梅雨前に都内のコインランドリーで撥水加工処理してみる

ランドリーサービスを全国展開するOKULAB(オクラボ)とモンベルが共同開発した、アウトドア用品をメンテナンスできる「モンベル撥水コース」。2024年6月8日から東京都杉並区に都内2店舗目のサービスがスタートし、全国で5店舗に。モンベル撥水コースの価格は1800円(容量5kg)。

都内で2店舗、モンベル撥水コースがコインランドリーのメニューに

コインランドリーで手軽に衣類をメンテナンスして長く愛用する。そんな環境負荷の少ない、サスティナブルなライフスタイルの提案を目指して、Baluko Laundry Placeとモンベルが共同開発した「モンベル撥水コース」。

都内では代々木上原に続き2店舗目となる、Baluko Laundry Place 杉並今川で「モンベル撥水コース」の提供が始まった。モンベル撥水コースのサービス提供は全国で5店舗目。

コース名:モンベル撥水コース
容量:約5kg(ダウンジャケット3枚目安)
時間の目安:約65分
利用可能なBaluko Laundry Place店舗:小清水町ワタシノ、代々木上原、天理丹波市、西区新町、杉並今川


■洗濯工程の環境負荷も最小限に
撥水剤には、非フッ素の加工剤『モンベル撥水剤(O.D.メンテナンスはっ水剤)』を使用。排水による環境負荷も考慮し、使用水量は最小限に抑え、少ない水でも加工剤が洗濯物全体に行き渡るように、特殊なすすぎ工程を追加した。

●Baluko Laundry Placeの詳細ページ

自転車専用設計の防水ウエア、ウォータープルーフジャケットとレインパンツ

パールイズミは、2022年秋冬新商品として「ウォータープルーフ ジャケット」「レイン パンツ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売する。

9310 / ウォータープルーフ ジャケット

「ウォータープルーフ ジャケット」は防風透湿素材を採用した着やすいレインジャケット。裏側にシームテープ加工を施し雨水の浸入を防ぐ。高い防風性に加えて、各所に採用した自転車専用設計で、秋口・春先に活躍する便利なアウター。

フードのフィット感を調整できるドローコード付き

9310 / ウォータープルーフ ジャケット
【カラー】1. ブラック
【価格】21,780円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL(ユニセックス)
【商品特徴】
□雨水の侵入を抑える防水シームテープ加工
□12cmあきファスナー付き左胸ポケット
□ファスナー付き左右脇ポケット

9310 / ウォータープルーフ ジャケット(背面)

「レイン パンツ」は通勤通学に便利な防水パンツ。ベルクロで裾が絞れるのでペダリングしやすく、また、サドルに座るお尻部分は生地を二重にしているので摩擦に強く、裾はファスナーで開閉できるので着脱しやすい設計。

2357 / レイン パンツ
【カラー】1. ブラック
【価格】16,500円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL(メンズ)
【商品特徴】
□ウエスト紐付き

裾が絞れる仕様でチェーンリングに絡みにくい

●パールイズミのホームページ

アークテリクスに多用途に使えるゴアテックスジャケットが新登場

業界の常識を再定義した技術革新と製品によって、アウトドアプロダクトの進化をリードしてきたアークテリクスから優れた耐久性、防水透湿性、防風性を持ちながら、柔らかな着心地が特徴の「GORE-TEX fabric with GORE C-KNIT Backer Technology」を採用したBETA JACKETを一部の正規取扱店、アークテリクス直営店と公式オンラインストアで販売した。4万9500円。

BETA JACKET(ベータジャケット)

幅広いアウトドアクティビティとコンディションに対応するプロダクトをラインナップする
BETAファミリーに、さまざまなアウトドアクティビティに対応可能なフレキシブルな機能が詰め込まれ、初めての一着に最適な「BETA JACKET」が新たに登場。

ベータ ジャケット男性用(クラウド)
ベータ ジャケット男性用(ラブル)

生地は「N30p 3L GORE-TEX fabric with GOREC-KNIT backer technology」を採用。GORE-TEXの特徴でもある優れた耐久性・防水透湿性・防風性のプロテクションに加え、軽量で、柔らかくしなやかな着心地と、着用時の静音性が特徴。

ベータ ジャケット男性用(ブラック サファイア)

カラーのラインナップはメンズ、ウィメンズともに6色の展開。

ベータ ジャケット女性用(アンビエントスレート)

