女子プロロードレースチームのライブガーデンビチステンレと、UCIコンチネンタルチームのさいたま那須サンブレイブが統合し、さいたま那須サンブレイブ・ウィメンズとなって活動することが発表された。
所属選手となる滝川陽希はJBCF(一般社団法人全日本実業団競技連盟)Jフェミニンツアーを主戦場として、全日本選手権や国体、ジャパンカップ女子オープンなどに参戦を予定する。
ライブガーデンビチステンレは、国内における女子プロロードレース選手の地位を確立すべく積極的な活動を行ってきたが、コロナ禍における活動休止などを経て、チームとしての活動を一時休止。
世界的には男女の競技機会の均等がより強く語られるようになって久しくある中で、日本国内における女子チームの活動は貴重なものであり、複数地域連携型として新たな活動領域を模索するさいたま那須サンブレイブが、多様な方法を用いて女子アスリートのキャリアサポートを行うことができると統合。
現在の女子ロードレース選手が競技者としてのキャリアを継続させるためには、収入の源となる職を持ちながらも競技に関わり続けることができるデュアルキャリア型の競技環境の整備 を強く進める必要があると考え、今回の運営管理と活動の統合によって、より多様なキャリアや特性を持った選手の受け入れが可能になっていくものと期待される。
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