学生はいいなあ!ワイズロードの新車購入でポイント還元とアクセサリー値引き

ワイズロードの店舗とオンラインで「新生活応援フェア」が3月2日から4月29日までの開催され、学生が完成車を購入すると税込み購入金額に応じて最大30,000ポイントが還元される。オンラインは、3月1日20時から4月30日10時まで開催。

新生活応援フェアは、春からスポーツ自転車で通勤・通学を検討している人やスポーツ自転車を始めようと考えている人など、新たなスタートを切ろうとする人を応援するもの。学生には、ワイズロードの店舗でロードバイク、クロスバイク、折りたたみ自転車、電動アシスト自転車など完成車の税込み購入金額に応じて最大30,000ポイントを還元する。

ワイズロードオンラインでは、完成車の自宅配送での購入で、自転車以外の購入で使用できる最大10%引きの割引キャンペーンコードを購入金額に応じて後日配信する。これ以外にも、スポーツ自転車を始める人に必要なアイテムをお得なセットにした「乗り出しセット」や「無金利ローンキャンペーン」も実施。

「新生活応援フェア」
実施期間:店舗/2024年3月2日(土)~4月29日(月・祝)
     オンライン/3月1日(金)20:00~4月30日(火)10:00
内容:①【学生】完成車購入で税込み購入金額に応じて最大30,000ポイントを還元
   ※学生証など在籍が証明できるものの提示が必要
   ②【店舗】完成車と同時購入で、ウェア・パーツ・アクセサリーなどを割引き(完成車本体を除く、工賃・防犯登録など一部対象外あり)
   ・5点買い上げ:5%割引き
   ・10点買い上げ:10%割引き
    【ワイズロードオンライン】完成車の自宅配送での購入で、自転車以外の購入で使用できる最大10%引きの割引キャンペーンコードを購入金額に応じて後日配信
      ※自転車の店舗受け取りはコード配布対象外
    ※キャンペーンコードは、自転車の出荷完了後にメール配信
    ※利用条件については、配信されたメールで確認を
   ③乗り出しセット:前後ライト、鍵、フロアポンプが税込み1万円のセットのほか、TREK FXシリーズ用セットも用意。
    また、ヘルメットとグローブの2点が税込み¥9,800のセットも。
   ④無金利ローンキャンペーンを実施


荒川龍太がローイングのパリ五輪代表に決定…米川志保は最終予選に

パリ五輪のローイング(ボート競技)日本代表選手選考レース「Small Boat Selection」が2024年2月26日から28日、埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開催され、男子シングルスカルの五輪代表に荒川龍太(NTT東日本)が決まった。11位となった東京五輪に続く2度目の五輪代表。

男子ダブルスカルのNTT東日本(荒川龍太、櫻間達也) 提供:日本ボート協会

女子シングルスカルは米川志保(トヨタ自動車)が1着。この種目は五輪枠がまだ獲得できていなく、4月に韓国で開催されるパリ五輪アジア・オセアニア予選に米川が派遣され、五輪切符を目指す。

Small Boat Selection各種目の優勝クルー

【男子シングルスカル】
荒川龍太(NTT東日本)

【女子シングルスカル】
米川志保(トヨタ自動車)

【男子ペア】
大塚佳宏(NTT東日本)
中溝朝善(NTT東日本)

【女子ペア】
高野晃帆(関西電力)
中条彩香(デンソー)

日本ローイング協会では、男子シングルスカルはSmall Boat Selectionの最上位者をパリ大五輪代表として内定すると定めていた。女子シングルスカルはSmall Boat Selection最上位者をアジア・オセアニア大陸予選に派遣するとしていた。

早稲田大卒の米川志保 写真提供:日本ボート協会

男女軽量級ダブルスカルは4月のアジア・オセアニア大陸予選、男女ペア種目は5月の世界最終予選の結果でパリ五輪出場が決定する。それぞれの大会の出場選手は選考委員会と3月5日~6日に行われる強化合宿内の評価レースを経て決定する。

