片道1時間の江の島〜伊豆大島便が2年ぶりに6月25、26日限定運行

東海汽船の高速ジェット船が6月25・26日の2日間限定で神奈川県藤沢市の江の島から伊豆大島へ運航する。所要時間は往復ともそれぞれ1時間。「添乗員同行ツアー」と「往復きっぷ」のみがあり、後者は宿を自分で手配すれば1泊2日の利用もできる。

伊豆大島

A.初夏を彩る伊豆大島 あじさい満喫ツアー(各日80人、最少催行人員40人)
椿花ガーデンでさまざまな品種のアジサイが見られる。
大人14,800円 子ども10,800円

B.伊豆大島ジオパークを堪能!ぐるっと周遊ツアー(各日40人、最少催行人員30人)
ノスタルジー漂う波浮港や大迫力の地層大切断面を訪れる。
大人13,800円 子ども9,800円

伊豆大島

C.三原山ハイキング&絶景露天風呂ツアー(各日80人、最少催行人員40人)
ハイキングの疲れを絶景温泉でリフレッシュ。
大人13,800円 子ども9,800円

D.江の島⇔大島往復きっぷ(各日20人)
自由に観光したい人におすすめで、日帰り・宿泊どちらの利用も可能。往復乗船券のみのフリープラン。宿泊の場合は6月25日出発に限る。島内の移動手段、観光は身で手配。
大人10,000円 子ども5,000円

高速ジェット船への自転車持ち込みに関しては要確認。

伊豆大島は自転車パラダイス

J SPORTSがジロ・デ・イタリア生中継…5月9日アルバニア開幕

スポーツテレビ局のジェイ・スポーツ(J SPORTS)が5月9日に開幕する第108回ジロ・デ・イタリアの全21ステージを独占生中継する。パソコン、スマホ、タブレットで見られるJ SPORTSオンデマンドでは日本語実況・解説に加え、現地実況・解説(英語)で全ステージをスタートからフィニッシュまでLIVE配信。

2024ジロ・デ・イタリア第21ステージ ©Gian Mattia D’Alberto/Lapresse

5月9日の第1ステージは無料放送、無料LIVE配信

第1ステージはJ:COMと一部のケーブルテレビ局、スカパー!で無料放送、J SPORTSオンデマンドで無料LIVE配信する。

三大ステージレース「グランツール」の1つとしてツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャと並び称せられ、その初戦を飾るのがジロ・デ・イタリア。108回目の2025年はイタリア南東部からアドリア海を挟んだ国、アルバニアで開幕。第1~第3ステージを大会初上陸のアルバニアで争い、休養日を挟んで第4ステージにイタリアに上陸。ブーツのかかとから北上していき、白い砂埃舞うグラベル区間や2回のタイムトライアル、アルプス山脈セストリエーレでの山岳決戦を経て、首都ローマでフィニッシュ。

ドロミテ山塊 ©Fabio Ferrari/Lapresse

21ステージの総距離3413.3km、累積標高は5万2500mと2024年より1万m以上多く、より難易度の高いコース設定となっていて、ピンクの優勝ジャージ「マリアローザ」の行方を予想困難にする。

大会には、18のワールドチーム、5つのプロチームの23チームが出場。有力選手としてプリモシュ・ログリッチ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)、エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)、リチャル・カラパス(EFエデュケーション・イージーポスト)、サイモン・イェーツ(ヴィスマ・リースアバイク)らグランツール優勝経験者のほか、今季好調のマッズ・ピーダスン(リドル・トレック)、2024年のケガから復帰したワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)、新チームに移籍で話題のトーマス・ピドコック(Q36.5プロサイクリングチーム)など注目選手が参戦予定。

