最強コペッキーは石畳もゴール勝負も圧巻‥パリ〜ルーべファム初優勝

4回目の開催となる2024年のパリ〜ルーベファム・アベックZwiftが、男子レースの前日となる4月6日に距離148.5kmで開催され、世界チャンピオンのロッテ・コペッキー(ベルギー)がルーベ自転車競技場のゴールスプリントを制して初優勝した。

コペッキーがルーベ自転車競技場のゴール勝負を制す ©A.S.O. Thomas Maheux

世界選手権優勝に匹敵する勝利と女王コペッキー

「最後のスプリント勝負でマリアンヌ(フォス)とエリーザ(バルサモ)がバトルすることはわかっていた。向かい風で2人はかなり早めにスプリントを開始しなければならなかったので、私はただ落ち着いてゴールに集中した。かなり長いスプリントとなったが、それも私のアドバンテージになった」とコペッキー。

2024年4月6日、距離148.5kmで争われたパリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux

「石畳は特別な場所になった。昨年の世界選手権が最大の勝利だと今でも思っているけど、この世界チャンピオンジャージを着てパリ〜ルーベで優勝できたことは、それにかなり近いものになった」(コペッキー)

パリ〜ルーベファム前年の覇者アリソン・ジャクソン ©A.S.O. Thomas Maheux
パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux
パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux
マリアンヌ・フォス(右端)をエースとするビスマ・リースアバイク ©A.S.O. Thomas Maheux
パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux
カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソンがメカトラブル。2024パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux
世界チャンピオンのコペッキーとアシスト役の魯レーナ・ウィーベス(右) ©A.S.O. Thomas Maheux
2024パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux
パリ〜ルーベファムの石畳区間を走る ©A.S.O. Thomas Maheux
パリ〜ルーベファム ©A.S.O. Thomas Maheux

●パリ〜ルーベファムのホームページ

団長安田が自転車名人に‥初代の忌野清志郎さん以降、十代目

自転車の普及やその文化醸成に広く貢献した著名人に送られる称号「自転車名人」の十代目として、安田裕己(団長安田)が就任した。自転車活用推進研究会が4月6日に発表し、サイクルモードインターナショナルのメインステージで就任式を行った。

自転車名人は2005年に初代の故・忌野清志郎(ミュージシャン)が選ばれて以来、2年ごとに自転車活用推進研究会が選んできた。俳優の鶴見辰吾、経済評論家の勝間和代、元F1レーサーでその後自転車競技界に貢献を続ける片山右京、元財務大臣の谷垣禎一、マンガ家の渡辺航、タレントの石井正則、モデルの道端カレンが後に続き、九代目は石井雅史(パラリンピックメダリスト)と小泉昭男(元参議院議員)のペアだった。

ツール・ド・東北の広報大使でもあるモデルの道端カレン
鶴見辰吾

●自転車活用推進研究会のホームページ

ツール・ド・東北がリニューアルし、ふるさと納税で参加権も

東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント
「ツール・ド・東北2024」が9月15日に開催される。11年目となるイベントは運営団体が新たになり、地元主体のコンパクトな運営で、より地元色を出しながら心温まる“おもてなし”を第一にした大会に衣替えし、大会に関わる全ての人と一緒に「新しいツール・ド・東北」を共創していく。

早朝に石巻市の石巻専修大をスタートする南三陸フォンドの参加者。2023大会

ツール・ド・東北はこれまで河北新報社とヤフー(現LINEヤフー)の両社で主催してきたが、2023年の10回記念大会をもって終了。11回目からは河北新報社と共催自治体が主体となり設立した「一般社団法人ツール・ド・東北」が運営の中心となった。

〈開催概要〉
・開催日:2024年9月15日(日)
・会場:石巻専修大学
・コース:石巻発180km 気仙沼大谷海岸フォンド
    石巻発100km 北上フォンド
    石巻発65km 女川・雄勝フォンド
・定員:一般募集1,200人

新しくエントリー方法の1つとして、ふるさと納税寄附枠が新設され、4月18日からふるさと納税エントリーが開始される。走行する コースの沿線自治体(いずれか一自治体)にふるさと納税ができ、寄付の返礼品としてツール・ド・東北の参加権が得られる。

仙台市出身のシンガーソングライター Rake(レイク)の公式テーマソングも発表されて大会を盛り上げる。

●ツール・ド・東北2024のホームページ

メリダの旧モデルが2割引、アパレル半額のクーポンも購入者に提供

メリダジャパンがMERIDAの旧モデルを20%OFFで購入できるキャンペーンを4月4日に始めた。国内に展開するメリダ・パートナー・ショップとメリダ・アドバイザリー・ショップで行う。

