デルトロがわずか1日で首位奪還【ティレーノ~アドリアティコ第5S】

イタリア半島を挟むティレニア海からアドリア海までを走るティレーノ~アドリアティコは3月13日に第5ステージが行われ、EFエデュケーション・イージーポストのミケル・ヴァルグレン(デンマーク)が優勝。

デルトロ。ティレーノ~アドリアティコ第5ステージ ©LaPresse

前日にジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)に首位の座を奪われたUAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)だが、この日区間2位に入り、わずか1日でその座を奪還した。

ミケル・ヴァルグレンとアラフィリップがティレーノ~アドリアティコ第5ステージで抜け出す ©LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第5ステージ ©LaPresse
ミケル・ヴァルグレンとアラフィリップがティレーノ~アドリアティコ第5ステージで先行 ©LaPresse
ミケル・ヴァルグレンがアラフィリップを突き放す。ティレーノ~アドリアティコ第5ステージ ©LaPresse
ヴァルグレンがティレーノ~アドリアティコ第5ステージ優勝 ©LaPresse
デルトロがティレーノ~アドリアティコ第5ステージで再び首位に ©LaPresse
デルトロがティレーノ~アドリアティコ第5ステージで首位奪還 ©LaPresse

●2026ティレーノ~アドリアティコのコース

3月9日(月) 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ〜リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月10日(火) 第2ステージ カマイオーレ〜サン・ジミニャーノ 206km
3月11日(水) 第3ステージ コルトナ〜マリアーノ・デ・マルジ 221km
3月12日(木) 第4ステージ タリアコッツォ〜マルチンシキュロ 213km
3月13日(金) 第5ステージ マロッタ・モンドルフォ〜モンバロッキオ 184km
3月14日(土) 第6ステージ サン・セヴェリーノ・マルケ〜カメリーノ 188km
3月15日(日) 第7ステージ シビタノーヴァ・マルケ〜サン・ベネデット・デルトロント 142km

ファンデルプールが未舗装ステージ優勝…デルトロ首位に【ティレーノ~アドリアティコ】

イタリア半島を挟むティレニア海からアドリア海までを走るティレーノ~アドリアティコは3月10日、未舗装路区間を含む第2ステージが行われ、アルペシン・プレミアテックのマチュー・ファンデルプール(オランダ)がUAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)を制して優勝。総合成績ではデルトロがイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)を逆転して首位に立った。

ファンデルプールがティレーノ~アドリアティコ第2ステージの未舗装区間で独走 ©LaPresse

区間2位のデルトロがボーナスタイムを利して首位に

ファンデルプールはグラベルロードと呼ばれる未舗装路で決して期待を裏切らない。チューダー プロサイクリングチームのジュリアン・アラフィリップ(フランス)がレースを盛り上げた後、5.3kmの長い上り坂でファンデルプールが抜け出した。

チーム ヴィスマ・リースアバイクのエース、マッテオ・ジョーゲンソン(米国)がクラッシュしたため、ファンデルプールとの差を埋めることができたのはデルトロとレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのジュリオ・ペリツァーリ(イタリア)だけだった。中世の町サン・ジミニャーノまでの上り坂のスプリントは3人で争われ、ファンデルプールが僅差で勝利。デルトロはペリツァーリに総合成績で3秒差をつけ、首位に躍り出た。

ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©LaPresse

テレビで観戦してもよかったが、勝ててうれしい(ファンデルプール)

「今日は負けるのが怖かった。雨で最後はかなりトリッキーで、とても滑りやすく、不安定だった。まずはグラベルセクション前のポジション取りが重要だった。でも、レース前にはみんな分かっていた」とファンデルプール。

ファンデルプールがティレーノ~アドリアティコ第2ステージの未舗装区間で独走 ©LaPresse

「グラベルを走れたのは本当に最高だった。トラブルを起こさないように努力したし、チームもいい仕事をしてくれた。テレビで観戦していてよかったし、僕も楽しんだ。実際、フィナーレは美しく、とても厳しかった。デルトロとペリツァーリを待ったわけではなく、彼らはすぐに追いついてきた。コーナーで滑ってチェーンが切れてしまった。その時、デルトロが総合優勝を狙っていることがわかった。

また勝てて最高だ。2025年はステージ優勝できなかったが、いい感触はあった。勝つには少しの幸運も必要だ。シーズンの目標に向けて、少しでも上達するためにここに来た。ティレーノ〜アドリアティコの次のステージはまだ見据えておかなければならない。スプリントステージではチームにヤスペル・フィリプセンもいる。ボクが優勝を狙えるステージがほかにあるかどうか確認しないといけない。ぜひ勝ちたいからね!」(ファンデルプール)

ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©LaPresse

グラベルは楽な気持ちで走れた(デルトロ)