ポガチャルが2024ジロ・デ・イタリア第8ステージでマリアローザを守る ©Massimo Paolone/Lapresse

5月9日(金) 第1ステージ ドゥラス〜ティラーナ(アルバニア) 164km★★
5月10日(土) 第2ステージ ティラーナ(アルバニア) 13.7km(個人タイムトライアル)★★
5月11日(日) 第3ステージ ブローラ〜ブローラ(アルバニア) 160km★★
5月12日(月) 移動日
5月13日(火) 第4ステージ アルベロベッロ〜レッチェ 187km
5月14日(水) 第5ステージ チェーリエ・メッサーピカ〜マテラ 144km★
5月15日(木) 第6ステージ ポテンツァ〜ナポリ 226km★
5月16日(金) 第7ステージ カステル・ディ・サングロ〜タリアコッツォ 168km★★★
5月17日(土) 第8ステージ ジュリアノーヴァ〜カステルライモンド 197km★★
5月18日(日) 第9ステージ グッビオ〜シエナ 181km★★
5月19日(月) 休養日
5月20日(火) 第10ステージ ルッカ〜ピサ 28.6m(個人タイムトライアル)★★
5月21日(水) 第11ステージ ヴィアレッジョ〜カステルノーヴォ・ネ・モンティ 185km★★
5月22日(木) 第12ステージ モデナ〜ヴィアダーナ 172km★
5月23日(金) 第13ステージ ロヴィーゴ〜ヴィチェンツァ 180km★
5月24日(土) 第14ステージ トレヴィーゾ〜ノヴァ・ゴリツァ(スロベニア) 186km★
5月25日(日) 第15ステージ フィウーメ・ヴェーネト〜アシアーゴ 214km★★★
5月26日(月) 休養日
5月27日(火) 第16ステージ ピアッツォーラ・スル・ブレンタ〜サン・ヴァレンティーノ 199km★★★
5月28日(水) 第17ステージ サン・ミケーレ・アッラーディジェ〜ボルミオ 154km★★
5月29日(木) 第18ステージ モルベーニョ〜チェザーノ・マデルノ 144km★
5月30日(金) 第19ステージ ビエッラ〜シャンポルク 166km★★★
5月31日(土) 第20ステージ ベレス〜セストリエーレ 203km★★★
6月1日(日) 第21ステージ ローマ〜ローマ 141km★は難易度

ジロ・デ・イタリアに総合優勝に関わるレッドブルボーナスタイムが新登場

2025ジロ・デ・イタリアにおいて総合成績に大きな影響を与える画期的な新ルール「レッドブルKM」が導入された。それはす。5月9日から6月1日まで予定されている大会の21ステージ中、個人タイムトライアルを除く19ステージに、レッドブルブランドのキロメートルが設けられ、この地点を最初に通過した3人の選手に、1着6秒、2着4秒、3着2秒のタイムボーナスが与えられ、個人総合成績から差し引かれる。

©Red Bull Content Pool

レッドブルKMは、総合成績に関わるボーナスタイムを授与する唯一の中間ポイントとなる。これとは別に個人タイムトライアルを除く19ステージのゴールでは、1位選手が10秒のボーナスを獲得する。

KMボーナスタイムはマリアローザをねらうために無視できない存在

アルバニアで開幕する第1ステージから、ボーナスタイムを争う戦いは非常に重要になる。序盤のタイムはまだ接戦。たった数秒が各チームの計算を覆し、マリアローザの行方を変えてしまうことがある。すべての集団スタートステージに設定されたレッドブルKMは、最終日ローマでのフィナーレまで総合優勝争いを面白くさせそうだ。1948年はわずか11秒差で総合優勝者が勝利を修めたこともある。

レッドブルKMは、チーム戦略としてブレイクアウェイを試みてボーナスタイムを争うというモチベーションを与えます。アタックしたい選手とメイングループの駆け引きは、世界で最も過酷なレースを見守るファンにさらなる興奮をもたらすことになる。永遠の都ローマでのフィナーレでは、総合優勝選手がジロ・デ・イタリアの有名なトロフィー「トロフェオ・センザフィネ」を掲げた瞬間にレッドブルがなんらかのサプライズを用意しているという。

