パリ〜ニース第5ステージでコーイが2勝目…プラップが首位堅持

フランスで開催される8日間のステージレース、パリ〜ニースは3月7日に第5ステージが行われ、ユンボ・リースアバイクのオラフ・コーイ(オランダ)が第1ステージに続いて優勝した。

コーイがパリ〜ニース第5ステージで優勝 ©A.S.O. Billy Ceusters

総合成績ではジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)が首位を守った。

パリ〜ニース第5ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
パリ〜ニース第5ステージで果敢な走りを見せるピエール・ラトゥール ©A.S.O. Billy Ceusters
ジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)が首位堅持 ©A.S.O. Billy Ceusters

ブイトラゴがパリ〜ニース第4ステージ優勝…首位はプラップ

フランスで開催される8日間のステージレース、パリ〜ニースは3月6日に第4ステージが行われ、バーレーン・ビクトリアスのサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)が独走で優勝した。

サンティアゴ・ブイトラゴがパリ〜ニース第4ステージで優勝 ©A.S.O. Billy Ceusters

10秒遅れの区間2位に入ったジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)が首位に立った。総合2位は13秒遅れでブイトラゴ。

ルーク・プラップがパリ〜ニース第4ステージで首位に立った ©A.S.O. Billy Ceusters
パリ〜ニース第4ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters

チームタイムトライアル3位のイネオスグレナディアーズ、プラップがまさかの首位に

中東を舞台とした唯一のUCIワールドツアー大会、UAEツアーは2月21日に第2ステージとしてチームタイムトライアルが行われ、世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー)をエースとするスーダル・クイックステップが優勝した。大会は7区間で26日まで。

UAEツアー第2ステージを走るイネオスグレナディアーズ ©LaPresse

総合成績では3秒遅れの3位でゴールしたイネオスグレナディアーズのルーク・プラップ(オーストラリア)が首位に立った。前日に区間勝利してリーダージャージを着用していたスーダル・クイックステップのティム・メルリール(ベルギー)は、終盤にチームメートの隊列から脱落。

UAEツアー第2ステージはチームタイムトライアル ©LaPresse©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2023

プラップが選手生活で初めての総合トップに躍進

プラップは前日の第1ステージで中間スプリントポイントで合計5秒のボーナスタイムを獲得していて、5秒遅れの総合3位につけていた。そのアドバンテージがあって、2日間の所要時間の合計でプラップが首位になった。

スーダル・クイックステップ。赤いジャージを着用するのがティム・メルリール ©LaPresse

「これは私のキャリアの最初のリーダーのジャージだ。素晴らしいことだけど、このレースにはまだ長い道のりがある。できる限り守るつもりだが、レムコ・エベネプールは間違いなく本命だ。彼が世界チャンピオンなのには理由がある。私にとってはこのあとの上りでできるかぎりのことをして対抗するだけだ」とプラップ。

「この日のタイムトライアルはチームとして、前半はハードに攻めていなかったし、結局ステージ優勝もできなかった。最後はギリギリの4選手でフィニッシュしたけど、それは常に危険なことだった。結局のところ、これがサイクリングレース。ギャップはごくわずかだけど、タイム差が多かれ少なかれ総合成績で1番を守りたい」

スーダル・クイックステップは首位のメルリールを切り離して4人でゴール ©LaPresse
ルーク・プラップが第2ステージで首位に ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2023