第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)の自転車競技トラック種目日本代表選手が5月22日に日本自転車競技連盟から発表された。
男子 | 女子 |
今村 駿介 | 池田 瑞紀 |
太田 海也 | 内野 艶和 |
小原 佑太 | 太田 りゆ |
窪木 一茂 | 垣田 真穂 |
長迫 吉拓 | 梶原 悠未 |
中野 慎詞 | 佐藤 水菜 |
橋本 英也 | |
リザーブ(フランス同行) | |
松田 祥位 | 梅川 風子 |
リザーブ(フランス同行なし) | |
山﨑 賢人 |
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香港で開催されている2024UCIトラックネーションズカップ第2戦は大会3日目となる3月17日、男子スプリントが行われ、太田海也(楽天Kドリームス)が優勝した。
日本勢は山﨑賢人(楽天Kドリームス)、小原佑太(楽天Kドリームス)、太田、中野慎詞(楽天Kドリームス)が出場。予選2位通過の太田は1回戦免除で2回戦へ進出。予選12位の小原も1回戦をクリアして2回戦へ進出。日本人対決となった中野と山崎は、中野が先着して2回戦へ進出。山崎はここで敗退。
2回戦で勝った太田は準々決勝に進出。中野も相手の棄権により準々決勝へ。小原はここで敗退した。準々決勝で太田は2本先取して準決勝へ進出。中野は1本目を先取したが、2・3本目で先着を許し準々決勝敗退。
太田は準決勝も2本先取して1-2位決定戦に進出。2位以上が確定。そして3本とも僅差の接戦となった1-2位決定戦。太田は1本目を先取されたが、逆転で優勝した。
男子マディソンでは、日本の窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)・橋本英也(ブリヂストンサイクリング)ペアが途中ラップポイントを獲得する好走を見せ、スペインと同ポイントながら最終の着順で3位となった。
香港で開催されている2024UCIトラックネーションズカップ第2戦は大会2日目となる3月16日、男子ケイリンが行われ、太田海也(楽天Kドリームス)が優勝した。
日本勢は山﨑賢人(楽天Kドリームス)、小原佑太(楽天Kドリームス)、太田、中野慎詞(楽天Kドリームス)が出場。1回戦で山崎と太田は2回戦進出。小原、中野は敗者復活戦へ。敗者復活戦へまわった小原と中野は、ともに1位で2回戦へ進出。
2回戦で太田は準決勝へ進出。中野、小原、山崎は2回戦敗者復活戦へ。敗者復活戦へまわった山崎は準決勝へ進出。小原と中野はここで敗退。
準決勝で太田は1-6位決定戦に進出。山崎は降着で7位となり、7-12位決定戦に進出。太田は1-6位決定戦でも1着となり、1回戦から全て1位で、今大会は完全優勝。山崎は7-12位決定戦で3位となり、全体の9位でレースを終えた。
男子オムニアムでは日本の兒島直樹(ブリヂストンサイクリング)が3種目を終えて全体の2位。迎えた最終のポイントレースで思うようにポイントを伸ばすことができず3位になった。
同様に全体の10位でポイントレースを迎えた橋本英也(ブリヂストンサイクリング)は、2度のラップポイントと最後のスプリントも1位を奪い、全体の8位まで順位を押し上げてレースを終えた。
太田海也(楽天Kドリームス)が、オーストラリアのアデレードで開催されているトラックネイションズカップ第1戦の男子スプリントで優勝した。大会は3日間の日程で、最終日となる2月4日に行われた。
日本からは、小原佑太、山崎賢人、中野慎詞、太田の4選手が男子スプリントに参戦。予選を2位で通過した太田は1回戦をスキップして2回戦へ。1回戦から出場した小原、山崎、中野はすべて僅差の勝負に。小原のみ勝ち抜けて2回戦に進出。山崎と中野はここでレースを終えた。
2回戦を勝ち進んだ太田と小原は準々決勝で日本人対決。太田が2本を先取して準決勝へ進出。準決勝をストレート勝ちした太田は、3本目までもつれ込んだ決勝へ。最後の3本目で4コーナーを回って最後の直線で辛うじて差し切った太田が優勝した。
中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-5となる9月29日、トラック男子マディソンが行われ、今村駿介、兒島直樹がペアを組む日本が優勝した。日本勢は内野艶和(つやか)と垣⽥真穂のペアが優勝し、男女ともにこの種目を制した。
今村、兒島で参戦した日本は、序盤の落車が響き、韓国と一進一退のレース展開となったが、最終のスプリント周回で先着したことで、韓国と同ポイントながら上位となって優勝、金メダルを獲得した。
今村駿介のコメント
「結果的に勝ててよかったです。兒島選手が全部助けてくれたので、兒島選手のためと思って必死でした。途中の落車で痛みとの闘いでしたが、それでも集中力を切らしたらダメだと思い耐えながら走りました。でも、やってはいけないミスでしたので、今後は気をつけたいと思います。ケガをしっかり治して、オリンピックに向けて再始動していきます」
兒島直樹のコメント
「余裕を持って戦えると思っていたのですが、序盤の落車で思うように走れなくて結果的に接戦となってしまいました。最後はきつかったですが、日本のためにも勝たなくてはいけなかったので、2人で息を合わせて、力を振り絞って頑張りました。今村選手とも初めて組んだのですが、いい経験になりました」
男子ケイリンは決勝に駒を進めた中野慎詞だったが、逃げ切りという予想外の展開に対応できず、4位という不本意な結果となった。準決勝で敗退した太⽥海也は、7-12位決定で先着、全体の7位でレースを終えた。
中野慎詞のコメント
「ちょっと予想外の展開で、対応できませんでした。それでも、この展開で勝つということは相手の作戦でもありますし、実力がなければ逃げ切れないと思いますので、そこは相手を認めつつ自分もしっかり反省しなくていけません。まれにある展開でしたが、それでも自分がメダルを獲れなったのは、ちょっとすっきりしないです。これからも、オリンピックに向けて重要な戦いが続きますので、しっかりコンディションを整えて勝ち切れる ように努力していきます」
中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-4となる9月28日、トラック男子スプリントが行われ、太⽥海也(日本)が優勝した。
日本代表の太田は、準々決勝、準決勝と1本も落とすことなく決勝に駒を進め、その決勝もきっちりと2本先取して優勝、金メダルを獲得した。
準々決勝に進出していた中野慎詞は、その準々決勝で敗れて最終的に6位でレースを終えた。
太田海也のコメント
「決勝は特にレース内容がいいわけではなく、今回は自転車の神様が味方してくれて勝てたようなものなので、実力だと思わずに今後も自分の苦手な部分を克服していく必要があると思いました。オリンピックに向けて、ここでは絶対に勝たなくてはいけないと思っていましたので、その気持ちが現れた勝利だったと思います。ケイリンが残っていますが、コンディションも整っていますので、しっかり勝てるように頑張ります」
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