韓国最大の5日間のステージレースに吉田隼人らNIPPO勢が参戦

隣国韓国を舞台としたツール・ド・コリアが5月30日(水)から5日間の日程で開催される。初開催は2001年、2918年で18回目の開催を迎えた韓国最大にして唯一の国際レースにNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが参戦し、スプリントの展開では吉田隼人がエースをになう。

ツール・ド・コリアに参戦するNIPPO・ヴィーニファンティーニの6選手

出場チームはウィリエールトリエスティーナやイスラエルサイクリングアカデミーらプロコンチネンタルチームが、NIPPO・ヴィーニファンティーニを含めて5チーム、アジア籍のコンチネンタルチームが15チーム出場する。

5ステージ中、3ステージが平坦基調、残りの2ステージが起伏のある丘陵ステージとなっていて、NIPPO・ヴィーニファンティーニは、スプリンターの吉田隼人やオールラウンダーのマルコ・ティッツァを軸にしたチーム編成で挑む。また指揮をとるのは現役時代に韓国籍のチームに所属し、韓国のレースを熟知する福島晋一監督。

内間康平

内間康平のコメント
久しぶりのツール・ド・コリア。アジアツアーのレースであるが、強力なチームも参戦するため、このレースを走るのが待ち遠しかった! 初日からアップダウンのあるコースなので、思い切って走っていきたい!

吉田隼人

吉田隼人のコメント
前のレース(ダンケルク4日間レース)を走ってから今回のレースまでボク自身にとってちょうどいい準備期間でした。そのおかげで前戦での落車の影響もなく、万全の体制で走れることに感謝し、いい結果をご報告できるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。

西村大輝

西村大輝のコメント
前回のレースから1カ月ほどレースが空いたため、タイで3週間ほど自主合宿を行い、コンディションを上げてきた。久しぶりのレースということもあり、非常に楽しみにしていたレースだ。 チームから与えられた役割をしっかりと果たせるように全力で頑張りたい。

福島晋一監督のコメント
今回は吉田隼人でスプリントでの勝利を狙う。チーマは吉田のアシスト。そして、内間、西村は積極的に逃げに行き、ティッツァ、ボウは山場である第2,3ステージで総合を狙った走りを期待するが、これには日本人選手も絡めるようにしたい。このレースは展開次第で総合が入れ替わる可能性があるので、後手を引かないように気を付けながら積極的にレースを運びたいと考えている。


Tour de Korea 2018
開催期間/2018年5月30日(水曜日)〜6月3日(日曜日)
カテゴリー/アジアツアー2. 1
開催国/韓国
5月30日 Stage 1 – Gunsan › Cheonan (184.6k)
5月31日 Stage 2 – Cheonan › Yeongju (202.6k)
6月1日 Stage 3 – Yeongju › Jeongseon (192.4k)
6月2日 Stage 4 – Jeongseon › Chungju (156k)
6月3日 Stage 5 – Seoul › Seoul (65k)

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キナンがツール・ド・コリアに2年連続出場…ハイスピードバトルに挑む

韓国を舞台としたステージレース、ツール・ド・コリアが5月30日から6月3日まで同地で開催され、キナンサイクリングが2年連続で出場。ツール・ド・コリアは2017年に初出場を果たし、2018年は2年連続の招待枠を獲得。レースカテゴリーは1クラスで、例年上位カテゴリーのチームが参戦してハイレベルな戦いを展開する。同時期開催のツール・ド・熊野とあわせ、チームは2班編成でUCIアジアツアーを転戦する。

ツール・ド・コリアに出場するキナンの5選手

 
2018年の開幕地は同国中西部の港湾都市・群山。以降徐々に東へと針路をとり、いったん内陸部へと戻ったのち、首都ソウルの市街地サーキットでフィナーレを迎える。レース総距離は781.6km。ソウル夏季五輪から30年、この冬には平昌冬季五輪が開かれ、スポーツ熱の高まる同国だけにこの大会への関心度は高い。

各ステージとも細かなアップダウンこそあるものの、頂上フィニッシュや上級山岳ステージといった設定がなく、終始スピード域の高いレースとなることが例年の流れ。特にスプリンターや独走力に長けるスピードマンを擁する韓国選手が得意とするコースレイアウトで、実際に2017年は同国の若手有望株が逃げ切り勝利からそのまま個人総合優勝を達成。いかに数少ないチャンスをモノにできるかも、勝敗を分けるカギとなる。

キナンはこの大会に椿大志、塚本一樹、ジャイ・クロフォード、中西健児、雨乞竜己の5選手をセレクト。上りや小集団での争いを得意とするクロフォード、2017年の大会で上位進出まであと一歩に迫った中西、独走力のある椿、若手の塚本、そしてスプリントになれば絶対的な存在となる雨乞と、あらゆるレース展開に対応するメンバー編成。2017年は個人の最上位が総合7位、チーム総合では2位だったが、2018年はそれを上回る結果を求めるとともに、UCIポイントの獲得を目指して走ることになる。


ツール・ド・コリア
5月30日(水) 第1ステージ 群山〜天安 184.6km
5月31日(木) 第2ステージ 天安〜栄州 202.6km
6月1日(金) 第3ステージ 栄州〜旌善 192.4km
6月2日(土) 第4ステージ 旌善〜忠州 137.0km
6月3日(日) 第5ステージ ソウル 65.0km

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