バルベロの手書きマスクで難易度がわかる【ツール・ド・フランス】

ケベカアソスのカルロス・バルベロ(スペイン)がコロナ禍のツール・ド・フランスで、毎日のスタート地点に着用してくるマスクにメッセージを手書きしている。2020ブエルタ・ア・エスパーニャから始めたもので、2021ツール・ド・フランスではゲームのパラメーター風で話題を呼んでいる。

2021ツール・ド・フランス第6ステージのカルロス・バルベロ ©A.S.O. Pauline Ballet

バルベロのユニークな手書きマスク作戦は、コロナ禍中に開催された2020ブエルタ・ア・エスパーニャで始まった。当初は自らの体力消耗度をバッテリー残量で表示。これに選手仲間へのメッセージや自らのツイッターアカウント、ハッシュタグなどを書き込んだ。

6月26日に開幕した2021ツール・ド・フランスでは、ゲーム画面がモチーフに。ステージ数をレベルで表示し、HP、ステージの難易度、メッセージを手書きして、各ステージの出走サイン台に登壇する。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
2021ツール・ド・フランス第1ステージのカルロス・バルベロ ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第2ステージのカルロス・バルベロ ©A.S.O. Charly Lopez
アレハンドロ・バルベルデ、ホセ・ロハス、カルロス・バルベロ。2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

バルベロはスペインのブルゴス出身の30歳スプリンター。スペインの中規模ステージレースで区間勝利するなどの実績があり、ツール・ド・フランス出場は今回が初めて。

ブエルタ・ア・エスパーニャで声援を受けて笑顔のカルロス・バルベロ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト