どうしてローマのトレビの泉がピンク色に染まったのか?

イタリアの首都ローマにある観光名所トレビの泉が2024年1月26日にピンク色にライトアップされた。同日夜には同地を含む40カ所でピンク色のライトが照射された。そのわけは?

第21ステージのローマ ©LaPresse

イタリアを代表するスポーツイベントとして人気のある自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアの開幕100日前を祝った恒例企画だ。7月のツール・ド・フランスとともに二大大会と言われるジロ・デ・イタリアは2024年で107回目。5月4日にピエモンテ州のベナレアレアーレで開幕し、26日にローマで終幕。23日間で合計21ステージ、連日のスタートとゴールを合わせて40カ所が開催地となる。

第1ステージのトリノ ©Marco Alpozzi/LaPresse

このピンク色はレースの首位選手が着用するピンク色のリーダージャージ、マリアローザにちなんだもの。どうしてピンク色になったのかといえば、かつての主催紙であるラ・ガゼッタデッロスポルトの新聞紙の色がピンク色だったからである。

第3ステージのノバーラ ©LaPresse

第107回大会は平坦ステージ6、タイムトライアル2(合計距離68.2km)、山岳ステージ5でこのうち4ステージが頂上ゴール、トリッキーで難しいステージが8つある。ローマに最終ゴールするのは大会史上6回目。

総距離3321.2km、トータルの獲得標高4万2900m。チマコッピと呼ばれる最高標高は2758mのステルビオ峠。

第4ステージのアンドラ ©LaPresse
第7ステージのフォリーニョ ©LaPresse
2024ジロ・デ・イタリア日程
5月4日(土) 第1ステージ ベナリアレアーレ〜トリノ 136km★★
5月5日(日) 第2ステージ サンフランチェスコ・アルカンポ〜サンチュアリオディオローパ 150km★★
5月6日(月) 第3ステージ ノバーラ〜フォッサーノ 165km★
5月7日(火) 第4ステージ アックイテルメ〜アンドラ 187km★
5月8日(水) 第5ステージ ジェノバ〜ルッカ 176km★★
5月9日(木) 第6ステージ ビアレッジョ〜ラポラーノテルメ 177km★★
5月10日(金) 第7ステージ フォリーニョ〜ペルージャ・チューダーITT 37.2km(個人タイムトライアル)★★★
5月11日(土) 第8ステージ スポレート〜プラーティディティーボ 153km★★★
5月12日(日) 第9ステージ アベッツァーノ〜ナポリ 206km★★
5月13日(月) 休養日
5月14日(火) 第10ステージ ポンペイ〜クザーノミュトリ 141m★★
5月15日(水) 第11ステージ フォイアーノディバルフォルトーレ〜フランカビッラアルマーレ 203km★
5月16日(木) 第12ステージ マルチンシキュロ〜ファーノ 183km★★
5月17日(金) 第13ステージ リッチオーネ〜チェント 179km
5月18日(土) 第14ステージ カスティリオーネデッレスティビエーレ〜デセンザナデルガルダ・チューダーITT 31km★
5月19日(日) 第15ステージ マネルバデルガルダ〜リビーニョ 220km★★★
5月20日(月) 休養日
5月21日(火) 第16ステージ リビーニョ〜サンタクリスチナバルガルデーナ 202km★★★
5月22日(水) 第17ステージ セルバディバルガルデーナ〜フォルケンスタイン・イングレーデン 154km★★★
5月23日(木) 第18ステージ フィエラディプリミエーロ〜パドバ 166km★
5月24日(金) 第19ステージ モルテリャーノ〜サッパーダ 154km★★
5月25日(土) 第20ステージ アルパーゴ〜バッサーノデルグラッパ 175km★★★
5月26日(日) 第21ステージ ローマ〜ローマ 126km

★は難易度

第7ステージのペルージャ ©LaPresse
第8ステージのスポレート ©LaPresse
第18ステージのフィエラディプリミエーロ ©LaPresse
第20ステージのバッサーノデルグラッパ ©LaPresse
第15、16ステージのリビーニョ ©LaPresse

2024ジロ・デ・イタリアと姉妹レースが出場チーム発表

RCSスポルトが2024年のUCIワールドツアーレース、ジロ・デ・イタリア、ストラーデビアンケ、ティレーノ~アドリアティコ、ミラノ〜サンレモの出場チームを1月23日にミラノで発表した。

スロベニア国旗がログリッチを後押しする ©Marco Alpozzi/LaPresse

ジロ・デ・イタリア(5月4日〜26日)
18UCIワールドチーム、4UCIプロチーム(22チーム、8人編成)