ドロミテ山塊 ©Fabio Ferrari/Lapresse

各ステージのレッドブルKM地点

  • ST1 SAUK -48 km to the finish
  • ST3 HIMARE -72
  • ST4 OSTUNI -105
  • ST5 BERNALDA -51
  • ST6 BRUSCIANO -52
  • ST7 TAGLIACOZZO CENTRO -13
  • ST8 CASTEL SANTA MARIA -20
  • ST9 COLLE PINZUTO -14
  • ST11 VILLA MINOZZO -24
  • ST12 BRESCELLO -33
  • ST13 ARCUGNANO -10
  • ST14 MANZANO -62
  • ST15 ENEGO -33
  • ST16 BRENTONICO -10
  • ST17 LE PRESE -25
  • ST18 SIRTORI -57
  • ST19 SAINT-VINCENT -37
  • ST20 BERGERIE LE CASETTE -32 (-4.3 km to the GPM Colle delle Finestre)
  • ST21 ROMA via di San Gregorio -25

【ヒマラヤ未踏峰に挑んだ連載最終回】Episode 9/高嶺に眠る夢を追って

「フォーー‼」叫ぶと酸素がなくなり頭が痛い。ただこれが叫ばずにいられるだろうか。

遠征隊5人全員で。プンギ山頂にて

私たちは今、世界で初めてこの山の頂に立ったのだ。生きてることがうれしくて、山頂にこれたことがうれしくて、仲間と一緒なのがうれしくて、4年間の夢が叶ったのがうれしい。

うれしくてうれしくてしょうがない。誰に、なにに感謝していいのか分からないが、とにかく高揚感や多幸感、幸福感がひしひしと体中にわき上がり、どうしていいかも分からずまた叫んだ。すると周りの仲間も応えるように叫ぶ。ああ山を始めてよかった。今までの辛いこと。この遠征もそうだが、4年間。未踏峰のために捧げ、努力してきた辛いことや苦しいことが昇華され、今この時のためにあれはあったのだ。私のやってきたこと、歩んできた道は間違いじゃなかったと心の底から思った。 『遠征日記10月12日より』

プンギに向けた稜線

現代に未だ人類が足を踏み入れてない場所があるなんて!

ナマステ! みなさんこんにちは。プンギ未踏峰遠征隊 隊長の井之上巧磨です。4月に入りいかがお過ごしでしょうか? 思えばちょうど4年前のこの時期、私は体育会山岳部に入部しました。青山学院大に入学し、大学時代これだけは真面目にやったと言えるなにかがほしかった私は、体育会の部活を探していました。そこでたまたま目に留まったのが、幸か不幸か山岳部という変な部活です。

新歓で「登山は大学生からでも世界を目指せる」と言われ、「未到峰」という言葉もその時知りました。発展した現代に未だ人類が足を踏み入れてない場所があることに驚き、幼少期よりたいていのものが調べれば答えを得られ、情報とともに生きてきた私は、心の底からその未知に浪漫を感じました。そして未踏峰に懸ける大学生活がスタートするのでした。

遠征連載最終回の今回は、私がプンギ遠征およびこの4年間で学んだことを書こうと思います。もしかしたら他の記事に比べると刺激に劣るかもしれませんが、最後まで読んでいただければ幸いです!

