前日負傷のヴィンゲゴーはスタートせず…ピーダスンがパリ〜ニース第6ステージ優勝

第83回パリ〜ニースは3月14日、サンジュスト・アンサンタルバン〜ベールレタン間の209.8kmで第6ステージが行われ、リドル・トレックのマッズ・ピーダスン(デンマーク)が集団スプリントを制して優勝。

ピーダスン(左)が2025パリ〜ニース第6ステージ優勝 ©A.S.O. Billy Ceusters

前日に落車で負傷したヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チームヴィスマ・リースアバイク)はこの日出走せず。それでもチームメートのマッテオ・ジョーゲンソン(米国)が首位の座を守った。

新人賞のフロリアン・リポヴィッツはこの日終わると総合2位になる ©A.S.O. Billy Ceusters

ヴィスマ・リースアバイクが難敵アルメイダらを脱落させる

ヴィスマ・リースアバイクは総合2位のヴィンゲゴーを失うスタートとなったが、この暗い天候を巧みに利用した。ジョーゲンソンのチームメイトは下り坂で集団を粉砕。単独で逃げていたグルパマFDJのレミ・カヴァニャ(フランス)を吸収しただけでなく、40秒遅れのジョアン・アルメイダ(ポルトガル)と1分05秒遅れのブランドン・マクナルティ(米国、ともにUAEチームエミレーツ・XRG)、55秒遅れのレニー・マルティネス(フランス、バーレーン・ヴィクトリアス)といった総合順位の上位選手をふるい落とした。

ステージ終盤の4分の1をリードした17選手がゴール勝負に挑んだが、すでにスーダル・クイックステップのティム・メルリールは脱落していて、ピーダスンがゴール勝負を制した。総合成績ではジョーゲンソンが首位を守り、新人賞ジャージを着るレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのフロリアン・リポヴィッツ(ドイツ)が40秒遅れの総合2位に浮上した。

2025パリ〜ニース第6ステージ、冷たい雨の中でのレースとなった ©A.S.O. Billy Ceusters

周到な作戦を立ててそれを実行できたことがうれしい

「今朝、チームで立てた計画を忠実に実行したという事実に感銘を受けた。ルートを調べて戦略を決めた。我々がこのような状況に最適なチームを持っていることは分かっていた。それを最大限に活用して、天候的には非常に暗い1日を、少なくとも結果的には素晴らしい経験に変えることができてうれしい」とジョーゲンソン。

「ダウンヒルのときに十分な風があるかどうかを確認した。何度か振り返って後続との差を見つけたので、そこからゴールまでは全力でペダルをこぐだけだった。週末に向けていい位置にいる。明日のステージを全速力で攻めて、この黄色いジャージをニースに持ち帰らなければならない」

2025パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters

難しいことは多いが表彰台に残りたい(リポヴィッツ)

「チームは常に先頭に立って素晴らしい仕事をした。私たちがこの小さなグループの中にいるのを見つけることができてうれしかった。本当に本当に大変な1日だった。とても寒かった。週末は多くの大きな課題があり、非常に厳しいものになる。いろいろなことが起こると思うが、表彰台に残り続けたいと思っている」とリポヴィッツ。

2025パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
2025パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters

第83回パリ〜ニース日程
3月9日 第1ステージ ル・ペレ・アンイヴリーヌ〜ル・ペレ・アンイヴリーヌ 156.1km
3月10日 第2ステージ モンテソン〜ベルガルド 183.9km
3月11日 第3ステージ シルキュイ・ド・ヌヴェール・マニクール〜ヌヴェール 28.4km)チームタイムトライアル)
3月12日 第4ステージ ヴィシ〜ラ・ロジュ・デ・ガルド 163.4km
3月13日 第5ステージ サンジュスト・アンシュヴァレ〜ラ・コートサンタンドレ 203.3km
3月14日 第6ステージ サンジュスト・アンサンタルバン〜ベールレタン 209.8km
3月15日 第7ステージ ニース〜オロン 147.8km
3月16日 第8ステージ ニース〜ニース 119.9km
(クリックすると各ステージのレポートに飛びます)

【ツール・ド・フランス現場雑感】フランスの小さな田舎町で過ごす

カベンディッシュが落車骨折…最多勝利記録更新はできず

第110回ツール・ド・フランスは7月8日、リブルヌ〜リモージュ間の201kmで第8ステージが行われ、リドル・トレックのマッズ・ピーダスン(デンマーク)が大集団のゴール勝負を制し、2022年の1勝に続いて2度目の勝利を挙げた。

ポガチャル(左)とビンゲゴー ©A.S.O. Charly Lopez

総合成績ではユンボ・ビスマのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)が首位を守った。

2023ツール・ド・フランス第8ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

大会最多勝利タイの34勝をマークしているアスタナ・カザクスタンのマーク・カベンディッシュ(英国)は途中で落車リタイア。今季限りで引退するため新記録は達成できなかった。

2023ツール・ド・フランス第8ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

ステージ優勝は英国の世界選手権を制したピーダスン

ピーダスンはカベンディッシュの母国英国で開催された2019世界選手権の覇者。

「だれもが尊敬する選手がこんな形で終幕を迎えるとは。引退レースを一緒に走ることになったらジャージを交換したい」とねぎらいの言葉を送った。

ステージ優勝のピーダスン ©A.S.O. Charly Lopez
2023ツール・ド・フランス第8ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨベール(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ニールソン・ポーレス(米国、EFエデュケーション・イージーポスト)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2023ツール・ド・フランス第8ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