UCIワールドチーム
アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
デカトロンAG2Rラモンディアル(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
リドル・トレック(米国)
モビスター(スペイン)
スーダルクイックステップ(ベルギー)
DSMフィルメニッヒポストNL(オランダ)
ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
ビスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEエミレーツ(UAE)

自動選出のUCIプロチーム
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)

主催者推薦のUCIプロチーム
ポルティ・コメタ(イタリア)
チューダー(スイス)
VFグルップ・バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)

ストラーデビアンケ(3月2日)
18UCIワールドチーム、7UCIプロチーム(25チーム、7人編成)

これぞ白い道、ストラーデビアンケ ©Fabio Ferrari/ LaPresse

UCIワールドチーム
アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
デカトロンAG2Rラモンディアル(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
リドル・トレック(米国)
モビスター(スペイン)
スーダルクイックステップ(ベルギー)
DSMフィルメニッヒポストNL(オランダ)
ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
ビスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEエミレーツ(UAE)

自動選出のUCIプロチーム
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
ロット・デスティニー(ベルギー)
ウノXモビリティ(ノルウェー)

主催者推薦のUCIプロチーム
コラテック・ビーニファンティーニ(イタリア)
Q36.5(スイス)
ポルティ・コメタ(イタリア)
チューダー(スイス)

ティレーノ~アドリアティコ(3月4日〜10日)
18UCIワールドチーム、7UCIプロチーム(25チーム、7人編成)

ログリッチがティレーノ~アドリアティコを制し、大会のトロフィーである三叉のヤリを手中にした ©LaPresse

UCIワールドチーム
アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
デカトロンAG2Rラモンディアル(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
リドル・トレック(米国)
モビスター(スペイン)
スーダルクイックステップ(ベルギー)
DSMフィルメニッヒポストNL(オランダ)
ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
ビスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEエミレーツ(UAE)

自動選出のUCIプロチーム
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)

主催者推薦のUCIプロチーム
コラテック・ビーニファンティーニ(イタリア)
Q36.5(スイス)
ポルティ・コメタ(イタリア)
チューダー(スイス)
ウノXモビリティ(ノルウェー)
VFグルップ・バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)

ミラノ〜サンレモ(3月16日)
18UCIワールドチーム、7UCIプロチーム(25チーム、7人編成)

ミラノ〜サンレモを初制覇したファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

UCIワールドチーム
アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
デカトロンAG2Rラモンディアル(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
リドル・トレック(米国)
モビスター(スペイン)
スーダルクイックステップ(ベルギー)
DSMフィルメニッヒポストNL(オランダ)
ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
ビスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEエミレーツ(UAE)

自動選出のUCIプロチーム
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
ロット・デスティニー(ベルギー)
ウノXモビリティ(ノルウェー)

主催者推薦のUCIプロチーム
コラテック・ビーニファンティーニ(イタリア)
ポルティ・コメタ(イタリア)
チューダー(スイス)
VFグルップ・バルディアーニCSFファイザネ(イタリア)

J SPORTSで三大ステージレース、世界選手権、モニュメントなど放送

スポーツテレビ局のJ SPORTSが2024シーズンにおける海外サイクルロードレースのラインアップを決定した。ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツール全戦をはじめ、UCI世界選手権ロードレースやモニュメント4レースなど、UCIワールドツアーを中心に世界トップレベルのレースを放送する。

ツール・ド・フランス ©A.S.O. Pauline Ballet

レースは放送に加え、PC、スマホ、タブレットで見られる動画配信サービス「J SPORTSオンデマンド」でも配信。またサイクルロードレースの楽しさをより多くの人に伝えるため、注目のレースを毎月1~2番組厳選し、無料放送/J SPORTSオンデマンドで無料LIVE配信する予定。

2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Rafa Gomez/SprintCyclingAgency©2023

2024シーズンのサイクルロードレース中継は、1月16日から開催されるツアー・ダウンアンダーで幕開け。新シーズンの開幕をより多くのファンに楽しんでもらうため、ツアー・ダウンアンダー初日の模様は、無料放送/配信になる。

2023ジロ・デ・イタリア総合優勝のログリッチ ©LaPresse

欧州のロードレースが本格開幕を迎える3月以降は、ロードレースファンが熱狂するパリ~ルーベなど春のクラシックレースを中心に多数のレースを放送。また最も注目を集めるツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツールは、全ステージを生中継&LIVE配信し、世界最高峰のハイレベルなレースを圧倒的ボリュームで紹介する。

