2020東京五輪最初の決勝種目、自転車競技男子ロードレースのコースを走ってみた

2020東京五輪最初の決勝種目となるのが自転車競技の男子ロードレース。招致活動時の皇居前発着案から、雄大な富士山を背景とした山梨・静岡両県を走る山岳コースに変更された。舞台となる富士山麓を走るサイクリングバスツアーも企画されるので、五輪代表選手よりも先に走りに出かけてみよう。

雄大な富士のすそ野を走る

2年後に迫った東京五輪の自転車ロードコースは大会組織委員会から正式に発表されていないが、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザをスタートし、山梨県の山中湖周辺や富士山麓を走って静岡県小山町にある富士スピードウェイにゴールするコースが国際オリンピック委員会に承認されている。7月24日が五輪開会式で、翌25日から29日までがロード競技。競技初日の25日に男子ロードが開催されるのが慣例だ。2020年のツール・ド・フランスはそのため大会日程を1週間前倒しして6月27日に開幕。7月19日に終幕するように配慮している。

東京が五輪招致を決めた時点では皇居前をスタート・フィニッシュとした都心部のコースが計画されていたが、交通渋滞を回避する対策やコスト面で暗礁に乗り上げ、1964年の東京五輪と同様に東京西部をスタートする方針に変更。自転車競技の統括団体である国際自転車競技連合からも「日本の象徴であるような景観をバックにレースしてほしい」という要望があったとされる。

これを受けて大会組織委員会はスタートを東京都調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザに。バドミントンと近代五種が行われる施設で、サッカーとラグビーの一部試合が行われる東京スタジアム(味の素スタジアム)もここにある。スタートしてすぐに多摩川を渡り、神奈川県相模原市を経由して、「道志みち」へ。山中湖や富士山麓をめぐり、ワールドワイドオリンピックパートナーでもあるトヨタが所有する富士スピードウェイにゴールする。

男子は259km超、女子は100kmほど短くなるが、山中湖や富士山麓の周回数で距離を調整するようだ。同じロード種目のタイムトライアルも、富士スピードウェイ周辺にコースを移す。

御殿場から富士山五合目御殿場口に向け、樹海を突き進む

●実際に走ってみた
富士山麓を実際に走ってみると、樹海から見え隠れする富士山が美しくとても気持ちいい。群馬や長野によくあるつづら折りの激坂はないが、どこまでも一定の斜度が続く広大なすそ野はそれなりにキツい。標高の低いところは樹海が強烈な日差しをさえぎってくれるが、高度を稼ぐと一気に視界が開けて日本一の山が視界に飛び込んでくる。日本で開催される五輪の大舞台にふさわしいと感じる。

富士山の山すそを走る一周道路は路肩が広く、自転車も走りやすい。コンビニや自販機はほとんどないので、これからの季節は補給食と水分を十分に携行する必要がある。また、東京五輪自転車競技の舞台となったことで静岡県東部の自治体連合が「富士山麓をサイクリストの聖地とし、レガシーとして育てていこう」と一致団結。オススメしたいサイクリングコースの設定や案内役の育成などを推進している。

●富士山麓を走るバスツアーも
東京五輪のコース一部を走るサイクリングバスツアー「富士山周遊コース2018」が9月1日に催行され、その参加者募集が始まった。富士山麓をおよそ3分の2周する約74kmの行程で、小山町の温泉施設にゴールする。食事や補給食・入浴料など込みで1万5800円。地元サイクリストがツアーガイドとしてアシストしてくれるので初級者向き。主催は国際興業。詳細は「サイクリングバスツアー」で。

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富士山麓のサイクリングバスツアーは9月1日…初級者でも安心のサポート

観光バスに自転車を積み込んで風光明媚な目的地まで移動し、サイクリングを楽しむ国際興業の「サイクリングバスツアー」が9月1日(土)に「富士山周遊コース2018」を催行することになり、その参加者募集を開始した。東京五輪ロードレースのコースとして注目される静岡県小山町をゴールとし、富士山をおよそ3分の2周する。走行距離約74km、標高差770m。東京五輪の自転車4競技のうち3競技を開催する静岡県東部エリアを自転車パラダイスにしようという「静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会」とのタイアップ事業。

