ブリヂストンアンカーのシマノ105搭載モデルがすべて新型に…オーダー無料キャンペーンも

ブリヂストンアンカーのシマノ105コンポーネントを搭載している全ての完成車が6月から新型シマノ105コンポーネント(R7000系シリーズ)にアップデートして発売されることになった。今回のアップデートによりさらに操作性が向上し、さらに快適な走りができる。シマノ105とはシマノのロードバイク向けコンポーネントシリーズのひとつ。トップグレードのデュラエース、セカンドグレードのアルテグラに次ぐミドルクラスのコンポーネントパーツ。R7000系とは上位グレードの特徴を受け継いだシマノ105の最新型シリーズ。

RL8エキップ

■RL8エキップ
・フレーム:PROFORMAT 3 Pieces Carbon インテグラルヘッド
・フレームサイズ:390-420-450-480-510-540mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.0kg(480mm)ペダルなし
・価格:25万5500円(税別)
ロングライドのフラッグシップモデルRL9と同じ設計を、より耐久性の高いカーボン素材を使ってつくり上げた、ロングライド向けモデルのRL8。独自技術であるPROFORMATを駆使して設計され、長距離走行での快適性とヒルクライムをしなやかにこなす走りの秀逸さを、高いコストパフォーマンスで実現。新型105の採用により、操作性がさらに向上。カーボン製ロングライドバイクのスタンダードとなるべく作られた、全ての人に走る楽しさを届けるモデル。

●カラーオーダーのオプションが無料になるキャンペーン
新型シマノ105コンポーネントを搭載している全モデルは、アンカーオーダーシステムに対応していて、今回のアップデートされたモデルはカラーオーダーのオプションが無料になるキャンペーンを7月1日(日)から7月31日(火)まで実施する。アンカーオーダーシステムとはベースとなるモデルからデザイン、色、パーツを選んで、分だけの1台を作ることができるブリヂストンアンカーのオーダーシステム。

ブリヂストンアンカーのホームページ


■RL6エキップ
・フレーム:PROFORMAT AluminiumA6061インテグラルヘッド
・フレームサイズ:390-420-450-480-510-540mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.6kg(480mm)ペダルなし
・価格:18万円(税別)
ロングライド向けモデルのRL6は「アルミの特性を活かした」アルミロードバイクではなく、「カーボンの乗り味をアルミ素材で追求する」という、感覚を優先したアプローチで開発された。その成果は、RL6プロトタイプのブラインド試乗テストでの、「カーボンモデルに乗っているんじゃないかと思った」というライダーの一言が示している。頑丈なアルミ素材であれば、カーボンほど扱いに気を遣わずに済む。輪行に気軽に持ち出すのもいいし、扱いの慣れないビギナーにもおすすめ。


■RS8エキップ
・フレーム:PROFORMAT 3Pieces Carbon インテグラルヘッドPressfit BB
・フレームサイズ:430-460-490-520-550mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.0kg(490mm)ペダルなし
・価格:25万5500円(税別)
ブリヂストンサイクリングの選手も使用する、フラッグシップレースモデルのRS9と同じ設計のRS8。より高い耐久性とコストパフォーマンスを持つカーボン素材を使用し、価格を抑えつつ高い走りのパフォーマンスを実現した。踏み込んだ力を確実に推進力へと変える、計算し尽された剛性バランス。そして長年の日本人向けバイクの研究による、バイクと人とのバランス。それらが合わさり、走りにおけるロスが削ぎ落されたバイクが生まれた。


■RS6エキップ
・フレーム:PROFORMAT AluminiumA6061インテグラルヘッドPressfit BB
・フレームサイズ:430-460-490-520-550mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.4kg(480mm)ペダルなし
・価格:18万5000円(税別)
リアルレーサーの最新性能を手の届きやすい価格で。アルミ素材による確かな耐久性をそこなわず、PROFORMAT設計によって最大限に無駄を削ぎ落した。細かなパーツ選定にも妥協はなく、価格は抑えつつも日本メーカーとして品質へのこだわりを見せる。オーダーにも対応していて、デザインやパーツを自分好みに選ぶことも可能。たしかな実力のバイクに個性をプラスできる。


