ラファとスノーピークが初コラボ…アウトドアグッズ発売

高品質のキャンププロダクトでおなじみにスノーピークと、自転車アパレルのラファが初のパートナーシップを実現。ステンレス製ボトル、チタン製マグと先割れスプーンを発売した。

物に対する考えはもちろん、それぞれが深く関わっている世界で高い影響力を得てもっとよくしようと日々努力している2社のコラボレーション1年目。お互いグラベルやバイクパッキング方面へいい形でより多くのサイクリストやアウトドアファンにドアを開いていくことを目的としてコラボした。

コレクションはウェブと同時にラファ東京とラファ大阪でも販売される。

ラファ + スノーピーク カンパイボトル 1万6500円
ラファ + スノーピーク シングルウォールマグ 5300円
ラファ + スノーピーク スポーク 2200円

●ラファのホームページ

焚火を持ち歩く、極薄コンパクトな「ポケットに入る焚火台」

自然を愛するキャンパー/ハイカーに人気のFlexFireは携帯しやすい超薄型サイズ。ドイツ製で素材は熱でゆがまない「ステンレスチタン合金」。熱源に応じてフレキシブルに組立てて使える優れもの。

ヨーロッパで愛されているドイツWikaTechnology社の極薄コンパクト焚火台FlexFIreシリーズが日本上陸。3月27日(金)からクラウドファンディングで先行割引販売を開始する。取り扱いはリットインターナショナル。

焚火を持ち歩く「ポケットに入る焚火台」Flexfireは、 超薄型で携帯しやすくいろいろな熱源に応じて組み立てて使うことができる。FlexFireは2種類、側面プレートが4枚の四角タイプと6枚の6角形タイプのデザインがある。熱源として、薪、炭、アルコールバーナー、固形燃料、ガスのそれぞれを使用でき、幅広い場面で利用できる。素材は厳選され「ステンレスチタン合金」で熱による変形を抑える仕様となっている。 

また、付属のオプションとして、専用のグリルプレートや太めの薪を使用するための専用プレートがある。

自然を愛するキャンパー/ハイカーに人気のFlexFireは、携帯しやすい超薄型サイズで組み立ても簡単。バックパックに携帯しておけば気軽にコーヒーを淹れたり調理したりできる。アウトドアスポーツ、トレッキング、ソロキャンプ、自転車での遠出、ツーリング、自然を楽しむ全ての人に。

ドイツの堅牢なモノ作りから生まれた「ステンレスチタン合金製」、熱でゆがまないクオリティを実現。薪、炭、アルコールバーナー、固形燃料、ガス、用途に応じてフレキシブルに組み立てて使える。

燃焼による上昇気流により、プレート下部の吸気口から新鮮な空気が吸い込まれ燃焼室へ酸素が流れる。これが煙突効果となって、しっかりと燃焼させることができるという。

プレートの組み立てで焚火台を構成するので、分解すればプレートごと洗える。簡単に灰や油を取り除くことができるのがいい。

【ケースに入れたサイズ】FlexFire4(本体重さ:828g)
【ケースに入れたサイズ】FlexFire6(本体重さ:485g)

ソロキャンプもグループでも、キャンプ設営の際も、焚火台の設置がとても簡単に完了する。

●クラウドファンディング
●FlexFIreシリーズの紹介ページ

辰野勇の「モンベルの原点、山の美学」が平凡社から発売

平凡社『のこす言葉』シリーズからモンベル代表の辰野勇さんが著した「モンベルの原点、山の美学」が3月26日に発売された。1650円。

ざまな分野を極めた人生の先輩たちの言葉を記録しよう。そんな思いから生まれた、平凡社の語り下ろしの自伝シリーズ「のこす言葉」。第2期のラインアップにモンベル代表の辰野さんが加わった。

世界最年少でのアイガー登はん、資本金ゼロからの起業、出店を通じた地域貢献など、これまでの活動を振り返り、今だからこそ伝えたい「言葉」をつづっている。

●モンベルのホームページ

4月15日はイリオモテヤマネコの日…アウトドアフットウエアのKEENが環境保全活動

沖縄の西表島(いりおもてじま)にのみ生息する国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコが発見された4月15日はイリオモテヤマネコの日。近年は観光客増などでこの希少種が交通事故の犠牲となるなどの問題があり、アウトドアフットウエアブランドのKEEN(キーン)が環境保全プロジェクトをスタートさせた。

左から戸川久美さん、仲程長治シネマトグラファー、キーン・ジャパン竹田尚志代表、竹中康進さん

米国ブランドのシューズメーカー。屋根のないところすべてを「KEENと共に楽しむ場所」と考え、アウトドアを楽しむための多様な商品を開発・販売するとともに、さまざまな社会貢献活動を展開している。東京都港区に本社を置く日本法人のキーン・ジャパンは、西表島の豊かな自然と文化を「明日」に継承していこうと、同地を訪問するひとりひとりができることを考え、行動していくプロジェクト「Us 4 IRIOMOTE」を「イリオモテヤマネコの日」に合わせて本格スタートさせた。

イリオモテヤマネコ 写真提供:環境省西表野生生物保護センター

西表島の明日のためにできる4つのこと。「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」

西表島で自然保護に取り組む人たち、文化を継承する人たちとともに「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」の4つのキーワードを軸に、「明日」のために、ツーリスト一人ひとりができることを考え、行動してゆく、「Us 4 IRIOMOTE」(アス・フォー・イリオモテ)プロジェクトを発足し、企業、団体の枠組みを超えた展開をしていきたいという。

