佐藤水菜がトラックネイションズカップ女子ケイリンで優勝

佐藤水菜(楽天Kドリームス)が、オーストラリアのアデレードで開催されているトラックネイションズカップ第1戦の女子ケイリンで優勝した。大会は3日間の日程で、最終日となる2月4日に行われた。佐藤は前日の女子スプリントでも2位になった、

トラックネイションズカップ第1戦、女子競輪で優勝した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

日本からは梅川風子、太田りゆ、佐藤の3選手が参戦。1回戦は3選手とも突破できず、そろって敗者復活戦へ。1回戦敗者復活戦では梅川3位、太田3位でその時点で敗退。佐藤が1位になって2回戦に進出した。

トラックネイションズカップ第1戦、女子競輪で優勝した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

その2回戦で3位に滑り込んだ佐藤は、1-6位決定戦へ進出。決勝では残り1周で先頭に躍り出た佐藤がそのまま押し切って優勝した。

トラックネイションズカップ第1戦、女子ケイリン優勝の佐藤水菜、男子スプリント優勝の太田海也 ©日本自転車競技連盟

●大会公式ホームページ

佐藤水菜が世界女王を撃破してネーションズカップのスプリント2位

オーストラリアのアデレードで開催されているトラックネイションズカップ第1戦は、大会2日目の2月3日、佐藤水菜(楽天Kドリームス)が女子スプリントで2位になった。

トラックネイションズカップ第1戦、女子スプリントで佐藤水菜(左)が2位 ©日本自転車競技連盟

佐藤は準決勝でこの種目の世界チャンピオン、エルレス・アンドリュース(ニュージーランド)を破って決勝進出。決勝では2020年の世界チャンピオン、エマ・ヒンツェ(ドイツ)に対して1本目を先取。2本目を僅差で取られて、勝負の3本目に挑んだが、写真判定の接戦で敗北した。

トラックネイションズカップ第1戦 ©日本自転車競技連盟

女子スプリント1回戦では太田りゆ(ブリヂストンサイクリング)と梅川風子(楽天Kドリームス)の対戦となり、梅川が競り勝って2回戦へ。梅川は2回戦でヒンツェに敗れて敗退した。

トラックネイションズカップ第1戦、女子スプリントを戦う佐藤水菜(後方) ©日本自転車競技連盟
トラックネイションズカップ第1戦、女子スプリント1回戦で梅川風子が太田りゆを制した ©日本自転車競技連盟

男子ケイリンは中野慎詞2位、太田海也3位

男子ケイリンは中野慎詞(楽天Kドリームス)が2位、太田海也(楽天Kドリームス)が3位になった。優勝はマレーシアのアワン。

トラックネイションズカップ第1戦、男子ケイリンで中野慎詞が2位、太田海也3位 ©日本自転車競技連盟
トラックネイションズカップ第1戦、女子マディソンの池田瑞紀・垣田真穂ペア ©日本自転車競技連盟

女子マディソンに出場した池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)、垣田真穂(楽天Kドリームス/早稲田大)の日本は先頭と同一周回で健闘したが、全体の9位。

●大会公式ホームページ

佐藤水菜がスプリントとケイリンで2冠達成【アジア競技大会】

中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-5となる9月29日、トラック女子スプリントが行われ、佐藤水菜(日本)が優勝した。女子ケイリンと合わせて2冠。太田りゆは3位。

2023アジア競技大会トラック女子スプリントで優勝した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

日本代表の佐藤は、準々決勝、準決勝と1本も落とすことなく決勝に駒を進め、その決勝もきっちりと2本先取して優勝、金メダルを獲得した。

2023アジア競技大会トラック女子スプリントの佐藤水菜(右) ©日本自転車競技連盟

同じく準々決勝に進出した太⽥は、その準々決勝を突破するしたものの準決勝で敗れて3-4位決定戦にまわり、最終的に3位の銅メダルを確保した。

佐藤水菜のコメント
「昨日の予選から、ジェイソンコーチと戦略的に戦って来たのがいい結果につながったと思います。中国の選手はとても強く、アジアの中でも一番警戒していました。その中国の選手に対して、しっかり自分の力を出して勝ち切ったことはすごく自信になりました。この大会を通して、自分の気持ちもすごく前向きになれて、自身の成長も感じられたので、とてもうれしいです」

