モンベルの洗濯・撥水コートできるコインランドリーが全国10店舗に拡大

ジャケットやレインウェアがコインランドリーで洗濯・撥水コートできる「モンベル撥水コース」が全国10店舗に拡大。ランドリーサービスを全国展開するOKULAB(オクラボ)とモンベルが共同開発。アウトドア用品をメンテナンスできる。

使用するはっ水剤は、PFAS(ピーファス:有機フッ素化合物)を含まないモンベルの「O.D.メンテナンスはっ水剤」。同コースでは排水による環境負荷も考慮し、使用水量は最小限に抑え、少ない水でもはっ水剤が洗濯物全体に行きわたるように、特殊なすすぎ工程が追加されている。

モンベル撥水コース
容量:約5kg(ダウンジャケット3枚目安)
時間の目安:約65分
コース提供価格:1,800円(容量5kg)
※札幌光星、甲南山手、トーブ イコートの価格。店舗によって価格が異なる。

●モンベル撥水コースが利用できる店舗
Baluko Laundry Place 札幌光星(北海道札幌市)
Baluko Laundry Place 甲南山手(兵庫県神戸市)
Baluko Laundry Place トーブ イコート(埼玉県草加市)
Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノ(北海道小清水町)
Baluko Laundry Place 代々木上原(東京都渋谷区)
Baluko Laundry Place 渋谷ブリッジ(東京都渋谷区)
Baluko Laundry Place 杉並今川(東京都杉並区)
Baluko Laundry Place 西区新町(大阪市西区)
Baluko Laundry Place ららぽーと堺(大阪府堺市)
Baluko Laundry Place 天理丹波市(奈良県天理市)

マラソン初挑戦の太田蒼生が東京マラソンで見せた気概

青山学院大の太田蒼生が3月2日に行われた東京マラソン2025で42.195kmに初挑戦し、積極果敢な走りでマラソンファンを魅了した。太田は36km地点で棄権したが、スタート直後から2時間03分台の記録を持つケニア・エチオピア勢の前を走り、3万7785人が参加したレースを引っ張った。

太田蒼生がレース中盤まで海外勢の先を走る激走 ©東京マラソン財団

金メダルを獲るために一歩踏み出せた。3年後は勝ちます

1年後輩の皆渡星七さんが悪性リンパ腫のため亡くなり、左胸に喪章をつけてスタートした太田は、序盤の超ハイペースに対応。中間点は日本記録を上回る大集団にいて、ペースメーカーの直後につけて飛ばした。

しかしケニア・エチオピア勢から徐々に離されると28km地点で後続の日本勢に追い抜かれ、その後は失速した。そして36km地点でリタイアとなり、初マラソンは完走できなかった。

「今回のレースは低体温と低血糖により途中で離脱してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れていい経験ができました」とリタイア後にコメント。

そして「オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と宣言した。

第18回東京マラソンに3万7785人参加…最速はタケレの2時間03分23秒

18回目の開催となった東京マラソン2025が3月2日に行われ、マラソン男子はエチオピアのタデセ・タケレが2時間03分23秒で初優勝を飾った。女子はエチオピアのストゥメ・アセファ・ケベデで、2時間16分31秒。2大会連続での優勝を決めた。

22歳のタデセ・タケレが2025東京マラソン優勝。これまでのベストは2024ベルリンの2時間05分13秒 ©東京マラソン財団

日本勢女子1位は安藤友香、男子は市山翼

安藤友香(しまむら)が2時間23分37秒で日本人選手女子1位 ©東京マラソン財団

車いすマラソン男子は鈴木朋樹が大会連続で優勝。車いすマラソン女子はカテリーヌ・デブルナーが優勝。

ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で大会連覇 ©東京マラソン財団

大会は3万7785人が参加した。例年よりも温暖な気象条件に恵まれ、半袖や短パンで走る一般愛好家の姿が多かった。東京マラソン2026は2026年3月1日に開催。一般エントリーは2025年8月15日に始まる。

市山翼(サンベルクス)が日本歴代9位の2時間06分0秒で日本勢最高の10位に ©東京マラソン財団
2025東京マラソン ©東京マラソン財団
2025東京マラソン ©東京マラソン財団
2025東京マラソン ©東京マラソン財団
2025東京マラソン ©東京マラソン財団

内野艶和と橋本英也がアジア選手権エリミネーション優勝

2025トラックアジア選手権は大会2日目の2月22日、マレーシアのニライにあるベロドローム・ナショナル・マレーシアでエリート男女のエリミネーションが行われ、女子は内野艶和(楽天Kドリームス)、男子は橋本英也(キナンレーシング)が優勝した。

内野艶和(中央)がアジア選手権エリート女子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

エリミネーションは「最後尾の除外レース」

エリミネーションは英語で「除外」という意味で、規定周回ごとにコントロールラインを最後尾で通過した選手が1人ずつレースから除外されていく。最後は2選手による争うとなり、最終コントロールラインで先着した選手が優勝。

