【速報】佐藤水菜が世界選手権女子ケイリンで2連覇

佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)が女子ケイリンで2連覇を達成。チリのサンティアゴで開催されていた2025UCIトラック世界選手権で、最終日となる10月26日に同種目が行われ、決勝まで苦戦しながら勝ち上がった佐藤が大接戦を制した。

世界選手権女子ケイリン優勝の佐藤水菜。 左が2位エマ・フィヌケイン(英国)、右が3位ステファニー・クアドラド(コロンビア) ©日本自転車競技連盟

1周250mのトラックを6周回して最後の着順で争うケイリン。前年の覇者である佐藤は1回戦1組で2位。準々決勝は各組上位4人が準決勝に進める規定で、2組に出場した佐藤は3位。

2025トラック世界選手権女子ケイリン決勝、佐藤が1着フィニッシュ ©日本自転車競技連盟

準決勝では英国のエマ・フィヌケインら強豪選手の厳しいマークに遭いながら3位に入って1-6位決定戦に回った。世界チャンピオンを決める最後のレースでは接戦を制して1位。2年連続で世界チャンピオンになった。

2年連続の世界チャンピオン、佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟
開催地チリの大声援に支えられた佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟
世界チャンピオンの称号、虹色のアルカンシエルを着る佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

佐藤水菜がトラックネイションズカップ女子ケイリンで優勝

佐藤水菜(楽天Kドリームス)が、オーストラリアのアデレードで開催されているトラックネイションズカップ第1戦の女子ケイリンで優勝した。大会は3日間の日程で、最終日となる2月4日に行われた。佐藤は前日の女子スプリントでも2位になった、

トラックネイションズカップ第1戦、女子競輪で優勝した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

日本からは梅川風子、太田りゆ、佐藤の3選手が参戦。1回戦は3選手とも突破できず、そろって敗者復活戦へ。1回戦敗者復活戦では梅川3位、太田3位でその時点で敗退。佐藤が1位になって2回戦に進出した。

トラックネイションズカップ第1戦、女子競輪で優勝した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

その2回戦で3位に滑り込んだ佐藤は、1-6位決定戦へ進出。決勝では残り1周で先頭に躍り出た佐藤がそのまま押し切って優勝した。

トラックネイションズカップ第1戦、女子ケイリン優勝の佐藤水菜、男子スプリント優勝の太田海也 ©日本自転車競技連盟

●大会公式ホームページ

小林優香がトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位

小林優香(ドリームシーカー)が11月30日から12月2日までドイツのベルリンで開催された2018-2019UCIトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位になった。レースは最終日の2日に行われた。

ワールドカップ第3戦の女子ケイリンを走る小林優香 ©2018 JCF

●女子ケイリンレース結果
1 ロリーヌ・ファンリーセン/van RIESSEN Laurine ビートサイクリングクラブ・オランダ
2 エマ・ハインツ/HINZE Emma ドイツ +0.071
3 小林優香/KOBAYASHI Yuka ドリームシーカー・日本 +0.128
7 太田りゆ/OHTA Riyu 日本

ワールドカップ第3戦女子ケイリンはロリーヌ・ファンリーセンが優勝。左が2位エマ・ハインツ、右が3位小林優香 ©2018 JCF

UCIトラックワールドカップ第3戦(全6戦)がドイツのベルリンで行われ、大会最終日に女子ケイリンで小林が自己最高の3位に入り銅メダルを獲得した。日本からはワールドカップで善戦を見せている小林と太田りゆ(日本ナショナルチーム)が出場。太田も7位に入り2020東京オリンピックの出場枠獲得へ向けた大きなポイントを得て大会を終えた。

2018-2019シーズンUCIトラックワールドカップは全6戦で争われ、各国上位3つの結果がオリンピックポイントに反映される。次戦は12月14日より英ロンドンにて実施予定。

小林優香のコメント
メダルを取れたことが素直にうれしい。去年は悔しい思いをし、今年の2戦目までも悔いの残るレースだった。ここできっかけがつかめて良かった。

小林優香がワールドカップ第3戦で銅メダル ©2018 JCF

●本大会の日本選手団