鈴木龍が東日本ロードDay-2優勝…宇都宮ブリッツェンが表彰台独占

2020年のJプロツアー第2戦となる「JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2」が、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースを10周回する60.0kmで開催され、宇都宮ブリッツェンの鈴木龍がゴール勝負を制して優勝した。

JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2は鈴木龍が優勝 ©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

レース中盤からメイン集団をコントロールした宇都宮ブリッツェンがレースを支配。最後まで他チームを寄せ付けずに迎えたゴールスプリント勝負では、鈴木、大久保陣、小野寺玲の3選手がワンツースリーフィニッシュを決めて表彰台を独占した。

また、この日優勝した鈴木が個人ランキングトップに立ち、プロリーダージャージを獲得。チームランキングでも宇都宮ブリッツェンがトップに立った。

2020年のJプロツアー開幕ラウンドとなる群馬3連戦。開幕戦となった初日は大所帯の逃げ集団が逃げ切る展開になり、最後は三つ巴のゴールスプリント勝負を制した山本元喜(キナン)が勝利を飾っている

JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2は宇都宮ブリッツェンが集団をコントロール ©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

第54回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2 – JPT第2戦 – 60.0km
1位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 1h24m39s 42.52km/h
2位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st
3位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) st
5位 横塚浩平 (Team UKYO) st
6位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) st
7位 畑中勇介 (Team UKYO) st
8位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) +01s
9位 佐藤宇志 (那須ブラーゼン) +03s
10位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +03s
20位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +08s
22位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +09s
52位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m54s
70位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +7m27s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
出走=114名/完走=73名

JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2で鈴木龍(中央)、大久保陣(左)、小野寺玲(右)の宇都宮ブリッツェンが表彰台独占 ©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 720P
2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 720P
3位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 645P
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 570P
5位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 540P
6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 510P

◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 2,340P
2位 キナンサイクリングチーム 1,320P
3位 愛三工業レーシングチーム 1,290P
4位 弱虫ペダルサイクリングチーム 1,170P
5位 マトリックスパワータグ 1,110P
6位 那須ブラーゼン 901P

プロリーダージャージ
鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ
織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)

●宇都宮ブリッツェンのホームページ

ブダペスト開幕返上のジロ・デ・イタリアはシチリア出発

新型コロナウイルス感染拡大により延期された第103回ジロ・デ・イタリアは、その開幕地を当初予定のハンガリー・ブダペストからイタリアのシチリア島に移して行われることになった。7月24日に主催者が発表した。

2020ジロ・デ・イタリアの最初の4ステージはシチリア島で行われる

当初のジロ・デ・イタリアは5月9日にブダペストで開幕し、ハンガリーで3ステージを行う予定だった。しかしパンデミックによりハンガリー政府が非常事態を宣言した。大規模なイベント開催を禁止したため、国際的なイベントを開催することが不可能になった。

さらに大会は延期を発表し、10月3日開幕を決定。新たな開幕地を模索するとともにその後のルート修正を水面下で行っていた。

改めて第103回ジロ・デ・イタリアの開幕地となったシチリア島はこれで9回目のグランデパールとなる。今回は4ステージが行われる。

当初計画でもシチリア島はハンガリーで3ステージをこなした選手らが次に迎えるレースコースだった。第4〜第6ステージが行われる予定だったが、新コースでは一部を修正して合計4ステージとした。

シチリアのアグリジェント

初日は距離16kmの個人タイムトライアル。第3ステージでいきなりエトナ山に上る難関が待ち受ける。

今回のコース変更にともなってイタリア本土に移動したあとも若干の修正が行われる。

🇮🇹2020ジロ・デ・イタリア特集サイト
●ジロ・デ・イタリアのホームページ

ツール・ド・フランス厳戒開催へ…選手・関係者をバブル内隔離

新型コロナウイルス感染拡大により当初予定から2カ月遅れとなる8月29日〜9月20日の開催となった第107回ツール・ド・フランス。異例ずくめの大会運営体制の一部が明らかになったが、過去に例がないほどの特殊なレースになりそうだ。

2019ツール・ド・フランス第17ステージ ©ASO Thomas MAHEUX

7月23日、大会主催者のASOから報道関係者に取材受け付けの案内がメール送信されてきた。

通常なら開幕の3カ月前に送信されるものだが、2020年は開幕まで1カ月余でようやく送られてきた。それだけ主催者が健康面での安全対策に苦心し、試行錯誤していたことが推測できる。

