トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)は、10月5日にベルギーで開催されるツール・ド・・ユーロメトロポールでカスタムペイントされた世界選手権仕様のトレック・マドンSLRをデビューさせる。
23歳のピーダスンは、9月29日に英国ヨークシャーで開催されたUCI世界選手権ロードで優勝し、20年ぶりにデンマークの男子選手として5色の虹色ジャージ「アルカンシエル」と最年少ロードワールドチャンピオンの座を獲得した。
「マッズの勝利は信じられないほどの偉業だった」とアートディレクターのブライアン・リンドストロームはコメント。
「彼のカスタム世界選手権バイクを作るにあたって、私たちはマドンのDNAを尊重しつつ、クリーンでシンプルで上品なデザインを維持しながら、新しいチャンピオンを称えたいと思った」
世界選手権のデザインバイクは、リンドストロームとシニアプロダクトグラフィックデザイナーのミカ・モランによって作成され、米国ウィスコンシン州ウォータールーにあるトレックのプロジェクトワンカスタムペイントショップでプロダクトデザイナーのカイル・ドニーによって仕上げられた。
ピーダスンのカスタムマドンSLRは、伝統的な白が基調となり、トップチューブとフォーククラウンに大胆な世界選手権ストライプをあしらった。また、トレック・セガフレードのチームデカールとパーソナルワードが添えられた。世界選手権デカールと一緒に「すべて、またはなにもない」と「アンダードッグ」という言葉がダウンチューブに付いている。
世界選手権ストライプの威信は、10月8日にトレバーリ・バレジーネ、9日にミラノ〜トリノに出場してシーズンを終える若いデンマーク選手のもとから消える気とはない。
「まだ信じられないよ」とピーダスン。
「世界選手権のアルカンシエルを獲得することはどんな選手にとっても夢だ。今シーズン以降も歴代の王者に敬意を表することを楽しみにしている」
プロジェクト1は、トレックのカスタムバイクプログラム。これは選手がコンポーネントからカラーリングまで、自分の愛車のすべての詳細をカスタマイズすることができるシステム。
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