【ツール・ド・フランス現場雑感】eSIMのUbigiアプリで日本と同じようにスマホが使える

サンセバスティアンはフランス勢が勝利継承…ラフェ初優勝

第110回ツール・ド・フランスは7月2日、スペインのビトリア・ガスティス〜サンセバスティアン間の182kmで第2ステージが行われ、コフィディスのビクトル・ラフェ(フランス)が残り1kmから単独で抜け出して初優勝。

バスクの旗が選手たちを鼓舞する ©A.S.O. Charly Lopez

総合成績では前日に首位に立ったUAEエミレーツのアダム・イェーツ(英国)がその座を守った。チームエースのタデイ・ポガチャル(スロベニア)は区間3位となり、4秒のタイムボーナスを獲得。ジェイコ・アルウラーのサイモン・イェーツ(英国)を逆転して総合2位に浮上した。

ポイント賞のサイモン・イェーツ(左)と総合1位のアダム・イェーツ ©A.S.O. Charly Lopez

フランスの伝統チーム、コフィディスは2008年のモンリュソンでシルバン・シャバネルがステージ優勝して以来、15年ぶりの勝利となった。ラフェはスペインのサンセバスティアンでフランス人選手のステージ勝利の伝統を維持した。 1949年にはルイ・カピュ、1992年にはドミニク・アルヌーが優勝している。

2023ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

「サンセバスティアンではフランス選手がずっと勝っているので優勝を狙っていた。途中の上り坂では集団から遅れないだけを心がけて、残り1kmまで体力を温存していた」とラフェ。

総合成績ではアダム・イェーツがその座を守った。
「エースのポガチャルがボーナスタイムを獲得できるように走った」とマイヨジョーヌを着用しながらもアシストとしての走りを務めた。

ニールソン・ポーレスが山岳賞を守るとともにこの日の敢闘賞も獲得 ©A.S.O. Charly Lopez
区間優勝のラフェ ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)アダム・イェーツ(英国、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビクトル・ラフェ(フランス、コフィディス)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ニールソン・ポーレス(米国、EFエデュケーション・イージーポスト)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2023ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

スペインはやっぱり慣れていなくて、なんとなく落ち着かない

昨日と同じ問題のホテルへ。昨夜はできるだけ喧騒の届かない3人部屋をあてがってくれましたが、今日のシングルルームは若者たちが結集した広場に面した窓があって、午後から始まっていた運動会の声援がよく聞こえます。

サンセバスティアンは雨

「こんなものならかわいいもんだ」と、つい油断していたら、昨日と同様に夜になってから若者たちの喧騒が始まりました。音楽グループの歌に合わせて飲んで歌ってと、これが翌朝6時まで続きます。彼らはどんなに体力があるんでしょう。

この日も実はあんまり眠ることができなくて、明るくなった7時すぎにはランニングのトレーニングに。広場は足の踏み場もないほどプラスチック製カップと割れた瓶が散乱しています。散会していない若者たちが道端にたむろしていますが、それほどガラが悪くは見えません。年齢としたら高校生か20代前半のようでした。

地下駐車場の位置を撮影しておかないと自分のクルマが見つからないおそれがある

取材活動は高速道路を使ってゴールとなるサンセバスティアンへ。バスク語ではドノスティアと呼ばれていて、道路標示は併記されています。サンセバスティアンに到着したらあいにくの雨。泥をかぶったボクの新車はこの雨のなかの高速走行で落ちるかなと思っていましたが、なかなかしぶとくきれいになるのは時間がかかりそうです。

そしてこの日はあまりにも早くゴール地点に向かったので、迂回路の進行方向を看板表示する担当車両を途中で追い抜いてしまいました。追い抜いたということは、彼らが看板を設置する場所より先行してしまったということで、ここからは地図を見ながらのゴール地点探し。そしてプレスセンター探し。しかもゴールはまだ交通規制されていなく、一方通行を逆走する設定のコースはあやうく対向車両(彼らのほうが正しい)と鉢合わせするところでした。

