冨田千愛(福井県スポーツ協会)が8月30日にオーストリアのリンツで開催されたボートの世界選手権、軽量級女子シングルスカルで銀メダルを獲得した。日本の女子選手が世界選手権でメダルを獲得したのは初めて。
これまでの最高位は、1996年英国での森ゆかり(インテック)・越智由紀子(インテック)・松岡美季(滋賀銀行)・森下実千代(関西電力小浜)らによる女子軽量級舵手なしフォアと、2000年クロアチアでの岩本亜希子(早稲田大)・内山佳保里(デンソー)・魚下裕美(明治生命)・吉田理子(明治生命)らによる女子軽量級クオドルプルの4位。
8月25日から開催されている大会は2020東京五輪・パラリンピックの国別出場枠がかかる重要な大会。1人乗り・両手こぎのシングルスカルは五輪競技ではないため日本に五輪枠は与えられなかったが、冨田は個人種目としてこれまでにない成績を日本にもたらした。
優勝はドイツのマリールイーズ・ドレーゲル。
冨田千愛(とみたちあき)
1993年10月18日生まれ。鳥取県出身。明大大学院卒。リオ五輪では軽量級ダブルスカルに出場。福井県スポーツ協会所属。
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