九代目自転車名人はパラの石井雅史と元参議院の小泉昭男

自転車の普及やその文化醸成に広く貢献した著名人に送られる称号「自転車名人」の九代目として、石井雅史(パラリンピックメダリスト)と小泉昭男(元参議院議員)が選出された。自転車活用推進研究会が11月19日に発表した。

九代目自転車名人の小泉昭男(中央)と石井雅史(右)。左は自転車活用推進研究会の小林成基

自転車名人は2005年に初代の故・忌野清志郎(ミュージシャン)が選ばれて以来、2年ごとに自転車活用推進研究会が選んできた。俳優の鶴見辰吾、経済評論家の勝間和代、元F1レーサーでその後自転車競技界に貢献を続ける片山右京、元財務大臣の谷垣禎一、マンガ家の渡辺航、タレントの石井正則、モデルの道端カレンがあとに続いた。

九代目自転車名人の石井雅史(元パラリンピック日本代表)
元参議院議員の小泉昭男
二代目自転車名人の鶴見辰吾
四代目自転車名人の片山右京
八代目自転車名人の道端カレン
九代目自転車名人のリモート記者発表

自転車活用推進研究会のホームページ

道端カレンが⼋代⽬の⾃転⾞名⼈…ママアスリートで活躍

モデルの道端カレンさんが「⾃転⾞名⼈」の⼋代⽬に選ばれた。⾃転⾞の健全な活⽤推進に貢献したサイクリストを表彰する称号で、特定⾮営利活動法⼈⾃転⾞活⽤推進研究会が選出している。

ツール・ド・東北の広報大使でもあるモデルの道端カレン

⾃転⾞名⼈は2005年から2年ごとに1⼈が選ばれていて、これまで初代の忌野清志郎さん(故⼈)を⽪切りに、俳優の鶴⾒⾠吾さん、経済評論家の勝間和代さん、F1レーサーから⾃転⾞競技に転じた⽚⼭右京さん、⾃転⾞議連の会⻑として⾃転⾞活⽤推進法案の⽅向を決めた⾕垣禎⼀元財務⼤⾂、漫画「弱⾍ペダル」の渡辺航さん、⼩径⾞と銀塩カメラで喫茶店巡りが趣味という俳優でタレントの⽯井正則さんの7⼈が選ばれている。

多様で個性的な⾃転⾞ライフをルールを守りつつ楽しむことについて、折にふれ⾔及してくれる著名人が選ばれる。⾃転⾞名⼈にはその称号だけが与えられ、賞⾦賞品などはいっさい⽤意されていない。また、⾃転⾞名⼈は⽣涯を通じて名⼈としての矜恃を保つことが求められる。

ツール・ド・東北を走る道端カレンさん

2019⾃転⾞名⼈は、⾃転⾞活⽤推進研究会の理事20名が厳正な選考を⾏った結果、2⼈の男の⼦のママでもあり、モデルでトライアスリートでもある道端カレンさんに⼋代⽬⾃転⾞名⼈就任を依頼。

選考理由は「⾃転⾞が美と健康の両⽅に貢献することを体現した存在であり、⾃転⾞を愛する⼦どもたちを育てた⺟であり、強くしなやかなトライアスリートとして、世のお⺟さんたちの共感を呼び、ツール・ド・東北をはじめ多くイベントで参加者を勇気づけてくれた」としている。

就任式は2019年11⽉4⽇(⽉・休⽇)13時45分からサイクルモード・インターナショナル(幕張メッセ:海浜幕張駅下⾞徒歩5分)のステージで⾏われる。

●特定⾮営利活動法⼈⾃転⾞活⽤推進研究会のホームページ