「フィニッシュの展開にはかなり満足している。最終コーナーでの転倒を避けることが重要だった。とても長いスプリントだったので、リーダージャージを獲得できてまずはよかった。この順位にいられて本当にうれしい」と首位に立ったデルトロ。

「ジョーゲンソンが転倒した後、彼が追いつくのは難しいだろうと思い、最後まで全力で走り切った。グラベルは本当に楽しかった。初めてストラーデ・ビアンケを走った時も、安心して走れたが、今回はさらに気持ちが楽になった。総合優勝争いには多くの選手が迫っている。ペリツァーリが最も近いが、他にも新しい選手が加わると思う。彼が今日はいい成績を残すだろうと思っていた。彼は本当に強いので、私にとっては驚きではなかった」

ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©LaPresse
ファンデルプールがデルトロらを抑えてティレーノ~アドリアティコ第2ステージ優勝 ©LaPresse
デルトロがティレーノ~アドリアティコ第2ステージで首位に ©LaPresse

●2026ティレーノ~アドリアティコのコース

3月9日(月) 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ〜リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月10日(火) 第2ステージ カマイオーレ〜サン・ジミニャーノ 206km
3月11日(水) 第3ステージ コルトナ〜マリアーノ・デ・マルジ 221km
3月12日(木) 第4ステージ タリアコッツォ〜マルチンシキュロ 213km
3月13日(金) 第5ステージ マロッタ・モンドルフォ〜モンバロッキオ 184km
3月14日(土) 第6ステージ サン・セヴェリーノ・マルケ〜カメリーノ 188km
3月15日(日) 第7ステージ シビタノーヴァ・マルケ〜サン・ベネデット・デルトロント 142km

デルトロがポガチャル超えの最年少記録でUAEツアー総合優勝

中東のUAEで開催されていた7日間のステージレース、第8回UAEツアーは最終日となる2月22日に平坦コースで第7ステージが行われ、UAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)が総合優勝した。

デルトロが2026UAEツアーで総合優勝 ©SprintCyclingAgency

デルトロはUAEツアーで初の欧州以外の優勝者。これまでの優勝はスロベニアが4勝、ベルギーが2勝、英国が1勝。

バーレーン・ヴィクトリアスのアントニオ・ティベーリ(イタリア)が20秒遅れの総合2位。ジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)が総合3位で、2023年にレムコ・エヴェネプールに次ぐ総合2位でフィニッシュしていて、UAEツアーで自身2度目の総合表彰台を獲得した。

2026UAEツアー第7ステージ ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

最終日はリドル・トレックのジョナタン・ミラン(イタリア)がゴールスプリント勝負を制して、今大会3勝目。ポイント賞ジャージも獲得した。ミランはプロ通算30勝目、2026年5勝目を挙げた。2025年の通算勝利数は9で、すでに半分以上を達成した。時速50.566kmのこのステージは、アルノー・デマールが2020年のジロ・デ・イタリアのマテーラ〜ブリンディジ間のステージで時速51.234kmを記録したのに続いて、史上最速のワールドツアー・ロードステージとなった。

ミランが2026UAEツアー第7ステージ優勝 ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

このチームでエースを務めるのは簡単なことじゃない

デルトロは22歳2カ月26日でUAEツアー史上最年少優勝を果たした。それまでの記録はチームメートのタデイ・ポガチャルが2021年に樹立した22歳5カ月6日だった。デルトロはこれでプロ通算24勝。ポガチャルはその年齢で17勝を挙げていて、17勝目は2020年のツール・ド・フランス総合優勝(22歳の誕生日の翌日)だった。

「正直言って、初めてのワールドツアーステージレースで優勝できて本当に特別な気持ちだ。チームメートには本当に感謝している。彼らは本当に助けてくれた。これ以上ないほど誇りに思う」とデルトロ。

「今日アブダビを走れたのは最高の気分だった。先日ドバイの街中を走りながらスカイラインを眺めた時もそうだった。今日はバイクに乗っていて感動した。今日のレースがとても速くて楽しかった。このUAEツアーは一生忘れないだろう。昨日のジュベルハフィートではただ計画通りに走った。このチームでリーダーを務めるのは簡単ではない。みんなが本当に素晴らしいので。でも、チームのホームレースで優勝できたことは大きな満足感がある」

2026UAEツアー第7ステージ ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

デルトロが最終日前日の山岳で独走勝利して一気に首位へ

中東のUAEで開催されている7日間のステージレース、UAEツアーは最終日前日の2月21日に山岳コースで第6ステージが行われ、UAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)が優勝。総合成績でバーレーン・ヴィクトリアスのアントニオ・ティベーリ(イタリア)を逆転して首位に立った。

デルトロが2026UAEツアー第6ステージで優勝 ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

総合成績で首位ティベーリから21秒遅れの2位につけていたデルトロは、この日区間4位でフィニッシュしたティベーリに31秒差をつけてトップフィニッシュ。第1ステージに続く2勝目をあげるとともに最終日前日に首位に返り咲いた。

