ミッチェルトン・スコットがツール・ド・フランスでピレリタイヤを使用

PIRELLI(ピレリ)と自転車ワールドツアーチームのミッチェルトン・スコットが長期的な技術提携とパートナーシップを締結したことを、F1グランプリ・フランス大会期間中となる6月23日にF1レース会場となるポールリカールサーキットで発表した。これによりミッチェルトン・スコット所属の選手たちは2週間後に開幕するツール・ド・フランスをはじめ、出場するレースにおいてPIRELLIタイヤを使用して戦う。記者会見に登場したサイモン・イェーツ(英国)は、この契約を祝うために新しいPIRELLIのチューブラータイヤを装着したTTバイクを駆り、全長5.8kmのサーキットを疾走した。

ポールリカールにタイムトライアルバイクで登場したサイモン・イェーツ

PIRELLIが自転車のメジャーレースに復帰した。モータースポーツで培った技術力や経験値が自転車ロードレースに活かせると考えたからだ。PIRELLIのプロサイクリングへの取り組みは、これまでのトップレベルのモーターレースサプライヤーと同様に、これまでにない性能レベルに到達するために、タイヤの共同開発を継続的に行うパートナーシップ契約をミッチェルトン・スコットと締結した。

これまで数カ月間にわたって、ミッチェルトン・スコットとPIRELLIは技術的なフィードバックを絶えず交換し合い、レースや共同で行ったセッションでPIRELLIタイヤを合計30万kmテストしてきた。最も高性能で過酷な条件で生まれたタイヤは、PIRELLIの全ての製品と関連し、SmartNETシリカ、ICS(Ideal Contour Shaping)タイヤトレッドプロファイル、FGD(Functional Groove Design)などの共通のテクノロジーは、ワールドツアーのレースに理想的な高効率なレベルの転がりと高いグリップを備えているほか、極端な状況下でライダーが新たなレベルの信頼とコントロールを可能にするという。

サイモン・イェーツ(左)と、F1GPフランス大会でポールポジションを取ったルイス・ハミルトン(英・メルセデス)

ミッチェルトン・スコットのパフォーマンスディレクター、ケビン・タボッタは、「サイクリストにとってタイヤは間違いなく最も重要な装備です。非常に小さい接地面にすべてを委ねます。我々はPIRELLIのタイヤ開発に本当に満足しています。PIRELLIは優秀なスタッフが選手とやりとりし、さまざまな方法で有意義なフィードバックを得ています。その結果、私たちは非常に高速で、グリップ力に長けた信じられないほど快適なタイヤにたどり着きました」と語っている。

F1GPフランス大会が開催されたポールリカールで

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極少量限定生産の特別デザイン…フィジークサポート選手が使用するチームエディション

フィジークのチームエディションサドルは例年、所属チームのチームカラーをあしらったデザインの限定コレクションだったが、2018チームエディションは全ラインナップが統一されたシャープなデザインと、スタンドアウトされたロゴが特徴。各サポート選手は自分好みのサドルを選んで使用する。

フィジーク独自のスパインコンセプトEVOが導入された「ARIONE(アリオネ)、ANTARES(アンタレス)、ALIANTE(アリアンテ)」の3モデル。レギュラーとラージのサイズ違いはもとより、ブラックとホワイトのカラーリング、ソリッドとオープンの座面形状、カーボンブレイテッドのR1とk:iumレールのR3の2つのグレードを選ぶことが可能。基本的な素材や仕様は通常製品と同様で乗り心地が変わる心配はない。

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ハイパフォーマンスタイヤ「PIRELLI(ピレリ)」 のP ZERO VELO TTに25C

息を飲むような極限のスピードを実現するために設計された「PIRELLI(ピレリ)」の「P ZERO VELO TT」はパンクガードを排した設計により、通常モデルよりさらに高い路面追従性とグリップ感、優れた転がり抵抗を併せ持ったラインナップ中最軽量のレースタイヤ。発表当初より23cのみのラインナップで使用できるホイールが限られたが、要望によって待望の25cがラインナップに追加された。

