大池水杜がBMXフリースタイルパークのワールドカップで日本勢初優勝

大池水杜が5月9日から13日までフランスのモンペリエで開催されたUCI BMXフリースタイルパーク&フラットランドのワールドカップで、フリースタイルパーク部門で優勝した。日本勢として初。日本ナショナルチームとして出場していた。

BMXフリースタイルパークW杯で優勝した大池水杜(中央) © Christian van Hanja

大きなジャンプの続く難易度の高い構造となった今回のパーク設定。選手はハイスピードでダイナミックなトリックが求められた。2017年の世界選手権で4位の大池は今回のパークとの相性もよく、他の選手が苦戦する中で独創的なルーティンとダイナミックかつ安定感のあるトリックで日本人初となるBMXフリースタイル・パークのワールドカップで優勝を果たした。

BMXフリースタイルパークW杯で優勝した大池水杜 © Christian van Hanja

大池水杜のコメント
「1位になったことは本当に信じられません。とてもうれしいです。初めての表彰台で一番頂点に立つことができたのは、大きな自信につながりました。今回の結果でようやく2020年の東京オリンピックへ向けて本格的な第一歩を踏み出すことができました。今後、さらに練習を重ねランキングを上げていきます」

●関連ニュース

世界一クールな通学スタイル…BMX界の若きエース中村輪夢が学ランで爆走(笑撃のオチあり)

●最新ニュースへ

サム・ベネットがジロ・デ・イタリア第7ステージ優勝…首位は依然イェーツ

第101回ジロ・デ・イタリアは5月11日、ピッツォ〜プライアアマーレ間の159kmで第7ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのサム・ベネット(アイルランド)が大集団のゴール勝負でクイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)を制してグランツールで初優勝した。アイルランド勢の区間勝利はこれで5回目。総合成績では前日に首位に立ったミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が首位を守った。

ジロ・デ・イタリア第7ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

ベネットはこれまでのジロ・デ・イタリアで区間2位1回。区間3位は2017年に3回、そして2018年は第2ステージと第3ステージでも3位だった。
「これまで何度もジロ・デ・イタリアではあと一歩だった。この大会には多くの有力スプリンターがいるので、スパートのタイミングがキーポイントだった。ビビアーニの後ろにつけてマークしていたが、彼に勝つのは本当に大変だった」とベネット。

サム・ベネットがビビアーニを制してジロ・デ・イタリア第7ステージ優勝 © Fabio Ferrari – LaPresse

ジロ・デ・イタリア第7ステージでマリアローザを守ったイェーツ © Massimo Paolone – LaPresse

「マリアローザを着用しての第1日はとてもリラックスできたいい1日だった。明日ボクにいい脚があれば、アタックしてみたい。総合2位のトム・デュムランとの差はまだ少ないし、個人タイムトライアルでボクよりも強い選手たちとのタイム差を広げておきたい」とイェーツ。

ジロ・デ・イタリア第7ステージのスタート © Massimo Paolone – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第7ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第7ステージ、マリアローザのイェーツを援護するミッチェルトン・スコット勢 © Fabio Ferrari – LaPresse

●ダイジェスト動画

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)エステバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)

●ジロ・デ・イタリア特集ページへ
●第101回ジロ・デ・イタリアの関連ニュース
●第101回ジロ・デ・イタリア出場176選手リスト