地下駐車場の入り口を撮影しておかないと自分のクルマが見つからないおそれがある

いずれにしても2023年はまだ地に足がついていません。なんとなく居心地が悪く、だから朝のランニングもGarminから与えられたメニューを完遂できず。この日は霧雨になってきたので体調を考慮して無理には走り続けなかったのですが。やはりツール・ド・フランスは外国に出ると、少しだけ違和感があって、ボク自身も微妙にくつろぐことができず、テンポをつかみきれないのかもしれません。

eSIMのUbigiアプリで日本と同じようにスマホを使う

今回のパソコンからの原稿送稿は、eSIMのUbigi(ユービージー)を利用して、テザリングによって通信しています。Ubigiはフランス拠点の接続サービス会社ですが、スマホアプリで利用でき、しかもさまざまなプランや地域が用意されています。

2022年は日本のtrifa(トリファ)を使いましたが、Ubigiが値下がりして経済的になったので変更しました。ただしフランスの会社だけに日本語のカスタマーサポートはなく、日本の人が海外で使うならチャット機能でていねいに利用方法を解説してくれるtrifaのほうがおすすめかも。Trifaもかなり安価になっていますからね。

トランジットのアムステルダムで一気に2GB以上使ってしまったので、スペインの3GBを追加購入した

Trifaのデータプランと価格

ヨーロッパ周遊・31日間(30GB)8750円
フランス・7日間(1GB)570円
ヨーロッパ周遊・31日間(10GB)3300円
●eSIMのtrifa(トリファ)のホームページ

Ubigiのデータプランと価格

フランス・30日間(3GB)1200円
フランス・30日間(10GB)2000円
フランス・30日間(50GB)5500円
スペイン・30日間(3GB)1300円
ヨーロッパ周遊・30日間(1GB)1200円
EU27+UK+スイス・1日間(0.5GB)290円
EU27+UK+スイス・30日間(3GB)1700円
EU27+UK+スイス・30日間(10GB)3200円

2022年はTrifaのヨーロッパ周遊・31日間(30GB)を使ってコストは1万1530円でした。今回はUbigiのEU27+UK+スイス・30日間3BGを1700円で購入しましたが、トランジットのアムステルダムでお試しのつもりでアクセスしているうちに2GB以上を使い込んでいました。スマホとパソコンの同期に大量のデータが送受信されたのかは不明。フランスに入ったらフランスのみの対応の30日間(50GB)を5500円で購入するつもりでしたが、スペインで残量がなくなってしまうので、スペイン対応30日間(3GB)1300円を追加購入。

それでも安いですね。そして今のところ2022年のTrifaよりもつながりやすい気がします。

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🇫🇷ツール・ド・フランス2023特集サイト

【ツール・ド・フランス現場雑感】かれこれ30年目。選手とともにパリのゴールを目指す

兄弟対決は弟アダムが兄サイモンを制し、総合成績で首位に

第110回ツール・ド・フランスは大会初日の7月1日、スペインのビルバオを発着とする距離182kmの第1ステージが行われ、UAEエミレーツのアダム・イェーツ(英国)が初優勝。2020年の4日間に続いて首位に立ち、マイヨジョーヌを獲得した。

アダム・イェーツがマイヨジョーヌを獲得 ©A.S.O. Pauline Ballet

この日は残り7.5kmから双子のイェーツ兄弟が抜け出し、ジェイコ・アルウラーの兄サイモンを弟アダムが制した。アダムは2016年新人王。サイモンは2019年のツール・ド・フランスで区間2勝している。

2023ツール・ド・フランス第1ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

このまま行っていいか、無線で確認して兄と走った

「エースのポガチャルを牽引する動きをしていたら兄と2人になってしまった」というアダム。兄弟はチームが異なるが仲がよく、アダムは無線で監督に2人でゴールを目指していいのかを確認。双子の一騎打ちを制した。

