ミゲールアンヘル・ロペスがブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージ優勝

8月7日に開幕した5日間のステージレース、ブエルタ・ア・ブルゴスは9日の第3ステージでアスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が優勝した。

ブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージを制したミゲールアンヘル・ロペス © Luis Angel Gomez/BettiniPhoto

特別カテゴリーのピコンブランコ峠で、残り3km地点から先頭集団からアタックしたロペスは、コロンビアのイバンラミロ・ソーサに追いつかれるものの、ゴール勝負を制して優勝した。

「最後の峠は強烈な向かい風だった。風が弱まったときにアタックした。それでで単独で逃げ切るには風が強すぎて、ソーサに追いつかれることになった。最後は力の限りを尽くしてスプリントした」とロペス。

「絶好調ではないけど、25日に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャに向けてコンディションは向上している」

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ジロ・デ・イタリア新人王&総合3位のロペスがスーパーハッピーを連発

アスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が25歳以下で最も総合成績のいい新人賞と、総合3位の座を獲得した。「信じられない気分だ。最終日のローマで表彰台に上がれることができてとてもうれしい」と語っている。

ジロ・デ・イタリア総合3位までの表彰台。総合優勝のフルームを中央に左がデュムラン、右がロペス © Roberto Bettini/BettiniPhoto

24歳のロペスは小柄ながら上りに強く、その将来性を高く評価されている逸材だ。カザフスタンのアスタナに所属し、今回のジロ・デ・イタリアでもエースだった。

「この結果はボクにとって大きなものだけでなく、チーム全体でも素晴らしい。大会期間中を通して、それだけではなくて1年を通してアシストしてくれるチームメート、チームスタッフ、そしてマネージャーのアレクサンドル・ビノクロフに感謝したい。これはみんなの成功だ。期間中は常にハードワークで、不運な落車もあった。でも最後はポディウムに到着することができた。

ジロ・デ・イタリアでの第1目標は新人賞の獲得で、これを達成できたことに一番満足している。次の目標は総合成績のトップ5入りで、なんとポディウムに上ることができた。大会の沿道でコロンビアのファンだけでなく、カザフスタンのファンもたくさん見つけることができた。すべてのサポーターに感謝したい。みんな素晴らしいジロ・デ・イタリアになってくれたらとてもうれしい」

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ミゲールアンヘル・ロペスがツアー・オブ・アルプス第2ステージ優勝

アルプス山脈を舞台とする5日間のステージレース、ツアー・オブ・アルプスは4月17日、距離145.5kmの第2ステージが行われ、アスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が小集団のゴール勝負を制して優勝。アスタナチームは前日のペリョ・ビルバオ(スペイン)に続いて連勝を飾った。総合成績ではアンドローニのイバン・ソーサ(ベネズエラ)がビルバオに代わって首位に立った。

ツアー・オブ・アルプス第2ステージを制したミゲールアンヘル・ロペス © Luca Bettini/BettiniPhoto

この日最後の山岳、アルペ・ディ・パンペアーゴの頂上まで5km地点でアスタナ勢は先頭集団に5人を残していた。ゴールまで2.5kmになるとそのうちのひとり、ヤン・ハートが何度もアタックし、総合優勝を争う有力選手を消耗させていく。ハートは残り2kmで捕らえられたが、有力選手の動きはなく、最後のゴール勝負へ。体力を温存していたロペスがスプリント勝利を飾った。

「アルペ・ディ・パンペアーゴという伝統の山岳で勝利できて、過去の偉大なチャンピオンに近づけたことを光栄に思う」とロペス。
「チームメートの援護があって、とても過酷な山岳だったが安全に、そして体力を削ることなくクリアすることができた。ハートの動きによっていい状況となって、最後の数mまでパワーを温存することができた」

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バルベルデがアブダビツアー最終ステージで逆転優勝【動画】

UAEで開催されてきた5日間のステージレース、第4回アブダビツアーは最終日となる2月25日、大会唯一の山岳区間で第5ステージを行い、モビスターのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)がステージ勝利。総合成績でBMCのローアン・デニス(オーストラリア)を逆転して優勝した。同大会は中東で開催される唯一のワールドツアーレース。

アブダビツアー第5ステージを制したアレハンドロ・バルベルデ

この日のレースは終盤に山岳コースに突入し、ゴールは峠の頂上に設定されていた。上りになってアスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)がアタックすると、これに着いていけたのはバルベルデのみ。最後は2人のゴール勝負を制したバルベルデがステージ優勝。ロペスはタイム差なしの2着だったが、前日の個人タイムトライアルで好記録を出していたバルベルデが総合優勝した。

アブダビツアー第5ステージ

アブダビツアー第5ステージは大会唯一の山岳コースで行われた ©Foto LaPresse – Fabio Ferrari

「ワールドツアーレースで優勝できて光栄だ」とバルベルデ。
「ロペスは優勝争いのキーになる選手だと感じていたし、チームは異なるが彼の若さと才能を利用すればボクの総合優勝を助けてくれると見抜いていた」

「開幕レースで勝つことはそのシーズンを占う意味で極めて重なことなんだ。だからボクのモチベーションは高かった。現地入りしてからは3日間にわたってこの山岳コースで練習して、どこでアタックしたらいいかも心得ていたのでアドバンテージがあった。ヨーロッパ以外の素晴らしい地で優勝できたのはとても意味がある」

ロペスは総合3位と新人賞を獲得。
「チームの組織力に援護されて優勝をねらったけど、バルベルデはスゴい実績を持ったチャンピオンだ。後ろからバルベルデが追いついてくるのを待って一緒にゴールまで上ることを選択した。ゴール勝負で勝つことは無理だとは分かっていたので、この成績で満足している」

アブダビツアー第5ステージでアタックしたミゲールアンヘル・ロペス(先頭)とアレハンドロ・バルベルデ(中央)
アブダビツアーで総合優勝したアレハンドロ・バルベルデ(中央)
アブダビツアー第5ステージ ©LaPresse – Massimo Paolone
アレハンドロ・バルベルデがアブダビツアーで総合優勝

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