HCから見たプンギ

隊員同士で話したのは「評価を求めた登山じゃない」ということ

私が今回学んだことは「物事の価値を決めるのは自分だ」ということです。

今回、山や仲間、運にも恵まれ世界初登頂に成功し、ご縁もあってさまざまなメディアより取材をしていただきました。そこで必ず問われる質問の一つが「今回の登山にはどういった価値があるのか?」というものです。この質問をされた時、大体は「複数大学で構成された学生のみの隊が、情報のない山に行き初登頂したことです」と回答しましたが、本当の私の意見は違います。

あれはネパールのポカラに滞在していた際、報道ステーションに生中継で出演する機会をいただいた時でした。

アタックより緊張したんじゃないかと思うような中継を終え、達成感を得た私たちは全員で夜の街へビールを飲みに繰り出しました。SNSを見るとそれなりに世間にも評価されており、もともと大学山岳部の認知向上を目的の一つにしていたこともあって、しばらく沸き立ちました。しかしその後みんなで話したのは「本当に大切なのは他者からの評価ではない」ということです。

私はこの4年間まさに青春を山に賭けてきました。勉強もそこそこに、常に山のことを考えて生活し、しまいには休学までして大学生活も5年目に突入です。そして、心から信頼できる仲間と遠征に行き、ヒマラヤを舞台に自分たちの持てる力を全てだし、全身全霊で強大な自然と闘いました。結果として世界初登頂に成功し、それに一定の評価も得られました。ではこれが全く逆の結果だったらどうでしょうか?

遠征に行ったけど登頂することができなかったら? 登頂したけど誰にも評価をしてもらえなかったら?

日本山岳会の晩餐会で登壇

私が過ごした4年間。遠征に行った2カ月間は無意味で無価値なものなのでしょうか? 私は全くそうは思いません。ヒマラヤの未踏峰を目指し、部活の仲間と血と汗を流した日々も、遠征隊で過ごしたネパールでの時間も、私には代えがたい価値あるものであり、たとえ世界中の人がそれを否定しようと、その価値が揺らぐことはありません。それは未到峰に懸け努力してきた時間に自信があり、たとえ失敗したとしても、これ以上ない仲間と自分のできる最大限の事を行えたという自負があるからだと思います。

今回の登山の価値。それはこの4年間を全力で生き、自分自身でこれは価値のある時間だったと結論づけられたことにあるように思います。

稜線上を登る

「この時のために生きてきたんだ」と思える瞬間がある

登山をしているとなぜ山に登るのかとよく聞かれます。正直私にも分かりません。登山は内容の9割が辛い競技で、この4年間もたくさんの辛いことがありました。山で心身ともに追い込まれることはもちろんですが、クリスマスや成人式、周りの人が楽しそうに生活するなか、好きとは言え雪山に行き、さまざまな恐怖を感じながら雪と氷にまみれ苦しんでいると、私は大学生にもなってなにをやっているのだろう?とどこか虚しさを感じることもありました。

でも、9割辛い登山ですが、ほんの1割。時々「ああこの瞬間のために俺は山をやってきたんだ。この時のために生きてきたんだ」、そう心から思えるような喜びと幸せを感じることがありました。それが9割の辛さや苦しみをひっくり返し、また私を山に向かわせるのです。

プンギサウス山頂

今回の遠征もそうだったと思います。宇宙を感じるような青黒い空と、見渡す限りどこまでも続く白銀の峰々。空の底と山が溶け合うあの場所で、私は仲間と人生最大の喜びと生の実感を得ることができました。残酷なまでに冷たく無機質で、それでいて極めて美しい自然ですが、それは決して死の世界ではありません。私たちはその過程での苦しみ故に、生きていることを強烈に実感でき、そうした痛みを進んで引き受け、苦しみを乗り越えることで、生きることの喜びと充実を感じられるのだと思います。

そして、その喜びは登頂の瞬間を最大として少しずつ風化し、残念なことに刻一刻とそのディティールを失っています。どんなに写真や動画を撮ろうと、日記を書こうと、あの時、あの瞬間の感情を保存することはできないようです。その記憶の儚(はかな)さゆえに、現在の時間というのはこの上なく価値あるものであり、過去にすがるのではなく、『今』という時を全力で生き、喜びを更新しなくてはならないのだと思います。