■RL8Wエキップ
・フレーム:PROFORMAT 3 Pieces Carbon インテグラルヘッド
・フレームサイズ:390-420-450mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.3kg(420mm)ペダルなし
・価格:25万5500円(税別)
しなやかなカーボンの乗り心地の良さとともに走る、長距離・旅行ライドの爽快感。PROFORMATが作ったロングライド・カーボンフレームの性能を女性に手頃な価格で楽しんでもらいたいと考えたRL8W EQUIPE。操作性に優れたシマノ新型105コンポを使い、ハンドル、サドルといった体が触れる部位には女性専用パーツを採用。コツコツとした路面振動を吸収するしなやかさ、登りを軽快に登る軽さ、そのカーボンならではの性能をカラーオーダーで好みの色とデザインで。


■RL6Wエキップ
・フレーム:PROFORMAT Aluminium A6061女性モデルインテグラルヘッド
・フレームサイズ:390-420-450mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:8.6kg(420mm)ペダルなし
・価格:18万円(税別)
カーボンバイクの乗り味を、アルミで再現した女性専用ロングライドモデル。女性用RL6Wのフレームは、PROFORMATが解析した細かな数値を基に、男性用モデルのRL6とは異なる女性専用設計を行った。細身のチューブを利用してしなやかさを強調。最新型シマノ・105の操作性を引き出す女性専用パーツ群。輪行での旅行ライドにも最適なアルミロングライドを実現した。


■RNC7エキップ
・フレーム:Neo-Cot Cr-Mo Professional スピニングバテッド
・フレームサイズ:490-510-520-530-540-550-570-590mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:9.3kg(530mm)ペダルなし
・価格:26万円(税別)
クロモリの限界に挑むネオコットシリーズ最高峰モデルRNC7。クロモリフレームとして理想的な応力、強度、軽さ、そして振動吸収性をスピニングバテッドとバルジ成形により引き出した。元々は1990年代にレースシーンを席巻した生粋のレースマシンだが、その乗り心地は芯のある剛性感と圧倒的にしなやかな走り心地を両立している。10mm刻みでの多彩なフレームサイズをそろえ、フルオーダーに近い優れたフィット感も実現する。


■RNC3エキップ
・フレーム:Neo-Cot Cr-Mo Standardスピニングバテッド
・フレームサイズ:470-490-510-530-550-570mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:9.6kg(530mm)ペダルなし
・価格:19万5000円(税別)
ネオコットの魅力を多くのライダーに。チューブの加工工程を簡略化し、TIG溶接により高いコストパフォーマンスを追求した。しかしながらバルジフォーミングチューブで構成されるフレームのシルエットとその乗り味は、まさにネオコット。しやなかで芯のある剛性は、ロングライドやツーリングを心地よくする乗り味と、効率性に優れる走りを実現する。コンポには11速のシマノ新型105を装備し、スムーズな変速と走りの性能を満喫できる。


■CX6Dエキップ
・フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061インテグラルヘッド
・フレームサイズ:510mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:9.9kg(530mm)ペダルなし
・価格:22万円(税別)
世界のシクロクロスレース経験を凝縮した、ディスクブレーキ搭載の本格アルミ・シクロクロスレーサー。泥や雪といった悪条件の路面でも確実な制動性を得られ、タイヤ周りの泥がフレームに詰まりにくくなるという有利な走行条件を獲得。低速からの加速が多い競技特性のため、BB周りの剛性を強化し鋭い加速力を確保。耐久性に優れたアルミ素材を使いながらも、フルカーボンフロントフォークによって、高い振動吸収性も備える。メインコンポにはシマノ新型105を搭載。