「ボクはあくまでもポガチャルのアシスト。これからも仕事をこなすよ」とアダム。

バスクの旗が打ち振られる ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)アダム・イェーツ(英国、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)アダム・イェーツ(英国、UAEエミレーツ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ニールソン・ポーレス(米国、EFエデュケーション・イージーポスト)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

アダム・イェーツが区間3位のポガチャルと抱き合う ©A.S.O. Pauline Ballet

iPhoneのシャッター音が欧州対応となり、いつものように自動で消える

ツール・ド・フランスの全日程を単独で回ったのは1997年が最初。コロナ禍で現地入りを断念した2020年と2021年を除いて、現場取材はそれ以前10年間の自転車雑誌時代を含め30回以上になります。

車両ステッカーはブルー・ピンクで、広告キャラバン隊を1日に1回限定で追い抜いていいという権利がある

若いころはどんな挑戦が待っているんだろうとワクワク感しかありませんでしたが、いまはどんなアクシデントに遭遇するのかと心配しかありません。2023年は大移動がないので関係者としては難しくないルートだというのに。

とりあえずストレスをお金で回避すべく、往路のアムステルダム行きは追加料金8万円でビジネスクラスに昇格。フライトの30時間前から席に空きがあれば、わずかなプラス料金で快適な座席に移ることができるんです。

出発30時間前にアップグレードできたビジネスクラス

今回はアムステルダムを経由して、その日のうちにフランスのボルドーへ。外国人特権でフランス車を免税で購入できるシステムの陸送受け取り場所がボルドーくらいしかないからです。

トランジットのアムステルダムのハイネケン330ml缶が1000円することをチラ見しました。物価高騰と円安のダブルパンチは目をつむるしかありません。不注意でホテルをダブルブックするとかミスで無駄金を払うなどのことがなければ、必要な出費はもう仕方ないと考えるようにしています。ビールが必要な出費なのかはわかりませんが…。

あ、iPhoneのシャッター音が欧州対応となり、いつものように自動で消えました。

アムステルダムからフランス入りする飛行機が遅れて、ボルドー空港に到着したのは日本時間としてはすでに日にちが変わっていました。しかしこれは想定できたので、出国ロビーから歩いて行けて、24時間フロント対応のホテルに現地時間で午前1時着。

渡欧初日はベッドに横になれる瞬間がたまらないですが、今回は180度フルフラットのビジネスクラスで来てしまったので、それほどの感激がなく、バタンキューとはいかず。そして3時間ほど深く眠ると、さすがに日本時間としてはお昼となってしまったので寝ていられず午前5時から朝ごはん。大きな空港の近くのホテルは早朝に旅立つ人も多いですからね。

今回の取材の相棒はシトロエンC3エアクロス。実に操作性がよく時速130kmでも不安なく運転できる

そしてボルドーから自分名義の新車、シトロエンC3エアクロスを受け取って、陸路スペインへ。高速道路は全エリアで無料Wifiが利用できます。そして大会公式オランジーナで水分補給。フリースを着込まないと寒いです。

日本を離れた翌日には、ようやくツール・ド・フランスの現地入り。まずは米国の女性カメラマン、ベスに10年ぶりに遭遇。そして「あらー、髪の毛が随分グレーになったわね」との言葉をもらい、久しぶりとなる関係者にもごあいさつ。

この日から2日間はビルバオから20kmほど離れたムンギアという町の宿を確保していました。宿泊予約サイトのホテルドットコムから「この夜は祭りがあって騒音で眠れないから、キャンセルをおすすめします」というメールが来ていたのは知っていましたが、他ホテルを探すのも面倒なので読み飛ばしたままでした。

まだ日が暮れていないのにホテル前は大騒ぎだ

で、ホテルを訪ねるとスペイン語しか話せない主人と翻訳ソフトでのやり取りとなりました。

「眠れないからと、予約サイトに頼んでメッセージを英語で送ったのに」
「ボクの部屋はないの?」
「あるけど…、とにかく朝7時まで眠れないと思う」
「大丈夫。窓を占めるから」