●アークテリクスのホームページ

胸部をはだけても広がらず背負ったままでも着込める防水防風ウエア

トレイルランニングとウィンタースポーツ用品で世界をリードするサロモンは、ランニング中の防水/防風ジャケットとして軽量かつフィット性に優れ、シチュエーションに合わせた豊富なラインナップで展開するBONATTI JACKET COLLECTIONを発売した。

特に注目なのが重量わずか89gのBONATTI AERO WIND UNISEX。超軽量モデルにも関わらず、サロモンの標準機能であるフード内部のヘッドバンド、フロントスナップ、パッカブルの3点が備わっている。

フロント部分を留めてからジッパーを下ろすことで、ジャケットはそのままにベンチレーションが開く

さらに、12リットルのパックを背負ったままでも羽織ることができるよう背中にマチが配置されているので、悪天候にも素早く対処することが可能。

ザックを背負ったままでも羽織れるデザイン。身体だけでなく、パックと荷物を濡れから守ることが可能

BONATTI AERO WIND UNISEX(ボナッティ エアロ ウインド ユニセックス)

雨が降ったり、晴れたり、風が吹いたりしても、BONATTI AERO WINDはトレイルやロードでトレーニングする準備ができている。重さわずか 89g(サイズM)のこの超軽量ジャケットは、耐候性と通気性のある生地を組み合わせ、胸にジッパー付き収納ポケットを備えている。

パッカブル仕様でコンパクトに持ち運びが可能

価格:1万4300円(税込)
展開:Unisex(XS/S/M/L/・89g/M)

●サロモンのホームページ

カリマーのレインウエアがゴアテックス素材を採用し極限に挑戦

英国発祥のアウトドアブランド、karrimor(カリマー)は、防水透湿素材GORE-TEX Fabricsを採用した新たなレインギアを発表。第1弾として、3層構造素材GORE-TEX performance Fabricsのセットアップ、レインジャケットとパンツの2型が登場。2022年1月21日からカリマーストア各店と公式オンラインストア、全国取り扱い店舗で発売を開始。

G-TXパフォーマンス レインジャケット

長時間続く優れた透湿性と強固なプロテクション

あらゆるフィールドにおいての「移動装備の拡張」を目的とするカリマーが満を持して開発したのは、GORE-TEX Fabricsを採用した究極のレインギア。ブランドのアイデンティティを宿したディティールワークやソリッドなデザイン、持続する透湿性と確かなプロテクションを搭載した新たな移動装備として展開する。

第2弾は、3月下旬に発売予定。

G-TXパフォーマンス レインジャケット(グラビティグレー=直営店限定)

高所登山やトレッキングを想定し、耐久性と汎用性を求めるユーザーに向けたオールラウンドな山岳レインギアとして開発したのが、3層構造の防水透湿素材〈GORE-TEX performance Fabrics〉を採用した「G-TX performance rain jkt」と「G-TX performance rain pants」の2スタイル。長時間続く優れた透湿性と強固なプロテクションを備えながら、フィールドで培ってきた経験から導く、動きやすさや快適性を細部にデザインしている。

G-TXパフォーマンス レインジャケット

G-TXパフォーマンス レインジャケット(ブラック)
G-TXパフォーマンス レインジャケット(グラビティグレー)

Price:¥46,200(税込)
Size:XS / S / M / L / XL
Color:K.Orange / Black / Gravity Grey
Weight:450g
Material:Gore Performance Technology(Nylon 100%)
耐水性20,000mm / 透湿度30,000g/m2/24h(B1)

G-TXパフォーマンス レインジャケット(Kオレンジ)

G-TXパフォーマンス レインパンツ

G-TXパフォーマンス レインパンツ(ブラック)

Price:¥25,300(税込)
Size:XS / S / MS / M / LM / L / XL
Color:Black / Gravity Grey (直営店限定カラー)
Weight:270g
Material:Gore Performance Technology(Nylon 100%)
耐水性20,000mm / 透湿度30,000g/m2/24h(B1)

●カリマーのホームページ

ゲリラ豪雨、猛暑…異常気象に備えてサイクリング

「異常気象が増えています。これからの季節はこれまで以上にお天気の変化に備えて走る必要があります」。ゲリラ豪雨や酷暑。さらにはなにかの問題で日没を迎えてしまったとき。いざという時に備えてどうしたらいいか。埼玉県所沢市の自転車ショップ「バイクプラス所沢店」の宮﨑早香店長が紫外線対策記事に続いて登場。自身の体験をふまえてアドバイスを送ってくれた。

