中国のiGPSPORTサイクルコンピューターをグルパマFDJが採用

中国のサイクルコンピューターブランド iGPSPORTが、フランスのプロロードレースチーム、グルパマFDJと戦略的提携を正式に締結。スマートサイクリング技術分野において、新たな戦略的パートナーシップが発表された。

フランスのグルパマFDJ

自転車のサイクルコンピューターはGPSによる位置情報サービスを得意とする米国ガーミン社がハイスペックなモデルを続々とリリースして市場をリード。近年になって台湾のブライトンやジャイアントブランド、中国の武漢に拠点を置くiGPSPORTが日本市場に4万円前後の安価ながら、必要十分な機能を搭載したモデルを投入し、シェアを伸ばしている。

今回の提携により、iGPSPORTは世界最高峰のプロロードレースシーンに本格参入し、プロトン(集団)へ新たなテクノロジーソリューションを提供する体制を整えることとなる。

iGPSPORTのBiNaviサイクルコンピューター。別売のマウントを使用

1997年に創設されたグルパマFDJサイクリングチームは、プロサイクリング界で長い歴史と実績を有するワールドツアーチーム。2005年以降、ワールドツアー登録を継続し、ツール・ド・フランス出場29回、グランツール区間優勝40回、クラシックレース優勝3回、年間20勝以上といった輝かしい戦績を積み重ねている。

2012年に設立された iGPSPORTは、スマートサイクルコンピューターの研究開発・製造・販売を中心に事業を展開。現在では中国、フランス、ドイツ、スペイン、日本、韓国をはじめ、世界40以上の国と地域で展開し、ユーザー数は200万人を超える。今回の提携は、同社が提供する高品質なテクノロジーが国際的に評価された証であり、トップブランドとワールドクラスのプロチームが連携する象徴的な取り組みとなる。

iGPSPORTのサイクルコンピューター

今回の協力の一環として、iGPSPORT はグルパマFDJに対し、先進的なサイクリング機材を全面的に提供する。提供する機材には、フルスケールナビゲーションを搭載した次世代サイクルコンピューター「BiNavi Bike Navigator」、超薄型タッチスクリーンモデル「BSC300T」、さらに HR50 ハートレートストラップや SRmini レーダーリアライトなどのアップグレードアクセサリーが含まれる。

フランスのグルパマFDJ がiGPSPORTを使用する

安価なのにここまでできる!おすすめモデル iGPSPORT BiNavi

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iGPSPORTが発売する最新モデル「BiNavi」の実際の使用感とともに、初めての導入でちょっと苦戦しそうなポイントの解決策をレビューしています。

超薄型サイクルコンピューター「BSC100Max」…価格は驚異の6490円

スマートGPSサイクルコンピューターのリーディングブランドであるiGPSPORTは2025年11月5日、グローバル市場に向けて新世代のスマートGPSサイクルコンピューターBSC100Maxを正式に発表した。

スマート表情テールライト、超薄型サイクルコンピューター、TL50スマートテールライト

ブランド初となる表情テールライト「ET6」と、超軽量スマートテールライト「TL50」も登場。この3つの新製品は、初心者から上級者まで幅広いサイクリストのニーズに応え、大画面・軽量デザイン、スマート連携、遊び心あふれるインタラクションを軸に、ライディング体験を全面的にアップグレードする。

価格はBSC100Maxが6490円、ET6表情テールライトが6600円、TL50が4180円に設定。

BSC100MaxスマートGPSサイクルコンピューター
大画面・超薄型、初心者のベストチョイス

BSC100Maxは、ユーザーからの要望が非常に高かったBSCシリーズの最新モデルで、「大画面・超軽量」と「高速・高精度測位」をコンセプトに掲げる、エントリーおよびカジュアルユーザー向けのサイクルコンピューター。

超薄型サイクルコンピューター「BSC100Max」

本体の厚さはわずか12.7mmで、業界でも最薄クラス。3.0インチの半透過・半反射型大画面を採用し、新フォントにより強い日差しの下でも視認性が抜群。さらに、iGPSPORT独自の5衛星測位システムとオフライン星暦技術、自社開発の軌跡補正アルゴリズムにより、測位の速さ、軌跡の正確さ、データの精度を兼ね備えている。トンネル通過後の軌跡も自動修正され、実際の走行データを確実に再現する。

また、速度・ケイデンス・心拍・パワーなどの各種センサーに対応するほか、iGPSPORTのスマートライトとも連携可能。本体からライトのバッテリー残量確認やモード切替が行える。

BSC100Maxには「日没リマインダー」機能が新搭載

便利で安心な日没リマインダー機能も

BSC100Maxには「日没リマインダー」機能が新搭載され、日没30分前になると自動でバックライトが点灯・点滅し、安全なナイトライドをサポートする。さらに、ライドデータはStrava、TrainingPeaks、DJI Mimo、Insta360など主要なスポーツプラットフォームにワンタッチで同期可能。データをシームレスに共有できる。

UIはシンプルで直感的、初心者にも扱いやすい設計。また、最大40時間のバッテリー駆動、IPX7防水性能、耐衝撃設計を備え、街乗りからロングライドまで、あらゆるシーンで安定した動作を実現。

テストユーザーからは、「BSC100Maxは全体的に技術的な進化が感じられ、デザインも薄くスタイリッシュ。操作性も向上しており、初心者にもとても扱いやすい。測位精度やデータの安定性も高く、非常に満足している」と高い評価が寄せられている。

TL50スマートテールライト

今回の3つの新製品は、iGPSPORTが掲げる「スマートハードウェア × ライド環境」の進化を象徴するラインアップ。BSC100Maxは、軽量・大画面・操作性の良さ・高精度データを兼ね備え、エントリーユーザーに最適なサイクルコンピューターとして位置づけられる。一方、ET6とTL50の2つのスマートテールライトは、感情表現・インタラクティブ性・ライド環境連携を通じて、より楽しく安全なライディングを実現。

ET6:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FSJRZ852

TL50:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FSJBXVQZ

BSC100MAX:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FX41BLQS