今回の登攀ルート

一つの夢と登山が終わりを迎え、さらなる高嶺に

高校時代、柔道部の師範に言われました。

「人生は困難の連続。それを乗り越えチャンスに変える。そしてモノにする。それは大変なことだけど、それが生きるということです」

今なら師範の言っていたことが分かる気がします。全力で生きること。己を超える難題に挑戦すること。それらはとても辛く苦しみを伴うけれど、通して考えればすごく楽しいものだと知れたことが、この4年間で得た教訓です。

中沢が「写るんです」で撮った写真

こうして一つの夢と登山が終わりを迎えました。しかし心配には及びません。いつだって、登山の終わりは次の山への始まりです! この秋また海外に行く計画を立てています。また来週のGWからは新人合宿が始まり、次の世代が山の門を叩きます。

山岳部は今日もどこかの山を登っている。高嶺に眠る夢を追って。

今まで読んで下さりありがとうございました😭

遠征を応援し、支えてくれた全ての人に感謝申し上げます🙇🙇🙇

また、末筆ではありますが、連載の担当編集をして下さった山口さんにこの場を借りてお礼申し上げます。遠征に行く前から、大学山岳部認知向上の目的に共感してくださり、出国や帰国の際は羽田や成田までざわざわ来て下さいました。貴重な機会をいただくとともに、さまざまなサポートをしていただいたことに深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

日本山岳会プンギ遠征隊
登攀隊長 東京大学運動会スキー山岳部・尾高涼哉
隊員 立教大学体育会山岳部・中沢将大
隊員 立教大学体育会山岳部・横道文哉
隊員 中央大学体育会山岳部・芦沢太陽
総隊長 青山学院大学体育会山岳部・井之上巧磨

井之上巧磨の愛用品

携帯がいらない!?

これといった愛用品はないのですが、携帯電話がいらないことに気がつきました。BCまでの道中にロバ使いに携帯を盗まれ、同じく壊した中沢将大とデジタルデトックス生活をしていました。携帯がないと困りそうなものですが、実際にはたとえ異国のネパールでも、どうとでもなります。道に迷えば人に聞けばいいし、今その場にいない人と話す必要なんてないのです! 携帯がないゆえに暇を持てあまし、なんの気なしに上がった安宿の屋上で見たカトマンズに沈む夕日は、生涯忘れないほど美しかったです。とは言いつつも、帰国してすぐ携帯を買い、たまにSNSで時間を浪費してしまうのが、Z世代の端くれである私の悲しい性です(笑)…


ヒマラヤ未踏峰に挑む特集サイト(Contents一覧)

中沢将大、横道文哉、井之上巧磨、尾高涼哉、芦沢太陽。羽田空港にて

2025マリアローザはメンズランジェリーのイウマンがスポンサーに

イタリアの男性用下着ブランド、インティミッシミ・ウォモがIUMAN(イウマン)というブランド名に改称し、同国最大の自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアで首位選手が着用するピンク色のリーダージャージ、マリアローザのスポンサーとなった。

2025ジロ・デ・イタリアのマリアローザ

イタリアのランジェリーブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」は、イタリア語の下着を意味する「intimo」に由来。その男性ブランドがインティミッシミ・ウォモだった。これまでは新人賞ジャージのマリアビアンカのスポンサーシップだったが、いよいよ最も称賛される個人総合成績1位のマリアローザの胸に名前が掲載されることになった。

ローンチイベントがヴェローナの中心にあるIUMAN – インティミッシミ・ウォモの店舗で開催され、ブランドを所有するオニバース社のマッテオ・ヴェロネージ取締役、IUMANのゼネラルマネージャーであるアレッサンドロ・ソアーヴェ、ジロ・デ・イタリアを運営するRCSスポルトのパオロ・ベリーノCEO、ヴェローナ出身で2004ジロ・デ・イタリア優勝者であるダミアーノ・クネゴが出席した。

ジャージはイタリアのサイクリングウエアメーカー、カステリによってデザインされる。2025年のマリアローザは、現代的な方法で国際主義の概念を伝える地球のテクスチャーグラフィックを特徴としているという。

