サイクリングで健康づくりを応援する参加無料の3カ月講習


公益財団法人シマノ・サイクル開発センター(シマノ自転車博物館)が2026年4月から堺市建設局サイクルシティ推進部自転車企画推進課と連携し、サイクリングを通じて健康づくりを促進する3カ月プログラム「自転車でウエルネス講習」を実施する。

サイクリングで健康づくりを応援する3カ月プログラム「自転車でウェルネス講習」

腹囲はマイナス11cm、糖尿病の改善にも効果

2025年度に行った講習では参加者10名全員に身体的な改善が見られた。 主な結果は…

• 体重減少:平均 -3.3kg 
• 腹囲減少:平均 -4.2cm 
• 週平均乗車日数:3.7日 
• 1日平均乗車時間:92分 

特に顕著な改善が見られた参加者は、体重 -8.4kg、腹囲 -11.1cmの変化を記録した。 

また、糖尿病治療中の参加者は、自転車通勤と食事改善により、HbA1cを6〜7%台で維持でき、医療費の削減にも繋がったという。

健康診断で基準値超過、メタボリック症候群と予備軍を新規募集

• 期間:2026年4月4日(土)〜6月27日(日) 
• 対象:健康診断で基準値超過がある方、メタボリック症候群(予備軍)、BMI25以上の方、生活習慣を改善したい方 
• 条件:週3日以上・1日30分以上の自転車運動が可能な方、ケガや賠償責任に備えた保険に加入している方 
• 募集人数:20名(応募多数の場合は選考) 
• 参加費:無料 
• 内容: 
1.自宅でのサイクリング実践 
2.食事・運動記録の提出 
3.初回講座(来館またはオンライン参加) 
4.任意参加のサイクリングイベントあり 

シマノ自転車博物館

●自転車博物館の詳細ページ 

医者いらずになるためには医者のおすすめを体験するに限る

家族で楽しく健康を学んだり、日本の最先端技術・研究を駆使して健康なライフスタイルのヒントがつかめるイベント、第31回日本医学会総会2023東京博覧会が、東京都の丸の内・有楽町エリアで開催されている。だれでも無料で入場・体験できる。4月23日まで。

リング上でボクシングのスパーリングをVR体験しているところ

医学総会に併催して市民に開放された無料プログラムがズラリ

日本医学会総会などと聞くとそれだけで一生縁がないと判断してしまいそうだが、4年に一度開催される「健康になるためのイベント」だ。子どもと一緒に、あるいは大人でも健康になるために知っておきたいこと、やっていきたいことなどを経験する博覧会だ。

もちろん全国の医学者や関連領域の人たちが集まり、最新医療の情報を交換したりする学術会議はしっかりと開催される。今回体験したのはその併催イベント部分。社会に開かれた総会として市民に開放された博覧会のプログラムだ。一般の人が健康や医療に関する最新の現場を体験して学ぶことができることがメリット。

スマホのカメラで食事を撮影するだけでカロリーなどの主要要素7項目が数値で表示される

歩行基礎力測定と内臓脂肪ラボ、VR体験を実際にやってみた

期間は4月15日から23日までの1週間ほどで、丸の内・有楽町全体が健康志向一色になる。いま知るべき、健康と医療を楽しく知り、そして無料で体験できる。健康増進に役立つ測定ブースもあるので積極的に活用するのがいい。

VRを使って、がん患者同士の情報共有やフィットネスを行うプログラム

取材日は19日で、この日はステージイベントとして、VR(バーチャルリアリティ)を用いた患者さん同士のサポート・遠隔フィットネスシステムを体験。東京大附属病院でがん患者の緩和ケア診療を行う住谷昌彦先生がプログラムした「VRがんピアサポート」だ。

新型コロナ禍で患者同士が直接対面できない状況下で、インターネット環境を使って仮想対面しピア(仲間)サポートする環境を作ることができるのがメリットだという。

「不安の多いがん患者同士が情報を共有することで不安感が軽減される」と住谷先生。

腕の筋肉を使うので、呼吸も早くなる。VR特有の「気持ち悪くなる」という現象も感じた

このVR体験は19日のみのステージプログラムだったが、丸ビル1階のマルキューブで開催されている測定会が健康管理に役立ちそうだ。

「歩行基礎力測定」は「圧力センサーシート」の上を歩き、科学的根拠に基づいてその歩き方を瞬時に解析し、歩行バランス年齢や歩行スピード年齢を算出。筋力の衰えを防ぎ、若さを保つ予防運動としてどう歩いたらいいかをアドバイスしてくれる。また将来的に転倒、腰痛、ヒザ痛、尿もれなどの傾向があるので注意すべきという指針も提示される。

黒い圧力センサーの上を歩くことで自分の歩行状態がチェックされる

内臓脂肪ラボでは内臓脂肪測定を行ってそれぞれの腹部断面イメージを表示。内臓脂肪は、お腹の皮膚の下についている皮下脂肪(つまめるお肉)と違い、外から見えないのでスリムに見える人でも「かくれ内臓脂肪型肥満」のことがあるので、この測定はとても参考になる。

内臓脂肪を測定。ホームページにアクセスして健康状態の質問に答えると生活改善アドバイスももらえる

内臓脂肪が貯まると血圧、血糖、血中脂質などの異常が重なり、メタボリックシンドロームとなる。別名は内臓脂肪症候群と言われ、この状態を放っておくとやがて脳卒中や心疾患、糖尿病などの重篤な疾病につながる。

自転車とランニングでかなりシェイプされているはずだが、同年代でもさらにその上の人が多いのに驚いた

内臓脂肪はそれぞれの生活習慣(食事や運動)を反映して変化する。だからたまりやすいが減らしやすい健康指標でもある。生活習慣の改善で内臓脂肪を減らせばリスムも減ることがわかっている。

メタボは日々の食生活のありかたなどを改善していけば、だれでも健康方向にシフトしていく

普通の人も参加できる医学の祭典「医学会総会博覧会」、4年に1度のお祭りを活用しよう。ちなみに4年後は大阪開催となる。

丸の内エリアのワーカーが綱引き勝負。写真の医療チームや帝京大ラグビー部も参戦した

●日本医学会総会2023東京博覧会のホームページ