ピナレロRAZHAが12速に…現行11速は3月から10万円プライスダウン

発売以来根強い人気のコンペティションロード、ピナレロ RAZHAにシマノ105メカニカル 12S仕様が2024年3月1日に発売される。完成車価格は42万9000円。

PINARELLO RAZHA 105 Mech. 12S(SHINY BLACK)

昨今マットカラーが多い中、RAZHAは深い艶をもつ漆黒にメタルデカールのシャイニーブラックと、シャイニー仕上げでありながら鈍い輝きを表現したプラチナシルバーの2カラーが登場した。

PINARELLO RAZHA 12S
マテリアル:Torayca T600 Carbon
フロントフォーク:ONDA ™ F with ForkFlap Carbon T600
ボトムブラケット:イタリアン 対応コンポ:THINK2・電動/メカニカル
ディスクブレーキ規格:フラットマウント、F/100x12TA、
R/142x12TA、ローター最大160mm
タイヤキャパシティ:最大28C
サイズ:44,46.5,50,51.5,53,54,55,56,57.5(CC)

PINARELLO RAZHA 105 Mech. 12S(PLATINUM SILVER)

RAZHA 11Sは46万5300円から新価格36万2000円へ

3月1日の12スピード仕様RAZHAの発表に合わせて、同日に現行のRAZHA 11S仕様の価格改定が行われる。RAZHA 12SとRAZHA 11Sはメインコンポーネントの違いだけで、フレームやその他スペックに変更はない。

カラー:D380/SHINY WHITE、D381/GREY METARIC
サイズ:44,46.5,50,51.5,53,54,55,56,57.5(CC)

●ピナレロジャパンのホームページ

ピナレロも新型シマノ機械式105を搭載したニューモデルF5 & X1発表

ピナレロは、アグレッシブに速さを追い求めるサイクリストに向けレーシングジオメトリーを採用したFシリーズと、速さだけでなくサイクリングを楽しむためのエンデュランスジオメトリーを採用したXシリーズに、新型シマノ105(R7100)12Sメカニカルを搭載したニューモデルを追加発表した。

ピナレロF5

真のレースマシン、F5

レースに挑戦し、自分自身の限界を超えることにモチベーションを感じるライダーには、真のレースマシンで、クラス最高の重量対性能比を備え、モチベーションを高めてくれる美しいデザインをもつ魅力的なバイクが必要。

高度な技術知識、パフォーマンス、重量、そしてコストパフォーマンスにも注目するサイクリストには、常に勝利を手にするために必要なブランドのバイクが不可欠だ。

F5 DISK 105メカニカル完成車
税込み価格66万円

美しいプレミアムなバイク、X1

ピナレロX1

新しいピナレロXのプロダクトミッションは、美しいプレミアムなバイクを提供することで、サイクリングを始める人や、すでに愛好家にとってピナレロワールドの入り口となること。

ピナレロのデザインと快適なジオメトリー、特定のテクニカルソリューションは、快適性と高性能を兼ね備えたフレームを求める人に最適。ブランドイメージ、デザイン、品質、そして乗り心地について満足できる製品として、ピナレロを検討することができる。また、グランツールで優勝したフレームから設計された「レースバイク」が自分に合わないと感じる人にも、ピナレロXのジオメトリーと機能が必要。

TiCRフルケーブル内装システムは、ハンドル下部から出て、ヘッドでフレーム内部に入るセミインテグレーテッド

X1 DISK 105メカニカル完成車
税込み価格53万2400円

●ピナレロジャパンのホームページ

世界選手権を制覇したピドコックとフェランプレボのMTB発売へ

一挙13種目が開催された史上初のスーパー世界選手権だが、MTBクロスカントリー種目で英国のトム・ピドコック(男子)とフランスのポーリーン・フェランプレボ(女子)が使用したピナレロの最新MTBが明らかになった。

2023世界選手権を制したトム・ピドコック ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

ピドコックとフェランプレボのために開発されたモデルが市販化へ

ノベ・メストで行われたUCIマウンテンバイクワールドカップでのDOGMA XCの初勝利の後、ピナレロはスーパー世界選手権で画期的なクロスカントリーバイクの新しいハードテールバージョンを発表した。

ポーリーン・フェランプレボが世界選手権MTBクロスカントリー優勝 ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

DOGMA XCは現在、イネオスグレナディアーズに所属するピドコックとフェランプレボのみに供給されている。2選手は英国スコットランドで開催されたUCI世界選手権のXCC(クロスカントリーショートトラック)とXCO(クロスカントリーオリンピック)に、それぞれ英国とフランスの代表として出場。ピドコックはフルサスペンションバージョンに乗ってXCOで優勝、フェランプレボはハードテールバージョンを選択しXCCとXCOの両方で優勝した。

カスタムデザインされた完全一体型のコックピットは、2ピース構造に比べて軽量化され、走行精度が向上

ピドコックとフェランプレボはDOGMA XCの開発に積極的に関与していて、ピナレロはあらゆるXC地形で優れたパフォーマンスを発揮できるこの最新モデルを製作した。この最新のフルカーボンハードテールバージョンは、リアトライアングルからの最大限の軽さ、剛性、反応性を提供し、最速のレースサーキットに適していというる。

