富士や乗鞍でヒルクライマーが愛用する自転車専用ソックスに注目

Mt.富士ヒルクライム、乗鞍ヒルクライムなどの全国大会で高い着用率を誇るのが「R×L(アールエル)」のソックスだ。武田レッグウェアーが開発し、バイクに必要なフィット感・ダイレクト感を追求し、自転車専用に設計されたモデルだ。

足とシューズの一体化を高める超立体製法により、長時間のライドでもズレにくく、快適なフィットを実現したのが特徴。ペダル操作に直結する繊細な足裏感覚を大切にし、グリップ性に優れたバイク専用の滑り止めも独自に開発している。

自転車用ソックス「HEEL LOCK(ヒールロック)」シリーズの新作が2025年5月1日に発売された。しっかりとふくらはぎをサポートする【レギュラー丈(BKS1006G)】と、軽快さを重視した【ショート丈(BKS1007G)】の2タイプ。

愛三工業レーシングチームもR×Lのバイク用ソックスを愛用
HEEL LOCK R(レギュラー丈)
ふくらはぎまで包み込む安心感のある丈で、アップダウンの多いコースや長時間のライドに最適。
・品番:BKS1007G
・価格:¥2,640
・素材:素材:ポリエステル(リサイクル), ナイロン, 綿, ポリウレタン
・生産国:日本
HEEL LOCK R(レギュラー丈)
HEEL LOCK R(レギュラー丈)
HEEL LOCK S(ショート丈)
軽快な履き心地と見た目を重視したスタイル。日常のサイクルライフにも取り入れやすく、限定カラーも展開。
・品番:BKS1006G
・価格:¥2,420
・素材:素材:ポリエステル(リサイクル), ナイロン, 綿, ポリウレタン
・生産国:日本
HEEL LOCK S(ショート丈)
HEEL LOCK S(ショート丈)

日本のソックスメーカー「RxL」とNIPPOチームがパートナー契約

日本のソックスメーカー「R×L(アールエル)」とNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは2018シーズン、新たにスポンサー契約を締結。自転車競技向けに追求された最高品質のソックスが世界を舞台に戦うチームに供給されることになった。

R×Lは高機能スポーツソックスブランドを目指し、2008年からランニング専用ソックス、2010年から自転車専用ソックスの販売をスタート。そのものづくりは選手自身の肌とシューズをつなぐだけにとどまらず、自身のパフォーマンスを最大限に発揮するために作られている。またR×Lのコンセプトである『完成なきモノ作り』が示すとおり、完成された商品はラインナップにはひとつもなく、日々研究、開発、創造を行って日本から世界へ誇れる最高の品質を届けているという。

チームが使用するモデルはR×L BIKEのフラッグシップモデルの「TBK-300R」をベースに、さらに薄く軽く、さらにダイレクト感を増して、足と靴の間で生じるわずかなパワーロスも起こさない設計に変更された(選手はよりダイレクトな履き心地を好みより軽量にするためTBK-300Rの足裏にあるシリコンは削除される)。

イタリア・ブレシアに本社をおく世界最大規模の靴下編機メーカーLONATI社が開発した編機により、今回R×Lがサポートするチーム仕様のBIKE専用ソックスが作られている。イタリアの機械と日本の技術力(特許製法)というソフトの融合という意味では、チームと同様に2つの国の力が合わさって完成された。

R×Lのホームページ

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