案内文は、現在の健康危機において必要とされる取材方法を説明している。これらの規定は7月に定められたとしていて、今後の数週間におけるフランスでの感染状況によっては、大きく修正される可能性があると警告している。

従来の「ファミリー」から「バブル」という枠組みに変更

ツール・ド・フランスはこれまで、主役である選手を中心に、チーム関係者、主催スタッフ、取材陣、スポンサーを「ファミリー」という言葉でひとくくりにし、円滑な運営を続けてきた。例えば交通規制に関してなら、一般の人たちが制限されるところにも「ファミリー」は入ることを許され、大会特別規定の道路通行ルールが適用された。

今回、「ファミリー」に替わって明記された言葉が「レースバブル」。英語ではRace bubble、フランス語ではBulle Course。

2019ツール・ド・フランス第8ステージ ©ASO Pauline BALLET

レースに関わる主要な人々の周りに「バブル」を実装する。その範囲となるのは選手、チームスタッフ、オフィシャル、レース運営者。取材陣とスポンサーは外されている。大会期間中はバブル内にいる人に対して厳格な健康管理と衛生対策が行われれ、バルブ内にウイルスを持ち込まない態勢づくりを構築した。さらにバブル外の人たちとの接触を可能な限り制限する。

ツール・ド・フランスに帯同する取材者、メディア、各地域の大会協力者はバブルの外となるが、大会に数日間関わる場合は、レース前の健康テストから期間中の健康観察、レースバブルとの接触制限、会場でのソーシャルディスタンス順守が厳命される。

無観客レースにはならない…大事なことは遠回しに表記

ファンの動きにも言及されている。常にソーシャルディスタンスを確保すること、レースコース沿道ではスマホアプリをインストールして、感染者が出たときに接触があったかを確認できるようにすること。これらの感染予防策を取り入れれば主催者は「一般の人たちも招待する」という表現をしているので、無観客レースとはならないようだ。

まとめると…
ツール・ド・フランス関係者の健康を守るためにバブルが設定される
レースバブル=選手・チーム関係者・大会運営スタッフ
第2バブル=それ以外のツール・ド・フランスファミリー
第3バブル=一般の人たち

2019ツール・ド・フランス第11ステージ ©ASO Pauline BALLET

ツール・ド・フランスに帯同するすべての人は現地到着の5日前以降にPCR検査を受けて陰性となった各国保険機関の証明書が必要。Stop Covid”アプリケーションをダウンロードする必要がある。マスク着用。

主催者側はさらに連日にわたって消毒を徹底的に行い、12〜19人ほどの専任医療関係者と看護士を帯同させる。また開幕時とパリのゴールでは選手の家族が訪問するのが恒例だが、2020年はこれも禁止された。

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

ロードバイクやウエアをトータルでそろえるといくら?

ジャイアントは7月下旬よりLiv 2021モデルとして、Livのカーボンロードバイクとパフォーマンスアパレル&ヘルメットのデザインをトータルコーディネートした「Liv FEATURE COLLECTION」を販売する。

STEALTH(ステルス)

同社がコーディネートしたのは3タイプ。それぞれのコスト感を計算してみた。


Liv STEALTH COLLECTION(ステルス コレクション)

リフレクティブなアクセントを用いた、スポーティでダイナミックなデザイン

LANGMA ADVANCED PRO 1 DISC 45万円(税別)
LIV STEALTH SS JERSEY 1万3000円(税別)
LIV STEALTH BIB SHORTS 1万6000円(税別)
REV LIV ASIA MIPS STEALTH 1万7000円(税別)

Liv MONTAGE COLLECTION(モンタージュ コレクション)

モダンで鮮やかな幾何学的グラフィックで、遊び心に満ち溢れた個性的なデザイン

MONTAGE(モンタージュ)
LANGMA ADVANCED 1 DISC 31万円(税別)
LIV MONTAGE SS JERSEY 1万1000円(税別)
LIV MONTAGE BIB SHORTS 1万5000円(税別)
LIV MONTAGE CAP 2600円(税別)

Liv TROPIC COLLECTION(トロピック コレクション)

