デルトロ首位陥落…区間優勝はファンデルプール【ティレーノ~アドリアティコ第4S】

イタリア半島を挟むティレニア海からアドリア海までを走るティレーノ~アドリアティコは3月12日に第4ステージが行われ、アルペシン・プレミアテックのマチュー・ファンデルプール(オランダ)が優勝。

ポイント賞ジャージを着るファンデルプールがティレーノ~アドリアティコ第4ステージ優勝 ©LaPresse

4秒遅れの総合2位につけていたジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が区間2位に入ってボーナスタイム6秒を獲得。第2ステージで首位に立ったUAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)を2秒差で逆転してその座を奪った。

ジュリオ・ペリツァーリがティレーノ~アドリアティコ第4ステージで首位に ©LaPresse

ずっとデルトロとの差を埋めようと努力した(ペリツァーリ)

「このジャージを楽しみたいし、明日は自分の地域であるマルケ州に初めてこのポジションで凱旋できるのだから、みんな喜ぶだろう。感動的で素晴らしい経験になる」とペリツァーリ。

「ジュニア時代からイサーク(デルトロ)との実力差を埋めようとしてきた。サイクリングは上達している。この日のレースは最後の坂をとても速く上った。調子もよく、アタックしたかった。デルトロが先に仕掛けるだろうと思っていたし、実際に仕掛けたので、僕も彼に続いた。最近一番成長したのはポジショニングだ。チームメートのおかげで、それが今日のリーダージャージ獲得の鍵となった」

ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ ©LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ ©LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ ©LaPresse
ファンデルプールがティレーノ~アドリアティコ第4ステージ優勝 ©LaPresse

ミラノ〜サンレモの強敵ガンナも仕上げてきたね(ファンデルプール)

「最後の上りでデルトロの加速に反応した。最後の上りではかなり調子がよかった。アタックするかどうか迷ったが、ゴールまでの道はアタッカーには向いていないことを知っていたので、冷静さを保ち、すべてを完璧にこなす必要があった」とファンデルプール。

「他の選手や観客が見ている集団の中にいるのは、いつも難しい。スプリントでチャンスをつかまなければならないことは明らかで、実際にそうした。適切なタイミングで適切な判断を下し、フィニッシュするだけの脚力があった。

今日のフィナーレは、最高のコンディションを維持するために必要なインターバルやレースの刺激になった。UAEチームのハイペースと山岳地帯の悪天候で、最後はかなり厳しい1日でした。フィリッポ・ガンナはミラノ~サンレモ前に昨年と同じレベルにいると予想していた。彼のタイムトライアルは非常に印象的で、今日はほぼクライマーだけの集団の中にいて、いい状態のようだね。

体調も回復した! 今日のようなレースで全力を尽くして勝利を目指すのは、トレーニングでは到底できない。これまでティレーノ〜アドリアティコはクラシックレースに向けていい準備期間になってきた。今年もそうなることを願っている。ミラノ〜サンレモで3度目の優勝を飾りたい」

ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ ©LaPresse

●2026ティレーノ~アドリアティコのコース

3月9日(月) 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ〜リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月10日(火) 第2ステージ カマイオーレ〜サン・ジミニャーノ 206km
3月11日(水) 第3ステージ コルトナ〜マリアーノ・デ・マルジ 221km
3月12日(木) 第4ステージ タリアコッツォ〜マルチンシキュロ 213km
3月13日(金) 第5ステージ マロッタ・モンドルフォ〜モンバロッキオ 184km
3月14日(土) 第6ステージ サン・セヴェリーノ・マルケ〜カメリーノ 188km
3月15日(日) 第7ステージ シビタノーヴァ・マルケ〜サン・ベネデット・デルトロント 142km

新人王のペリツァーリがグランツール初V【ブエルタ・ア・エスパーニャ17S】

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、オ・バルコ・デ・バルデオラス〜アルト・デ・エル・モレデロ間の143.2kmで第17ステージが行われ、ヤング・ライダー賞の純白ジャージを着たジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が残り4kmでアタックして初優勝。

山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)は、48秒遅れの総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)に2秒先着し、その差は50秒になった。

ペリツァーリが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ優勝 ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
左からマルク・ソレル、山岳賞ヴァイン、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
新人賞のペリツァーリ、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.