アルント初V、首位はエデ…ブエルタ・ア・エスパーニャ第8S

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月31日(土)、バルス〜イガラダ間の166.9kmで第8ステージが行われ、雨中の平たん区間は21選手が先行し、少人数のゴール勝負をサンウェブのニキアス・アルント(ドイツ)が制して初優勝した。

マイヨロホを着るゴメスを援護するアスタナチーム ©Photogómez Sport

この第1集団が首位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)らの第2集団に9分24秒差をつけたことで、前日まで6分24秒遅れの総合16位につけていたコフィディスのニコラ・エデ(フランス)が一気に首位に立った。

平たん区間は21選手が先行 ©Photogómez Sport
ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ ©Photogómez Sport
少人数のゴール勝負をサンウェブのニキアス・アルントが制した ©Photogómez Sport

ゴールのイガラダは1978年に同じフランスのベルナール・イノーがリーダージャージを獲得した町。イノーはそのまま初の総合優勝を決めている。

「プロ選手はときに家族を犠牲にして走り続ける。娘はツール・ド・フランス総合1位選手がもらうライオンのぬいぐるみを欲しがっていた。この大会は赤い牛だけど娘に持っていきたい」とエデ。

首位に立ったニコラ・エデ ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ニコラ・エデ(フランス、コフィディス)
マイヨベルデ(ポイント賞)ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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