サイクルロードレース優勝予想サービス「サイクル誰クル?」を2024年もJ SPORTSで生中継のあるレースを中心に開催。 年間総合表彰やグランツールごとの表彰に加え、月単位での表彰も予定しているので、短期間での順位争いも楽しい。

注目選手や好調な選手に投票する、応援している選手に投票する、コース設定や選手の特徴・脚質を研究してランキング上位を目指すなど楽しみかたはさまざま。 2024シーズンは2023年からバージョンアップした賞品を取り揃えるのでサイクルロードレース特集サイトの注目選手情報や、レース詳細ページをチェックしながら優勝予想に挑戦しよう。

●J SPORTSサイクルロードレース特集のホームページ

2024ジロ・デ・イタリアは総距離3321.2km、獲得標高4万2900m

2024年に開催される第107回ジロ・デ・イタリアのコースが2023年10月13日(日本時間同14日)に発表された。5月4日にピエモンテ州のベナレアレアーレで開幕し、26日に首都ローマにゴールする。全23日間。

2024ジロ・デ・イタリアのコースプレゼンテーションに登場したログリッチとニバリ

平坦ステージ6、タイムトライアル2(合計距離68.2km)、山岳ステージ5でこのうち4ステージが頂上ゴール、トリッキーで難しいステージが8つある。ローマに最終ゴールするのは大会史上6回目。

2024ジロ・デ・イタリアのコース

総距離3321.2km、トータルの獲得標高4万2900m。チマコッピと呼ばれる最高標高は2758mのステルビオ峠。

光からビンチェンツォ・ニバリ、フィリッポ・ガンナ、プリモシュ・ログリッチ、エリーザ・ロンゴボルギーニ、レティツィア・パテルノステル、ペテル・サガン ©Gian Mattia D’Albertoi/LaPresse
2024ジロ・デ・イタリアの高低表

●ジロ・デ・イタリアのホームページ

2024ジロ・デ・イタリアのコース発表は日本時間14日午前1時から

2024ジロ・デ・イタリアと女子レースのジロ・デ・イタリアドンネのコースが現地10月13日18時に発表される。サマータイムで7時間早い日本では14日01時。

2023ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Marco Alpozzi/LaPresse

コース発表は以下のサイトでライブ視聴できる。

●ジロ・デ・イタリア公式サイト
●ジロ・デ・イタリアドンネ公式サイト
●ジロ・デ・イタリアfacebook
●ジロ・デ・イタリアドンネfacebook
●ジロ・デ・イタリアX
●ジロ・デ・イタリアドンネX
●ジロ・デ・イタリアYoutube
●ジロ・デ・イタリアDailyMotion
●ラ・ガゼッタデッロスポルト公式サイト

2023ジロ・デ・イタリア総合優勝のログリッチ ©Fabio Ferrari/LaPresse

メリダがジロ・デ・イタリア団体&ポイント賞獲得記念キャンペーン

メリダジャパンが機材供給するバーレーン・ビクトリアスが、5月6日から28日まで開催されたジロ・デ・ イタリアで新城幸也をはじめとする選手たちの活躍により、チーム総合優勝と、ジョナサン・ミランがマリアチクラミーノ(ポイント賞)を獲得したことを記念してMERIDA ONLINE SHOP 限定でキャンペーンを実施する。

新城幸也を擁するバーレーン・ヴィクトリアスがチーム優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

キャンペーンは MERIDA ONLINE SHOP限定で対象車種を購入した人に2023 Season BAHRAIN VICTORIOUSジャージ上下セット・ソックス・カーボンボトルケージ4点 (41,580円相当)のグッズとMERIDA ONLINE SHOPでアクセサリー購入に使用可能な10,000円分のクーポンをプレゼント。

ジロ・デ・イタリアチーム総合優勝・マリアチクラミー ノ獲得記念キャンペーン

・実施期間 2023年6月2日(金)15時~6月30日(金)
・内容
キャンペーン期間中にECサイトで、キャンペーン対象車種を新規購入・新規予約注文をした人に2023 Season BAHRAIN VICTORIOUSジャージ上下セット/ソックス、MERIDAカーボンボトルケージの計4点(41,580円相当)のグッズとMERIDA ONLINE SHOPで使用できる10,000円クーポンをプレゼント。

クーポンはアクセサリー・アパレルのみに使用可能、 使用回数:1 回限り・使用期限:7月 31日まで)

●メリダのオンラインショップ