橋本英也と梶原悠未が2024アジア選手権オムニアムで優勝

インドのニューデリーで開催されていた2024トラックアジア選手権大会は2月26日に6日間の日程の最終日を迎え、男子オムニアムで橋本英也(ブリヂストンサイクリング)、同女子で梶原悠未(TEAM Yumi)が優勝し、アジアチャンピオンになった。

梶原悠未が2024アジア選手権女子オムニアム優勝 ©日本自転車競技連盟

日本代表争いさえ熾烈な男子オムニアムは橋本が出場。4種目全てで1位となった橋本は、圧 倒的な力の差を見せつけて優勝した。

橋本英也が2024アジア選手権男子オムニアム優勝 ©日本自転車競技連盟
2024アジア選手権男子オムニアムを制した橋本英也 ©日本自転車競技連盟

東京五輪で女子オムニアムの銀メダルを獲得した梶原は、アジアでは敵なしのレースを見せつけ、4種目全てで1位となり優勝した。

2024アジア選手権女子オムニアムで梶原悠未が優勝 ©日本自転車競技連盟

女子500mタイムトライアルでは、予選を5位で通過した酒井亜樹(桃山学院教育大/楽天Kドリームス)が、予選よりもタイムを縮めたものの、4位でレースを終えた。

2024アジア選手権女子500mタイムトライアルで酒井亜樹は4位 ©日本自転車競技連盟

男子1kmタイムトライアルは予選を2位で通過した中石湊(日本競輪選手養成所)が、決勝ではタイムを伸ばしきれず2位になった。

2024アジア選手権男子1kmタイムトライアルで中石湊は2位 ©日本自転車競技連盟

ジュニア男子マディソンの木綿崚介(松山学院高)、三浦一真(湘南工科大附属高)組は、序盤のハイペースな展開を後方で自重し、残り50周から先頭に立ち、そのまま1位のポイントを積み上げ逆転で優勝した。

2024アジア選手権ジュニア男子マディソンで木綿崚介、三浦一真ペアが優勝 ©日本自転車競技連盟

ジュニア男子エリミネーションは日本の三浦が積極的にレースを進めたが、最後のスプリント勝負に敗れて2位になった。

ピナレロRAZHAが12速に…現行11速は3月から10万円プライスダウン

発売以来根強い人気のコンペティションロード、ピナレロ RAZHAにシマノ105メカニカル 12S仕様が2024年3月1日に発売される。完成車価格は42万9000円。

PINARELLO RAZHA 105 Mech. 12S(SHINY BLACK)

昨今マットカラーが多い中、RAZHAは深い艶をもつ漆黒にメタルデカールのシャイニーブラックと、シャイニー仕上げでありながら鈍い輝きを表現したプラチナシルバーの2カラーが登場した。

PINARELLO RAZHA 12S
マテリアル:Torayca T600 Carbon
フロントフォーク:ONDA ™ F with ForkFlap Carbon T600
ボトムブラケット:イタリアン 対応コンポ:THINK2・電動/メカニカル
ディスクブレーキ規格:フラットマウント、F/100x12TA、
R/142x12TA、ローター最大160mm
タイヤキャパシティ:最大28C
サイズ:44,46.5,50,51.5,53,54,55,56,57.5(CC)

PINARELLO RAZHA 105 Mech. 12S(PLATINUM SILVER)

RAZHA 11Sは46万5300円から新価格36万2000円へ

3月1日の12スピード仕様RAZHAの発表に合わせて、同日に現行のRAZHA 11S仕様の価格改定が行われる。RAZHA 12SとRAZHA 11Sはメインコンポーネントの違いだけで、フレームやその他スペックに変更はない。

カラー:D380/SHINY WHITE、D381/GREY METARIC
サイズ:44,46.5,50,51.5,53,54,55,56,57.5(CC)

●ピナレロジャパンのホームページ

内野艶和と垣田真穂が圧巻の走りで女子マディソンのアジア女王に

インドのニューデリーで開催されている2024トラックアジア選手権大会は5日目の2月25日、女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)と垣田真穂(楽天Kドリームス/早稲田大)ペアが圧勝し、アジアチャンピオンになった。