2023アジア競技大会トラック女子スプリント優勝の佐藤水菜(左)と3位太田りゆ ©日本自転車競技連盟

太⽥りゆのコメント
「今大会は競技生活のなかでも本当に一番きつかったです。最後、勝ち切ることで今までよりも成長した自分になれると思って一生懸命走りました。きつい中でも踏ん張れたので、来年のオリンピックにつなげられるように頑張ります」

●アジア競技大会のホームページ(JOC)

佐藤水菜が女子ケイリンで金メダル【アジア競技大会】

中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-3となる9月27日、トラックで女子ケイリンが行われ、佐藤水菜が金メダルを獲得。同じく決勝に進出した太田りゆは6位。

佐藤水菜(中央)がアジア競技大会トラック女子ケイリンで優勝 ©日本自転車競技連盟

残り2周で最初に仕掛けた太田が先頭に躍り出た。最終周回に向かう4コーナー手前から佐藤がラストスパート。先頭で迎えた最終周回、中国選手の猛追を受けるも、そのまま押し切って優勝、金メダルを獲得した。

佐藤水菜がアジア競技大会トラック女子ケイリンで優勝 ©日本自転車競技連盟

佐藤水菜のコメント
「2人の中国選手が力をつけて来ている中で、しっかりと自分の力で押し切って勝てたのはすごくうれしかっ たです。今大会のバンクはとても特徴があるのですが、私はすごく好きでいいイメージを持って今日は走ることができました。スプリントでは、ハロンでしっかり自己ベストを出して、また優勝できるように頑張ります」

太田りゆのコメント
「あまり納得のいくレースを全体的にできなかったです。少しずつミスが重なって、決勝ももったいなかったと思っています。決勝は、早く動き過ぎてしまいました。次はスプリントですので、がっかりする結果にならないように頑張りたいと思います」

佐藤水菜がアジア競技大会トラック女子ケイリンで優勝 ©日本自転車競技連盟

男子スプリントの太田海也と中野慎詞は準々決勝へ

男子スプリントは、予選を太田海也が2位、中野慎詞が4位で通過。ともに1回戦、2回戦を無事に突破して、28日の準々決勝に進出した。

DAY4(9月28日) 日本代表の参戦スケジュール
・トラック:男子スプリント、女子スプリント、男子オムニアム、女子マディソン

●アジア競技大会のホームページ(JOC)

太⽥海也、佐藤⽔菜、太⽥りゆ準々決勝へ【スーパー世界選手権】

英国のグラスゴーで開催されている世界選手権は、大会3日目の8月5日にトラック各種目が行われ、男子スプリントの太⽥海也、女子ケイリンの佐藤⽔菜と太⽥りゆがそれぞれ6日の準々決勝に進んだ。

太⽥海也(左)が男子スプリント2回戦を勝ち上がった ©日本自転車競技連盟

男子スプリントでは予選10位の太⽥海也が1回戦、2回戦に勝ち、準々決勝へ。予選15位の寺崎浩平は1回戦に勝ったものの、2回戦で敗退した。

女子ケイリンは佐藤、太⽥りゆ、梅川⾵⼦の3選手で臨んだ日本代表。全員1回戦を落とし、揃って敗者復活戦へまわることになった。その敗者復活戦では、佐藤、太⽥が勝ち上がって6日の準々決勝に進出。梅川はここで敗退した。

男子ジュニアロードは渡辺⼀気48位、藤村⼀磨DNF

ロードレース競技の男子ジュニアは距離127.2km、獲得標高1865mのコース行われ、日本は渡辺⼀気と藤村⼀磨の2選手で臨んだ。気温は15℃、天候は曇り。ハイスピードで展開する中、落車に巻きもまれた藤村はDNF。渡辺は先行する集団に残れず、後方集団のまま48位でフィニッシュ。