各日の旅程は早朝に東京と新宿を出発。富士山北麓に位置する「道の駅なるさわ」を自転車でスタート。富士ミルクランド、奇石博物館、富士山こどもの国のエイドステーション3カ所ではご当地補給食が用意される。小山町あしがら温泉にゴール。入浴・食事・休憩後に帰路に着く。まる1日のツアーとなるため規定により運転士2名体制の運行となる。

旅行代金は1人1万5800円。代金に含まれるのは食事代、温泉入浴代、休憩地点での補水・補食費用、保険代、大型貸切バス代、有料道路代、駐車場代、諸経費。

「静岡県小山町は都心から約1時間でお越しになれる場所であり自然豊かな町です。町は自転車のまち小山町ということで、年間3回自転車レースも開催しております。坂の多い町ですが、富士山を中心にゆっくりと景色を眺めながらサイクリングを楽しんで下さい。また、駿河小山駅前の町の駅、道の駅すばしりの2カ所にあるKIRIN飲料自動販売機でタイヤチューブも購入できます。これからもサイクリングを楽しむみなさんを応援サポートしていきます」と小山町観光協会野末一夫事務局長。

●問い合わせと申し込み
国際興業トラベルのホームページ

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富士山ロングライドが9月8、9日開催…富士パノラマタイムトライアルも

「富士山ロングライド」が9月8日(土)、9日(日)に開催されることになり、その参加者募集が始まった。同イベントは常に富士山を眺めながら走ることができるサイクリングイベントで、コース上にはさまざまなビューポイントが設置され、走りながらいろいろな表情の富士山を眺めることができる。エイドステーションでは地元特産のほうとうやとうもろこしなど、富士周辺の旬の食材が参加者に提供される。

富士山と富士五湖が織りなす幻想的な風景

富士五湖を周遊する30km、60km、130kmの3コースから選べるのでご家族や仲間と気軽に参加できる。また、前日イベントとして「富士パノラマタイムトライアル in 山中湖村」を同時開催。参加費は130kmクラスが前日受け付け9000円、当日受け付け1万2000円など。前日受け付けのほうがオトクなので1泊2日で楽しむのがオススメ。現在エントリー受け付け中で、8月16日(木)が締め切り。

両大会は「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、シリーズ第9戦となる。

富士五湖をぐるっとまわるサイクリングイベント

富士山ロングライド2018
■開催日:前日受付:2018年9月8日(土) 富士パノラマタイムトライアルは2018年9月8日(土)
サイクリング:2018年9月9日(日)     
■会場:山中湖交流プラザ きらら(山梨県南都留郡山中湖村平野479-2)
■種目:ロングライド(120km、60km、30km)     
■主催:ルーツ・スポーツ・ジャパン

エイドステーションでは地元特産のほうとうやとうもろこしなど富士周辺の旬の食材が提供される

■大会Webサイト
富士山ロングライド2018
富士パノラマタイムトライアル in 山中湖村

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東京五輪ロードの舞台となる富士山麓を走るサイクリングバスツアー

観光バスに自転車を積み込んで風光明媚な目的地まで移動し、サイクリングを楽しむ国際興業の「サイクリングバスツアー」が5月26日(土)、6月16日(土)、7月8日(日)の3回にわたって「富士山周遊コース2018」を催行することになり、その参加者募集を開始した。東京五輪ロードレースのコースとして注目される静岡県小山町をゴールとし、富士山をおよそ3分の2周する。走行距離約74km、標高差770m。東京五輪の自転車4競技のうち3競技を開催する静岡県東部エリアを自転車パラダイスにしようという「静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会」とのタイアップ事業。

