藪田寿衣、飯端美樹ともに準決勝敗退…BMX世界選手権年齢別クラス

アゼルバイジャンのバクーで開催されている2018年UCI BMX世界選手権は大会3日目となる6月7日、チャレンジカテゴリーの男女13歳以上のレースが行われ、藪田寿衣(やぶたじゅい=大阪・大阪偕星学院高)、飯端美樹(いいばたみき=大阪・MXインターナショナル)ともに準決勝で敗退し、決勝進出はならなかった。

女子16歳クラスの藪田寿衣(右)

初日にクルーザーで2位に入賞した藪田が女子16歳クラスで準決勝に進出したが、決勝まで一歩及ばず5位でゴールし、連続の入賞はならなかった。女子25歳以上クラスに出場した飯端も準決勝に駒を進めたものの、5位でレースを終えた。

女子25歳以上クラスに出場した飯端美樹(左)

チャレンジカテゴリーのレースはすべて終了し、6月7日と8日の2日間で最高峰となるチャンピオンシップカテゴリーが行われる。日本代表選手は下記のとおり。

[男子エリート]
長迫吉拓(岡山・MXインターナショナル)、吉村樹希敢(大阪・Gan Trigger)、松下巽(神奈川・全日空商事)

[女子エリート]
畠山紗英(神奈川・日本体育大)

[男子ジュニア]
中井飛馬(新潟・日本体育大荏原高)、島田遼(広島・近畿大泉州高)、増田優一(大阪・大阪偕星学園高)

[女子ジュニア]
永禮美瑠(愛知・西陵高)、丹野夏波(神奈川・白鵬女子高)、早川優衣(広島・興譲館高)

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澤田茉奈がBMX世界選手権で初優勝…女子8歳クラス

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澤田茉奈がBMX世界選手権で初優勝…女子8歳クラス

澤田茉奈(さわだまな=埼玉・本庄市立旭小)がアゼルバイジャンのバクーで6月6日に行われた2018年UCI BMX世界選手権の女子8歳クラスで初優勝した。

高崎成琉(左)と澤田茉奈

大会2日目はチャレンジカテゴリーの男女12歳までのレースが行われた。澤田は決勝でスタート直後から2位を走行し、最終ストレートで追い上げ、ゴール前でトップに立って優勝した。2017年の大会で5位に入賞した澤田は、世界選手権初優勝。チャレンジカテゴリーでの日本人選手の優勝は2015年以来、男女合わせて5人目となる。

BMX世界選手権女子8歳クラスで澤田茉奈(左)が優勝

BMX世界選手権女子8歳クラスで優勝した澤田茉奈(左)

チャレンジカテゴリー男子7歳クラスでは高崎成琉(たかさきなる=愛知・豊川市立中部小)が決勝に進出して7位に入賞した。

チャレンジカテゴリー男子7歳クラスを走る高崎成琉(左)

チャレンジカテゴリー男子7歳クラス7位になった高崎成琉(左から2人目)

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BMX世界選手権で藪田寿衣が2位…女子16歳以下クラス

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BMX世界選手権で藪田寿衣が2位…女子16歳以下クラス

アゼルバイジャンのバクーで6月5日に2018年UCI・BMX世界選手権が開幕し、女子16歳以下クラスの藪田寿衣(やぶた・じゅい=大阪・大阪偕星学院高)が決勝に進出して2位になった。

女子16歳以下クラスで2位になった藪田寿衣

トップカテゴリーのチャンピオンシップに先駆けて年齢別のチャレンジカテゴリーがスタートした世界選手権。チャレンジクラスは5歳から60歳以上までの選手が出場できるカテゴリーで、ジュニア(17歳)未満は将来のトップ選手への登竜門として、それ以上の年齢では生涯スポーツであるBMXの性格を強く印象づけるものとして認識されている。6月5日の大会初日は通常の20インチの車輪ではなく、24インチの車輪を使用したクルーザーのレースが行われた。

日本選手団は女子16歳以下クラスで藪田が決勝に進出して2位に入賞した。2019年はチャンピオンシップカテゴリーの女子ジュニアの年齢となる藪田。これまでに何度も世界選手権での入賞を果たしているが、クルーザーでの出場は今回が初めて。レースを終えて、「2015年以来の決勝進出を果たせてよかった。20インチのレースに向けて弾みをつけることができたと思う。さらに上の順位を目指して走りたい」と語った。

BMX世界選手権の年代別で2位になった(右から2人目)藪田寿衣

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大池水杜がBMXフリースタイルパークのワールドカップで日本勢初優勝

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東京五輪新種目のBMXフリースタイル・パーク…中村輪夢が初代チャンピオンに

第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会が岡山県岡山市の下石井公園特設会場で開催され、男子エリートで中村輪夢(京都府/京都つくば開成高)、女子エリートで大池水杜がそれぞれ優勝し、BMXフリースタイル競技として初代の全日本チャンピオンとなった。

大池水杜

同種目は2020年東京オリンピックの追加種目。日本自転車競技連盟が全日本選手権を主催することになり、初代チャンピオンが決まった。
中村輪夢

中村は高校生ながら11月に中国で開催された2017アーバンサイクル世界選手権大会BMXフリースタイルで7位に入るなど、これからさらなる活躍が期待されている若手の選手。男子エリートとの混走で行われた大会で予選通過を果たした大池は、同世界選手権の予選を2位で通過し、決勝では表彰台まであと一歩の4位の成績を残していた。

大会結果
男子エリート
1位 中村輪夢 なかむらりむ(京都府/京都つくば開成高校) 94.75
2位 西昴世 にしたかせ(三重県/Ramp West)83.5
3位 高木聖雄 たかぎとしお(岐阜県/JFBF)80.5

女子エリート
1位 大池水杜 おおいけみなと(静岡県) 71.5