日差しに鮮やかに照らされるグリーンや優美な極楽鳥花など自然からインスパイアされたデザイン

TROPIC(トロピック)
AVAIL ADVANCED 1 31万円(税別)
LIV TROPIC SS JERSEY 1万1000円(税別)
REV LIV ASIA MIPS TROPIC 1万7000円(税別)
LIV TROPIC SOCKS 2000円(税別)

●Livのホームページ

山本元喜が増田成幸を制して東日本ロード初日で優勝

新型コロナウイルスの感染拡大によって開幕が大幅に遅れていた国内のロードレース。7月23日からのJプロツアー・東日本ロードクラシック群馬大会でついに2020年の戦いの舞台がセッティングされた。3連戦の初日、KINAN Cycling Teamはレース期間が空いたブランクをものともせず強さを発揮。序盤から先頭グループでレースを進めた山本元喜が最後は3人の争いを制して優勝。2020年の国内レース最初の勝者となった。

山本元喜(左)が増田成幸を制して優勝 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

コロナ禍で軒並み中止・延期となっていたロードレースイベントだが、自粛ムードの緩和とともにレース開催に向けた準備が各所で行われてきた。そしてこの日、ようやく熱き戦いが戻ってくることになった。国内初戦となった今大会は、群馬サイクルスポーツセンター内6kmの周回コースで実施される。3日間各日レース距離が異なり、初日は20周回・120kmで争われる。

KINAN Cycling Teamにとっても、2月のヘラルド・サン・ツアー(オーストラリア)以来の公式戦。山本元喜、椿大志、山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の主力6選手を招集し、万全の態勢でタイトル獲りに挑む。

国内レースの中でも最古参に数えられるこの大会。変化の多いコースレイアウトは、周回前半にテクニカルなダウンヒル、そして後半には勝負どころともなる心臓破りの坂や長い下りが控える。例年、サバイバルを生き抜いた選手たちによる優勝争いが見どころともなる。

そんな注目度の高いレースは、まず4周目に大きな動きが発生する。細かな出入りが続いていた中から、有力チームのエース格の選手が次々と前方をうかがうと、やがて15人ほどの先頭グループへと変化。ここにKINAN勢は山本元、トマ、新城の3人が加わり、そのままレースを先行する。力のあるメンバーがそろった先頭だが、3選手を送り込んだチームはKINANだけとあって、徐々に優位に展開していくことになる。

メイン集団では、先頭グループにメンバーを送り込めなかったチームを中心にペースメイクが本格化するが、ここでもKINAN勢がしっかりと対処。集団待機となった椿、山本大、中島がライバルたちの動きを都度チェックしながら、先頭とのタイム差縮小を許さない。各選手のアクションが奏功したこともあり、レース中盤を過ぎるまで約3分30秒差で推移していった。

後半に入っても先頭グループの優勢は変わらない。トマや新城の牽引で少しずつ人数が絞られていくが、勢いは変わらない。メイン集団もUCIコンチネンタルチーム勢が活性化を図るが、前方との差を一気に縮めるまでには至らない。結局、残り5周を切った段階でも3分以上の差は変わらず、先頭グループから勝者が出ることは濃厚な状勢になった。

優勝をかけた争いは、残り2周での増田成幸(宇都宮ブリッツェン)のアタックをきっかけに激化。最終周回を目前に山本元がブリッジを試み、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)とともに増田に合流。勝負は最後の1周回にゆだねられる。残り距離が少なくなったところで山本元がアタックするが、これは決定打とまではいかず、3人によるスプリント決戦となった。

フィニッシュへ最後の直線は、まず織田が前へと出るが、これを見ながらタイミングを図った山本元が加速。トップに立つと、2人の追随を許さず優勝を決めた。

レース序盤の飛び出しのまま、勝利まで持ち込んだ山本元の走り。ともに先頭グループに入ったトマや新城の働きが効果的となり、勝負どころまで余力を持って戦うことに成功。価値ある国内初戦を制して、改めて個の能力とチーム力とを示してみせた。これにより、Jプロツアーの個人ランキングでも首位に立つこととなり、トップの証である特別ジャージ「プロリーダージャージ」で次戦を走ることも決まった。

久々のレースにも臆することなく走り切った選手たち。よいムードのまま次のレースへと向かう。大会2日目となる24日は、この日の半分となる60kmのショートレース。よりスピード感のある展開となることが予想される。スプリント勝負も視野に入れながら、2連勝を目指して臨む。

