自転車通勤すると出勤時から帰宅後まで気分がイキイキ

自転車通勤は気分・メンタルの向上につながる。内臓脂肪を燃やし、体力・筋力の維持・増進に役立ち、がんや心臓疾患による死亡・発症リスクの軽減が期待される。そして自転車は近・中距離での通勤時間の短縮に効果的であり、定時性にも優れている。自転車通勤のいいところを自転車活用推進本部が手引き書としてまとめた。

自転車通勤による気分の「安定度(リラックス)」と「活性度(イキイキ)」を2カ月間調査した結果、自転車通勤をした場合、出勤時・帰宅時ともに気分の「安定度」と「活性度」が向上することが明らかになった

自転車活用推進本部が「自転車通勤の手引き」を発信

2018年6月に閣議決定された自転車活用推進計画に基づき、事業者活動における自転車通勤や業務利用を拡大するため、自転車活用推進官民連携協議会が策定した「自転車通勤導入に関する手引き」が公表された。

この手引きは、企業や団体がこれから自転車通勤制度を導入するための検討をする際や、すでにある自転車通勤制度の見直しを行う際の参考ととして、導入のメリットや近年の自転車通勤へのニーズなどを踏まえ、事業者や従業員の視点から自転車通勤制度の導入・実施における課題などに対応した制度設計を行えるものとなっている。

単に推奨するだけではなく、すぐ使える「自転車通勤規定」や「自転車通勤許可申請書」のひな形まで提供して、面倒だからと及び腰の総務担当の尻を叩く内容となっている。就業規則で禁止、あるいは規定や制度を持たない企業の社員は、この手引きをダウンロードしてさりげなく総務部長のデスクに置いておこう。

○自転車通勤導入に関する手引きホームページ

自転車活用推進計画案…国民から広く意見を求めるパブリックコメント募集中

国土交通省の自転車活用推進本部は4月27日から5月10日まで自転車活用推進計画案を公表し、国民から広く意見を求めるパブリックコメントを受け付けている。案を一読してコメントを送るチャンスなのでぜひ意見を送ろう。

2017年5月1日に施行された自転車活用推進法に基づき、自転車の活用推進に関する目標や実施すべき策を定める「自転車活用推進計画」が現在作成作業が進められている。自転車活用推進本部では、自転車専用道路の整備やシェアサイクルの普及促進などをどのように展開したらいいかという「自転車活用推進計画」を2018年夏までに策定することとしている。この計画の策定に向けて、有識者会議における検討とともに広く意見を募ろうというのが今回のパブリックコメント募集の意図。

意見募集の詳細については、電子政府の総合窓口(e-Gov)中「パブリックコメント(意見募集中案件一覧)」欄を参照のこと。
「自転車活用推進計画(案)」に関する意見募集について

自転車活用推進計画(案)に関するパブリックコメント実施(国土交通省)

自転車活用推進計画(案)=PDF形式

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政府の自転車活用推進本部がアンケート…安全快適な利用環境実現へ

政府の「自転車活用推進本部」が3月14日からアンケートを開始し、サイクリストをはじめとする多くの人からの意見や要望を調査している。締め切りは2018年3月27日(火)。

自転車活用推進法に基づき、自転車の活用の推進に関する目標や実施すべき施策を定める「自転車活用推進計画」の骨子がとりまとめられている。2018年夏までの計画策定に向け、広く国民から意見を聞くためのアンケート実施だという。

アンケートそのものは短時間で回答できるが、事前に骨子を読んでおき、自らの意見や要望を考えておく必要がある。アンケートはスマホ、パソコンからアクセスできる。パソコンは「ウインドウズのみ」と記されているが、最新のMac OSなら回答可能。

「ぜひ自転車の安全快適な利用環境を実現するよう要望してください。国民の熱意が政府の姿勢を決定します」とNPO自転車活用推進研究会の小林成基さん。

アンケート募集の案内

現時点での計画の骨子案

有識者会議における配付資料及び議事録

インターネットによるアンケート調査

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