2024パリ五輪の自転車競技BMXレーシング女子に畠山紗英、MTB女子に川口うらら、ロード男子に新城幸也、同女子に与那嶺恵理が代表選手として内定した。日本自転車競技連盟が6月13日に発表した。

東京は転倒、パリでは100%の実力を出し切りたい
東京五輪に続く代表となった畠山は、「選考期間中の約2年間は、怪我などもあり不安な時期もありましたが、まずは2大会連続で選出されてホッとしています」とコメント。
「東京オリンピックでは初戦の転倒で悔しい思いをしたので、パリでは自分の100%を出し切り悔いのないライディングで、日本のみなさんにいい報告ができるよう頑張ります。 残り1カ月半の間にレースはありませんが、現在はパリオリンピックの大会コースで最終調整をしていて、本番に向けてトレーニングに集中したいと思います」

支えてくれた方たちのおかげでチャンスをつかむことができた
TEAM TATSUNOの川口は五輪初代表。「オリンピックに選出され、素直にとてもうれしい」と語る。
「高校2年生の時に初めて世界選手権に出場し、世界の舞台で活躍したいと強く感じました。しかし、今まで思うように成績が伸びなかったり、メンタルが安定しなかったりとうまく進まなかったときの方が多かっ たように感じます。それでも、少しずつでも進んでいることを信じてずっと支えてくださった方たちのおかげでチャンスをつかむことができました。やっと恩返しできる機会ができてうれしいです。
東京オリンピックを補欠で終えてから、海外レースに挑戦したり、失敗をして体調を崩したりと結果には浮き沈みがありましたが、今年に入ってから自分にとってやるべきことを明確にし、メンタル面や考え方で成長できていることを感じていました。今年は経験を重視し、1月から海外遠征を多く取り入れて競技活動してきました。オリンピックまであと2カ月もないですが、今の自分にできる精一杯のパフォーマンスを発揮できるようにトレーニングに励んでいきます」

バーレーンビクトリアス所属の新城は2012ロンドン、2016リオデジャネイロ、2020東京に続く4大会連続の代表。与那嶺は2016リオデジャネイロ、2020東京に続く3大会連続の代表


男子のBMXレーシングとMTBは出場枠を獲得できなかった。またBMXフラットランド・パークは代表選手未発表。
コメントを投稿するにはログインしてください。