各日の旅程は早朝に東京と新宿を出発。富士山北麓に位置する「道の駅なるさわ」を自転車でスタート。富士ミルクランド、奇石博物館、富士山こどもの国のエイドステーション3カ所ではご当地補給食が用意される。小山町あしがら温泉にゴール。入浴・食事・休憩後に帰路に着く。まる1日のツアーとなるため規定により運転士2名体制の運行となる。

旅行代金は1人1万5800円。代金に含まれるのは食事代、温泉入浴代、休憩地点での補水・補食費用、保険代、大型貸切バス代、有料道路代、駐車場代、諸経費。

「2020年東京五輪自転車ロードレースのゴール会場に決定した富士スピードウェイは小山町にあります。雄大な富士山を眺めながら、美しい緑・豊かな田園風景に囲まれたコースを楽しんでください。ゴールの「あしがら温泉」では雄大の富士山を眺めながら温泉につかり、食事処、藤曲屋ではこだわりの自家製麺のおいしいお蕎麦をご堪能いただけたら」と小山町役場オリンピック・パラリンピック推進局の鈴木新一さん。

「サイクリング機運の高まりが感じられる静岡県東部地域。山梨県の鳴沢村をスタートし、県境を越えて静岡県の富士山南山麓を『上って下る』走りごたえのあるコースです。通常のツアーより現地でのサイクリング時間を確保するため、安心の運転士2名体制で実施します。小山町・小山町観光協会にも支援をお願いし、地元エスコートライダーとともにこの地域で楽しく盛り上がっていただきたいと思います」とツアー担当の国際興業・尾崎久さん。

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東京五輪ロードコースとなる富士山周遊をサイクリングバスツアーで行く

「サイクリングバスツアー富士山周遊コース」が参加者募集を開始した。山梨県鳴沢村をスタートして富士山南山麓から御殿場を経由。静岡県小山町「あしがら温泉」にゴールする約74km。2020東京オリンピックの自転車競技ロードレースのゴール地点となる小山町など、現在サイクリング機運が高まる静岡県東部地域を走ってみよう。

同ツアーは「静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会」とのタイアップ事業として実施。
「2020年東京五輪自転車ロードレースのゴール会場に決定した富士スピードウェイは我が町、小山町にあります。雄大な富士山を眺めながら、美しい緑・豊かな田園風景に囲まれたコースを楽しんでください」と、小山町役場オリンピック・パラリンピック推進局の鈴木新一さん。
「今回のゴール、あしがら温泉では雄大の富士山を眺めながら温泉につかり、食事処・藤曲屋ではこだわりの自家製麺の美味しいお蕎麦をご堪能いただけたらと思います」

「サイクリングバスツアー」は観光バスを使って自転車を運びサイクリングを楽しむ、全く新しいスタイルのツアー。都内の集合場所まで自転車で自走したり、自家用車や電車を使って集まり、観光バスに積み込み目的地まで移動。その後、目的地近くの道の駅などで自転車を組み立ててサイクリングを行い、最後は食事や温泉などが楽しめる。

【ツアー設定日】
①2018年5月26日(土)
②2018年6月16日(土)
③2018年7月8日(日)
【旅行費用】一人1万5800円
【出発地】東京駅=国際興業本社裏、新宿駅=西口都庁横
【募集定員】25人(最少催行人員15人)
【旅行代金に含まれるもの】食事代、温泉入浴代(タオルは持参のこと)、休憩地点での補水・補食費用、保険代、大型貸切バス代(運転士2人体制)有料道路代、駐車場代、諸経費
【申込み方法】下記インターネットから
【利用バス会社】国際興業

サイクリングバスツアー富士山周遊コースの詳細と申し込みサイト

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伊豆半島と富士山すそ野をサイクリストの聖地に…東京五輪が環境作りのチャンス

伊豆半島と富士山すそ野をサイクリストの聖地に。静岡県東部地域が自転車愛好家の受け入れ環境整備を進めている。東京五輪で開催される自転車4競技のうち3競技がこのエリアで開催されることになったからだ。「だったら県東部全体でなにかをしよう」と、20の市町村、地元企業が一体となって「ふじのくにサイクルスポーツ県づくり」を推進している。