雨でも笑顔で自転車通勤する宮﨑店長

雨中ライドは危険がいっぱい

サイクリングは快晴に限るが、レースやツーリングなど雨でも走らなくてはいけない状況がある。レインウエアを着込んで雨のなかでペダルをこぐ。フードやヘルメットに当たる雨音しか聞こえなくなり、ひたすら前方を見すえながら走る。ちょっと自虐的な世界になるが、最近のレインウエアは耐水圧が高く、透湿性もいいので雨もそれほど悪いものではなく感じるだろう。

ゲリラ豪雨が想定される日はレインウエアを携行するのが基本的な対策だ。メッシュつきのインナー装備なら、悪条件ながら比較的快適に走れるという。貴重品は止水ファスナーつきのジップロックなどに入れる。携行するバッグそのものに防水機能があるとなおいい。また取り外しができるフェンダー(ドロヨケ)を装着して走ることで、路面にたまった水のはね上げをわずかに防いでくれる。前方の視野をできるだけ確保するためにヘルメットのなかにツバつきのキャップを着用。

クルマの接近音も聞き取りにくい状況となるので、晴れのときよりも安全に留意して走るのは当然だ。ブレーキも聞きにくくなるので、スピードも抑えて走る。

「クルマのドライバーから視認されないほどのゲリラ豪雨に遭ったら、素直に止まって雨宿りするのが賢明です。土砂降りになると路面がほとんど見えなくなるので、パンク原因となるものを踏みやすく、豪雨予報があったらその日は乗らないという選択肢も」

雨が降りそうなとき、簡単に装着できるフェンダーもある

また宮﨑店長は、水泳選手などが愛用する吸水性の優れたタオルを携行するのもいいという。コンビニに入店する前に水分をぬぐい取るのもエチケットだ。

帰宅後に愛車の水分をふき取って、注油することも重要だ。

「海岸線で大雨に遭ったとき、帰宅後になにもしなければ確実にチェーンは翌日茶色になっています。ショップスタッフのなかには自転車と一緒にお風呂に入る人もいるんですよ」

防水仕様のサドルバッグ

日が長くても思わぬ展開に備えてライト

この時期は1年で最も日が長いので、心にゆとりをもってサイクリングができる。ただし道を間違えたりパンクなどによって予定よりも帰路が遅くなり、日没を迎えることも想定しておかなければならない。だからライトは必携。そして走行のたびにフル充電が必須。

豪雨に遭うとライト内部に浸水して故障することもあるので、充電池を入れるフタなどをテープでマスキングして対策を施す。走り終わってそのままにしておくとUSBコネクト部などがさびてしまい充電できなくなるので、水分をふき取り乾燥させておく。

また高価なスポーツバイクは盗難に遭うケースもある。目が届かないところに置きっ放しにしないのが原則だが、なにかの事情で自転車と離れる可能性もあるのでキーは必携。

帰路が思いがけず遅くなったときのためにライトは必携

水だけでなく糖質も同時に摂りたい

猛暑時のアウトドアスポーツは水分を摂ることが重要だと言われているが、「コロナ禍でのマスク着用でボトルの水をこまめに口にするのが難しくなりました」と宮﨑店長。信号待ちのときに一気に飲む人が多いが、それではカラダに吸収されにくい。

「休憩で止まって脱水症状に気づいたときには、すでに頭が痛くなっているなどポテンシャルが下降しています。そうならないようにこまめな水分補給が重要です」

ラムネなどのブドウ糖を同時に口にすると吸収が促進されるので、脱水症状を回避しやすいという。

長距離走行のときはボトルを2本携行する。トレイルと呼ばれる山中に入るときは少なくとも2ℓ必要。2本のうち1本は真水を入れておき、手や傷口を洗い流すときに使用する。

バイクプラス所沢店
米国の人気自転車「トレック」を扱うスポーツ自転車専門店。埼玉県の大宮・三郷・戸田・所沢、東京都の多摩、神奈川県横浜市の港北に6店舗を構える。今回は所沢店におじゃました。
埼玉県所沢市北中1-190-4
営業時間:平日13~20時、土日祝12〜19時
定休日:水・木(祝日の場合は営業)
●バイクプラスのホームページ

バイクプラス所沢店