と、なんとかキーをもらいました。この町に到着したのは午後5時前後ですが、すでに始まった祭りは凄まじいことに。男たちがホテル1階のバーで楽器とともに合唱し、隣の広場に集まった若い女性たちが音楽に合わせて深夜から合唱する。

ホテルの部屋から見た深夜3時の喧騒。普段は公共駐車場だがこの日は会場となった

それが朝7時まで続くんです。どんな体力をしているんでしょう。喧騒は壁や床を突き抜けて耳まで届く。バスク人の合唱をなめてはいけないと後悔するばかりでした。

ホテル近くに駐車場がないので、地面に水たまりのある未舗装地にクルマを停めておいたら、見事に泥だらけ。新車なのにカンベンしてください。そしてステッカーを盗まれたので、ゴールのペルマナンスに行ってもらわないと。こういのは経験値でカバーでき、あまり動揺しません。無駄に歳は取っていないですからね。

新車なのにカンベンしてください

いやはやの初日。無事にパリまでたどり着けるのでしょうか?

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🇫🇷ツール・ド・フランス2023特集サイト

J SPORTSがツール・ド・フランス総距離の1/5にあたる680.8kmを走るStrava挑戦

J SPORTSがツール・ド・フランスの開催に合わせて、アスリート向けソーシャルプラットフォームStrava上の「J SPORTSサイクルロードレース」クラブで、ツール・ド・フランスの総走行距離3404kmの1/5にあたる680.8kmを走り切るチャレンジ企画を行う。

この夏は観て乗ってツール・ド・フランスを楽しもう

2022年に好評だったStrava上での特別なチャレンジ「J SPORTS夏の1/5ツール・ド・フランス チャレンジ」が2023年も開催される。このチャレンジは、7月1日にスペイン・バスク地方で開幕し、7月23日にパリ・シャンゼリゼにフィニッシュするレースと同じ期間に、Strava上に公開されるチャレンジページからエントリーすると、期間内にStravaにアップロードされたGPSライドとバーチャルライドのアクティビティがチャレンジにカウントされる。

期間内に680.8kmを完走した人には、チャレンジのデジタルバッジがStravaのトロフィーケースに付与される。また完走者は抽選に応募することができ、1名に2023年のツール・ド・フランス優勝者のサイン入りマイヨジョーヌ、3名にツール・ド・フランス2022スペシャルBOX Blu-rayをプレゼント。

Stravaは、アスリートのための主要ソーシャルプラットフォームで、195カ国以上で1億人以上のアスリートが集まる世界最大のスポーツコミュニティ。住んでいる場所、好きなスポーツ、使用しているデバイスに関わらず、すべてのアスリートはStravaで繋がることができる。

ヤビツ峠に上るオフ会チャレンジデーもある

夏の1/5ツール・ド・フランスをより楽しむため、また、サイクリストのリアルなコミュニティ活性化のためにSummerCycleChallenge2023と称したサイクルイベントを実施。2023年は山岳ステージが多いことも特徴となっているので、ゲストライダーとともにヤビツ峠完走を目指し、ミニツール・ド・フランスを一緒に体感。

ゲストライダーとともにライドするのも、自分のペースで楽しむのも歓迎。ゴール地点に達し、Strava記録画面を提示した人の中から抽選で10名に豪華サイクリング関連賞品が当たる。ライドの詳細は、J SPORTSお知らせページで。

日時:7月9日(日)8:00~
参加形式:フリーライド 8:00~15:00(終日開催)/グループライド8:00~・10:30~15名程度を募集
集合場所:秦野市役所西庁舎駐車場(麗しの拠点)
ゴール地点: ヤビツ峠山頂 J SPORTSテント ※荒天の場合は、グループライド参加者に事前に個別お知らせ
●J SPORTSの詳細ページ

サイクルロードレース優勝予想~サイクル誰クル?