P ZERO VELO TTはタイムトライアルやヒルクライムなどにおすすめのレーシング用クリンチャータイヤ。スリック形状による低い転がり抵抗と、スマートネットシリカにより荒れた路面でもグリップとコントロール性を失うことのない驚異の走行性能が特徴。

主な特徴
ラインナップ中、最も速いタイヤ。空気力学的な抵抗を最小にする23mmのプロファイル。ハイスピード・コーナリングに対する優れたハンドリング。ウェットコンディションでの安定した挙動。

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エリート社のツール・ド・フランス特別デザインボトルが数量限定発売

ツール・ド・フランス記念限定ボトルの「FLY / Tour de France(フライ/ツール・ド・フランス)」がエリート社から完全数量限定の特別なデザインで登場した。ベースとなるFLYボトルはエリートの実験的研究プロジェクトの結果、無臭で柔らかく耐久性のあるプラスチック素材を使用。最も軽いスポーツボトルで、最高峰のワールドツアープロチームに愛用されている。

エリートのツール・ド・フランス限定ボトル

人間工学に基づいた形状のキャップは複合素材を用いて作られていて、従来のキャップに対し液体の流れがより容易に、より理想的になる。BPS不使用。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。

FLY ツール・ド・フランス 550ml(限定商品)
カラー:Yellow(イエロー)、Black(ブラック)
容量:550ml
サイズ:φ74mm
価格:800円(税別)

FLY ツール・ド・フランス 750ml(限定商品)
カラー:Black(ブラック)
容量:750ml
サイズ:φ74mm
価格:960円(税別)

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エリートのフライは軽くて柔らかくて疲れているときでも飲みやすい

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あらゆるフレームに対応するサイドエントリー型ボトルケージが軽量化

サイドや斜め方向からのアクセスのしやすさと保持力を兼ね備える曲線を活かしたデザインのボトルケージ、「ROCKO=ロッコ」がエリート社から発売された。インジェクテッドカーボン採用で、軽さにも定評がある。

従来のサイドから出し入れが可能なボトルケージは、左右どちらかしか対応していないモデルが多い中、両サイドから出し入れが可能なのが特徴。スローピングフレームや小さいサイズのフレームなど、従来のボトルケージではボトルの出し入れがしにくい場合に、特におすすめのボトルケージだ。さらにインジェクテッドカーボンを採用することでクラストップの軽量化と高いコストパフォーマンスを兼ね備えるハイパフォーマンスモデルでもある。

重量は約25g。カラー:カーボンマット/ブラック、カーボンマット/ホワイト、カーボンマット/レッド、カーボングロッシー/ホワイト。3450円(税別)。

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デザイン&イノベーション賞を獲得したチューブレスタイヤ対応フロアポンプ

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サイドエントリーボトルケージ「カンニバルXC」がラインナップに追加

サイドエントリー型ボトルケージとして定評のあるエリート社の「カンニバル」が、斜め方向からのアクセスのしやすさと保持力を兼ね備える曲線を活かしたデザインに生まれ変わった。商品名は「カンニバルXC」。従来のサイドから出し入れが可能なボトルケージは、左右どちらかしか対応していないものが多かったが、新商品は両サイドから差し入れが可能。スローピングフレームや小さいサイズのフレームなど、従来のボトルケージではボトルの出し入れがしにくい場合、特におすすめのボトルケージ。

素材:グラスファイバー
カラー:SKINソフトタッチブラック、SKINソフトタッチグレー、ブラック/ライトブルー、ブラック/グリーン、ブラック/ホワイト、ブラック/レッド、ブラック/オレンジ、ネオンイエロー/ブラック、ホワイト/ブラック(全9色)
価格は1710円(税別)。

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