2018年に最も輝いた選手を選出するアスリートオブザイヤーにフィギュアスケートの羽生結弦とスピードスケートの小平奈緒がノミネートされた。AIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票するもので、2018年12月末に今季の最優秀選手が発表される。同賞は男子、女子、チーム、大会の4部門がある。
アスリートオブザイヤーは世界各国のスポーツ記者が選出するもので、国際的な視点で評価されるため、日本国内の報道の比重と差異があることがうかがえる。ノミネートされた選手は日本ではあまり報じられないスポーツの競技者も多いが、2018年は日本選手2人がダブルエントリーされた。
日本勢は2014年、バドミントン男子チームがノミネートされた。同年5月にインドで開催されたバドミントン国別対抗戦のトマス杯で日本が優勝したことが国際的に高く評価された。2013年はレスリング女子の伊調馨、2016年は体操の内村航平、2017年も体操の白井健三が名を連ねた。上位に食い込むことはできなかったが、世界のスポーツ記者に認められた存在であることを証明した。
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2017年のアスリートオブザイヤーは、女子がセレーナ・ウィリアムス(米国)、男子がロジャー・フェデラー(スイス)。ともにテニス選手。112カ国・517人の所属記者の投票によって選出された。
フェデラーは928票(得票率19.94%)でサッカーのクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)とリオネル・メッシ(アルゼンチン)を押さえて1位に。通算4度目の受賞で、最多6度のウサイン・ボルト(陸上競技)に近づいた。
セレーナ・ウィリアムスは651票(得票率13.99%)で5度目の受賞。競泳のカティンカ・ホッスー(ハンガリー)、陸上競技のアリソン・フェリックス(米国)を制した。
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