■CX6Cエキップ
・フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061インテグラルヘッド
・フレームサイズ:490-510-530mm
・コンポーネント:シマノ105 R7000系
・完成車重量:9.3kg(530mm)ペダルなし
・価格:20万円(税別)

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志賀高原ロングライドにダイレクトアクセスするサイクリングバスツアー運行へ

志賀高原ロングライドが9月29・30日に長野県で開催され、東京駅・新宿駅から会場へダイレクトでアクセスする参加者向けバスツアー「サイクリングバスツアー志賀高原ロングライド アクセスバス」が運行されることになり、募集が始まった。専用の機材で参加者の自転車をバス床下スペースに積載する。エントリーや現地での宿泊は含まれない。

長野県で9月29・30日に開催される志賀高原ロングライド

【設定日】2018年9月29日(土)~30日(日)2日間
【旅行費用】1人1万7800円
【出発地】東京駅 国際興業本社裏、新宿駅 西口都庁横
ツアーは申し込み人数に関わらず実施を確約する「ツアー催行保証」となっている。イベントへのエントリーは別途参加者が行う。現地での宿泊も参加者自身で手配する必要がある。

サイクリングバスツアー志賀高原ロングライド アクセスバスの詳細サイト

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ブエルタ・ア・エスパーニャが公式タパスを公募…全ステージでおいしいものを提供

8月25日にスペインのマラガで開幕し、9月16日に首都マドリードにゴールする23日間のステージレース、ブエルタ・ア・エスパーニャが公式タパスを公募する。タパスはスペインで「Tapa=タパ」と呼ばれる小皿料理で、バルと呼ばれる飲食店でおつまみとして提供される。今回の企画は「la eTapa=ラ・エタパ」という総称で、全21ステージ(エタップ)で関係者にふるまわれることになっている。

さすが、ガストロノミーが尊重される欧州文化。日本の料理家もぜひ!

今回はコンクール形式。公式サイトから応募してノミネート。10分以内の動画を作成し、SNSなどを使ってPRする。6月25日から7月16日までがPRの期間となり、7月16日に優勝者が発表される。優勝者は大会期間中の全21ステージでスタート地点のビラージュで受賞したタパスを提供することができる。

ブエルタ・ア・エスパーニャ公式タパスの応募サイト

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ピレリからロングライドに最適なチントゥラート・ヴェロ発売

ハンドリング、グリップ、パフォーマンス、クオリティのすべてにおいてサイクリストを満足させるタイヤをリリースする「PIRELLI」がチューブレスレディ・クリンチャータイヤの新製品CINTURATO VELO(チントゥラート ヴェロ)を発表した。ハンドリング、グリップ、パフォーマンス、クオリティのすべてにおいて一切妥協することなく、サイクリストを満足させるタイヤをリリースするPIRELLIが、より高い快適性と、優れたプロテクションを追求したタイヤ。

ピレリのチントゥラート・ヴェロ

PIRELLIの「SmartNET Silica」テクノロジーの経験と信頼性がチューブレスレディの快適性と、「ARMOUR TECH(アーマーテック)」プロテクションの耐パンク性能と結びつき、他に類を見ないDNAを持ったチューブレスレディ・クリンチャータイヤを生み出した。グランフォンドやブルベなどのハードなロングライドを楽しむツアーサイクリストや、グラベルライドなどを楽しむアドベンチャーサイクリストさえも満足させるよう設計された。扱いやすく信頼性の高い「チューブレスレディ」システムに、サイドカットに対しても高い耐パンク性能を持つ「ARMOUR TECH(アーマーテック)」プロテクションを採用した設計により、通常モデルより更に高い耐久性と耐パンク性能、低い転がり抵抗を併せ持った、ラインナップ中でも最もタフでロングライフなロードバイク用タイヤとなった。

チューブレスレディによる低い転がり抵抗と優れた快適性、「SmartNET Silica」テクノロジーによりどんな路面状況でもグリップとコントロール性を失うことのない優れた走行性能がある。