アテネ五輪代表の田代恭崇さんが魅力的なサイクリングコースを案内してくれる

2020年東京五輪の自転車競技。伊豆市の「日本サイクルスポーツセンター」がトラックとMTBの会場となる。小山町の「富士スピードウェイ」はロードレースのゴールや個人タイムトライアルのコースに。「このチャンスを逃がさず、サイクルスポーツをレガシー(資産)にしよう」と、東京五輪・パラリンピック自転車競技静岡県開催推進委員会、同伊豆半島・東部地域首長協議会が相次いで設立され、環境作りに着手した。

田代恭崇さん。スルガ銀行主催のツアーでも案内役を務める

これまで埼玉県上尾市にあった国内実業団チーム「ブリヂストン・アンカー」も静岡県三島市に拠点を変更し、チーム名も五輪協賛企業の親会社を前面に打ち出す「ブリヂストンサイクリング」と変更。ロード選手のみならず、トラックやパラサイクリストも同地を拠点として2020年を目指すことになった。また、アテネ五輪代表で、元ブリヂストンサイクル社員の田代恭崇さんをアドバイザー起用。前週の「自転車で行こう」で南伊豆90kmサイクリングを案内してくれたように、さまざまな企画を実施してサイクリストの聖地としての基盤づくりを進める。

地元企業もバックアップする。「スルガ銀行」では3支店に「サイクルステーション」を設置。銀行口座を持っている人なら無料で参加できるサイクリングツアーも1年を通して開催する。さらに規模の大きなホテルや旅館もロビーあるいは部屋に高額な自転車を持ち込めるようにして、「サイクリストに優しい宿」キャンペーンを展開する。

プレ五輪イヤーとなる2019年にはプレ大会などが開催される予定で、サイクリストの聖地を打ち出すことで地元の人たちが自転車競技に興味を持ってくれるようにする。市民の五輪気運を高めるとともに、観光で潤うまちづくりを目指す。その手段が自転車というわけだ。

伊豆半島は自転車店が少ないので、パンク時の頼もしい存在として飲料自販機でチューブが買える!
しかもバルブの長さが選べる

●アローサイクリングコース
2020年までに伊豆半島の主要道路に青い矢羽型路面表示を40mごとに設置する。オススメのサイクリングコースの進行方向が分かるようにして、愛好家を誘致しようという計画。目的地までの残り距離も表示する。人気の高い「しまなみ海道=広島県尾道市〜愛媛県今治市」を参考にした試みだ。すでに西伊豆の海岸線に敷設済みで、実際に走行してみたが、細いタイヤでもペイントの厚みが気にならない程度で、サイクリストに優しいのがうれしい。

「バイシクルピット」の幟を掲げるホテル。ロビーには自転車ラックや貸し出し工具がある

●バイシクルピット
空気入れやスタンドのないスポーツバイクを駐輪するバイクラックを常備した「バイシクルピット」も道の駅や鉄道駅など合計200カ所に設置する計画。ガソリンスタンドを経営する企業からも設置の申し出をもらっているという。工具類の貸し出しのほか、休憩スポットとしても使え、体調不良やトラブル時には必要となる施設を紹介するなどのサポートもある。

ハローサイクリングの電動アシスト自転車

●ハローサイクリング
電動アシスト自転車を貸し出すレンタサイクルステーション「ハローサイクリング」も要所に置き、広域での乗り捨ても可能にした。予約はスマホでも可能。この「ハローサイクリング」は都内や神奈川県横浜市、さいたま市などにステーションを持つシステムだが、伊豆半島南部も重点的に展開している。

伊豆半島は鉄道駅から観光地までの二次交通が弱いので、それをカバーするためにレンタサイクルを整備したという。アップダウンが多く、走りごたえのあるコースなので、電動アシスト自転車は初級者の体力をカバーしてくれるのでオススメ。

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