ジロ・デ・イタリアは2024年に外務省と国際協力省から「メイド・イン・イタリア」のアンバサダーとして正式に認められた。この名誉ある認識を祝うために、マリアローザと他の3つのリーダージャージは、ジロ・デ・イタリアのグローバルな発展と到達を反映するようにデザインされている。

ピンクのリーダージャージ、マリアローザの歴史

マリアローザ(Maglia Rosa)は1931年のジロ・デ・イタリアで、個人総合時間賞の首位に立った選手に授与されることになった。最初にマリアローザを着た選手は、1931年5月10日のミラノからマントヴァへの第1ステージの勝者であるレアルコ・ゲッラ(Learco Guerra)だ。

それ以来89回の開催で、265選手がジロ・デ・イタリアの歴史の中で少なくとも1ステージはマリアローザを着用した。マリアローザを最も多く着た選手はエディ・メルクス(Eddy Merckx)で、78ステージ。これに続くのはフランチェスコ・モーゼル(Francesco Moser)の57ステージ、ジーノ・バルタリ(Gino Bartali)の50ステージ。

メルクスはマリアローザを連続で最も着用した記録も持っていて、その数は36ステージ。第1ステージから最終ステージまでジャージを着用したのは2選手のみで、メルクスは1973年、ジャンニ・ブーニョ(Gianni Bugno)は1990年にそれを達成した。

イタリアは1009回のマリアローザ着用でランキングをリードし、次にベルギーが164回、スペインが140回。設立以来、28カ国の選手がマリアローザを着用している。

トレックならローン無金利、1年間の盗難補償、自宅配達無料

トレック・ジャパンがMadone 無金利キャンペーンを4月25日から全国のトレック正規販売店で開始した。究極のレースバイク「Madone Gen 8」をはじめとする対象製品が金利なしのローンで購入できる。

期間中に対象製品をローンで購入すると、通常よりも大幅に優遇された特別金利を適用。最上位モデルであるMadone Gen 8を手に入れる絶好の機会であるとともに、人気のBontrager製カーボンロードホイールも特別金利の対象となる。サイクルライフをより安心して楽しめるように購入金額50万円までの盗難補償(1年間)を付帯する。

Madone 無金利キャンペーン
期間 : 2025年4月25日(金)~2025年7月31日(木)
内容: 期間中、下記の対象商品をローンで購入した人に特別金利を適用。さらに利用額50万円までの盗難補償(1年間)を付帯。
特別金利:
12回払い:実質年率 0.00% (無金利)
24回払い:実質年率 0.99%
36回払い:実質年率 1.99%

対象商品:
Madone Gen 8 シリーズ
・Madone SLR(Project Oneとフレームセット含む)
・Madone SL
Bontrager製カーボンロードホイール 
・Aeolus RSL
・Aeolus Pro
・Aeolus Elite

実施店舗: 全国のトレック正規販売店 (一部店舗を除く)
お支払い方法: 株式会社ジャックス(JACCS)が提供するローン

Madone Gen 8について

Madone Gen 8は、ロードレースにおける勝利、ヒルクライムでの自己ベスト更新、そして週末のロングライドまで、あらゆるシチュエーションで最高のパフォーマンスを発揮する、真のオールラウンド軽量ロードバイク。空力性能、軽量性、快適性を高次元で融合し、ライダーのパフォーマンスを最大限に引き出す。

公式オンラインストア限定特典
キャンペーン期間中、トレック公式オンラインストアでMadone Gen 8 シリーズを注文すると、通常19,800円(税込)の自宅への配送料が無料になる。プロが完璧に組み立てた状態で届けられるのですぐに最高のライドが楽しめる。

試乗について
全国約100店舗のトレック直営店/正規販売店でMadone Gen 8の試乗車を用意。近くのストアで、その卓越した性能を体感してみたい。

●トレックの詳細ページ