その日の優勝予想に加えてステージレースでは総合優勝、さらにグランツールでは山岳賞、ポイント賞、新人賞など特別賞の予想投票ができる。実際のレース結果に応じたポイントが加算され、ランキングが更新される。すでにたくさんの人に投票参加してもらっているが、より多くの人に楽しんでもらえるように、ツール・ド・フランスに向けて特別な賞品やルールを用意した。

<ツール・ド・フランス期間限定目玉賞品>
ツール・ド・フランス期間中の獲得ポイント1位へ「ツール・ド・フランス2023優勝者サイン入り『マイヨジョーヌ』」プレゼント。賞品は変更になる場合がある。

●それ以外のプレゼント詳細ページ

ログリッチ愛用のティソにツール・ド・フランスモデル

1853年にスイスで創業したスイスウォッチブランドのティソ(Tissot)がTレースサイクリングコレクションに2つのスペシャルエディションを新登場させた。

ティソ T-レース サイクリング 2023 ツール・ド・フランス

世界中のサイクリストにインスピレーションを与えるエリートライダーたちに敬意を表して作られたTレースサイクリングコレクション。

2023年に新たに登場するのは、ツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャのモデル。ティソはこの2つの伝説的なレースのオフィシャルタイムキーパーを務めている。

ティソ T-レース サイクリング 2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ

精度と情熱があればこそ偉大なチャンピオンやユニークな時計が生み出される

ブエルタ・ア・エスパーニャで3度の優勝を果たし、オリンピックチャンピオンでもあるプリモシュ・ログリッチは、「時間がすべてだ。私は今この瞬間を大切にし、最大限に生かすために全力を尽くしている」とコメントしている。

ログリッチはティソのアンバサダーである。

ツール・ド・フランス。8万4700円(税込み)

スピリットデザイン

ティソ Tレースサイクリング2023は、スポーツからインスピレーションを受けつつも、クラシックな外観とデザインを融合させたモデル。プッシュボタンはブレーキレバーを、針はスポークをイメージ。レーシングバイクのフレームの軽さを表現したラグ、カセットを連想させるリューズとケースバック、さらにケースのミドルリングにはカーボンを使用している。

ケースバックには大会ロゴが刻まれ、バイクモチーフ付きの秒針、リューズ、ストラップにはそれぞれの大会のカラー(ツール・ド・フランスはイエロー、ブエルタ・ア・エスパーニャはレッド)が表現されている。

いくつもの用途を持つ時計

2023年のTレースサイクリングコレクションには、初めて2種類のストラップが付属する。ティソがパートナーを務めるレースカラーをあしらったシリコンストラップとバイクのハンドルグリップをイメージしたパンチングレザーストラップ。

ブエルタ・ア・エスパーニャ。8万4700円(税込み)

いずれもインターチェンジャブルスシステムを搭載し、自転車のギヤチェンジのように素早くスタイルをチェンジできる。落ち着いた控えめなスタイル、鮮やかで快活なスタイルなど、スポーティな印象を損なうことなくシーンに応じて使い分けができる。

特別なウォッチボックス

所有者の体験をさらにパーソナライズなものにするために、ティソはTレースサイクリング2023のウォッチボックスにはスペシャルなスリーブが付属する。各スリーブはそれぞれの大会のカラーで、このシリーズがスペシャルエディションであることをさらに際立たせている。プロの自転車競技のように、ティソには細部にもこだわりが光る。

2023年のツール・ド・フランスは、7月1日にスペインのバスク地方からスタートし、ファイナルステージは7月末にパリのシャンゼリゼ通りに向けて繰り広げられる。その後、ブエルタ・ア・エスパーニャが8月中旬よりオランダでのファーストステージを皮切りに、スペイン・マドリードでの華やかなフィニッシュで3週間の熱戦は幕を閉じる。