小さな町の快適ホテル…静かな家々のたたずまいと自然の香り

フランスに本格的な夏がやってきました。ツール・ド・フランスがフランスで迎える最初の週末とあって、高速道路のサービスエリアはたくさんの人が集まっています。だれもがツール・ド・フランスに興味があるわけでなく、家族との時間を思い思いに楽しんでいるという感じです。それが意外とオトナっぽくていいですね。

ホテルは別棟の新しい施設で気持ちよく過ごすことができた

この日はリモージュから北に35kmほど移動した小さな町へ。最後は幹線道路から外れ、その町だけを通る交通量の少ない道路へ。その道沿いにレストランがあって、テーブルの準備をしていた女の子に尋ねたら、ここがこの日の宿でした。

ホテルそのものは歴史があるものですが、裏に別館があり、チェーン系の最新ホテルとなっていました。レストランはおいしさで定評があるようで、テラス席は大にぎわい。店頭に掲げられたメニュー表をのぞくと、30ユーロと45ユーロのコースが目に付き、ホテルの主人に夕食はお断りして、朝食だけお願いしました。

最新のチェーン系は水回りなどもきれいで、とりわけ天井から蓮の花を逆さにしたようしてお湯が出てくるシャワーがとても気持ちいいのです。

午後10時ほどの町の中心部

夜になって町を散歩すると、石畳が美しく敷き詰められた広場は閑散としたもの。1つの窓から家族の喧騒が聞かれましたが、それ以外はとても落ち着いていました。

翌日の朝食はテラス席をすすめられたので、そこで食べていると雷雨に。汚くなったクルマがこれで洗われたかなと期待しましたが、あまり効果ありませんでした。

朝食はテラス席に限る

ツール・ド・フランスはこの日、伝説のピュイドドームへ。ホテルの主人に聞くと、ラスト4kmからは人立ち入りが禁止されているとのこと。優勝はバルデかなと言っていましたが、フランス選手は結果的にあまりよくなかったですね。

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🇫🇷ツール・ド・フランス2023特集サイト

ピーダスンがジロ・デ・イタリア初勝利…レックネスン首位堅持

第106回ジロ・デ・イタリアは5月11日、ナポリを発着とする162kmで第6ステージが行われ、トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)が初優勝。

ピーダスンがジロ・デ・イタリア第6ステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

総合成績ではチームDSMのアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)が首位を守った。優勝候補のレムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)は依然として28秒遅れの総合2位につける。

2023ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
ナポリを走る ©Fabio Ferrari/ LaPresse
アマルフィ海岸 ©Marco Alpozzi / LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マリアアッズーラ(山岳賞)ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)
□マリアビアンカ(新人賞) アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)

ミランがポイント賞ジャージを堅持 ©Massimo Paolone / LaPresse

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ピーダスンがステージ3勝目でポイント賞獲得に大きく前進【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月9日、タラベラデラレイナ〜タラベラデラレイナ間の138.3kmで第19ステージが行われ、ポイント賞トップのマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)が優勝。第13、16ステージに続く今大会3勝目を挙げた。

前日に英国のエリザベス女王が死去し、英国選手が国旗を掲げて哀悼の意 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)と同タイムでゴール。マイヨロホを守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
ポイント賞トップのピーダスンがステージ3勝目 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

第19ステージを終えてエベネプールが首位を堅持 ©Unipublic Charly López

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ログリッチ落車、エベネプールがパンク…波乱のブエルタ・ア・エスパーニャ第16S

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月6日、サンルカル・デ・バラメダ〜トマレス間の189.4kmで第16ステージが行われ、2019年の世界チャンピオン、マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)が5人のゴール勝負を制し、第13ステージに続いて優勝した。大会通算2勝目。

ゴール手前75mで単独落車したログリッチがチームメートに背中を押されながらゴールを目指す ©Unipublic Charly López

史上初の大会4連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)はゴール手前でアタック。ピーダスンら4人とスプリント態勢となったところで単独落車した。ケガを負って大きく遅れてゴールしたが、ルール適用によりピーダスンと同ライムでのゴール扱い。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ ©Unipublic Charly López

一方、首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は残り2.5kmでパンク。トップと8秒遅れのメイン集団と同じゴールタイムがルールによって与えられた。首位を守ったエベネプールと総合2位ログリッチとの差は1分34秒から1分26秒に縮まった。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ ©Unipublic Charly López

大会の医療速報は、ログリッチが肘、股関節、膝、肋骨の表層部に擦過傷を負ったと発表。ユンボ・ビスマチームは翌日の7日にログリッチが競技を続けるかどうかを発表する。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ ©Unipublic Charly López
ピーダスンが第16ステージで優勝 ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

ログリッチが落車。傷つきながらも自転車に乗り直してゴールを目指す ©Unipublic Charly López

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ポイント賞トップのピーダスンがブエルタ・ア・エスパーニャ初勝利

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月2日、ロンダ〜モンリティリャ間の168.4kmで第13ステージが行われ、2019年の世界チャンピオン、マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)がゴール勝負を制して初優勝。ピーダスンは第8ステージからポイント賞でトップを走るが、さらにポイントを加算した。

ポイント賞首位のピーダスンが第13ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

前日に落車した首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は、平坦区間のこの日は無難な走りをこなし、その座を守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

ピーダスンが第13ステージ優勝 ©Unipublic Charly López

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