新保光起さんのロードバイク専門店「Sprint」が二宮町に移転…2日間限定販売も

元プロロードレーサー新保光起さんのロードバイク専門店「Sprint」が横浜から神奈川県二宮町に移転。地域密着型ショップとして9月4日に新規オープンする。5日と6日はオープニングイベントとしてイタリアンハンドメイドバイシクル試乗会を開催。2日間限定特別価格の完成車販売もある。

新保光起さん

横浜で親しまれたロードバイク専門店「Sprint」が、新保さんのお膝元、二宮町に移転オープンする。

現役時代はNIPPOや愛三工業で走り、1999年全日本実業団選手権優勝や、2000年ツール・ド・北海道山岳賞、2002年ジャパンカップ7位など、強豪選手として活躍した新保さん。引退後の2013年に横浜市西区に「Sprint」を開業した。

現役時代にスチール、アルミ、チタン、カーボンと数多くの素材のバイクで走った経験を活かし、ユーザーのニーズに合った理想のバイクフレームの提案を心がけているという。

ロードバイク専門店「Sprint」

とりわけ、国内外のフレームビルダーなど、趣味性の強いブランドの取り扱いが充実。ジオメトリーやチューブの素材などをアレンジすることで、ユーザーに合わせた理想のバイクを実現できるこれらのブランドは、長年国内のトップカテゴリーや海外でのレースを戦ってきた経験から、その必要性を知る新保さんならではの、こだわりのラインナップ。

新保光起さん

イタリアンハンドメイドモデルの限定価格販売も

「Sprint」の移転先は二宮町。国道1号線からヤビツ峠へ向かう県道71号線沿いにあるので、地元はもちろん、多くのサイクリストにとって見過ごして通るわけにはいかないお店になる。また、二宮町移転オープニングイベントとして、9月5日、6日にArteciclo後援による「イタリアンハンドメイドバイシクル展示試乗会」を開催。

BIXXIS
DeAnimaのカーボンモデルUNBLENDED
zullo

イベントではイタリアンハンドメイドバイシクル4ブランドの試乗車を用意するほか、BIXXIS PRIMA(スチールモデル)完成車の、この2日間だけの大変お得な限定価格での提供など予定している。

現役時代はNIPPOや愛三工業で活躍した新保光起さん

Sprint
住所:〒259-0123神奈川県中郡二宮町二宮1276-1
電話:0463-20-9716
Mail: sprint-bi@sky.plala.or.jp
Web Site:  http://www.sprint-bi.com/
営業時間:
平日・土曜14:00-20:00
日曜14:00-18:00
定休日:水木、その他臨時休業も
※駐車場 5台あり

BIXXISのクロモリモデルEPOPEA…上野の横尾双輪館で専売

イタリアンハンドメイドバイシクルブランドのBIXXIS(ビクシズ)が、クロモリのニューモデルEPOPEA(エポペア)を発表し、特設ウエブサイトをオープンさせた。

BIXXISのクロモリモデルEPOPEA(エポペア)

原点回帰のラグドフレームで、偉大な自転車職人の父「ウーゴ・デローザ」から学び受けたロードバイク作りの遺産と伝統の継承を目指すドリアーノ・デローザの新作を、東京・上野の老舗「横尾双輪館」が専売モデルとして取り扱い開始。

ドリアーノ・デローザが手掛けるBIXXIS」の国内輸入元BIXXIS JAPAN(合同会社ラ・メッカ)は、クロモリラグドフレーム+スレッドフォークのニューモデルEPOPEA(エポペア)を発表し、あわせてEPOPEA特設ウェブサイトをオープン。「ハンドメイドバイシクル展2020」(1月25・26日、東京・科学技術館)で実車を展示し、受注を開始する。

フレーム職人ドリアーノの決意とメッセージ

COLUMBUS社の名作クロモリチューブセットSLXの復刻版を採用したラグドフレームのEPOPEAは、ドリアーノ・デローザにとって、ろう付けで製作した初めてのプロダクトとなる。これに1インチのスレッドフォークを組み合わせるBIXXISの新作は、オーソドックスなヴィンテージ風クロモリフレーム然としているが、そこには作り手ドリアーノの毅然とした決意と、力強いメッセージが込められているという。

EPOPEAを世に出すことで同氏が望むのは、最も尊敬する師匠にして父であり、また自身「我こそが、これまで父から学び授かったものを受け継ぎ、守ってきたのだ」と自負する、ウーゴ・デローザの功績を称えるストーリーを語り継ぐこと。そして、手作りによるバイシクルフレーム製作や、そこに向けられた職人の魂と情熱、それゆえの質の高いものづくりと言った、父が築き上げ、ドリアーノが学んできたもの、すなわち自転車職人としての自身の根幹たる遺産や伝統を継承してゆくという彼の決意をより具体的に示している。それこそが、EPOPEAに込められたドリアーノ・デローザのメッセージだ。

EPOPEAの発売を記念して特設ウエブサイト「EPOPEA -Grande ritorno di bici italiane-」(グランデ・リトルノ・ディ・ビチ・イタリアーネ=イタリアンバイクの復権)がオープンした。ドリアーノ・デローザ、マルティーナ・デローザの自転車作りへの情熱があふれるBIXXISのニューモデル、EPOPEAを体験してみよう

●EPOPEA特設ウェブサイト「EPOPEA-Grande ritorno di bici italiane-」
●BIXXIS JAPAN

自転車職人と匠の技の競演「2019ハンドメイドバイシクル展」は来場者過去最高

一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター (東京都品川区上大崎3-3-1)は、2月23日(土)~24日(日)2日間、自転車職人やメーカーが緻密に作りあげた独創的な自転車・パーツの展示会「2019ハンドメイドバイシクル展」を、東京都大田区の東京流通センター(TRC)に初めて場所を変えて開催した。

トークショーは登壇者の声がよく聞こえる別会議室で開催され、立ち見が出るほど盛況だった

2日間の来場者数は過去最多の3233人となり、2日間開催では過去最高の来場者を更新した。

ハンドメイドバイシクル展の2日間の来場者数。前年比1割増となった

同展では、ハンドメイドビルダー独自の技術が施された自転車やパーツ展示をメインに、 著名ビルダーやガールズケイリン選手のトークショーが行われた。また一般来場者がヤスリがけを体験できるコーナー、初めての人向けの「ハンドメイドバイシクルを構成するパーツ」のコーナーも設けられた。

北米ハンドメイドバイシクルショーで最優秀賞を受賞した経験のある今野真一氏(左)とドリアーノ・デローザ氏がトークショーに登場
初来日となったドリアーノ・デローザ氏と自転車づくりを手伝う次女のマルティーナさん

●自転車文化センターのホームページ
●ハンドメイドバイシクル展のフェイスブック