてもうれしかった」とカヴェンディッシュ。

「どんな勝利も自信が後押しする。今回もそうだ。私はゲラント・トーマスと冗談を言った。25年間、彼は私の親友で特別の存在だ。今日のように幸せな気分になれる日はないと思う。イタリアでのレースキャリアは私の中で大きな部分を占めてき。それだけにジロ・デ・イタリアの最終ステージで優勝できたのは素晴らしいことだ。この記憶は永遠にとどまると思う」

総合2位は14秒遅れでゲラント・トーマス(英国、イネオス・グレナディアーズ)。

「私の仕事はすでに終わっていたので、フィナーレを締めくくるマーク・カヴェンディッシュを見ていた。彼は古い仲間で、私は彼が勝つだろうと予測していた」

「今回のジロ・デ・イタリアに勝てなかったのは痛い。プリモシュがピンク色に彩られているのを見て、それは私だったかもしれないと思った。フィリッポ・ガンナ、テイオ・ゲイガンハート、パヴェル・シヴァコフを失ったにもかかわらず、チームとしてのレースをしたことは今でも非常に誇りに思っていて、私たちは力を合わせてうまく走り続けた。ライダーだけでなく、誰もが私を100%サポートしてくれた。それは信じられないほどのチームの努力だった」(トーマス)

総合3位はジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)。アルメイダはヤング・ライダー賞も受賞した。

新人賞1位、総合3位のアルメイダ ©Fabio Ferrari/LaPresse

「グランツールで初めてのトップ3入りだが、2人のグランツール優勝者と一緒にステージに立つのはとても特別なことだ。彼らは非常に多くの経験を持っており、とてもいい走りをした。素直に喜びたい。年齢的にヤング・ライダー賞を獲得する最後のチャンスだった。それを獲得できたのはうれしいけど、もっと上を目指したい。私の目標は常に総合成績だ。改善の余地はあると確信している。いつかジロ・デ・イタリアには戻ってくるけど、来年かそれ以降になるかは分からない」(アルメイダ)

ポイント賞は新城幸也が所属するバーレーン・ヴィクトリアスのジョナサン・ミラン(イタリア)。第2ステージのスプリント勝負で優勝し、ここでポイント賞ジャージを獲得すると、20ステージにわたって一度も手放すことなくローマに凱旋した。22歳による受賞は1979年のジュゼッペ・サロンニに次ぐ若さとなった。

ポイント賞のミラン ©Fabio Ferrari/LaPresse

「僕にとってもチームにとっても、素晴らしいジロ・デ・イタリアだった。私はマリア・チクラミーノに本当に満足している。今日はいい気分を味わいたいと思っていたけど、スプリントのために最善を尽くした。このジロ・デ・イタリアの間に多くの間違いを犯したので、その状況を改善したい。将来的にもっとうまくやることを望んでいる」(ミラン)

山岳賞はグルパマ・エフデジのティボー・ピノ(フランス)。区間2位2回とステージ勝利こそ手中にできなかったが、序盤戦から山岳賞ジャージ争いに積極参戦。ドロミテ山塊が舞台となった第18ステージで三たび山岳賞ジャージ獲得をすると、そのまま山岳王となった。

山岳賞のピノ ©Fabio Ferrari/LaPresse

「僕の当初の目標はステージ優勝だったけど、レースの展開は違った。総合成績のために動き、そして山岳賞ジャージを獲得するという最高の結果でフィナーレを迎えた。複数の目標を追いかけるのは決して簡単ではない。私は今回のジロ・デ・イタリアでやったことを誇りに思っている」(ピノ)

バーレーン・ヴィクトリアスの新城は、大会直前に参戦予定だった選手がコロナ罹患し、急きょ代替出場した。ポイント賞ジャージを着用するミランをアシストし、チーム賞1位を下支えする走りを全ステージにわたって見せた。

新城の総合成績は5時間08分37秒遅れの122位。ジロ・デ・イタリアは5度の出場で5回目の完走。ツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを加えた三大大会は16回出場で全完走という偉業を達成した。

ローマでカヴェンディッシュが優勝 ©LaPresse

ステージ優勝者は合計19人にもなり、20人だった2000年と2010年に続く記録。13選手が大会初優勝を記録し、ベテラン勢の老練なマリア・ローザ争いとは別の将来性のある走りが随所に見られた。

2023ジロ・デ・イタリア総合優勝のログリッチ ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マリアアッズーラ(山岳賞)ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)
□マリアビアンカ(新人賞)ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)

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マリアローザのログリッチとユンボ・ヴィスマのチームメート ©LaPresse