SCULTURA 400は291,500円(税込)が58,300円引きの233,200円(税込)

また、対象のメリダ・パートナー・ショップで MERIDAの車体を購入した人全員に、MERIDAの公式オンラインショップで使用可能なアパレル品50%OFFクーポンをプレゼント。

BIG.TRAIL 400は192,500円(税込)が38,500円引きの154,000円(税込)

SCULTURA、REACTOなどのロードバイクをはじめ、BIG.NINE、ONE-SIXTYなどのMTBモデル、さらにはジュニアモデルのMATTS J.CHAMPIONまで幅広いモデルが対象。期間中に対象の店舗でMERIDAの車体を購入するとキャンペーン期間中にMERIDA公式オンラインショップで利用可能なクーポンがもらえる。クーポン対象商品は ECサイト内のアパレル(衣類)カテゴリーの商品。

MATTS J.CHAMPIONは152,900円(税込)が30,580円引きの122,320円

期間は2024年4月4日(木)~30日(火)。2024バーレーンビクトリアスレースジャージはクーポン対象外。

●メリダのホームページ

トラブルさえ期待してしまうクランクブラザーズのマルチツール

新作マルチツール「S.O.S. MULTI-TOOL」がクランクブラザーズから発売された、S.O.S.(Save Our Shred)ツールシリーズは、トラブルの心配をせずにライドを楽しむために、信頼できるオンバイクメカニカルサポートを提供。S.O.S.は標準的なボトルケージマウントを使用してシームレスに装着できるように設計されていて、必要なツールに簡単にアクセスできる。必要ないときは邪魔にならない。

S.O.S. TT17 TWIN TUBE TOOL KIT
強固なストレージケースに多彩なツールを収納したアドベンチャーライドの頼もしい味方。フォークサイドやダウンチューブ裏などのケージマウントに取りつけてもバイクのスタイルを崩さず、ペダリングの邪魔にならない。コンパクトで高級感のあるパッケージ。税込み19,300円。


S.O.S. MULTI-TOOL

S.O.S. BC18 BOTTLE CAGE TOOL KIT
ライド中のトラブルに対応するためのさまざまなツールと、アロイツールチューブ、ミニポンプまたはCO2カートリッジを取り付けられるマウントをボトルケージに一体化。ボトルケージはリバーシブル仕様でボトルの取り出し方向を変更できる。税込み17,200円。

タイヤレバーとボトルケージのみのキット「S.O.S. BC2 BOTTLE CAGE(税込み6,100円)」も。

S.O.S. TS18 TUBE STASH TOOL KIT
ライド中のトラブルに対応するためのさまざまなツールと、アロイツールチューブ、ミニポンプまたはCO2カートリッジを取り付けられるマウントをボトルケージに一体化。ボトルケージはベルクロタイプで、ボトルだけでなくスペアチューブなどを持ち運ぶスペースとして使用できる。税込み15,400円。

タイヤレバーとボトルケージのみのキット「S.O.S. TS2 TUBE STASH(税込み4,550円)」も。

●カワシマサイクルサプライのホームページ

スポーツから街乗りまで幅広く使えるシールド付きヘルメット

スポーツライドからタウンユースまで幅広く使えるシールド付きヘルメットの「HIKE」がオージーケーカブトから新発売された。シンプルなシルエットとコンパクトなスタイルが特長。

ハイク(オフホワイト)

バーサタイル(万能)をコンセプトにすえ、アイウェアとしても機能する着脱可能なシールド「AR-5シールド」を標準装備。あごひもが緩みにくいアンチスリップバックルを採用し、夜間の非視認性を高めるリフレクターを全方位にデザイン性を損なうことなく配置。

ハイク(グレー)

日常使いから週末のロングライドにも対応するマルチパーパスモデル。

ハイク(マットブラック)
XF-8アジャスターで包み込むようなフィット感がある

ハイク
価格:¥15,000(税込¥16,500)
2024年4月発売
カラー:オフホワイト、マットブラック、グレー、ティール、パーシモンレッド、サンド
サイズ(頭周のめやす/参考重量): S/M(55-58cm/250g)、L/XL(59-61cm/280g)
<JCF(公財)日本自転車競技連盟公認>

・マグネットでの取り付けにより着脱が簡単な「AR-5シールド」を標準装備。眼鏡の形状によっては使用できない場合がある。
・全方位にリフレクターを配置し夜間でも安心して走行可能。
・派手さを抑えたコンパクトなシルエットの本体形状。
・「XF-8アジャスター」によるワンランク上の包み込むようなフィット感。
・あご紐のゆるみを軽減する、YKKと共同開発の「アンチスリップバックル」を装備。

●カブトの詳細ページ