2023ツール・ド・フランス出場176選手

ユンボ・ビスマ(オランダ)
1 ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)
2 ティシュ・ベノート(ベルギー)
3 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)
4 セップ・クス(米国)
5 クリストフ・ラポルト(フランス)
6 ワウト・ファンアールト(ベルギー)
7 ディラン・ファンバーレ(オランダ)
8 ナータン・ファンホーイドンク(ベルギー)

開幕地バスク地方の旗がビンゲゴーを鼓舞する ©A.S.O. Aurelien Vialatte

UAEエミレーツ(UAE)
11* タデイ・ポガチャル(スロベニア)
12* ミッケル・ビョーグ(デンマーク)
13 フェリックス・グロース(ドイツ)
14 ベガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)
15 ラファウ・マイカ(ポーランド)
16 マルク・ソレル(スペイン)
17 マッテオ・トレンティン(イタリア)
18 アダム・イェーツ(英国)

タデイ・ポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez

イネオスグレナディアーズ(英国)
21 エガン・ベルナル(コロンビア)
22 ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)
23 オマール・フライレ(スペイン)
24 ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
25 ダニエル・マルティネス(コロンビア)
26* トーマス・ピドコック(英国)
27* カルロス・ロドリゲス(スペイン)
28* ベン・ターナー(英国)

グルパマFDJ(フランス)
31 ダビド・ゴデュ(フランス)
32 ケビン・ゲニエッツ(ルクセンブルク)
33 シュテファン・キュング(スイス)
34 オリビエ・ルガック(フランス)
35 バランタン・マデュアス(フランス)
36 カンタン・パシェ(フランス)
37 ティボー・ピノ(フランス)
38* ラルス・ファンデンベルフ(オランダ)

エガン・ベルナル ©A.S.O. Charly Lopez

EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
41 リチャル・カラパス(エクアドル)
42 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
43 アルベルト・ベッティオル(イタリア)
44 エステバン・チャベス(コロンビア)
45 マグナス・コルト(デンマーク)
46 ニールソン・ポーレス(米国)
47 ジェームズ・ショー(英国)
48 リゴベルト・ウラン(コロンビア)

ベレー帽はバスク民族の象徴だ ©A.S.O. Charly Lopez

スーダル・クイックステップ(ベルギー)
51 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
52 カスパー・アスグリーン(デンマーク)
53 レミ・カバニャ(フランス)
54 ティム・デクレルク(ベルギー)
55 ドリース・デベナインス(ベルギー)
56 ファビオ・ヤコブセン(オランダ)
57 イブ・ランパールト(ベルギー)
58 ミケル・モルコフ(デンマーク)

ジュリアン・アラフィリップ ©A.S.O. Charly Lopez

バーレーンビクトリアス(バーレーン)
62 ミケル・ランダ(スペイン)
63 ニキアス・アルント(ドイツ)
64 フィル・バウハウス(ドイツ)
65 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
66 ジャック・ヘイグ(オーストラリア)
67 マテイ・モホリッチ(スロベニア)
68 ワウト・プールス(オランダ)
69* フレッド・ライト(英国)
61は直前に落車で他界したジーノ・メーダー追悼のため欠番

開幕地と同じ名前のペリョ・ビルバオ ©A.S.O. Charly Lopez

ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
71 ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)
72 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ)
73 マルコ・ハラー(オーストリア)
74 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
75 パトリック・コンラッド(オーストリア)
76* ヨルディ・メーウス(ベルギー)
77 ニルス・ポリッツ(ドイツ)
78 ダニー・ファンポッペル(オランダ)

リドル・トレック(米国)
81 ジュリオ・チッコーネ(イタリア)
82 トニー・ガロパン(フランス)
83* マティアス・スケルモース(デンマーク)
84 アレックス・キルシュ(ルクセンブルク)
85 フアン・ロペス(スペイン)
86 マッズ・ピーダスン(デンマーク)
87* クイン・シモンズ(米国)
88 ヤスパー・ストゥイベン(ベルギー)

