米国コロラド州ボウルダーに本拠を置くLEOMOは、UCIワールドチームのモビスター(スペイン)との戦略的パートナーシップを3月17日に正式に発表した。
モビスターの知識とLEOMOの技術をかけ合わせ、共同して選手のパフォーマンス向上への取り組みを行い、そこで得られた知見を多くのサイクリストへ開放するという新たなビジネスモデルを構築していく。
LEOMOはサイクリストやトライアスリートが抱えるパワーに頼ったトレーニングでの伸び悩みを打破するため、これまで何千ものサイクリストの解析を行って培った技術により、怪我することなくより効率的に速く強くなるための製品やサービスをあらゆるレベルの利用者へ提供してきた。
今回の契約によって、LEOMOはモビスター男子、女子、eチームへの単なる製品提供にとどまらず、独自に開発したテストプロトコルに基づくデータ解析で選手の弱点を明らかにし、サイクリングフォーム、バイクポジション、サイクリングエコノミーの向上に関するフィードバックを通じて、トレーニングやレースでのパフォーマンスの質を上げることにコミットしていく。
また今回のパートナーシップを通した取り組みの延長線上として、LEOMOは将来的に自転車競技のプロチームが抱えている現在のビジネスモデルの課題においても解決に取り組み、かつ一般のサイクリストにも役立たつような新たなサービスの展開を視野に入れている。
モビスターCEOのミゲル・グラバロスは、「我々はチーム全体として最先端のテクノロジーを活用したアスリートのパフォーマンス向上とそのプログラムの研究開発に取り組んでいます。 このLEOMOとの価値のある提携を通じて彼らのテクノロジーと知見がロード選手のパフォーマンス強化につながるのはもちろんのこと、eチームにも取り入れることでアスリートの強化プログラムの新たな道を切り開いていけるものと思っています」とコメント。
LEOMOの共同創業者でCEOの加地邦彦は、「今回のパートナーシップはモビスターのトレーニングやレースでのパフォーマンス向上のみならず、その知見をアマチュアのサイクリストやコーチに開放することにより、プロフェッショナルサイクリングの世界に新たな道標となる取り組みになるだろう」とコメント。
LEOMO TYPE-S について
TYPE-Sは2つのラインナップがあり、 LEOMOモーションセンサー2つを同梱したモーション解析のビギナー向けパッケージであるTYPE-Sセンサーキット(税別4万9800円)およびLEOMOモーションセンサー5つ全て同梱したTYPE-Sセンサーキットプロ(同8万9800円)をアマゾン、Yahoo!ショッピングの直販サイトをはじめ正規販売店で販売している。
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io/pages/product-type-s-jp
LEOMO リモートバイクフィッティングサービスについて
米国および日本で提供されて大好評を得ている完全リモート型のバイクフィッティングサービス。サービスにはデバイスのレンタルが含まれ、自宅にいながら適正なポジションの提案を受けることができる。プランはサドル高の提案を受けられるベーシックプラン(税別9800円)と、サドル高に加えサドル前後位置までの提案を受けられるスタンダードプラン(同1万2800円)から選べる。
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io/pages/remote-bike-fitting-jp
LEOMO, Inc. について
2012年に加地邦彦と、孫泰蔵が創業し活動するMistletoe株式会社によって設立され、米国ボウルダーの本社と品川区五反田の東京オフィスでスポーツデバイスとそれに連動するサービスの開発を行っている。
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io
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