デルトロはプロ通算23勝目。第1ステージに続き、今大会2勝目。2月末までに2勝を挙げたのは自身初快挙。2025年は3月19日のミラノ〜トリノで勝利を挙げ、2年前は1月17日のツアー・ダウンアンダー第2ステージで勝利を収めている。UAEチームとしてはこのレースで12回目のステージ優勝を果たした。今シーズンは12勝を挙げ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエの9勝を上回り最多勝チームとなった。

メキシコチャンピオンジャージを着用するデルトロ。2026UAEツアー第6ステージ ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

デルトロは最後のチャンスを最大限に活かし、ジェベルハフィートで勝利を収め、残り1ステージでレッドジャージを奪還した。デルトロとティベーリの対決は期待通りの結果となり、メキシコのナショナルチャンピオンは最後の5kmで2度のアタックを仕掛けるという完璧な戦略をとった。残り2.5kmで繰り出された2回目の動きが決定打となった。

ティベーリは脱落し、その後チーム ジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)とデカトロン・CMA CGM チームのフェリックス・ガル(オーストリア)に追い抜かれた。総合順位ではデルトロがティベーリに20秒、プラップに1分14秒差でリード。

2026UAEツアー第6ステージ ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

ティベーリとのメンタルゲームだった(デルトロ)

「今日は勝てると確信していた。丘の上ではティベーリとのメンタルゲームだった。挑戦し続けるだけの自信はあった。でも一度はうまくいかなかったので、もう一度トライする必要があった」とデルトロ。

「チームとして、今日は勝利へのメンタリティを持っていた。残り2.5kmで独走状態になった時、他の選手との差は見えていたが、ゴールまでできる限りその差を広げようと努力した。今日の勝利は、これまでの私のキャリアの中でもトップ3に入るもの。このような素晴らしいチームとともに勝利できたことは、本当に特別なことだ。チームと同じくらい、自分自身を信じなければならないと、改めて認識する時が来た」

ロット・アンテルマルシェのレナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー)。2026UAEツアー第6ステージ ©Ivan Benedetto/SprintCyclingAgency©2026

第8回UAEツアーは2月22日、アブダビでの最終ステージで終了する。この日は平坦区間で、スプリンター有利の展開が予想される。

デルトロに食らいつくリーダージャージのティベーリ。2026UAEツアー第6ステージ ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026
2026UAEツアー第6ステージでデルトロが首位に ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2026

サイモン・イェーツが最終日前日に大逆転でジロ・デ・イタリア優勝をほぼ確実に

第108回ジロ・デ・イタリアは最終日前日となる2025年5月31日、ベレス〜セストリエーレ間の203kmで第20ステージが行われ、チーム ヴィスマ・リースアバイクのサイモン・イェーツ(英国)が首位のイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)、総合2位のリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)に差をつけてゴール。総合成績で首位に立ち、初優勝をほぼ確実にした。

最終日前日に大逆転したサイモン・イェーツ(英国) ©Fabio Ferrari/LaPresse

サイモン・イェーツは2018ジロ・デ・イタリア第6ステージで首位に立ち、マリアローザを着用しての区間2勝で総合優勝に向かっていた。ところが最終日2日前の第19ステージでクリストファー・フルームの大逃げにより首位を陥落。総合優勝をさらわれていた。38分51秒も遅れてフィニッシュしたが、大ブレーキを起こしたのがこの日のフィネストレ峠。イェーツはコースが発表されてすぐに、このフィネストレ峠でリベンジすることを目標に準備してきたという。▼過去記事はこちら

2025ジロ・デ・イタリア第20ステージ ©LaPresse

前方で逃げていたファンアールトがイェーツを待った

前日までの総合成績で1分21秒遅れの3位にいたサイモン・イェーツは残り15kmのコッレ・デッレ・フィネストレで、レースリーダーのデルトロと総合2位のカラパスを引き離した。イェーツのチームメイトであるワウト・ファンアールトが逃げ集団に加わっていて、イェーツがアタックすることが伝わると峠の手前の谷間で待機した。イェーツは区間3位に入り、区間9位のデルトロに5分13秒の差をつけた。さらに3位のボーナスタイム4秒も獲得し、ローマでのグランドフィナーレ前夜にイェーツは3分56秒のリードを奪い、第108回ジロ・デ・イタリアの首位に立った。

2025ジロ・デ・イタリア第20ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

2018年に苦戦したのと同じ場所でアタックしたかどうかは分からない

「最後の数百メートルで、自分がなにをしてしまったのかを実感し、脚の感覚が戻ってきた。後続と大きな差はあったけど、ジロ・デ・イタリアで勝てるとは思っていなかった。2018年に苦戦したのと同じ場所でアタックしたかどうかは分からない。今日はハイペースを維持できると分かっていたので、逃げ切ろうとしていた」とイェーツ。