橋本英也がアジア選手権エリート男子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

内野は同日に開催されたエリート女子チームパシュートとともに大会2冠。内野・橋本はともに日本では競輪選手として登録されているが、同時にプロロードチームにも所属し、長距離種目も得とする逸材。

内野艶和(中央)がアジア選手権エリート女子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟
橋本英也(中央)がアジア選手権エリート男子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

優しいライドにピッタリのスペシャライズドウエアはお財布にも優しいかも

スペシャライズドの春夏アパレルに、新たなコレクションSpecialized Foundation(スペシャライズド・ファウンデーション)が追加された。半袖ウエアが8800円、ビブショーツが1万1000円で、高騰するサイクリングアパレルの中で安価なのがうれしい。

リラックスしたポジションに対応するデザイン

リラックスしたポジションで体の自由な動きを重視したセミフォームフィットは、体に密着しすぎず少しゆとりのあるデザイン。手の届きやすい前側へのジッパー付きポケット、腰回りのしわを防ぐ短めの丈や、垂れ下がらないポケットをサポートするマチなど、より多くのライダーにとっての快適性とパフォーマンス向上を狙ったコレクション。

さらに、優れた伸縮性をもつ中厚手生地は、80%以上にリサイクル素材を採用し、地球に優しいライドを実現する。

Specialized Foundation Short Sleeve Jersey
Specialized Foundation Short Sleeve Jersey
価格:税込8,800円
サイズ:Men’s XS/S/M/L/XL、Women’s XS/S/M/L
カラー:Men’s 2色(ダークネイビー、ブラック)、Women’s 1色(バーチホワイト)
Specialized Foundation Short Sleeve Jersey
Specialized Foundation Bib Knickers
価格:税込13,200円
サイズ:Men’s XS/S/M/L、Women’s XS/S/M/L
カラー:各1色(ブラック)
Specialized Foundation Bib Knickers
Specialized Foundation Bib Shorts
価格:税込11,000円
サイズ:Men’s XS/S/M/L/XL(XS/XLはブラックのみ)、Women’s XS/S/M/L
カラー:Men’s 3色(ブラック、 ダークネイビー、ダークモスグリーン)、Women’s 2色(ブラック、 ダークモスグリーン)
Specialized Foundation Bib Shorts
Specialized Foundation Shorts
価格:税込9,900円
サイズ:Men’s S/M/L、Women’s XS/S/M/L、Youth S/M/L
カラー:各1色(ブラック)

異色の陸上競技が自転車トラックからインスパイアして初開催

見たこともない異色の陸上競技イベントが3月8日、千葉市の室内ベロドローム、TIP STAR DOME CHIBAで開催されようとしている。Full house(フルハウス)というイベントで、コンセプトは選手に「夢」を、観客に「熱狂」を。大会主催者はランニングコーチや陸上競技選手として活躍し、ランニングの楽しさを伝えるインフルエンサーでもある三津家貴也だ。

陸上ランニングイベント、Full house(フルハウス)

世界初の「魅せる」、「観る」をテーマにした陸上ランニングイベント

2020年に800mで憧れ続けていた日本選手権に出場した三津家だが、いつもより少しばかりSNSのいいねとコメントが多かっただけ。出場した先の未来が全く変わらないことが悔しくて、陸上競技の価値を高めて選手が報われる未来にしたいと強く思ったという。

現在はランニングアドバイザー兼タレントとして全国各地を精力的に訪れるが、そこでも関係者しかいないスタンドに再びあの悔しさが込み上げてきて、いつか満員にしたいと心に誓った。

TIPSTAR DOME CHIBA

選手に夢、観客に熱狂を。みんなが楽しめる大会を。三津家は、見せる・観るランニングイベントを考えついた。舞台は自転車トラックの五輪や世界選手権の規格となる室内250mバンク、TIPSTAR DOME CHIBAだ。それだけに開催される5種目はこれまでの陸上大会になかったものもある。エリミネーションレース、ペーサー付き3000mはまさに自転車競技から発想したものではないかと思う。

イベントには、「スプーン印」「ばら印」の砂糖でおなじみのDM三井製糖が協賛。三津家が同社製品の「パラチノース」をトレーニングやレース時に愛用していることがきっかけで、ピュアパラスティック[20g×10本]限定パッケージが1人1個、1000人分配布される予定。

パラチノース100%商品『ピュアパラ』の
限定パッケージ商品「ピュアパラスティック」(20g/個×10本)

Full house(フルハウス)
日  時:2025年3月8日(土)
    ※入場開始 12時30分~  開演 14時00分~
会  場:TIP STAR DOME CHIBA
    千葉県千葉市中央区弁天4丁目1−1(千葉公園駅より徒歩2分)
入場料:2,500円(税込)から
    ※参加申込方法:https://fullhouse.3itsuka.com/ticket
    上記URLよりチケットを購入
特  典:チケット購入者には購入特典として、入場時に下記を配布
    フルハウスオリジナルタオル/フルハウス応援ライトペン/オリジナルシリコンバンド
公式HP:https://fullhouse.3itsuka.com/