内野艶和、垣田真穂ペアが2024アジア選手権女子マディソンで圧勝 ©日本自転車競技連盟

日本ペアは合計12回のスプリントポイントのうち、10回を1位通過。圧勝で優勝した。内野は女子ポイントレースで、垣田は個人パシュートで優勝していて、さらに優勝したチームパシュートのメンバーでもあることからともにアジア選手権の三冠となった。

内野艶和、垣田真穂の日本ペアは12回のスプリントポイントのうち、10回を1位通過した ©日本自転車競技連盟
内野艶和(左)と垣田真穂 ©日本自転車競技連盟
2024アジア選手権女子マディソン優勝の垣田真穂(左)、内野艶和 ©日本自転車競技連盟

男子マディソンの窪木一茂、今村駿介(ともにブリヂストンサイクリング)は20回あるスプリントポイントをすべて1位通過。日本は圧倒的なスピードの違いを見せつけて優勝した。

2024アジア選手権男子マディソン優勝の窪木一茂、今村駿介 ©日本自転車競技連盟

男子ケイリンでは山﨑賢人(楽天Kドリームス)が優勝。

山﨑賢人が2024アジア選手権男子ケイリン優勝 ©日本自転車競技連盟
2024アジア選手権女子ケイリンを走る酒井亜樹 ©日本自転車競技連盟

ファンイートベルトがUAEツアー最終ステージで逆転総合優勝

ロット・デスティニーのレナルト・ファンイートベルト(ベルギー)が2月19日から25日までUAEで開催された7日間のステージレース、UAEツアーで初の総合優勝をした。最終日の第7ステージで独走し、2位ベン・オコーナー(オーストラリア、デカトロンAG2Rラモンディアル)を2秒上回った。

レナルト・ファンイートベルトがUAEツアー第7ステージでアタック ©Sprint Cycling Agency

ファンイートベルトは前日までの総合成績で、首位ジェイ・バイン(オーストラリア、UAEエミレーツ)から37秒遅れの9位の位置にいたが、ゴールまで上り坂が続く最終ステージの残り1.8kmで単独アタック。後続に22秒差をつけてゴールした。

UAEツアー第7ステージ ©Sprint Cycling Agency

ファンイートベルトは22歳7カ月8日で、タデイ・ポガチャル(22歳5カ月6日)に続く大会史上2番目の若さで総合優勝した。総合2位オコーナーとの2秒差は最僅差で、2022年のポガチャルとアダム・イェーツの22秒差を塗り替えた。

リーダージャージのジェイ・バインを牽引するUAEチーム ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2024

冗談で第5ステージのボーナスタイムを稼いだのが総合優勝の転機

「今日の目標は後悔することなく終わらせることだったが、今は後悔していない」とファンイートベルト。「ここ数年のレースを振り返ってみて、優勝者がどこで仕掛けたのかを確認し、残り3kmで急勾配の部分があることに気づいた。それが総合優勝する最後のチャンスだった。今日は本当に脚がよかった。これは私の最高のリザルトで、本当にレベルアップした」

レナルト・ファンイートベルトがUAEツアーの第7ステージ優勝 ©Sprint Cycling Agency

「UAEツアーで優勝したのは、第5ステージの逃げでタイムボーナスをもらったおかげだ。チームドクターとの冗談から始まり、6秒を稼ぐ素晴らしいトレーニングライドになり、結果的に2秒差で総合優勝した。レムコ・エベネプール、タデイ・ポガチャル、プリモシュ・ログリッチに続いてこのレースで優勝したライダーのリストに自分の名前が載っているのを見るのはクレイジーだ。勝つためではなく、総合成績でいい結果を取るために来たので、ただただ素晴らしい。次のレースとなるストラーデビアンケはよく似合っている。そこでもいい結果を出せる自信がある」

UAEツアー総合優勝のファンイートベルト。左は2位ベン・オコーナー、右は3位ペリョ・ビルバオ ©Sprint Cycling AgencyIvan Benedetto/SprintCyclingAgency©2024