世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランス110年の歴史を簡潔にまとめた書籍「ツール・ド・フランス」が講談社現代新書の電書版として発売されている。著者は山口和幸。Kindleストア、楽天booksなどで880円。
1903年の第1回ツール・ド・フランスから100大会の歴史がわかる
同書は新書として2013年の第100回ツール・ド・フランスに合わせて出版された。第1回からの歴史が簡潔にまとめられ、その全貌を知るのにちょうどいい。
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」のはじまりは1903年。新聞の拡販キャンペーンとして実施されたことに由来する。そして、2013年6月29日に開幕した大会でちょうど100回目を数える。
同書では、歴史を積み重ねてきたツール・ド・フランスのスポーツとしての魅力を、これまでの名勝負・名選手にまつわるエピソードから抽出し、歴史を育んできたフランス、ひいては欧州文化の土壌を紹介する。
- プロローグ 自転車ロードレースとは何か
- 第1ステージ フランスの英雄とアメリカの開拓者
- 第2ステージ ツール・ド・フランス5勝クラブ
- 第3ステージ 黎明期からビッグイベントになるまで
- 第4ステージ 偽りの王者に戦いを挑んだライバルたちの悲運
- 第5ステージ カミカゼ・ジャポネ!
- エピローグ はるかなるツール・ド・フランス
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