26C/28Cが8200円(税別)、32C/35Cが8700円(税別)。26C/28Cは7月ごろ、32Cは9月ごろ、35Cは11月ごろの入荷予定。

快適性と耐パンク性を合わせ持つ

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ミッチェルトン・スコットがツール・ド・フランスでピレリタイヤを使用

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ミッチェルトン・スコットがツール・ド・フランスでピレリタイヤを使用

PIRELLI(ピレリ)と自転車ワールドツアーチームのミッチェルトン・スコットが長期的な技術提携とパートナーシップを締結したことを、F1グランプリ・フランス大会期間中となる6月23日にF1レース会場となるポールリカールサーキットで発表した。これによりミッチェルトン・スコット所属の選手たちは2週間後に開幕するツール・ド・フランスをはじめ、出場するレースにおいてPIRELLIタイヤを使用して戦う。記者会見に登場したサイモン・イェーツ(英国)は、この契約を祝うために新しいPIRELLIのチューブラータイヤを装着したTTバイクを駆り、全長5.8kmのサーキットを疾走した。

ポールリカールにタイムトライアルバイクで登場したサイモン・イェーツ

PIRELLIが自転車のメジャーレースに復帰した。モータースポーツで培った技術力や経験値が自転車ロードレースに活かせると考えたからだ。PIRELLIのプロサイクリングへの取り組みは、これまでのトップレベルのモーターレースサプライヤーと同様に、これまでにない性能レベルに到達するために、タイヤの共同開発を継続的に行うパートナーシップ契約をミッチェルトン・スコットと締結した。

これまで数カ月間にわたって、ミッチェルトン・スコットとPIRELLIは技術的なフィードバックを絶えず交換し合い、レースや共同で行ったセッションでPIRELLIタイヤを合計30万kmテストしてきた。最も高性能で過酷な条件で生まれたタイヤは、PIRELLIの全ての製品と関連し、SmartNETシリカ、ICS(Ideal Contour Shaping)タイヤトレッドプロファイル、FGD(Functional Groove Design)などの共通のテクノロジーは、ワールドツアーのレースに理想的な高効率なレベルの転がりと高いグリップを備えているほか、極端な状況下でライダーが新たなレベルの信頼とコントロールを可能にするという。

サイモン・イェーツ(左)と、F1GPフランス大会でポールポジションを取ったルイス・ハミルトン(英・メルセデス)

ミッチェルトン・スコットのパフォーマンスディレクター、ケビン・タボッタは、「サイクリストにとってタイヤは間違いなく最も重要な装備です。非常に小さい接地面にすべてを委ねます。我々はPIRELLIのタイヤ開発に本当に満足しています。PIRELLIは優秀なスタッフが選手とやりとりし、さまざまな方法で有意義なフィードバックを得ています。その結果、私たちは非常に高速で、グリップ力に長けた信じられないほど快適なタイヤにたどり着きました」と語っている。

F1GPフランス大会が開催されたポールリカールで

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「挑戦するフォトグラファー」。砂田弓弦カメラマンが30年の取材で見た自転車レース

「挑戦するフォトグラファー 30年の取材で見た自転車レース」が2018年6月25日(月)に未知谷から発売された。世界のメジャーレースでオートバイに乗っての撮影を許されている数少ないフォトグラファー砂田弓弦氏が、30年の取材で見てきた自転車レースをつづった書籍。2160円(税込み)。

挑戦するフォトグラファー。砂田弓弦著、未知谷刊

グランツールと呼ばれる三大ステージレースからミラノ~サンレモや世界選手権などのワンデーレースまで。メジャーレースをオートバイで取材する特権。選手とともにコースを走る臨場感、内側から観るレースを紹介している。写真94枚収録。四六判上製224ページ。

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新刊「俺たちはみんな神さまだった」…野蛮で非人道的な冒険だった大戦後2度目のツール・ド・フランス

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