Us 4 IRIOMOTEの由来
Us=明日・私たち、4=4つ。西表島の明日に私たちができる、4_つのこと。
Us 4 IRIOMOTEにおける4つのキーワード 「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」。
西表島の自然や生態系・文化を「知る」ことからはじめ、アクションを起こして「守り」、みんなで「話し」、未来に「残し」ていく。

Us 4 IRIOMOTEの活動に活用される『UNEEK EVO』

UNEEK EVO “IRIOMOTE”パック。1万3000円(税別)。カラーは左からPetrified Oak/Raven、Star White/Raven、Blue Mirage/White

2本のコードと1枚のソールで編み上げられたオープンエア・スニーカー『UNEEK(ユニーク)』に、エンジニアードニットを取り入れた最新モデル『UNEEK EVO(ユニーク エヴォ)』を2019年4月12日(金)より発売。イリオモテヤマネコの柄をモチーフにした”IRIOMOTE”パックの売り上げの10%をUs 4 IRIOMOTEに活用する。

Us 4 IRIOMOTEオリジナルマイボトル&Tシャツ

Tシャツ、3500円(税別) 5イラスト ホワイト・ブラック・オリーブ 3色展開

長場雄イラストレーターが手がけるキービジュアルを配したチャリティグッズを制作。売り上げの一部がUs 4 IRIOMOTEに活用される。2019年4月下旬よりKEENオフィシャルサイトおよびSORA石垣店で販売。(取り扱い店は増える可能性も)

動物・自然保護を展開する団体を支援

絶滅危惧種イリオモテヤマネコを守る「JTEFトラ・ゾウ保護基金 やまねこパトロール」
Us 4 IRIOMOTEの活動:パトロール隊員を増員、地域住民への啓蒙活動を実施。交通事故防止対策をパワーアップする。
国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定され、世界で西表島だけに生息する希少種イリオモテヤマネコは、種の存続ぎりぎりの100頭ほどと推測されている。入島者の増加に伴い、交通量が増え、それと比例するようにイリオモテヤマネコの交通事故も増加している。2018年は事故件数9件と、過去最悪を更新した。
「やまねこパトロール」は、野生動物保護のために活動するNPO「JTEFトラ・ゾウ保護基金」の西表島支部とし活動を展開。イリオモテヤマネコを事故から守るため夜間パトロールを実施し、ドライバーへの注意喚起やヤマネコが路上に餌付く原因となる小動物の死骸除去など、地道な活動を行っている。

西表島ドキュメンタリー映画、2020年公開予定

西表島 ©Choji Nakahodo

仲程長治氏が切りとる、うつくしい西表島の景色
土が香り、自然の生命を感じる力強いこれらの写真は、写真家・仲程長治(なかほどちょうじ)氏の作品。現在、同監督によるドキュメンタリー映画を制作中。美しい西表島の四季を通し、島の文化を継承する石垣金星・昭子夫妻をはじめ、島の文化や自然を守る人びとを追うドキュメンタリー映画。(2020年公開予定)

イリオモテヤマネコとは
沖縄県西表島のみに分布する夜行性のヤマネコ。1972年国の天然記念物に指定され、1977年には特別天然記念物に指定された。体長約50cm~60cmで体重約3kg程度。1965年4月15日に動物文学者の戸川幸夫氏らが発見し、1967年に新種として認定された。
分布状況主に、島の低地部の湿地、河川・沢沿いをよく利用し、マングローブ林、農耕地周辺にも現れる。生息数約100~109頭(2005~2007年第4次総合調査より)

4月15日は「イリオモテヤマネコの日」
沖縄の西表島にのみ生息する国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコ発見50年を記念し、同町は2015年9月25日、専門家がイリオモテヤマネコを新種と公表したのが1965年4月15日だったことから、4月15日を「イリオモテヤマネコの日」と制定すると発表。

認定NPO法人JTEFトラ・ゾウ保護基金の戸川久美理事長

戸川久美
認定NPO法人JTEFトラ・ゾウ保護基金理事長

国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコの発見者である動物文学者戸川幸夫の次女。子どもの頃、父が日本政府に依頼され自宅で2年半ほどイリオモテヤマネコと共にくらす。2009年に現組織を設立し、絶滅に瀕するトラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの現地の保全対策、違法取引防止、国内での普及活動に尽力する。2015年イリオモテヤマネコ発見50年目に、西表島・上原にJTEF西表島支部やまねこパトロールを設立し、現地在住の高山事務局長を中心に地域からのヤマネコを核とした島の保全活動に取り組んでいる。

【KEENについて】
KEEN(キーン)は、2003年に誕生した米国オレゴン州ポートランドに本拠を置くアウトドアフットウエアブランド。「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか?」このシンプルな疑問をきっかけに、KEENの歴史は幕を開けた。つま先を衝撃から守るトゥ・プロテクション機能(つま先の保護機能)を搭載した、革新的なサンダル『NEWPORT(ニューポート)』の登場は、スポーツシューズの世界に革命をもたらし、KEENの名を瞬く間に世界中に広めた。
アウトドアライフのために生まれたKEENには、自分たちが暮らし、遊び、働く場所を守る責任があるといい、2003年の創立以来、1800万米ドル(約20億円)を、志を共にする世界中のNPOへ寄付してきたのもこのため。地球のすべての場所を、見つけたときよりも美しくして去る。世界を少しでもポジティブに変える。この活動をキーン・エフェクトと呼び、「Giving Back:社会への還元」、「Taking Action:市民活動支援」、「Reducing Impact:環境負荷の低減」をテーマにしている。
「完璧ではないかもしれません。でも私たちは、この星によりよい未来を作る力があることを信じています」
● KEENのホームページ