AG2Rシトロエン(フランス)
91 ベン・オコーナー(オーストラリア)
92 クレマン・ベルテ(フランス)
93 ブノワ・コスヌフロワ(フランス)
94 スタン・デウルフ(ベルギー)
95* フェリックス・ガル(オーストリア)
96 オリベル・ナーセン(ベルギー)
97 オレリアン・パレパントル(フランス)
98 ナンス・ペテルス(フランス)

グッゲンハイム美術館は開幕地ビルバオの象徴 ©A.S.O. Charly Lopez

アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
101 マチュー・ファンデルプール(オランダ)
102 シルバン・ディリエ(スイス)
103 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)
104 クインテン・ヘルマンス(ベルギー)
105 セーアン・クラーウアナスン(デンマーク)
106* ヤスパー・フィリプセン(ベルギー)
107 ヨナス・リカールト(ベルギー)
108 ラモン・シンケルダム(オランダ)

アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ(ベルギー)
111* ビニヤム・ギルマイ(エリトリア)
112 リリアン・カルメジャーヌ(フランス)
113 ルイ・コスタ(ポルトガル)
114 ルイス・メインチェス(南アフリカ)
115 アドリアン・プティ(フランス)
116 ディオン・スミス(ニュージーランド)
117 マイク・トゥーニッセン(オランダ)
118 ゲオルク・ツィマーマン(ドイツ)

コフィディス(フランス)
121 ギヨーム・マルタン(フランス)
122 ブライアン・コカール(フランス)
123 シモン・ゲシュケ(ドイツ)
124 ヨン・イサギレ(スペイン)
125 ビクトル・ラフェ(フランス)
126 アントニー・ペレス(フランス)
127* アレクシー・ルナール(フランス)
128* アクセル・ジングレ(フランス)

コフィディス ©A.S.O. Charly Lopez

モビスター(スペイン)
131 エンリク・マス(スペイン)
132 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)
133 アレクサンデル・アランブル(スペイン)
134 ゴルカ・イサギレ(スペイン)
135* マッテオ・ヨルゲンソン(米国)
136 グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア)
137 ネルソン・オリベイラ(ポルトガル)
138 アントニオ・ペドレロ(スペイン)

DSMフィルメニッヒ(ドイツ)
141 ロマン・バルデ(フランス)
142 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)
143* マチュー・ディナム(オーストラリア)
144 アレクサンダー・エドモンソン(オーストラリア)
145* ニルス・エーコフ(オランダ)
146 クリス・ハミルトン(オーストラリア)
147* ケビン・ベルマーク(米国)
148 サム・ウェルスフォード(オーストラリア)

イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
151 マイケル・ウッズ(カナダ)
152 ギヨーム・ボワバン(カナダ)
153 サイモン・クラーク(オーストラリア)
154 ユーゴ・ウル(カナダ)
155 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
156 ニック・シュルツ(オーストラリア)
157* コービン・ストロング(ニュージーランド)
158 ディラン・トゥーンス(ベルギー)

ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
161 サイモン・イェーツ(英国)
162 ローソン・クラドック(米国)
163 ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア)
164 ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)
165 クリス・ハーパー(オーストラリア)
166 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
167 ルカ・メズゲッツ(スロベニア)
168 エルマール・ラインダルス(オランダ)

アルケア・サムシック(フランス)
171 ワレン・バルギル(フランス)
172 イエンセ・ビールマンス(ベルギー)
173* クレモン・シャンプッサン(フランス)
174 アントニー・ドゥラプラス(フランス)
175 シモン・グリエルミ(フランス)
176* マティス・ルーベル(フランス)
177* ルーカ・モッツァート(イタリア)
178 ローラン・ピション(フランス)