東日本ロードクラシック群馬大会 Day-1(120km)結果
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 2時間59分1秒
2 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +1秒
4 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +39秒
5 小森亮平(マトリックスパワータグ) 
6 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム) 
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 
16 山本大喜(KINAN Cycling Team) +2分30秒
41 椿大志(KINAN Cycling Team) +4分0秒
47 中島康晴(KINAN Cycling Team) +4分38秒
DNF 新城雄大(KINAN Cycling Team)

Jプロツアー個人ランキング
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 600pts ※プロリーダージャージ着用
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 210pts

山本元喜

山本元喜のコメント
「勝因はチームワーク、これに尽きる。トマの動きに合わせて前方へと上がったが、それが結果的によい流れにつながった。
久々のレースでコンディションは完ぺきではなかったが、ここまでトレーニングをしっかり継続できていたという自負はあった。先頭で走っている間もトマや(新城)雄大とは自分が勝負にいくと伝えていて、あとは仕掛けどころまで脚を残していればベストな結果になるという自信もあった。
最終周回でのアタックは、そのまま独走に持ち込めれば理想的だったが、2人(増田選手、織田選手)がついてきているのは分かっていたので、脚を使い切らないようにだけは注意していた。ただ何より、上りで発揮すべき力が足りなかった。これは反省点。
プロリーダージャージは初着用。日本チャンピオンジャージを一度着たことで特別賞ジャージの価値は理解している。日の丸をあしらったときは散々失敗を繰り返したので、今度は落ち着いて走ることを心掛けながら、今日のような勝てるレースを続けていきたい」

●キナンのホームページ

快適さとスピードのエンデュランスロード…メリダ・スカルチューラ

メリダジャパンは、日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)から、エンデュランスライドで活躍する新モデル「SCULTURA ENDURANCE」シリーズを2021年ラインナップから新発売する。

路面状況を気にせず、快適さとスピードを高い次元で両立する。これは実現が常に望まれていたロー ドライドの理想の形だった。そこでMERIDAでは高い人気と評価を持つSCULTURAラインをベースにロードライドにおける理想の機能を持たせたSCULTURA ENDURANCEを開発した。

ラインナップに新たに追加されたSCULTURA ENDURANCEは、オフロード向けのMISSION CXやSILEXと、レース向けモデルのREACTOやSCULTURAとの間に位置するモデル。より気楽に走りたいサイクリストに向けた、MERIDAのロードラインにおける高性能で楽しい1台だ。

新しいSCULTURA ENDURANCEには数々の特徴があるが、注目すべきポイントは快適さに優れたフレーム、そしてさまざまな用途に使えるところだ。

新デザインのSCULTURA ENDURANCEフレームは、長距離を快適に走りたいライダーのニーズに応えたジオメトリーを採用した。長めのヘッドチューブで上半身を立たせた走行姿勢や、最大35mmのスリックタイヤを取り付けられるクリアランスにより、このバイクはより快適に走れるだけでなく、路面が荒れ出してからも車体を確実に操作できる。

寝かせ気味のヘッドアングルとやや長めのホイールベースは太いタイヤと相まって、高速域でも優れた安定性を発揮し、ライダーに安心感を与える。加えて、チェーンステーおよびシートステーの特定部位は板バネのように作用し、フレーム素材本来のしなやかさを増強させている。これがリアエンドの快適さをさらに高めるだけでなく、振動を軽減させる。

また、新たにデザインされたワイヤーポートヘッドセットや隠されたシートポストクランプなど、空力性能の向上に焦点を当てたバイクに採用されている特徴も持ち合わせている。なお、前者はフロ ント周りのケーブル類をすっきりと取りまとめ、後者はフレームラインの連続性を保って空気抵抗を軽減させ、この重要な部位での乱流の発生を抑える。

SCULTURA ENDURANCEは快適さを重視したエンデュランスライド以外に、冬場のトレーニングや、ロードユーザーのハイペースな通勤シーンにも最適。どのモデルもマッドガードマウントが付属していて、トレーニングや通勤での利便性を高められる。シートステーブリッジは着脱式でマッドガードを取り付けられるので、見た目をすっきりさせ、またタイヤクリアランスを広げたい場合には、ブリッジごとマッドガードを取り外せる。

●メリダのホームページ