【Blog】ツール・ド・フランスが島国で開幕すると大変…2027年は英国へ

2027ツール・ド・フランスの最初の3区間のコースが発表されました。スコットランド、イングランド、ウェールズ縦走。うわあ、1998アイルランド、2007ロンドン、2014リーズと本当に大変だった記憶がよみがえりますが、湖水地方に行くんですね。小学生時代に図書館でアーサー・ランサムの児童書に夢中になったボクにとっては、行きたいかも! 湖水地方に前入りして1週間くらい滞在したいです。

2014ツール・ド・フランス第1ステージ、新人賞のサガンが英国ロイヤルファミリーと謁見

ツール・ド・フランスが島国で開幕すると大変

ツール・ド・フランスが島国で開幕すると大変です。3日間を過ごした後、いったん荷物を取りまとめてフランスに移動するんですから。フランスなら免税で買ったクルマはシャルル・ド・ゴールでピックアップも返納も。陸続きのイタリアやスペインだってそっち方面の町に陸送してもらえればなんとかなるのに。

ロンドンのタワーブリッジをツール・ド・フランスが通過する
2027ツール・ド・フランスの最初の3ステージ

2014年のときはユーロスターが英仏海峡トンネルのど真ん中で停電になり、真っ暗でしたw 2007年は1ユーロ170円で、地下鉄の初乗りが2000円、マックのハッピーセットが2500円。その円安を現段階で超えているので恐ろしいことに。

ロンドンでツール・ド・フランスに先駆けて一般参加サイクリングが行なわれた
ロンドンにツール・ド・フランスがやってきた

それでもいい思い出がたくさんあります。ロンドンのプレスセンターはなんとウエストミンスター寺院。パイプオルガンを見ながら原稿を書いていました! 英国風のシャトーホテルや食事もワクワクしました。行きたくないけど、ちょっと行きたい。2027年…、ツバメよ、ボクはどうするんでしょうか。

英国ではリッチなシャトーホテルに安価で宿泊
ウエストミンスター寺院がプレスセンターになった

【Blog】2026年はモネ没後100年…名画を描いた場所を自転車で訪ねてみよう

2026年は印象派の巨匠クロード・モネの没後100年。オルセー美術館から名作が日本にやってきてモネ展も開催されます。モネの名前はよく聞きますが、どんな人なのかに興味があってフランスから日本にやって来た関係者に話を聞きに行きました。

ヴァルーズ・ド・ヴォコットの絵画ワークショップ。ヴァルーズとは白亜の断崖から海へ落ちる谷状の地形 ©Marie-Anaïs Thierry
ル・アーヴル、アンドレ・マルロー近代美術館、クロード・モネ≪フェカン、海辺≫ ©Marie-Anaïs Thierry

モネが描いた原風景はノルマンディーとパリで会える

印象派を最も象徴する画家であるモネが生まれ育ち、暮らし、創作活動を行ったのはノルマンディーとパリです。《睡蓮》や《ルーアン大聖堂》の連作、《ひなげし》、印象派の名の由来となった《印象・日の出》はパリからノルマンディー海岸へと続くモネに着想を与えた風景、そして刻々と変化する光や空気感と切っても切れない関係にあります。

画家でありながら園芸家、美食家であった、規格外の芸術家。裕福な家庭の出身ではなく幼少期はじゃがいもばかり食べていたようですが、名声を得てからは食道楽に。朝食は常に6時で白ワインも。お昼は11時30分。卵黄を生クリームとパセリで和え、オーブンでグラタン風に焼いたものなどが好物。晩年を過ごした家はジヴェルニーにあって、これらを口にした部屋は忠実に再現されているようです。40年以上精力的に描き続けた「睡蓮」は庭の池を大がかりに拡張して植えたものだということです。

モネが好んだ鼠族なタマゴ料理

ファンゴッホを訪ねてオランダをサイクリングしたことも

2016年にボクはフィンセント・ファンゴッホが描いた絵画の原風景を巡る旅をしてきました。自転車を移動手段として使うのがちょうどいい感じで、思い出深いサイクリング紀行に。今回のモネはフランス北部のノルマンディー地方を題材としたものが多く、ここでも名画と同じ光景に出会うことが可能なようです。

ジヴェルニー、クロード・モネの庭園 ©Thomas Le Floch
ジヴェルニー、睡蓮 ©Marie-Anaïs Thierry
ヴェルノン美術館、クロード・モネ≪睡蓮≫ ©Thomas Le Floch

ノルマンディーの印象派関連名所をPRする担当者は、「産業革命時代に描かれたモネの絵画ですが、環境変動で原風景が変わってしまわないように自転車などで訪れることをおすすめしたい」と。

オランダやベルギーではそんなのどかなツーリングを楽しみましたが、フランスでは一度もしたことないんです。体験してみたいなあ。

マルモッタン・モネ美術館庭階 – クロード・モネの展示室 ©Christian Baraja SLB
シャトゥー 印象派の島 ©C. Ledoux
セーヌ河沿い、ヴェトゥイユ ©Nathalie Lecerf