ロットデスティニー(ベルギー)
181 カレブ・ユアン(オーストラリア)
182 ビクトル・カンペナールツ(ベルギー)
183 ヤスペル・デブイスト(ベルギー)
184 パスカル・エインコールン(オランダ)
185 フレデリック・フリソン(ベルギー)
186 ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)
187* マキシム・ファンヒルス(ベルギー)
188* フロリアン・フェルメールス(ベルギー)

アスタナ・カザクスタン(カザフスタン)
191 マーク・カベンディッシュ(英国)
192 ケース・ボル(オランダ)
193 ダビ・デラクルス(スペイン)
194* エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン)
195 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)
196 ジャンニ・モスコン(イタリア)
197 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
198 アロルド・テハダ(コロンビア)

ウノX(ノルウェー)
201 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー)
202 ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー)
203* アントン・チャーム(デンマーク)
204* トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー)
205 ラスムス・ティレル(ノルウェー)
206 トースタイン・トレーエン(ノルウェー)
207* ソーレン・バーレンショルト(ノルウェー)
208 ヨナス・グレゴー(デンマーク

トタルエネルジー(フランス)
211 ペテル・サガン(スロバキア)
212 エドバルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)
213* マチュー・ビュルゴドー(フランス)
214 ステフ・クラス(ベルギー)
215* バランタン・フェロン(フランス)
216 ピエール・ラトゥール(フランス)
217 ダニエル・オス(イタリア)
218 アントニー・テュルジス(フランス)

*新人賞対象選手

J SPORTSは第1、第6S、ABEMAは第1、第2Sが無料生放送

J SPORTS(ジェイ・スポーツ)が7月1日 に開幕する第110回ツール・ド・フランスの全21ステージを2023年も独占生中継する。また、PC、スマホ、タブレットで見られるJ SPORTSオンデマンドでも全21ステージをLIVE配信するとともに、会員限定サービスとして複数の映像を自由に選択して視聴可能なマルチカメラ配信と、スタートからフィニッシュまでの全行程を現地実況・解説英語で届ける番組も楽しめる。

2022ツール・ド・フランス第18ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

毎日深夜の生中継をチェックするのは難しいという人でもツール・ド・フランスを堪能できるように、レースの生中継以外にもレース翌日の15分間のデイリーハイライト、休息日には前週のレースを60分で振り返る休息日TVも放送&配信する。

J SPORTSは7月1日の第1ステージと6日の第6ステージをJ:COMと一部のケーブルテレビ局、スカパー!で無料放送、J SPORTSオンデマンドでは会員無料LIVE配信 、J SPORTSのサイクルロードレースYouTubeオフィシャルチャンネル、ニコニコ生放送でも無料LIVE 配信する。さらに2023年はより多くの人にレースを楽しんでもらうため、AbemaTVでも第1ステージ、第2ステージを無料LIVE配信する。

マイヨジョーヌのビンゲゴーがポガチャルを徹底マーク ©A.S.O. Pauline Ballet

スカパー放送番組紹介サイト|スカパー関連番組の情報をチェック

スカパーなどCSで放送される番組の視聴方法を解説。 ツール・ド・フランスなどのスポーツライブなど視聴しながら利用者目線で記事作成するおすすめサイト。

7月は女子レースを含めて30日間もツール・ド・フランス関連番組

2023年もツール・ド・フランスの名を冠した女子レース「ツール・ド・フランスファム」が8日間にわたって開催される。J SPORTSでは全8ステージを生中継&LIVE配信。ハイレベルな戦いが繰り広げられる女子レースも合わせて視聴したい。

第7ステージでモビスターのアネミエク・ファンフルーテンがマイヨジョーヌを獲得 ©A.S.O. Thomas Maheux

ツール・ド・フランスとツール・ド・フランスファムの生中継、デイリーハイライト、休息日TVを合わせて7月は1日から30日まで毎日ツール・ド・フランス関連番組が放送される。

●J SPORTSツール・ド・フランス特集サイト