「今日は本当に調子がよく、頂上までプッシュし続けることができた。峠の手前の谷からチームメートのワウト・ファンアールトが引っ張ってくれ、頂上に着いてからは自分のペースで走るしかなかった。ジロ・デ・イタリアのルートが発表されて以来、これまでのキャリアを決定づけるこの上りでなにかを試したいという思いが常にあった。レース中ずっと調子はよかったが、自分を信じなければならなかった。そしてついに、そこでなにかを成し遂げることができた。この瞬間、それがなにを意味するのかを言葉で表現するのは難しいが、これは私のキャリアのピークであり、これを超える瞬間は他にないと思う。選手として晩年の私は、長年目標にしながらも今日まで達成できなかったジロ・デ・イタリアで優勝するために死力を尽くした」

サイモン・イェーツが加速し、カラパスとデルトロが追いかける ©Fabio Ferrari/LaPresse
中南米大陸選手の闘い。エクアドルのカラパスがアタックし、メキシコのデルトロが追いかける ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリア第20ステージ ©LaPresse
最難関フィネストレを驚異的タイムで走るサイモン・イェーツ ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリアの最高峰フィネストレは山頂部が未舗装路 ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリアの最高峰フィネストレは山頂部が未舗装路 ©LaPresseFabio Ferrari/LaPresse

ハーパーがツアー・オブ・ジャパン総合優勝以来となるプロ2勝目

ステージ優勝はチーム ジェイコ・アルウラーのクリス・ハーパー(オーストラリア)で、逃げ集団から抜け出し43kmの単独走行の後、優勝を果たした。2019ツアー・オブ・ジャパンの総合優勝以来となるプロ2勝目。欧州でのプロ初勝利。2023年と2024年にはジェイコ・アルウラーにいたサイモン・イェーツのアシスト役だった。

「逃げ集団を狙うつもりだったが、実際にそれが現れるかどうかは分からなかった。自分の総合優勝争いは終わったので、たとえフィネストレ峠を大きな差で駆け上がったとしても、総合優勝候補の誰かがステージ優勝したとしても驚きはしなかった。あの登り坂が始まると、リドル・トレックはハードなペースで走った。レミ・ロシャスが抜け出すと、僕は彼を追いかけた。すると別の集団が現れ、そこから飛び出した。追いつけるのはアレッサンドロ・ヴェレ一人だけだったが、僕は自分のペースで登り続けた。爆発的に走らないよう、ペースをコントロールし、フィニッシュまで持ちこたえられるようにした。スポーツディレクター経由で常に状況を把握していて、サイモン・イェーツとの差は十分にありました。彼とワウト・ファンアールトが並んでいることも知っていた。谷底でファンアールトに追いかけられていると知って、少し緊張した。でも、最後まで粘り強く耐えてよかった・最高のレースだった。ジロ・デ・イタリアでこれ以上のフィニッシュは望めない。サイモンのアシストとして多くのレースでチームメイトとして共に戦ってきた。彼がどれほど才能があり、グランツールを制覇できる力を持っているか、私は知っている。ジロ・デ・イタリアで彼が優勝することを心からうれしく思う。優勝できると分かっていた。彼がまだチームメイトでいられたらよかったのにと思う。彼は当然の結果を手にしたのだから」(ハーパー)

2025ジロ・デ・イタリア第20ステージはハーパーが優勝 ©Marco Alpozzi/LaPresse
サイモン・イェーツが2025ジロ・デ・イタリア最終日前日に逆転首位 ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)

2025ジロ・デ・イタリア第20ステージ ©Marco Alpozzi/LaPresse

【ジロ・デ・イタリア】プロドム初優勝。デルトロがカラパスを逃さず総合優勝に王手

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月30日、ビエッラ〜シャンポルク間の166kmで第19ステージが行われ、デカトロン・AG2Rラモンディアール チームのニコラ・プロドム(フランス)が初優勝。

プロドムが2025ジロ・デ・イタリア第19ステージで独走勝利 ©LaPresse

総合成績では首位のマリアローザを着るイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)がEFエデュケーション・イージーポストのリチャル・カラパス(エクアドル)の連続アタックを封じ込めて区間2位でフィニッシュ。ボーナスタイムを獲得し、ライバルとの差をさらに開いて初の総合優勝に近づいた。

2025ジロ・デ・イタリア第18ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
カラパスのアタックに付いけいけたのはデルトロだけだった。2025ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©LaPresseFabio Ferrari/LaPresse
プロドムが2025ジロ・デ・イタリア第19ステージで独走勝利 ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)

プロドムが2025ジロ・デ・イタリア第19ステージで独走勝利 ©LaPresse