完全に統合されたケーブルルーティングは、ハンドルバーが回転しすぎるのを防ぐために60°で止まる内部ストッパーを特徴とする特殊なヘッドセットベアリングと同様に組み込まれる

パリ五輪に向けて開発されたMTBは上り坂で有利に

「私はこのバイクで特に上り坂が得意です。2024年のパリオリンピックに向けてハードテールバージョンをリクエストしましたが、このフレームを開発し、迅速に提供してくれたピナレロに感謝しています」とフェランプレボ。

左右非対称デザインを採用したリアトライアングル。左側が強化され、ドライブトレインの反対側にかかる大きな力を相殺

供給側のファウスト・ピナレロは次のように述べている。「フェランプレボがイネオスグレナディアーズと契約した瞬間から、彼女は私たちにハードテールのクロスカントリーフレームを開発するよう促してくれた。当初の計画にはなかったが、記録的な速さでこの挑戦に取り組み、非常に誇りに思うフレームを設計した。これとDOGMA XCのフルサスペンションバージョンにより、彼女とトム・ピドコックはどんな地形でも最高水準のパフォーマンスを発揮できるフレームを手に入れることができた」

DOGMA XCは、ピドコックがこれのフルサスペンションバージョンに乗って、ノべ・メストで開催されたワールドカップ男子エリート・XCCとXCOの両方で優勝し、すぐに成功を修めている。同様に、フェランプレボもフランスカップをフルサスペンションバージョンで優勝している。

日本での価格や入荷時期などは現時点で未定

ピナレロが完璧フィットを実現させたDOGMA Fサイクリングアパレル発売

徹底した研究、最高の素材、完璧なフィット感を融合させ、妥協のないエクスクルーシブな製品をクリエイトした「DOGMA F サイクリングアパレル」シリーズをピナレロが発売した。

ミニマムなアプローチ、対照的な色の組み合わせは用いず、ほとんどが単色もしくはコントラストを抑えた2カラーのデザイン。装飾的なアクセサリーは使用せず、機能性重視なデザイン。

ジャージ、ビブと同時に、ウィンドブレイカーやグローブ、サイクリングキャップなどのアクセサリーも発売した。

DOGMA F MEN JERSEY
エアロダイナミック・フィットを実現したハイパフォーマンス・プレミアムジャージ
マテリアル:Dragzero、ポリエステルマイクロファイバー、スパンデックス
カラー:ブラック、ネイビーxブラック
フィッティング:エアロパフォーマンス・フィット
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:3万1460円

DOGMA F MEN BIB SHORT
エアロパフォーマンスとモジュールコンプレッションによる完璧なフィット感を実現したプレミアムビブショーツ
マテリアル:ジャガードファブリック、ポリエステル、スパンデックス
カラー:ブラック
フィッティング:エアロパフォーマンス・フィット
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:4万6860円

WINDBRAKER JACKET
人間工学に基づいて設計され
透湿性インサートを備えたウィンドブレイク・ジャケット
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:2万4200円

●ピナレロジャパンのホームページ

ピナレロがツール・ド・フランス第1ステージに新兵器ボリデFを投入

ピナレロが7月1日に開催されたツール・ド・フランス第1ステージで新しいタイムトライアルマシン「BOLIDE F (ボリデF)」を公開した。

ツール・ド・フランス第1ステージでコロンビアのTTチャンピオン、ダニエル・マルティネスが走る ©A.S.O. Pauline Ballet
世界チャンピオンのガンナが使用するボリデFのスペシャルバージョン
6月22日のイタリア選手権タイムトライアルでガンナがボリデFを実戦投入 ©Tommaso Pelagalli/SprintCyclingAgency©2022
自動車メーカーが開発中のモデルに施すようなカモフラージュ柄にして、ツール・ド・スイスなどでイネオスグレナディアーズが投入 ©Tim de Waele/Getty Images

●ピナレロジャパンのホームページ

五輪とグランツールで見たDOGMA Fカラーが新発売

ピナレロの最新フラッグシップバイク「DOGMA F」に新しく3色のカラーバリエーションが2022年1月10日に追加された。伝説のDOGMAの最新バージョンは2021年6月に発表され、ツール・ド・フランス、東京五輪、ブエルタ・ア・エスパーニャでイネオス・グレナディアーズの選手が使用したもの。

DOGMA F・ギャラクシーホワイト

ピナレロの勝利の伝統を受け継ぐ新型DOGMA Fは、リチャル・カラパスのツール・ド・フランスでの表彰台と東京五輪ロードレースでの金メダル、ベン・スウィフトの英国選手権優勝など、すでに多くの成功を修めた。

DOGMA F・ミッドナイトブルー

DOGMA Fは、当初3色のカラーバリエーションで発表されたが、カラーカスタマイズサービス「MyWay(マイウェイ)」もスタートする。また、カスタムペイントをデザインするためのオプションもさらに充実した。公式ウェブサイトもリニューアルし、カスタマーエクスペリエンスの向上を図った。

DOGMA F・ギャラクシーホワイト

DOGMA F DISK フレームセット税込み93万5000円
DOGMA F フレームセット税込み93万5000円

DOGMA F・グローリーブルー

●ピナレロジャパンのホームページ