渡辺⼀気 ©日本自転車競技連盟

優勝はデンマークのアルベルト・フィリプセン。

藤村のコメント
「落車が多くなりそうなコースでしたので、最初から前の方で走ることを意識していて、20番手から25番手くらいにつけていましたが、3つくらい前の選手が落車して、自分もそれに突っ込んでしまい終わってしまいま した。もう少し、自分の力を試してみたかったと思います」

渡辺のコメント
「今日はスタート直後から早いペースになるのは分かっていました。最初の30分くらいはついていたのですが、少し下がった時に集団が分裂してしまい、後続集団に取り残されてしまいました。その集団で必死に前の集団を追ったのですが、差が開く⼀方で最後はその集団のままフィニッシュということになりました」

【日本代表選手リスト】佐藤水菜、梶原悠未など67選手

メガ世界選手権グラスゴーに日本代表は佐藤水菜、梶原悠未など67選手

UCI自転車世界選手権・英国グラスゴー大会が2023年8月3日から13日まで開催され、日本自転車競技連盟は男子43選手、女子24選手の合計67選手を派遣する。

トラック・スプリント、ケイリン、チームスプリント代表の佐藤水菜 ©Japan Cycling Federation

今回の世界選手権は自転車競技のオリンピック・パラリンピック採用種目をはじめ複数種目が同じ場所、同じ期間で開催される史上初の大会。

競技種目はロード、トラック、マウンテンバイク、BMXフリースタイル、BMXレーシング、パラサイクリングトラック、パラサイクリングロード、インドア、トライアル、グランフォンドで、グランフォンド種目のみ個人エントリー。

2年連続の2位、1番になって世界チャンピオンに…佐藤水菜

世界選手権は2021年、2022年とケイリンで銀メダルを得たものの、未だ1番になれていない大会です。今年こそ目標でもあるアルカンシエル(世界チャンピオンジャージ)を獲得できるように、しっかり結果を出してきたいと思います。また、個人種目だけでなく、チーム種目でもいい結果を残すようにしたいです。これまで、たくさんの方々にサポートしてきてもらっているので、大会では活躍して、応援して下さるみなさんに元気を届けられればと思います。

女子チームパシュートは梶原悠未、内野艶和、垣⽥真穂、池⽥瑞紀、古⼭稀絵 ©Japan Cycling Federation

厳しく苦しい練習を乗り越えたので悔いのないレースを…梶原悠未

これまでの厳しく苦しい練習を乗り越え、2023年UCIトラック世界選手権大会への出場権を獲得することができました。私たちがここまで来られたのは、指導してくださったダニエル・ギジガーコーチをはじめ、家族、仲間、スポンサー各社の支えがあってのことだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださったみなさんの期待に応えられるよう、成果を発揮し、悔いの残らないよう頑張ります。応援よろしくお願いします。

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パラサイクリング・トラック、ロード、ロードTT代表の杉浦佳⼦ ©Japan Cycling Federation

パリ五輪出場のためにポイントを獲得したい…杉浦佳子

今大会では2024年パリパラリンピック出場のための国際ポイントを獲得することが目標です。そして、今年はワールドカップの参加ができなかったので、この大きな国際大会で他国の選手たちをしっかり観察し、残り1年、有意義なトレーニング期間としたいと思います。

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前人未到の大会連覇を目指す…中村輪夢

BMXフリースタイル・パーク代表の中村輪夢 ©Japan Cycling Federation

ディフェンディングチャンピオンとして挑む世界選手権になりますが、7月のワールドカップでも表彰台に上がれたので、調子が上がってきています。今回の世界選手権に向けて練習を続けてきている新技があるので、それをメイクして、フリースタイル・パークでは誰も成し遂げていない大会2連覇を目指したいと思います。

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BMXフリースタイル・フラットランド代表の佐々木元 ©Japan Cycling Federation
BMXフリースタイル・フラットランド代表の中川きらら ©Japan Cycling Federation
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BMXレーシングU23代表の籔⽥寿⾐ ©Japan Cycling Federation
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